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"Gaming Disorder"の検索結果1 - 40 件 / 71件

  • ゲームプレーヤーを精神疾患にするディストピア――久里浜医療センター「ゲーム障害の有病率5.1%」論文のからくり/井出草平 - SYNODOS

    ゲームプレーヤーを精神疾患にするディストピア――久里浜医療センター「ゲーム障害の有病率5.1%」論文のからくり 井出草平 社会学 社会 エグゼクティブ・サマリ 久里浜医療センターの樋口進氏らのグループが発表した論文から、ゲーム障害を過剰診断していく方針が読み取れる。この論文は厚労省・文科省の政策にも影響があると考えられ、ゲーム好きの健康な子どもや若者たちが、精神疾患とレッテルを貼られ精神科病棟に入れられる未来も現実味を帯びてきた。 先日、ゲーム障害の有病率調査が久里浜医療センターによって発表された。【注1】英語論文として発表されたため、まだ一般には知られていないが、専門家の間ではかなり話題になっている。というのも、久里浜医療センターはゲーム障害でない人を診断しようとしているのではないか、と、いわゆる過剰診断を懸念する声が湧き上がっているからである。 本稿では、久里浜医療センターの研究を紹介

      ゲームプレーヤーを精神疾患にするディストピア――久里浜医療センター「ゲーム障害の有病率5.1%」論文のからくり/井出草平 - SYNODOS
    • アンドリュー・シュビルスキーがWHOにゲーム障害の根拠を問い合わせたところ、根拠を示すことができなかった上に、ゲーム障害の解説ページを削除する事態に陥る - 井出草平の研究ノート

      ゲームメディアNMEの記事。 www.nme.com ゲーム障害の導入に慎重な立場のアンドリュー・シュビルスキーが、ゲーム障害がICD-11に採用されたのはなぜか? それほどエビデンスが積み重なっていたわけではないのに、どういう過程で採用されたのか? 自分が知らないだけで実はエビデンスがあるのか? とTwitter上で、先月くらいに、情報提供を呼びかけていたことから始まる。 シュビルスキーはTwitter上で満足な情報が集まらなかったこともあり、WHOに直接問い合わせることにした。 WHOに返事は「根拠を示すことができない」というものだった。 その上、そのやり取りの後、WHOはWHOのウェブサイト上にあったゲーム障害の解説ページを削除した。 ページは現在も削除されているが、アーカイブ・サービスで、以前掲載されていたものを確認できる。 https://web.archive.org/web/

        アンドリュー・シュビルスキーがWHOにゲーム障害の根拠を問い合わせたところ、根拠を示すことができなかった上に、ゲーム障害の解説ページを削除する事態に陥る - 井出草平の研究ノート
      • 「ゲーム障害」の認定根拠となる文献をWHOが示せず。専門家の問い合わせから波及 - AUTOMATON

        世界保健機関(WHO)が2019年に認定した国際疾病「ゲーム症/ゲーム障害(Gaming Disorder)」について、成り立ちに疑問の声があがっている。海外専門家が同疾病についてWHOに問い合わせたところ、不透明な対応を受けたと証言。さらには同疾病に関するWHOのQ&Aページが一時閲覧不能となったのだ。海外メディアNMEがこの出来事を報じ、海外専門家を中心に波紋が広がっている。 「ゲーム障害」は、WHOが2019年に採択した「国際疾病分類第11版」(ICD-11)にて認定した国際疾病。同障害について、ICD-11での定義を簡単にまとめると「プレイ時間や頻度および熱中度などを制御できない」「日常生活よりもゲームを優先してしまう」「社会活動などにマイナスな影響が発生してもゲームプレイを継続、もしくは拡大してしまう」などの特徴が挙げられている。平たくいえば、いわゆる“重度のゲーム中毒”を、アル

          「ゲーム障害」の認定根拠となる文献をWHOが示せず。専門家の問い合わせから波及 - AUTOMATON
        • ゲーム好きの東大生が「これだけはやってはいけない」と言う"あるゲーム" ユーザーを依存させる仕組みがある

          生きる目的がないとゲームに逃げる (前編から続く) ――WHO(世界保健機構)は、ゲーム依存にゲーム障害(Gaming Disorder)という病名を付け、警鐘を鳴らしています。皆さんのようにゲームとうまく付きあえる人と、ゲームに溺れてしまう人がいると思うのですが、その違いはどこにあると思いますか? 修士課程1年生 小山このかさん/幼稚園の時、キッズコンピュータピコとたまごっちでゲームデビュー。小学校からはパソコンを使い始め、勉強にもゲームをフル活用。英語と世界史はゲームのおかげで得点源に。父親もゲーム好き。 【修士課程1年生 小山このかさん(以下、小山)】私は学生結婚をしていて夫は韓国人なんですが、韓国ではゲーム依存が社会問題になっています。政府が提供するゲーム治療の合宿所があって、子どもたちが3週間くらい泊まり込みで治療したりしているそうです。そういう話を聞くのでゲーム依存についてはよ

            ゲーム好きの東大生が「これだけはやってはいけない」と言う"あるゲーム" ユーザーを依存させる仕組みがある
          • もしも「ゲーム障害」が本当にあったら

            もしも「ゲーム脳」が本当にあったら おれはゲーム、ビデオゲーム(以下、ゲームとします)に人生のかなり多くの時間を費やしてきた人間だ。そのことは前に書いた。 おれは平均的な人よりたくさんゲームに時間を費やした。いや、二十代、三十代とプレイする時間が減ってしまって、いまではほとんどやっていないので、「二十代になるまで」と言ったほうが正確だろう。 そんなおれが、自分のブログに「想像してみよう、もしもゲーム脳が本当だったら」という記事を書いたことがある。 2008年のことだ。今から15年も前のことだ。ずいぶん前だ。 ん? ひょっとして、今の人たちは「ゲーム脳」という言葉を知らないかもしれない。そのあたりはWikipediaでも読んでほしい。 ようするに、ゲームをすると脳に異常が起きて、「キレる若者」などが生み出されているのだ、けしからん、という話である。『ゲーム脳の恐怖』という本はたくさん売れた。

              もしも「ゲーム障害」が本当にあったら
            • ネットゲーム依存、疾病指定へ WHO定義、各国で対策:朝日新聞デジタル

              インターネットゲームなどのやり過ぎで日常生活に支障をきたす症状について、世界保健機関(WHO)が2018年、病気の世界的な統一基準である国際疾病分類(ICD)に初めて盛り込む方針であることがわかった。国際サッカー連盟(FIFA)主催の世界大会が開かれたり、五輪への採用が検討されたりするなどネットゲームが広く普及する中、負の側面であるネット依存の実態把握や対策に役立てられそうだ。 WHO関係者によると、18年5月の総会を経て、6月に公表を予定する最新版のICD―11で、「Gaming disorder」(ゲーム症・障害)を新たに盛り込む。17年末にトルコで開かれた依存症に関する会議で、最終草案を確認した。 最終草案では、ゲーム症・障害を「持続または反復するゲーム行動」と説明。ゲームをする衝動が止められない▽ゲームを最優先する▽問題が起きてもゲームを続ける▽個人や家族、社会、学習、仕事などに重

                ネットゲーム依存、疾病指定へ WHO定義、各国で対策:朝日新聞デジタル
              • 久里浜医療センター、男性のインターネット・ゲーム障害有病率を男性16.2%とする論文を書く - 井出草平の研究ノート

                久里浜医療センターはちっとも科学的研究をしないという批判に応えてなのか、最近、久里浜から基礎研究の論文がいくつか出ている。今回は10月に出版されたIGDT-10というインターネット・ゲーム障害(DSM-5)についての論文を取り上げる。 Mihara, S., Osaki, Y., Kinjo, A., Matsuzaki, T., Nakayama, H., Kitayuguchi, T., Harada, T., & Higuchi, S. (2022). Validation of the Ten-Item Internet Gaming Disorder Test (IGDT-10) based on the clinical diagnosis of IGD in Japan. Journal of Behavioral Addictions. https://doi.org/10

                  久里浜医療センター、男性のインターネット・ゲーム障害有病率を男性16.2%とする論文を書く - 井出草平の研究ノート
                • 東京都葛飾区が「ゲーム依存症対策」講演会動画を公開、根拠薄弱な主張に反論集まる

                  【導入】「ゲーム依存症(ネット依存症)」問題これまでの概要 WHOが定めた国際統計分類「ICD-11」に”gaming disorder”という単語が含まれていた。 この”gaming disorder”を日本でどのように訳すか、疾病として認定するかどうかについては厚労省が議論を進めている最中であり公的にはまだ確定していない。 にもかかわらず、「ゲーム・ネットは依存症になってしまう!とても危険!」と根拠が薄いままに煽り、2020年に規制条例を作ってしまったのが香川県である。 AFEE@エーフィー:エンターテイメント表現の自由の会 @AFEEjp AFEE(エンターテイメント表現の自由の会)は表現の自由を主張し、マンガ・アニメ・ゲームなどエンタメ全てのジャンルで、わたしたち消費者の権利・利益を守る活動をする団体です。 是非、ご入会下さい!(入会金1000円)月300円~の寄付制度もあり ht

                    東京都葛飾区が「ゲーム依存症対策」講演会動画を公開、根拠薄弱な主張に反論集まる
                  • ゲームをすると脳細胞が死滅・萎縮すると主張する人たちが引用する論文には何が書いてあるのか - 井出草平の研究ノート

                    鈴木裕美(香川大学医学部助教) 鈴木裕美さんは「過剰なドーパミン放出が報酬系を壊し、神経を死滅させる」と述べている。 観音寺市議会の合田隆胤議員のページ(参照)で紹介。 一応、注釈を入れておくと、報酬系が壊れる?のはダウンレギュレーション仮説であり、神経を死滅させるは神経変異仮説である。鈴木裕美さんは別のものをごちゃごちゃに理解しているようだ。鈴木裕美さんはつっこみどころが満載なので、また後日エントリーを入れたい。 香川県教育委員会「ネット・ゲーム依存予防対策学習シート」 また、香川県教育委員会「ネット・ゲーム依存予防対策学習シート」(参照)では下記の写真が使われている。 この画像は久里浜医療センターの樋口進さんもよく引用している画像である(参照)。 この脳萎縮が起こるとして画像が引用されているYaoらによる論文はどういった内容なのだろうか。 Yaoらによる論文 pubmed.ncbi.n

                      ゲームをすると脳細胞が死滅・萎縮すると主張する人たちが引用する論文には何が書いてあるのか - 井出草平の研究ノート
                    • ゲームをしすぎると自殺につながるのか - 井出草平の研究ノート

                      2021年1月に話題になっていたらしいのだが、気づかずに流してしまっていた。 togetter.com こと発端は葛飾区が「自殺対策予算」で久里浜医療センターの人を読んで「ゲーム障害」の講演をしていたというものだ。自殺とゲーム障害が関連するなら、その予算の使い方もアリだが、そもそも関連しているの?という疑問があるわけだ。 葛飾区は動画を期間限定で公開していたようなのだが、気づいたのが遅すぎたので、当然みれなかった。ところが、この件について問題を感じた栗下善行議員が書き起こしをしてくれていたので、内容をしることができた(栗下議員ありがとうございます)。 ameblo.jp 自殺に関する講演内容 講演会の名前は「自殺対策講演会「ゲーム依存症をもっと知りましょう」」というものだったらしい。自殺とゲームが関連付けられていることが確認できる。 講師は独立行政法人 国立病院機構久里浜医療センターの三原

                        ゲームをしすぎると自殺につながるのか - 井出草平の研究ノート
                      • 『ルポ ゲーム条例』報道の最前線は地方にある - HONZ

                        日本は「課題先進国」と言われるが、この言葉はいささか焦点がぼやけている。なぜなら、国の課題や社会のひずみは、まず地方にこそ現れるからだ。課題を先取りしているのは国よりもむしろ地方である。 地方はまたジャーナリズムの先進地域でもある。中央のマスコミがくだらないプライドの上にあぐらをかいている間に、彼らは最先端の課題と格闘してきた。だから骨太の報道は、しばしば地方から現れる。 本書は、地方議会で成立したひとつの条例を地元放送局の記者が約3年にわたり追いかけた記録である。地方に現れたおかしな兆候にいち早く気づき、仔細に検証することで、社会全体に共通する問題点を浮き彫りにすることは、地域に根ざした記者にしかできない。社会の深刻な課題と地方メディアの矜持。その両方を知ることができる好著だ。 2020年3月18日、香川県議会で全国初の条例が可決、成立した。 その名は「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例

                          『ルポ ゲーム条例』報道の最前線は地方にある - HONZ
                        • ゲーム障害調査研究会の記者発表会をレポート。ゲーム障害疑いのある人は0.8%,ガチャの平均利用額や家庭でのルールなども全国調査

                          ゲーム障害調査研究会の記者発表会をレポート。ゲーム障害疑いのある人は0.8%,ガチャの平均利用額や家庭でのルールなども全国調査 ライター:箭本進一 ゲーム障害調査研究会は,2021年に行った「ゲーム障害」に関する実態調査の結果を発表する記者発表会を,2022年10月4日に行った。10〜59歳の5000人が無作為抽出されたこの調査では,月平均のガチャやゲームへの利用額,インターネット上での交流とゲーム障害との関連性といった興味深いテーマが取り扱われている。記者発表会の様子をお伝えしていこう。 ゲーム障害と2つの尺度 ゲーム障害は,ゲームに熱中することで利用時間や頻度をコントロールできなくなり,生活に支障が出ているのにゲームを続ける状態のことだ。これまでにもこうした状態が存在することは指摘されてきたが,2019年に世界保健機関(WHO)は,ゲーム障害を国際疾病分類(ICD。国際的な死因や疾病の

                            ゲーム障害調査研究会の記者発表会をレポート。ゲーム障害疑いのある人は0.8%,ガチャの平均利用額や家庭でのルールなども全国調査
                          • ICD-11作成の中心メンバーの一人ジェフリー・リード氏、ICD-11にゲーム障害を収録に関して「アジアの国々から大きな圧力を受けている」と証言する - 井出草平の研究ノート

                            アンドリュー・シュービルスキー氏がゲーム障害にエビデンスが薄弱であるとWHOからメールを受け取った件の続報である。事情を把握されていない方は以下のリンクを参照されたい。 ides.hatenablog.com ジェフリー・リード氏がICD-11にゲーム障害を採用することに「アジアの国々から大きな圧力を受けている」と証言したのはクリス・ファーガソン氏とのメールのやり取りの中である。2016年8月16日のメールである。ファーガソン氏が実際のメールのスクショをアップしていので、見てみよう。 https://twitter.com/CJFerguson1111/status/1461100257442418697 WHOが提案するICDのゲーム障害カテゴリー Reed, Geoffrey M. gmr2142@cumc.columbia.edu Mon 8/22/2016 9:33 AM To:

                              ICD-11作成の中心メンバーの一人ジェフリー・リード氏、ICD-11にゲーム障害を収録に関して「アジアの国々から大きな圧力を受けている」と証言する - 井出草平の研究ノート
                            • ネットゲーム依存、疾病指定へ WHO定義、各国で対策 (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

                              インターネットゲームなどのやり過ぎで日常生活に支障をきたす症状について、世界保健機関(WHO)が2018年、病気の世界的な統一基準である国際疾病分類(ICD)に初めて盛り込む方針であることがわかった。国際サッカー連盟(FIFA)主催の世界大会が開かれたり、五輪への採用が検討されたりするなどネットゲームが広く普及する中、負の側面であるネット依存の実態把握や対策に役立てられそうだ。 WHO関係者によると、18年5月の総会を経て、6月に公表を予定する最新版のICD―11で、「Gaming disorder」(ゲーム症・障害)を新たに盛り込む。17年末にトルコで開かれた依存症に関する会議で、最終草案を確認した。 最終草案では、ゲーム症・障害を「持続または反復するゲーム行動」と説明。ゲームをする衝動が止められない▽ゲームを最優先する▽問題が起きてもゲームを続ける▽個人や家族、社会、学習、仕事などに重

                                ネットゲーム依存、疾病指定へ WHO定義、各国で対策 (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
                              • 「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)素案に対するパブリックコメント」に意見を提出しました

                                MIAUは香川県ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)素案に対するパブリックコメントに意見を提出しました。 内容は以下の通りです。 令和2年2月6日 一般社団法人インターネットユーザー協会 香川県ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)素案に対するパブリックコメント 掲題の条例素案の制定に対し、主にインターネット分野に対する立場から意見を提出する。我々、一般社団法人インターネットユーザー協会は本条例に反対する。以下で述べる通り本条例素案は全体的に検討が不足し情報公開も不十分であるため、早期の結論は拙速との評を免れ得ず避けるべきである。 なおゲーム依存部分についてはNPO法人国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)がすでに公表したパブリックコメント(https://www.igda.jp/2020/02/03/10740/)に賛同する。 前文について 「インターネットやコンピュータゲームの過剰な利

                                  「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)素案に対するパブリックコメント」に意見を提出しました
                                • TechCrunch

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                                  • ゲーム障害は臨床的に必要な概念なのか?――病理化、スクリーニング、モラルパニック/山根信二×井出草平 - SYNODOS

                                    井出 先日、国立病院機構久里浜医療センター院長の樋口進氏が、ゲーム障害(原語はgaming disorder)を推定する学術論文を発表しました(以下、樋口2021年論文)【注1】。そこでは、日本の一般人口におけるゲーム障害の推定有病率は、男性7.6%、女性2.5%、全体で5.1%であったという結果が示されています。この論文に関しては、以前にシノドスで分析を書きましたので、そちらを参照いただければと思います(「ゲームプレーヤーを精神疾患にするディストピア――久里浜医療センター「ゲーム障害の有病率5.1%」論文のからくり」)。 本日は、ゲーム学・デジタルゲーム研究がご専門の山根信二先生と、この樋口2021年論文を検討したいと思います。具体的には、これまでゲーム障害という概念を推進してきた学者の論文との整合性を、2人でチェックしていくことになります。彼らの言っていることに矛盾はないのか、樋口20

                                      ゲーム障害は臨床的に必要な概念なのか?――病理化、スクリーニング、モラルパニック/山根信二×井出草平 - SYNODOS
                                    • インターネット依存症 - Wikipedia

                                      Internet addiction might be a subset of broader forms of addiction to technology インターネット依存症(インターネットいそんしょう、インターネットいぞんしょう、Internet Addiction Disorder, IAD)、問題的インターネット使用(problematic Internet use, PIU)[1]、強迫的インターネット使用(compulsive Internet use, CIU)[2]、 インターネット過剰使用(Internet overuse)、 問題的コンピュータ使用(problematic computer use)、 病的コンピュータ利用(pathological computer use)、iDisorder[3]とは、日常生活が破綻するほどまでにインターネットへ過剰に依存した

                                        インターネット依存症 - Wikipedia
                                      • 「ゲーム依存症を、WHOに認めさせた男」…なぜ?そして、いかにして? - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                        ゲーム依存症問題というのは、この人が「依存症と認定して、ギャンブル依存症やアルコール中毒者に対して投与する薬を未成年にドバドバ投与出来るようにしたい」と製薬会社やWHOへ働きかけている利権の一環なので、全力で止めないといけない案件なんですよね。— ぬまきち@ツイキャス配信中! (@obenkyounuma) February 29, 2020 1月にも貼りましたが、アルコールや麻薬の中毒患者につかう薬をゲーム依存症認定した子どもに使う構想や、それを製薬会社に治験するよう働きかけたものの断られたくだりを語っているインタビュー:https://t.co/HOX8G1gTtV— ぬまきち@ツイキャス配信中! (@obenkyounuma) February 29, 2020 そして、「ゲーム依存症」という”病気”を作り出すために樋口医師自身が主導的立場でWHOに働きかけたことや、途中米国が反対に

                                          「ゲーム依存症を、WHOに認めさせた男」…なぜ?そして、いかにして? - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                        • WHO says it is "challenging if not impossible" to document gaming disorder

                                          WHO says it is “challenging if not impossible” to document gaming disorder The World Health Organisation has avoided requests to provide further sources, and has recently removed an FAQ page on gaming disorder from its website The World Health Organisation (WHO) is seemingly unwilling or unable to explain its research behind the decision to make “gaming disorder” an addictive behaviour. READ MORE:

                                            WHO says it is "challenging if not impossible" to document gaming disorder
                                          • 【発達障害児息子のリアルなゲーム事情】 小学校低学年・中学年の巻 - 発達障害だって、頑張るもん!

                                            こんにちは。ココです。 注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。 今日はじゃあ実際、癇癪息子のゲーム事情はどうなっているの?というお話です。 ● ゲーム、ゲーム!じゃあ手始めにスマホアプリの簡単無料ゲームを始めました。 小学校低学年時 小学校中学年頃 まとめ 小学校低学年時 さて、ゲーム障害が怖くてずっとゲームを与えられずにいた息子。じゃあ平日はどうしているのかというと。 低学年時は、宿題が終わったあとは廃材工作や粘土、レゴブロックなどで遊んでいました。 ですがこれ、実は凄く大変。 読書以外一人では過ごすことができない息子。小学校から帰ってきた瞬間から宿題 ⇒ 自由時間、その間起こす癇癪までママが付きっきりです。 遊びの間も常にぴったりとくっついて相手を求められます。一人で勝手に喋っているならいいのですが、会話のキ

                                              【発達障害児息子のリアルなゲーム事情】 小学校低学年・中学年の巻 - 発達障害だって、頑張るもん!
                                            • WHO、ゲーム障害(gaming disorder)を国際疾病に正式認定

                                              世界保健機関(WHO)は5月25日(現地時間)、「ゲーム障害(gaming disorder)」を国際疾病として正式に認定した。 「国際疾病統計と関連する健康問題の統計的分類(ICD-11)」の第11改訂を採択することに合意した。この改定は、2022年1月に有効になる。ICDは、世界の医療機関や保険会社が疾病のガイドラインとして参照する分類だ。 ICD-11の定義によると、ゲーム障害の主な症状は、ゲームをする頻度や長さを自分で制御できず、ゲームを生活での利益や日常活動よりも優先し、問題が生じてもゲームを継続して個人、家庭、社会、教育、職業など重要な機能の障害をもたらすことという。 こうした症状が12カ月以上続けばゲーム障害と診断される可能性がある。なお、症状が重い場合は12カ月未満でも診断される。 WHOは、研究によると、ゲームをする人々におけるゲーム障害になる人の割合はほんのわずかだが、

                                                WHO、ゲーム障害(gaming disorder)を国際疾病に正式認定
                                              • 【「怒る」脳のクールダウン】 いつも「怒っている人」にならないように - 発達障害だって、頑張るもん!

                                                こんにちは。ココです。 注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。 紅葉も次第に落葉になり、秋の空気が終わりを告げる季節になってきましたね。 先日は近郊ですが某有名な紅葉の景勝地にお散歩に行ってきました。今回は自然を楽しむ遊歩道を歩きながら、何だか色々考えさせられたお話。 ● 思考と会話がいつも怒りに囚われている現代の日本人。意識してそんな空気から自分を浮上させて歩いていきたいですね。 ゲームは自然の美しささえ「感じることのできない」心に変貌させる 仮想の世界に乗っ取られる「ゲーム障害」 美しい国立公園の中でさえ「常に怒っている」人たち いつも何かに怒っている日本人 自然に親しむことで脳を「クールダウン」させて「リセット」させよう まとめ ゲームは自然の美しささえ「感じることのできない」心に変貌させる 自然の美しさを

                                                  【「怒る」脳のクールダウン】 いつも「怒っている人」にならないように - 発達障害だって、頑張るもん!
                                                • 「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例素案」の問題点を徹底的に整理|じーくどらむす

                                                  香川県によるゲーム依存症対策に違和感を覚える方が多くいらっしゃいますが、パブリックコメントのような形で意見を伝えるためには、論点を正しく整理する必要があります。 ちなみに、このパブリックコメントですが、ゲーム事業者であれば香川県民でなくとも提出可能だそうです。 というわけで、ゲーム製作者は他人事ではありません。 ここでは、本条例に関する議論の土台を整理し、論理的に本条例案の問題点を指摘することで、パブリックコメントを送る方々にとって参考にして頂きやすい資料を目指します。 また、社会がゲーム依存に対処する手段として、行政ではなくゲーム製作者としての研究や開発、ゲーマーとしての意識を含めた対案を示します。条例による制度化、という強い規制に対しては最大限に慎重であるべきです。 以下、論理的になるよう意識して書いておりますので、読みにくい部分もあるかもしれませんが、この問題を放っておけない人は、ど

                                                    「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例素案」の問題点を徹底的に整理|じーくどらむす
                                                  • 一律規制は「子どもの多様な成長を阻害する」―― ゲーム業界団体は「ゲーム規制」の動きをどう見ているのか

                                                    WHOが「ゲーム障害」を国際疾病分類に追加したことから、ゲームの「時間規制」が条例として検討されたり、厚生労働省による「ゲーム依存症対策関係者連絡会議」が開催されたりと、ゲームを取り巻く動きが慌ただしくなっています。 ゲーム業界の業界団体であるCESA(一般社団法人コンピュータエンタテインメント協会)も、2019年より独自に調査研究を始めるなど、「ゲーム障害」について向き合う姿勢を見せています。昨今のこうした一連の動きについて、業界側はどのように受け止めているのか、またこれまでどのような対策を行ってきたのでしょうか。編集部では今回、CESAの事務局長を務める山地康之氏にお話をうかがいました(後半、同席していた事務局主幹の横戸健介氏も話に加わっています)。 ※インタビューは2月12日に行われたもの 取材・文:伊藤誠之介 編集:池谷勇人 一般社団法人コンピュータエンタテインメント協会 事務局長

                                                      一律規制は「子どもの多様な成長を阻害する」―― ゲーム業界団体は「ゲーム規制」の動きをどう見ているのか
                                                    • ゲーム依存は疾病--WHOが「ゲーム障害」を認定

                                                      世界保健機関(WHO)が「ゲーム障害(gaming disorder)」を現代病のリストに追加した。 ゲーム障害は、WHOの国際疾病分類の最新改訂版で「依存的な行動に起因する障害」の項目に分類されており、オンラインとオフラインの両方を含んでいる。 WHOは3月、ゲームプレイに関する懸念を以下のように説明していた。 ゲームプレイに関連する健康上の懸念はゲーム障害だけにとどまらず、健康のほかの側面(例えば、運動不足、不健康な食生活、視力や聴力の問題、筋骨格の問題、睡眠不足、攻撃的な行動、うつ病など)や心理社会的機能も含む。 調査によると、ゲーム障害を患うのは、デジタルゲームやビデオゲームをプレイする人々のごく一部だという。しかし、ゲームをプレイする人はプレイ時間(特に、ほかの日常的な活動を行わずにプレイする場合)、そして、自分のゲームプレイの傾向に起因する可能性のある肉体的健康、精神的健康、社

                                                        ゲーム依存は疾病--WHOが「ゲーム障害」を認定
                                                      • 香川県『ゲーム1日60分条例』の狙いは『ゲーム障害』の拡散か。 - ウパブログ

                                                        こんにちわ、かなりおです。 先日、香川県議会が子供のゲームやネット依存症対策を目的とした条例案についてニュースになりネットで物議を醸しています。 ゲーム“利用時間制限”へ 依存症対策で条例素案に(20/01/10) 条例案には ゲームは平日60分、休日90分まで 中学生以下のこどもは午後9時以降はゲーム禁止 などの具体的な内容が含まれていることで、ネット上では ゲームを禁止いたら勉強するわけじゃない 家庭内の話じゃないのか eスポーツはどうなるの? 香川県議会は頭固い人しかいないようだ などの批判的な意見が多数のようです。 一見、少し的外れな印象を受けるこの条例案は、本当に「頭の固い香川県」なのでしょうか? 香川県がなぜ『ゲーム1日60分条例』を提案したのか、その背景を考えていきたいと思います。 ゲームは時間を守りましょう 『条例』とは 『ゲーム障害(ゲーム依存症)』 香川県議会の狙い 個

                                                          香川県『ゲーム1日60分条例』の狙いは『ゲーム障害』の拡散か。 - ウパブログ
                                                        • Access Accepted第610回:「ゲーム障害」は疾病として正式に認められてしまうのか

                                                          Access Accepted第610回:「ゲーム障害」は疾病として正式に認められてしまうのか ライター:奥谷海人 昨年(2018年)6月,WHO(世界保健機関)が約30年ぶりの改訂となる国際疾病分類第11版(ICD-11)を発表した。発効は2022年が予定されているが,我々にとって気になるのは,「ゲーム障害」が新たな疾病として含まれていることだ。果たして,「ゲーム障害」の認定はゲーム市場にどのような影響を与えるのだろうか。 ゲーム障害とは 2018年6月,WHO(世界保健機関)が約30年ぶりの改訂となる国際疾病分類第11版(以下,ICD-11)を発表した。読者の多くがすでにご存じだと思うが,我々にとって気になるのは「ゲーム障害」(Gaming Disorder)が新たな疾病として認められつつあることだ(関連記事)。ここでWHOの言う“ゲーム”とは「ビデオゲーム」や「デジタルゲーム」を指す

                                                            Access Accepted第610回:「ゲーム障害」は疾病として正式に認められてしまうのか
                                                          • 精神障害=病気ではない

                                                            香川県ネット・ゲーム依存症 対策条例を考える 日時:2020年1月25日(土)14:00~16:00 高松商工会議所 401会議室 井出草平 1 資料の入手 • ウェブページ: 井出草平の研究室 http://www.idesohei.net/ • ブログ 井出草平の研究ノート http://ides.hatenablog.com/ いずれかからPDFをダウンロードできる。 2 自己紹介 3 井出草平(いでそうへい) 専門: 社会学・精神医学 学位: 博士人間科学 社会学の専門: ひきこもり、不登校、教育など 精神医学での専門: ひきこもり、社会的機能、自閉スペクトラム症 職: 大阪大学非常勤講師 ゲーム歴: プレイしたタイトル数は同年代に比べると非常に少ない。 最近はファイアーエムブレムヒーローズをしている程度。 4 • ウェブページ: 井出草平の研究室 http://www.ideso

                                                            • ゲームを普段の生活に支障が出るほどやり過ぎてしまう「ゲーム障害」は病気であると分類される

                                                              by Nicolas Gras 世界保健機関(WHO)が怪我や病気を分類する国際的なガイドラインである「疾病及び関連保健問題の国際統計分類(ICD)」の改訂版を発表し、普段の生活に支障が出るほどゲームをやり過ぎてしまう「ゲーム障害(ゲーム依存症)」を、新しい病気としてガイドラインに加えたことが明らかになっています。 Video game addiction is a mental health disorder, WHO says https://www.usatoday.com/story/tech/nation-now/2018/06/18/gaming-disorder-who-classifies-video-game-addiction-health-disorder/709574002/ スイス・ジュネーブに本部を置くWHOが作成したICDの改訂版によると、他の利益や日々の活動

                                                                ゲームを普段の生活に支障が出るほどやり過ぎてしまう「ゲーム障害」は病気であると分類される
                                                              • WHO,いわゆる「ゲーム依存症」を精神疾病と認定。国際疾病分類の最新版に盛り込む

                                                                WHO,いわゆる「ゲーム依存症」を精神疾病と認定。国際疾病分類の最新版に盛り込む 編集部:松本隆一 WHO(世界保健機関)は日本時間の2018年6月18日,ICD(国際疾病分類)の最新版「ICD-11」に,いわゆる「ゲーム依存症」(Gaming disorder)を盛り込むことを明らかにした。ICDはWHOが作成する死因および疾病の国際的な統一基準で,我が国でも広く使われている。 WHO「ICD-11」公式ページ 「ICD-11」によれば,ゲーム依存症またはゲーム症・ゲーム障害とは,「ゲームがそのほかの日常生活に優先し,問題が発生してもゲームを継続,あるいはさらに優先度を高め,それによって個人的,社会的に重大な障害をもたらすような反復的行動が少なくとも12か月にわたって継続する状態」を指すという。2018年1月のWHOの発表では,こうした症状はゲーマーのわずかにしか発症しないが,「ICD-

                                                                  WHO,いわゆる「ゲーム依存症」を精神疾病と認定。国際疾病分類の最新版に盛り込む
                                                                • 「ゲーム障害」世界各地の症例・事件まとめ──WHOの国際疾病認定は何を意味するのか?失明や死亡事例も

                                                                  世界保険機関(以下、WHO)は1月5日、ゲームへの依存を断ち切ることができない「ゲーム障害(Gaming disorder)」を、国際疾病分類(ICD-11)に認定する見通しを発表した。スイス・ジュネーブ における会見にて明らかにされた。 (Photo by Getty Images) ゲーム障害(依存)においては、おおまかに“社会生活に影響が出るほどゲームに没頭してしまう”ような症例が挙げられており、こういった状態が12か月間にわたって続くとゲーム障害に該当することとなる。 WHOがゲーム障害をICDに認定した発表に対しては、ゲーム業界団体であるエンターテイメント・ソフトウェア協会(ESA)が「世界20億人以上がゲームを楽しんでおり、客観的な依存症は証明されていない」と抗議。 SNS上では、「それなら自分もゲーム障害では?」といった冗談から、「○○障害」大喜利を始めるユーザーまで、さまざ

                                                                    「ゲーム障害」世界各地の症例・事件まとめ──WHOの国際疾病認定は何を意味するのか?失明や死亡事例も
                                                                  • ゲーム依存症 - Wikipedia

                                                                    ゲーム依存症(ゲームいそんしょう、ゲームいぞんしょう、Video game addiction)とは、普段の生活が破綻するほどの、持続的かつ反復的なゲームへののめり込みを指す[1]。ゲーム症/ゲーム障害(ゲームしょう/ゲームしょうがい、Gaming disorder)ともいう[2][3][4][5]。 WHO(世界保健機関)のICD-11(国際疾病分類 第11版)における「ゲーム」とはデジタルゲームまたはビデオゲームを指し、インターネットを使用したオンラインによるものも、オフラインによるものも含まれる[6]。 ネット上で不特定多数の者とプレイできるオンラインゲームに関しては、「インターネットゲーム障害」としてアメリカ精神医学会(APA)のDSM-5(2013年)ですでに記述されている。 ただしこの「インターネットゲーム障害」は今後の研究のための病態であり、公式の精神疾患として採用するために

                                                                      ゲーム依存症 - Wikipedia
                                                                    • Addictive behaviours: Gaming disorder

                                                                      Gaming disorder is defined in the 11th Revision of the International Classification of Diseases (ICD-11) as a pattern of gaming behavior (“digital-gaming” or “video-gaming”) characterized by impaired control over gaming, increasing priority given to gaming over other activities to the extent that gaming takes precedence over other interests and daily activities, and continuation or escalation of g

                                                                      • 「ゲーム障害」を疾病に分類 WHOの草案で

                                                                        ゲームへの重度の依存が、2018年に世界保健機関(WHO)によって疾病に分類されるかもしれません。2017年末ごろか海外メディアで報じられ注目が集まっています。 ゲーム障害(Gaming Disorder)の説明 2018年に発行予定の「疾病及び関連保健問題の国際統計分類(ICD)」第11版の草案では、6章「精神、行動、神経発達の障害」の「中毒的行動による障害」に「ゲーム障害」が盛り込まれています。ICDとは、WHOによって国際的に統一された疾病、傷害、死因の統計分類の体系。 草案では、ゲーム障害は抑制ができず、日常生活よりもゲームを優先し、ネガティブな結果にもかかわらずゲームを継続・エスカレートさせ、「個人、家庭、社会、教育、仕事などの機能の重要な部分に深刻な支障が起きる」といった説明がなされています。またこのような症状が12カ月以上続くとゲーム障害と診断されるものの、症状が深刻であれば

                                                                          「ゲーム障害」を疾病に分類 WHOの草案で
                                                                        • WHOが「ゲーム障害」を国際疾病に正式認定。中毒性の高さを問題視 - AUTOMATON

                                                                          世界保健機関(WHO)は5月25日、第72回世界保健総会にて「国際疾病分類第11版」(ICD-11)の中で、「ゲーム障害(gaming disorder)」を国際疾病に正式認定した。アルコールやギャンブルなどの依存症と並んで、治療が必要な疾病となる。Gameindustry.bizによると今回の認定は、異なる信条を持つ世界中の専門家たちが、根拠をもって検討した結果だという。かねてからWHOは「ゲーム障害」を「国際疾病分類」に含める動きを見せていたが、正式に決定された形。2022年1月から施行されるという。 WHOはゲーム障害が認定されたことについて、ICD-11に含まれたことでゲーム障害の特徴が理解され、世界の多くの地域にて治療プログラムなどの開発が進み、予防と治療が進んでいくだろうとしている。なおゲーム障害についてWHOは、3つの特徴をあげている(以下、抄訳)。ゲームをやり続けてしまい、

                                                                            WHOが「ゲーム障害」を国際疾病に正式認定。中毒性の高さを問題視 - AUTOMATON
                                                                          • DSM‒5 病名・用語翻訳ガイドライン(初版)

                                                                            は じ め に  DSM 51) の病名や用語に対してさまざまな訳語 が用いられ混乱が起きることのないように,日本 精神神経学会として,「DSM 5 病名・用語翻訳ガ イドライン」(以下,ガイドライン)を作成するこ とが平成 24 年度理事会で決定された.  このため日本精神神経学会精神科用語検討委員 会は,精神科関連 15 学会・委員会の代表者とで, 日本精神神経学会精神科病名検討連絡会(以下, 連絡会)を組織し,関連学会・委員会に,それぞ れが専門とする領域の病名の翻訳案を作成するよ うに依頼した.その際,特定用語をどこまで訳す DSM 5 病名・用語翻訳ガイドライン(初版) 日本精神神経学会 精神科病名検討連絡会  日本精神神経学会精神科用語検討委員会は,精神科関連 15 学会・委員会の代表者とで,日本精 神神経学会精神科病名検討連絡会を組織し,総計 17 回にわたり連絡会議を開催

                                                                            • 「ゲーム障害」とボードゲーム – Table Games in the World

                                                                              世界保健機関(WHO)が先月発表した国際疾病分類(ICD-11)において、「ゲーム障害(gaming disorder)」が依存症のひとつとして新たに加えられた。デジタルゲームやビデオゲームをすることへの抑止力が欠如し、ほかの興味や日常生活より優先し、悪影響が起こってもやめられなくなる状態で、12ヶ月以上にわたって勉強や仕事などに支障をきたす場合、そのように診断される。該当する人はごく少数であるとしながらも、特に日常生活が圧迫されたり、心身の健康に変化が見られる場合はゲーム時間に注意するべきであるという。 この認定について、無害な趣味を病気とみなした過剰な診断であるとか、単にゲームを楽しんでいる人と本当に問題を抱えている人の区別ができなくなるといった意見がある。実際、「ゲーム脳」をはじめ、デジタルゲームやビデオゲームは有害であるという言説は跡を絶たず、今回のWHOの発表によってさらに広がる

                                                                                「ゲーム障害」とボードゲーム – Table Games in the World
                                                                              • 行動嗜癖 - 脳科学辞典

                                                                                谷渕 由布子 医療法人同和会千葉病院精神科 松本 俊彦 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター精神保健研究部 薬物依存研究部/自殺予防総合対策センター DOI:10.14931/bsd.4651 原稿受付日:2014年1月8日 原稿完成日:2014年1月31日 担当編集委員:加藤 忠史(独立行政法人理化学研究所 脳科学総合研究センター) 英語名:behavioral addiction, process addiction 独:Verhaltenssucht 仏:dépendance comportementale 同義語:過程嗜癖、プロセス依存、行為依存、過程依存、行為・過程依存 行動嗜癖(behavioral addiction)とは、精神作用物質ではなく、ある特定の行動や一連の行動プロセスを依存対象とする依存症である。病的ギャンブリングやインターネット・ゲーム障害、窃盗癖、買い物

                                                                                • 香川県ネット・ゲーム依存症対策条例 - Wikipedia

                                                                                  香川県ネット・ゲーム依存症対策条例(かがわけんネット・ゲームいぞんしょうたいさくじょうれい、令和2年香川県条例第24号)は、香川県議会が2020年1月10日に提出[1]、3月18日に可決・成立、4月1日に施行させた[2]、日本初のゲーム依存症対策に特化した条例であり、未成年者のインターネットとコンピュータゲームの利用時間制限を推進する条例である。マスメディアからは「ゲーム条例」または「ゲーム規制(制限)条例」と呼ばれている[3][4][5][6][7]が、『規制(制限)』については少なくとも表題にない文字のため、正確な略称と言えるものではない。 概要[編集] 香川県議会の議長であり、対策条例検討委員会の会長でもある大山一郎は、ある時自身の娘やその友人たちがゲームに没頭していたことを問題視し、「ゲーム脳」という存在を知り、規制条例の考案が始まった[8]。大山一郎は10年以上前から選挙運動の演

                                                                                    香川県ネット・ゲーム依存症対策条例 - Wikipedia