日本において米文学を読む「意義」とは何か。アメリカニズムにおける英国のトランスアトランティックな面を高山宏が、アメリカン・ルネサンスとトランスパシフィックな面を巽孝之が「E・A・ポー」を軸に徹底的に語り尽くす。 目次 【主な目次】 はじめに 巽孝之 序章 なぜ今、マニエリスムなのか? 第一章 欧米ルネサンスとマニエリスム 第二章 ピクチャレスク・アメリカ 第三章 環大西洋から環太平洋へ 終章 マニエリスムの21世紀 あとがき 高山宏 ●巻末特典 ①「『不思議の国のアリス』と/のアメリカニズム」 ②「150年目の新訳版『不思議の国のアリス』に驚け」 アリスについて語った 両者の対談二本も特別収録の豪華版! 著者プロフィール 高山 宏(タカヤマ ヒロシ) 大妻女子大学学務担当副学長(文化表象論、現代批評理論)。 1947年、岩手県生れ。 東京大学文学部英文科卒、 同大学院人