思い出してください。学校帰りにザリガニ釣りに繰り出した小学校時代のあの頃。1メートル弱の巨大ザリガニを釣って友達に自慢したあの日──。 え? そんなにでかいの釣ってない? こりゃまた失礼しました。でも、世界にはそれくらいでっかいザリガニもいるってご存知ですか? 講談社の動く図鑑「MOVE」の公式サイト「WebMOVE」からの出張連載。モンスターハンター・平坂寛、今度は世界最大のザリガニと決闘です! 世界一でかいザリガニ。その大きさは? 突然だけど、ザリガニってカッコいいよね。 エビの仲間とは思えないほど大きな体! そしてハサミ! 日本に昔からいるニホンザリガニだとハサミまでふくめた体の長さは数センチ、アメリカからやってきたアメリカザリガニやシグナルザリガニだと20センチ近くにもなる。 僕も小さなころザリガニ釣りに夢中になったなぁ……。タコ糸にスルメをしばりつけてさ……。そう、今も昔も大きな
Nintendo Switch Nintendo Switch 日本にも生息!?『あつまれ どうぶつの森』で釣れる「ガー」ってどんな魚?【平坂寛の『あつ森』博物誌】 『あつまれ どうぶつの森』に登場する生き物を、生物ライターが解説!最終回(第65回)は「ガー」です。Read more » 2021.8.27 Fri 18:00 Nintendo Switch Nintendo Switch 世界最大級の蛾は日本にいる!『あつまれ どうぶつの森』に登場する「ヨナグニサン」ってどんな虫?【平坂寛の『あつ森』博物誌】 『あつまれ どうぶつの森』に登場する生き物を、生物ライターが解説!第64回は「ウツボ」です。Read more » 2021.8.19 Thu 21:50
新年あけまして……寒い日が続きますね。「早起きは三文の得」といいますが、正月休みの朝には浜辺に行ってみるのはいかがでしょう。運が良かったら、「深海魚」とばったり会えるかもしれませんよ? 講談社の動く図鑑「MOVE」の公式サイト「WebMOVE」からの出張連載。モンスターハンター・平坂寛、カッコいい深海魚を「拾って」「食べて」みた! 寒い日だけ「拾える」深海魚 テレビや本の中ではなく自然界で深海魚を見つけるのはちょっと大変だ。 漁師さんに頼んで漁へ連れて行ってもらったり、船をチャーターしてつりあげたり……。なかなか気軽に一人で捕まえに行けるものじゃあない。 でも、寒い冬から春のはじめにかけてだけ、船も漁師さんも特別な道具もなしに出会える深海魚がいる。しかもとびっきりカッコいいやつが! それがこれだ。
アメリカのハンバーガーはデカい。ステーキも、ジュースも、色々デカい。そんなアメリカに住む「バッタ」も、アメリカサイズに決まっていますよね? 講談社の動く図鑑「MOVE」の公式サイト「WebMOVE」からの出張連載。モンスターハンター・平坂寛、今回は「デカすぎる」バッタと戦ってきました! カラフルでデカいバッタたち アメリカのフロリダは1年を通してあたたかく、海も陸もとても自然が豊かな場所だ。気候も、そこに暮らす生物も、日本でいえば沖縄に似ている。 夏になると日差しが強すぎて、ちょっと外を歩くだけでクラクラするほど。そんな真夏のフロリダでは「あれ? 暑すぎて頭がヘンになったかな?」と思ってしまうような光景があちこちで見られる。
大好評! 講談社の動く図鑑「MOVE」の公式サイト「WebMOVE」からの出張連載。第3回は、見た目のインパクトが最強の「オオカミウオ」! 迫力ある頭部のヒミツに迫り、さらに「味」も確かめます! オオカミウオはオホーツク海などの冷たい海に棲む巨大なギンポの仲間で、体長は大きなものだと150cm以上にも達する。オヒョウと並ぶ北海道最大の肉食魚だ。 そして、なによりの特徴はその顔立ちにある。 細長い魚体に不釣り合いなほど大きくふくれた頭部はシワくちゃで、たくさんの太く硬い歯が並ぶ大きな口を持っている。 とにかく顔面のインパクトがすさまじい魚だ。 この猛獣じみた顔立ちが名前の由来となったわけだが、僕はむしろオオカミというよりはSF映画の怪獣のようだと感じる。 ここでは、この魚を実際に捕まえてみてわかった彼らの秘密を公開しよう。
縁もゆかりもない土地でも、地元の人に案内されるとなぜか見たことがあるような気がしてきます。そんな錯覚を味わってもらうストリートビュー地元案内。 今日は長崎編、案内はライター平坂寛さんです。 林:今回は平坂さんです 西垣:肩書きとしては「怪魚ハンター」なんですか? 林:テレビなんかに出るときは「怪魚ハンター」と言われてたりしてますかね 西垣:デイリーポータルZではなんとかライターみたいなものはあるんですか? 林:とくにないんですよ。デイリーポータルZって肩書きとかつけないんですよ。伊藤さんが「毒ライター」って名乗ってるくらいですかね 西垣:「情熱大陸」で見ましたよ。あれで実家出てたのかな? 林:おれもあれ見ましたよ。知り合いが情熱大陸出るって、こんなことないですよね 西垣:すごいですよね (平坂さん登場) 西垣:では、平坂さんお願いします 平坂:はーい、「怪魚ハンター」です 林:怪魚ハンター
今日は3月に千葉でシロスジカミキリの幼虫を採って食べた時のお話です。テレビのロケも兼ねてました。 なんか最近の投稿は一年を振り返る…みたいになりつつありますが、年末ということで。 シロスジカミキリは日本産カミキリムシの中でももっとも体長が大きくなる立派な種です。そのぶん幼虫も非常に大型で、食べ応えがあります。 カミキリムシの幼虫を食す文化は世界中に広く見られ、あのファーブルでさえその食味を絶賛したほどです。 ▲フィールドは千葉県某所の果樹園。 ただ一点、採集に関して問題が…。シロスジカミキリの幼虫は主に生きたクリの木、しかも幹の内部に穿孔して暮らしているのです。 つまり、捕まえるためにはクリの木を伐採しなければならない。 ただ、シロスジカミキリに食われ続けたクリは衰弱して実りが悪くなる。そしてやがて枯れるか内部が中空になって風で折れてしまう。そのため、クリ農家の方々もある程度木が弱ると見切
こんにちはです。いつも時事を読んで頂きありがとうございます。 生物ライターとして活躍されてる平坂寛(ひらさかひろし)さんが、『激レアさんが連れてきた』へ出演されます。 平坂寛さんは、世界各地に生息する巨大生物や危険生物に珍しい生物など、陽の当らない生き物の魅力を伝えることに使命を感じてるといいます。 また、捕獲した生物を食べることでも知られてますが、それは人が持つ五感(視覚・聴覚・触覚・臭覚・味覚)を駆使してその生物を知るためなんだそうです。 今年出版された『危険有毒虫図鑑』では、実際に刺されたり噛まれたりと実体験を元に本当の強さや危険性を検証し生物のことを理解されたようです。 かなりやばい人?というか凄い人、生物愛が半端ないというのを感じます。 今回は平坂寛さんの気になる ・学歴 ・経歴 ・年収は? ・現在どこに住んでるの? などについて調べてみました。 平坂寛さんの学歴 平坂寛さんは1
何年前の出来事だったか…?オカガニを食った。 オカガニ類とは沖縄で夜間に車を運転していると路上でたびたび出くわす大型の陸生カニである。 もっともよく見られるオカガニ(Discoplax hiripex)。 フィリピンはセブ島を訪問した際にオカガニを食用にするという話を聞いたので試してみることに。 あくまで試食なので資源量への影響を一応、ちょっとだけ考慮して雄を選ぶ。オカガニは雄も左右のハサミの大きさが均等。 同所的に見られるミナミオカガニ(Cardisoma carnifex)では雄のハサミはシオマネキのように片側が極端にデカい。 こちらはミナミオカガニの雄。ハサミのサイズだけでなく、甲羅がオカガニよりもツルッとしている。 この個体は左のハサミが大きい。挟まれるとそれなりに痛いので気をつけよう(小さい方のハサミも同様)。 セブの漁村では「捕獲してそのまま茹でる」と聞いた。 しばらく置いて泥
先日、琉球大学でとある学会が開催され大学時代の友人が沖縄へやってきた。 学会最終日、航空便の都合でできた空き時間で久々に沖縄のフィールドを歩きたいという。 潜るには装備がないし、クイナを探すのは時間帯の問題で難しそう。どうするかという段になって友人が 「沖縄在住の頃に恐ろしく大きな竹を見つけた。女性の胴回りくらいあったのではないかと思うが、写真を撮り忘れたので誰に話しても信じてもらえない」 という話を聞かせてくれた。 それは面白い。ターゲットが決まった。 ▲潮が良かったのでちょっと磯遊びも。 友人が巨大な竹を見たというのは沖縄本島北部の山林地帯。当時の記憶を頼りにレンタカーを走らせる。 ▲友人も僕も久々となる北部の森。例年より緑が淡い。 頻発した台風のせいで常緑樹林は枝葉をもがれ、山肌はまるで冬のブナ林のように灰色に染まっている。 「この辺だったはず…。」「いや、胴回りは言い過ぎたかも…。
『情熱大陸』にもちらっと映った八重山沖のクロシビカマスについて。 あのクロシビカマスは直後に締められて居酒屋へ持ち込まれ、無事に船長と僕、そしてディレクターさんの腹に収まりました。 ▲番組では他の魚の合間にチラッと映っただけに終わったクロシビカマス。ビジュアルも味もいい魚なんだけどね〜!!俺は好きだぜ。 せっかく良い型だったので調理法は「炭火で焼いてみよう」ということに。 クロシビカマスは別名をスミヤキというので、まぁ『スミヤキの炭火焼き』という駄洒落メニュー。 ただし!もちろんただ名前にかけたかっただけではなく、この魚の味や体の構造を考えるとこのレシピがベストだと踏んだのだ。 ▲船長の経営する居酒屋の店先とコンロを借りて焼く!焼く! ▲お好みでシークワーサーと大根おろしを加えて。本州産のものと比べると脂肪は少ないが、タチウオによく似た味で美味い。 クロシビカマスは身に脂を多く含んでおり、
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