はじめに ナビタイムジャパンでは、アプリの継続的な開発・運用をスムーズに行うために「設計」を重視しています。本記事では、その「設計」を実現するアーキテクチャをいくつか紹介し、実際に現場で使われているアーキテクチャについて考察していきたいと思います。 アーキテクチャとは? アーキテクチャとは、アプリを綺麗に開発・継続的に運用していくための設計方法です。この設計方法を考えずに開発すると以下の問題点が発生してしまいます。 クラスが肥大化し、コードを追いにくくなる ロジックの煩雑化、再利用性の低下 チーム開発における役割分担がしにくい 属人化が進み、引き継ぎにくい テストがしにくい 機能の追加、改修が困難 etc… チームでのアプリ開発はもちろん、個人でアプリを開発する時も、開発するアプリに規模や特性に合わせて適切にアーキテクチャを選ぶことが、アプリを継続的に開発・運用していく上で非常に重要です。