このコロナ禍、せっかくできた時間を使って新しいスキルを身に付けたり、手つかずだったことを学びたいと考えている人も少なくないはず。それなのに、なぜかめんどくさくて始めていない、ということはありませんか。 行動心理コンサルタントの鶴田豊和氏によると、人が「行動を起こすのがめんどくさい」と思うのには5つの考えがあるようです。めんどくささを感じずに、新しいことを始めるにはどうしたらいいのでしょうか。同氏著『マンガで「めんどくさい」がなくなる本』から一部抜粋して紹介します。 ネガティブな記憶に脅かされている めんどくさいを引き起こす5つの考えの1つ目は、「考えるのはいいことだ」ということです。こう考えている人は多いでしょうが、そうした常識が正しいとは限りません。研究結果によれば、人は1日に約6万回考えるそうです。そのうち95%は前日または前々日と同じことを考え、 80%はネガティブな考えだと言います