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  • REVIEWS | Kendrick Lamar | 28.04.2017 | The Sign Magazine

    REVIEWS DAMN. Kendrick Lamar (Interscope) by AKIHIRO AOYAMA MASAAKI KOBAYASHI April 28, 2017 Facebook Twitter FIND IT AT :iTunes Store ここ数年の八面六臂の活躍で、ケンドリック・ラマーの新作に対する期待値は上がりきっていた。共にコンセプチュアルなテーマを掲げた2012年の『グッド・キッド・マッド・シティ』、2015年の『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』の二作が続けて批評メディアの年間ベストを総なめにし、昨年リリースした8曲入りの未発表曲集『アンタイトルド・アンマスタード』も全米チャート1位を記録。“オーライト”は〈ブラック・ライヴズ・マター〉ムーヴメントのアンセムとなり、同曲も披露された2016年グラミー授賞式では、警官による黒人青年の抑圧が続く現代と奴隷制時

      REVIEWS | Kendrick Lamar | 28.04.2017 | The Sign Magazine
    • interview with Keiji Haino | ele-king

      灰野敬二さん(以下、敬称略)の伝記本執筆のためにおこなってきたインタヴューの中から、編集前の素の対話を公開するシリーズの3回目。今回は、灰野の初の電子音楽作品『天乃川』についての回想。『天乃川』は宇川直宏が主宰するインディ・レーベル〈Mom'n'DaD〉から93年にリリースされたソロ・アルバムだが、実際に録音されたのは73年だった。流行とは無関係のあの特異な作品がどのようにして作られたのか、そして制作から20年の時を経て世に出るまでの経緯について、語ってもらった。 ■宇川くんの〈Mom'n'DaD〉から出た『天乃川』は73年のライヴ音源ですよね。 『天乃川』 灰野敬二(以下、灰野):ロスト・アラーフがまだぎりぎり続いていた頃、京都でやったソロ・ライヴの記録だね。機材を全部一人で持って行って大変だった。昔は両方の手でそれぞれ20キロずつの荷物を現場まで持っていってたからね。ある時なんか、右の

        interview with Keiji Haino | ele-king
      • 野外スタジアムでのライブの音出しのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

        adoさんの国立競技場でのライブの一部席で音響が大変に悪かったという話が出ていまして、その中で周囲の住民が「騒音」に対して近年特に態度が厳しくなっているからという推測もされておりまして。 そもそも国立競技場でライブの類を開催することは相当にハードルが高いというのは、改築前の国立競技場でライブを開催したことがあるのはSMAP・ドリカム・嵐・ラルク・ももクロ・AKB48のみということからもわかります。 改築後に至っては通常の有人公演を行ったのはadoさんの前には永ちゃんのみで。 野外でのライブのPA仕事は非常にしんどいという話も割とよく聞きます。 基本的なところ以外はおよそその場での経験則の積み重ねの賜物だということですので、過去にほとんど事例がない国立競技場で、かつこれまで以上に厳しい制限の下で、となるとそりゃ大変でしょう。 とはいえ安い席でも1万円となれば、観客だって文句の一つも言いたくな

          野外スタジアムでのライブの音出しのこと - WASTE OF POPS 80s-90s
        • これがカマシ・ワシントン(Kamasi Washington)なりの〈ダンスアルバム〉――アンドレ3000らが参加した、日常から宇宙までを繋ぐ新作を語る | Mikiki by TOWER RECORDS

          躍動する肉体を通して己の精神を表現する強靭な〈ダンス・アルバム〉――ジャズをプログレッシヴに革新してきたカリスマが、豪華なゲスト陣を招聘した恐れ知らずの新作で見据える新たな地平とは? 強いリズムに包まれるような 21世紀のもっとも重要なジャズ・サックス奏者のひとりであるカマシ・ワシントン。2018年の『Heaven And Earth』以降は、ミシェル・オバマの伝記映画「Becoming」のサントラや、ロバート・グラスパーやテラス・マーティンらとのディナー・パーティーで2枚のアルバムを手掛け、そして6年ぶりのニュー・アルバム『Fearless Movement』と共に帰ってきた。サンダーキャット、テラス・マーティン、ブランドン・コールマンら旧知の仲間に加え、アウトキャストのアンドレ3000、BJ・ザ・シカゴ・キッド、Dスモーク、コースト・コントラのタジとラス・オースティンなど、ヒップホップ

            これがカマシ・ワシントン(Kamasi Washington)なりの〈ダンスアルバム〉――アンドレ3000らが参加した、日常から宇宙までを繋ぐ新作を語る | Mikiki by TOWER RECORDS
          • Kamasi Washington | ele-king

            1960年代のジョン・コルトレーン、1970年代のファラオ・サンダースと、ジャズ・サックスの巨星たちの系譜を受け継ぐカマシ・ワシントン。もはや21世紀の最重要サックス奏者へと上り詰めた感のあるカマシは、2015年の『The Epic』で我々の前に鮮烈な印象を残し、2018年の『Heaven and Earth』で今後も朽ちることのない金字塔を打ち立てた。しかし、『Heaven and Earth』以降はしばらく作品が止まってしまう。もちろん音楽活動はおこなっていて、2020年にミシェル・オバマのドキュメンタリー映画『Becoming』のサントラを担当し、ロバート・グラスパー、テラス・マーティン、ナインス・ワンダーと組んだプロジェクトのディナー・パーティーで2枚のアルバムを作り、2021年にはメタリカのカヴァー・プロジェクトであるメタリカ・ブラックリストに参加して “My Friend of

              Kamasi Washington | ele-king
            • カマシ・ワシントンが語る、より良い世界に進むための愛と勇気とダンスミュージック | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

              カマシ・ワシントンの最新アルバム『Fearless Movement』は、これまでの延長線上にありつつ、明らかに趣が異なる作品でもある。愛する娘が生まれ、彼女と暮らす中で感じたことがインスピレーションになっていたり、概念としての「ダンスミュージック」をテーマにしていたりするのもそうだし、過去の作品にあったスケールの大きさやフィクション的な世界観とは違い、現実(≒生活)に根を下ろした視点から生まれた等身大で身近に感じられるサウンドになったようにも感じられる。 たとえば、これまでは壮大な世界観をクワイアやオーケストラと共に表現していたが、今回はほぼ自身のレギュラー・バンドで構成しており、外から加わっているのはほとんどがボーカリストやラッパーだ(カマシはこれまで、声にまつわる表現はバンドメンバーのパトリス・クィンに任せていた)。ここでは様々な声がそれぞれのメッセージを語っているのだが、その言葉か

                カマシ・ワシントンが語る、より良い世界に進むための愛と勇気とダンスミュージック | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
              • 音ゲーやリズム感に自信があれば一度挑戦を。ピアニスト・角野隼斗氏も絶賛する、異なるビートを同時に刻むリズムゲーム『ポリリリリズム』がシンプルなのに激ムズでおもしろい

                電撃オンラインゲームPCゲーム音ゲーやリズム感に自信があれば一度挑戦を。ピアニスト・角野隼斗氏も絶賛する、異なるビートを同時に刻むリズムゲーム『ポリリリリズム』がシンプルなのに激ムズでおもしろい音ゲーやリズム感に自信があれば一度挑戦を。ピアニスト・角野隼斗氏も絶賛する、異なるビートを同時に刻むリズムゲーム『ポリリリリズム』がシンプルなのに激ムズでおもしろい文:電撃オンライン 公開日時:2024年05月02日(木) 15:38 最終更新:2024年05月02日(木) 15:38 ナマリカルテ氏が制作したポリリズムのリズムゲーム『ポリリリリズム』がSNSを中心に大きな話題となっています。 本作はunityroom及びitch.ioでプレイ可能。

                  音ゲーやリズム感に自信があれば一度挑戦を。ピアニスト・角野隼斗氏も絶賛する、異なるビートを同時に刻むリズムゲーム『ポリリリリズム』がシンプルなのに激ムズでおもしろい
                • Lubricator

                  Provided to YouTube by The Orchard EnterprisesLubricator · Frank McDonald · Chris Rae · De Wolfe MusicThe Professionals℗ 1980 De Wolfe LtdReleased on: 1980-0...

                    Lubricator
                  • 『Get Wildだと思ったら『にんげんっていいな』だった - ニコニコ動画

                    大好きな二曲のリミックスです。※2曲の構成が混ざったオリジナル音源を使用しています。歌/動画:KYShttps://twitter.com/KYSdane音源制作/Mix/コーラス:n.khttps://twitter.com/nantomo_komattahttps://www.nicovideo.jp/user/38366207

                      『Get Wildだと思ったら『にんげんっていいな』だった - ニコニコ動画
                    • 石橋英子が濱口竜介監督との共作を語る。『悪は存在しない』『GIFT』が生まれた奇跡 | NiEW(ニュー)

                      奇跡だ、と何度もうれしそうに、ミュージシャンの石橋英子は口にした。自身のライブパフォーマンスと共に上映する映像を、映画監督・濱口竜介にオファー。『GIFT』として企画が立ち上がっていくなかで、映画『悪は存在しない』も成立──その「奇跡」的なプロセスには、カルチャーを形作る私たちへの問いかけも潜んでいるように見える。『GIFT』と『悪は存在しない』に登場する、樹々の奥に潜む野生の鹿のごとく。 声や音もつき、石橋が音楽を手がけた映画『悪は存在しない』は「第80回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞」を受賞し、待望の全国公開を4月26日に控えている。『GIFT』もまた国内外で上演され、サイレント映画と拮抗する石橋の圧巻の演奏が、オーディエンスを未体験のゾーンへと導いて反響を呼んでいる。次々と変容していく、そのプロセスの最中に、石橋に話を聞いた。 失われた風景への思いがきっかけ。濱口竜介監督との「旅」を決

                        石橋英子が濱口竜介監督との共作を語る。『悪は存在しない』『GIFT』が生まれた奇跡 | NiEW(ニュー)
                      • group_inou / HAPPENING

                        Interactive GIF Music Video by AC-bu

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                        • 濱口竜介の映画を彩る音楽家・石橋英子「怒りが原動力のひとつです」 | 「暴力と共に美しさもある」

                          映画『ドライブ・マイ・カー』に続き、『悪は存在しない』と『GIFT』でも濱口竜介の監督作品の映画音楽を担当した石橋英子。シンガーソングライターで作曲家でもある彼女は、ジャンルの垣根を身軽に乗り越えて活躍する。そんな石橋に、英「ガーディアン」紙が取材した。 ヒッチコックとハーマンにせよ、スピルバーグとウィリアムズにせよ、もっと近年でいえばヴィルヌーヴとジマーにせよ、映画監督とそのお気に入りの作曲家が繰り返しタッグを組んで輝かしい成果をあげる例は珍しくない。 最近では、濱口竜介と石橋英子の事例が目立っている。石橋が担当した映画『ドライブ・マイ・カー』のジャズ・ポップなテーマ曲は非常に素晴らしく(哀愁と寛大な心を想起させ、アコーディオンの調べにはややフランスを思わせるふしもある)、この日本映画がカンヌ国際映画祭で4冠に輝き、さらには2022年のアカデミー賞作品賞ノミネートおよび国際長編映画賞受賞

                            濱口竜介の映画を彩る音楽家・石橋英子「怒りが原動力のひとつです」 | 「暴力と共に美しさもある」
                          • 「病気を公開しながら、音楽を作っていく」――サカナクション・山口一郎、うつ病との闘い #病とともに(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

                            今年1月、サカナクションのボーカル・山口一郎は、千秋楽を迎えたソロライブツアーのステージ上で自身がうつ病だと公表した。不調に気付いたのは2年ほど前。朝から晩までベッドから出られず、ライブも中止し、不安と焦りでいっぱいになった。以来、一進一退を繰り返す体調と向き合う日々を過ごし、「ようやくここまで回復した」と取材に応えた。闘病の経過、周囲の支え、病と生きる現在を語る。(取材・文:内田正樹/撮影:後藤武浩/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 「最初は3カ月ぐらいですぐによくなると勝手に考えていた。でも3カ月が6カ月と延びて、1年を過ぎたあたりで、『これは一生付き合っていくのかもしれない』と思いました」 山口一郎(43)が自身の不調に気付いたのは2022年5月。サカナクション15周年の配信ライブを終えた頃だった。 「コロナ禍以降もアクセル全開でがんばっていて、その頃の僕はラジオのレギ

                              「病気を公開しながら、音楽を作っていく」――サカナクション・山口一郎、うつ病との闘い #病とともに(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)
                            • 「音楽的あるいはコンセプチュアル的に興味があるものを全部かけ合わせながらも一枚の作品にしたかった」《Thrill Jockey》から新作を発表したクレア・ラウジーに訊く“属性から解き放たれるために” | TURN

                              「音楽的あるいはコンセプチュアル的に興味があるものを全部かけ合わせながらも一枚の作品にしたかった」 《Thrill Jockey》から新作を発表したクレア・ラウジーに訊く“属性から解き放たれるために” クレア・ラウジーがシカゴの老舗レーベル《Thrill Jockey》と契約した、というニュースに心が躍った人は少なくなかったのではないだろうか。それはさながら、サム・ゲンデルが《Nonesuch》から作品を出したり、《Light in the Attic》がルー・リードの異色のアンビエント・アルバムをリイシューしたりする動きと構造は似ている。つまり、ジャンルと時代の境目がとうに瓦解していることの裏付けであることはもちろんだが、先祖返りではないが、ロックもジャズもソウルもフォークも現代音楽も電子音楽も……それらがハイブリッドになっているというのではなく、最初から当たり前のように同列で存在してい

                                「音楽的あるいはコンセプチュアル的に興味があるものを全部かけ合わせながらも一枚の作品にしたかった」《Thrill Jockey》から新作を発表したクレア・ラウジーに訊く“属性から解き放たれるために” | TURN
                              • DJハリソンが語る 古いレコードの質感を追い求め、アナログの魔法を今に蘇らせる美学 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                米ヴァージニア州リッチモンドを拠点とする、ブッチャー・ブラウン(Butcher Brown)という5人組がいる。ヒップホップ/ネオソウル以降のジャズ系バンドである彼らは、サウンドの質感への徹底的なこだわりに加えて、そのインスピレーション源やカバー曲の選曲センスも高く評価されてきた。 アナログ機材やテープでの録音は当たり前。まるでマッドリブがバンドを結成したかのように敢えて音質を落としたり、ノイズ交じりで録音したり、ジャズ系のバンドはまずやらない手法を駆使している。そのこだわりからレコードだけでなく、カセットテープでのリリースをずいぶん前から行なっていた。 さらに彼らは、トム・ブラウン「Funkin' For Jamaica」、デヴィッド・アクセルロッド「Holy Thursday 」、ボブ・ジェイムス「Nautilus」、ワンネス・オブ・ジュジュ「African Rhythms」、タリカ・

                                  DJハリソンが語る 古いレコードの質感を追い求め、アナログの魔法を今に蘇らせる美学 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                • interview with Keiji Haino | ele-king

                                  ドアーズを初めて聴いたのが中3で、その後の2~3年で、すごいスピードでいろんな音楽を吸収した。レコードやラジオで。そして、ハードなもの、他にないもの、この二つが自分は好きなんだとわかった。 灰野敬二さん(以下、敬称略)の伝記本執筆のためにおこなってきたインタヴューの中から、編集前の対話を紹介するシリーズの2回目。今回は、高校時代からロスト・アラーフ参加までの1969~70年頃のエピソードを2本ピックアップする。ロック・シンガー灰野敬二の揺籃期である。 ちなみに本稿がネットにアップされる頃、灰野は今年2度目のヨーロッパ公演(イタリア、ベルギー、フランス)へと旅立っているはずだ。 ■ロリー・ギャラガーとレッド・ツェッペリン ■灰野さんが高校時代からドアーズやブルー・チアの熱心なファンだったことは有名ですが、当時、特に好きだったミュージシャンとしては他にはどういう人たちがいたんですか? 灰野敬二

                                    interview with Keiji Haino | ele-king
                                  • 触媒夜 / 沈行 (CD-R盤) - LOS APSON? Online Shop

                                    明大前にあった伝説のレコード屋、モダーンミュージックにて1986年に30本ばかりカセットで販売されたという東京アンダーグラウンドの最深淵部、触媒夜の「沈行」が、地下音楽不法集会「盤魔殿」の2019年総轄として開催された第1回『輝く、盤魔殿レコード大賞!!!』(※ちなみに1位=大賞は、当店にてロングセラー中の走馬灯映像コラージュミックス、脳BRAIN「Surfin' L.S.D」です!)にて、なんと2位に選定され度肝を抜いていたところに到着したオリジナルCD-R再発盤!!! 音楽を観念的に追究するあまり「アッチ側」の扉を開けてしまい、入り込み、居座り、どれどれと探索しているような、あぶな〜〜〜いディープ音響作品。トラック2は更にヤバくて(ロスアプソン・スタッフの一人は「オバケが出て来そう」と思わず口走っていました…)、なんだかジリジリとしたシャーマニックなムードまで漂い、只事ではありません。

                                      触媒夜 / 沈行 (CD-R盤) - LOS APSON? Online Shop
                                    • CDプレイヤーを買った話

                                      この半年くらいであんまり機材買わなくなった。昨年夏にSherman Filterbank 2を買ってから、ひとつ憑き物が落ちたというか(思えば2020年のステイホーム期間あたりから、何かしら機材機材機材買わねばという謎の衝動がずっと続いてたと思う。まあ安いものばっかりですが)結局モノが欲しいんじゃなくてモノを欲しがってる時間が好きなんだな、ということに急に気づいて、以前ほどサウンドハウスやオークションを見る時間がパタッと減った。 まあそう言いつつ、細かいガジェット系のものはちょくちょく買ってしまうのですが。で、最近買ったものの中で一番「これは!」と膝を打ったのがこちらです、km5のInstant Disk Audio CP-2でございます。USB充電タイプのポータブルCDプレイヤー、スピーカー付き。スピーカーのないCP-1とも悩みましたが、Bluetoothでイヤホンなり何なりにいちいち繋

                                        CDプレイヤーを買った話
                                      • #2055 『Masayuki Takayanagi | Nobuyoshi Ino | Masabumi Kikuchi / Live at Jazz-inn Lovely 1990』『高柳昌行|井野信義|菊地PUU雅章/ライヴ・アット・ジャズイン・ラブリー 1990』

                                        text by Yoshiaki ONNYK Kinno 金野ONNYK吉晃 NoBusiness Records NBCD 135 Masayuki JoJo Takayanagi – guitar Nobuyoshi Ino – bass Masabumi PUU Kikuchi – piano 1. Trio III  18:04 2. Duo I (Takayanagi – Ino)  15:21 3. Duo II (Takayanagi – Ino)  11:53 4. Trio I 20:57 5. Trio II 11:10 Track 1,4 & 5 improvised and composed by M.Takayanagi, N.Ino and M.Kikuchi / Track 2 & 3 improvised and composed by M.Takayana

                                          #2055 『Masayuki Takayanagi | Nobuyoshi Ino | Masabumi Kikuchi / Live at Jazz-inn Lovely 1990』『高柳昌行|井野信義|菊地PUU雅章/ライヴ・アット・ジャズイン・ラブリー 1990』 
                                        • interview with Keiji Haino | ele-king

                                          俺はラリーズに関しては、皆がけなすとほめたくなるし、絶賛すると批判したくなる。そういうフラットな立場でずっと接してきた。なにごとも、神話化されることが嫌いだし。 灰野敬二さん(以下、敬称略)の取材を始めてからちょうど3年が経った。周辺関係者インタヴューも含めて今なお継続中である。この取材は、「灰野さんの本を書いてくれ」というエレキング編集部からの依頼がきっかけだが、私自身の中にも「灰野さんの軌跡をちゃんと残さなくてはならない」という思いがずいぶん前からずっとくすぶっていた。灰野敬二ほどオリジナルな世界を探求し続けてきた音楽家は世界的にも稀、というか他にいないという確信があったから。半世紀以上にわたり、自分だけの音楽を追い求め、膨大な数の作品を残してきた彼の評価は、日本よりもむしろ海外での方が高いし、灰野の全貌を知りたがっているファンが世界中にいる。この貴重な文化遺産をできるだけ詳細かつ正確

                                            interview with Keiji Haino | ele-king
                                          • メンフィスヒップホップはなぜ特殊か? 鈴木啓志のソウル研究書「メンフィス・アンリミテッド」から歴史や土地性を再考 | Mikiki by TOWER RECORDS

                                            日本におけるソウルミュージック研究の第一人者、鈴木啓志が10年ぶりに書き下ろした「メンフィス・アンリミテッド――暴かれる南部ソウルの真実」。米南部ディープソウルの中心、メンフィスソウルの奥深い世界を解き明かした一冊だ。そんな本書について、音楽ブロガーのアボかどがヒップホップ視点で綴った。というのも、同地はヒップホップにおける重要な場所でもあるからだ。メンフィスソウルからメンフィスラップへ、音楽の豊かな系譜を追う。 *Mikiki編集部 優れた奏者が集まったメンフィスソウルの魅力 メンフィスという地の魅力は奥深い。メンフィスブルース、メンフィスソウル、メンフィスラップ……と、地名を冠した音楽をいくつも生み出したこの地は、アメリカの音楽史における最も重要な地と言えるだろう。現代のヒップホップにおいても、先日新たなミックステープ『Ehhthang Ehhthang』をリリースしたグロリラや、サン

                                              メンフィスヒップホップはなぜ特殊か? 鈴木啓志のソウル研究書「メンフィス・アンリミテッド」から歴史や土地性を再考 | Mikiki by TOWER RECORDS
                                            • 「ブレない男の想い出」追悼 ペーター・ブレッツマン by 金野ONNYK吉晃

                                              text by Yoshiaki ONNYK Kinno 金野Onnyk吉晃 photos: from Onnyk’s private collection(「ナムジュン・パイク展」の図版目録より)*口絵は、おそらくブレッツマンのデザインによるナムジュン・パイク展のポスター(’63) 「ブレない男の想い出」追悼 ペーター・ブレッツマン(享年82) 二十歳の私は「フリージャズとフリーミュージック」の差異さえわからず、彷徨していた。前衛、実験、ラディカル、即興、過激というのは同義に近かった。ヘンリー・カウもシュトックハウゼンも一緒くたになっていた。 当時はまだ「壁」によって分断されていた西ベルリンに拠点を置くFMP (Free Music Production)は、1969年に創設され、マイナーシーンの代表的レーベルだった。私はペーター・ブレッツマンはその創始者の一人、かつ欧州を代表するミュー

                                                「ブレない男の想い出」追悼 ペーター・ブレッツマン by 金野ONNYK吉晃
                                              • 「越境する存在、遍在する即興」-フレッド・フリス小論- 金野吉晃

                                                text by Yoshiaki onnyk Kinno 金野onnyk吉晃 <エマージェンシー・クルー(あるいはマーキング・ドッグ)> 「金野くん、申し訳ない。デレクが体調悪くて帰国したいっていうんだ」 という電話をサブ(豊住芳三郎)さんから受け取ったのはコンサートの一週間程前だったように覚えている。時は1987年12月のことだ。私はサブさんの要請を受けてサブさんとデレク・ベイリーの盛岡公演を準備していた。しかし、ハードなスケジュールのブッキングに以前からの腰痛が再発したベイリーはツアー途中で、残りの公演をキャンセルすると言いだしたのである。実は84年に仙台の故中村邦夫氏(JAZZ & NOW)の招聘で来日を予定していたベイリーは直前になって、その腰痛で来日を中止しており、その時も私は盛岡公演をフイにしていた。それもあって、ベイリーの途中帰国には落胆せざるをえなかった。 「出来ればこの後

                                                  「越境する存在、遍在する即興」-フレッド・フリス小論- 金野吉晃
                                                • 蓮沼執太が語る「純粋な自分の音楽」、小山田圭吾や灰野敬二らと録音した「環境の記録」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                  アート、演劇、映画など、幅広い分野で活動する音楽家、蓮沼執太。様々なミュージシャンたちが集ったプロジェクト、蓮沼執太フィルでの活動が長らく続いていたが、ソロ名義としては7年ぶりの新作『unpeople』が完成した。 インストゥルメンタル作品としては『POP OOGA』以来、実に15年ぶりとなる本作は、「純粋に自分の音楽を作りたい」という思いのもと、5年間にわたって制作された。エレクトロニクス、生楽器、フィールドレコーディングなど様々な音が入り混じり、さらに小山田圭吾(コーネリアス)、灰野敬二、ジェフ・パーカー、コムアイなど多彩なゲストが参加。コンセプトもテーマもなく、気持ちが赴くままに作り上げた本作は、蓮沼執太という音楽家のエッセンスが詰まった作品なのかもしれない。新作について蓮沼に話を聞いた。 ーソロ名義としては7年ぶりのアルバムですが、「純粋に自分の音楽を作りたい」という気持ちが作品の

                                                    蓮沼執太が語る「純粋な自分の音楽」、小山田圭吾や灰野敬二らと録音した「環境の記録」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                  • interview with Shuta Hasunuma | ele-king

                                                    非常に微細な音にたいして、異様に感度の高いひとがいる。日本でいえば坂本龍一が筆頭だろう。けして強くは自己主張することなく、ただ静かに聴かれることを待つ『async』のさまざまな音の断片たちは、卓出した感受性(と理論)によってこそ鳴らされることのできたある種の奇跡だったのかもしれない。その坂本の〈commmons〉に作品を残す蓮沼執太もまた、そうしたタイプの音楽家だと思う。 これまで蓮沼執太フィル、タブラ奏者 U-zhaan との度重なるコラボ、歌モノにサウンドトラックに数えきれないほどの個展にインスタレーションにと、2006年のデビュー以来八面六臂の活躍をつづけてきた彼。本日10月6日にリリースされる新作『unpeople』は、15年ぶりのソロ・インスト・アルバムとあいなった。 エレクトロニカの隆盛が過ぎ去った2006年、まだブレイク前のダーティ・プロジェクターズをリリースしていた米オース

                                                      interview with Shuta Hasunuma | ele-king
                                                    • Interview:蓮沼執太聴き、聴かれるなかにたちあがるポップス | EYESCREAM

                                                      蓮沼執太は多忙である。この数年をざっと振り返っても、2019年には野外フェスへの出演を皮切りに、野音でのワンマン、銀座でのゲリラライブとつづき、コロナ禍で拠点を日本に戻してからも、スパイラルホールでの配信ライブ、オーチャードホール公演、1年おくれの東京2020パラリンピックでは開会式に登場したかと思えば、2022年の恵比寿ガーデンホール公演を成功に導いている。これはおもに現場(ライブ)での活動の軌跡だが、同時並行的に進行していた楽曲~作品制作の成果も陸続とかたちになりつつある。今回のインタビューでは蓮沼執太フィル名義での2018年の『アントロポセン』以来となる、3作目『シンフィル』を中心に、蓮沼執太の創作の背景と原点に迫った。 ―なにかにとりつかれているのかと思うぐらいの働きぶりですよね。蓮沼執太フィル名義の新作『シンフィル』を出したそばからソロ名義での『unpeople』をリリースし、関

                                                        Interview:蓮沼執太聴き、聴かれるなかにたちあがるポップス | EYESCREAM
                                                      • 【インタビュー】BES 『WILL OF STEEL』| 初期衝動を忘れずに

                                                        SCARSやSWANKY SWIPEのメンバーとしても知られ、常にアクティヴにヒップホップと向き合い、コンスタントに作品をリリースしてきたレジェンドラッパー、BES。昨年2023年は渋谷 WWW Xにてワンマンライブも成功させ、「継続すること」と「新しいことに挑戦すること」を両立させている彼が、妥協なく作り上げた待望のニューアルバム『WILL OF STEEL』がリリースされた。ISSUGIやrkemishi、SAW、GRADIS NICE、SCRATCH NICE、ENDRUN、Fitz Ambro$e、GENJU、竹細工、HADESなど普段より関わりの深いラッパー・プロデューサーに加え、今勢いに乗るWILYWNKAやPAX、Gerardparman、近年ともにリミックス作品を制作した残虐バッファローZなど、世代や地域を超えて様々なプレイヤーが集まった。今回はそんなBESの近況とこれから

                                                          【インタビュー】BES 『WILL OF STEEL』| 初期衝動を忘れずに
                                                        • Jlin | ele-king

                                                          フットワークのすごいところは、この音楽がダンスのためにあり、ダンスという行為から自発的に生まれる創造性に対応すべく進化した点にある。踊っている側が、バトルのためにより複雑な動きを必要とし、音楽がそれに応えたのだ。つまり、あの平均値80bpmのハーフタイムのリズムと160bpmのオフビートでのクラップとハットの高速反復、初期のそれにはいかがわしいヴォーカル・サンプルも追加されるという(その点ではヴェイパーウェイヴとの並列関係にあった)、ああしたフットワークのスタイルは、アートを目指して生まれたものではない。踊るために機能するサウンドとして生まれ、磨かれたということだ。RPブーもDJラシャドもDJスピンも、みんな元々はダンサーである。いや、その源流にあたるゲットー・ハウスの王様、DJファンクだってダンスからはじまっている。「ファック・アート、レッツ・ダンス」とは初期レイヴの有名なスローガンだが

                                                            Jlin | ele-king
                                                          • すべて音楽に── ファースト・アルバムにして傑作『nayba』まで、その軌跡を辿って COVAN ロング・インタヴュー | TURN

                                                            すべて音楽に── ファースト・アルバムにして傑作『nayba』まで、その軌跡を辿って COVAN ロング・インタヴュー 名古屋市南区出身のラッパー、COVANはクルー/レーベル《D.R.C.》に所属しながら、ソロでは2013年にEP『POP ZOMBIE PACK』やEP『SAN RAN』(2018年)などをリリースし、話題のコンピレーション・アルバムなどにも参加。さらには東京のアンダーグラウンドを代表するレーベル《WDsounds》からもシングルをリリースするなど、常にシーンからその動向を注目されてきた存在である。 そんなCOVANが今年1月、ついに待ち望まれたファースト・アルバムをリリースした。タイトルは『nayba』。「近所のヤツだったりそこら辺のヤツって意味と、一見そうゆう何者でなくとも自分に誇りを持てる生き方をしてるヤツって意味としてこのタイトルを付けました」と本人がコメントして

                                                              すべて音楽に── ファースト・アルバムにして傑作『nayba』まで、その軌跡を辿って COVAN ロング・インタヴュー | TURN
                                                            • 2月24日  土曜日 : 水道橋博士の「博士の悪童日記」

                                                              朝9時、六本木・テレ朝アーク放送センター入り、 深夜番組『完売劇場』のビデオ収録。 昨日生放送で使用したセットそのままで、 「朝まで生テレビ』風、若手お笑い討論会。 俺、総合司会の田原総一郎役。 こういう設定の廻しは得意!得意!任せてくれ!って感じ。 大体、芸人、皆で朝生コントをやっているようなものなのだが、 そのなかでも、役ではなく、 集団コントから離れ、自分自身でありつづける (実は、そういう態度に徹することは逆に難しくもあるのだが…) ラーメンズの小林賢太郎くん。 なんとなく、デビュー当時の爆笑・太田や、 かっての理屈ぽい自分を見ているような、 それでいて、なにか先輩として教えてあげたいような、 いやいや、ずっと、そのままでいてほしいような、 不思議な気持ちがする。 田畑アナと初めて一緒に仕事。 14年前に、田中正志さんのホームパーティーで、 ネタ披露して以来。個人的に感慨深い。 興

                                                                2月24日  土曜日 : 水道橋博士の「博士の悪童日記」
                                                              • 元ゆらゆら帝国ベーシスト亀川千代が死去

                                                                × 11805 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 5066 6284 455 シェア ベーシストの亀川千代(ex. ゆらゆら帝国)が4月7日に死去したことが発表された。54歳だった。 【写真】かつてのゆらゆら帝国。中央が亀川千代。 かねてから親交のあったギタリストの田畑満が自身のX(Twitter)アカウントに亀川の遺族によるコメントを投稿。このコメントによると亀川は以前から病気療養中であり、葬儀は近親者のみですでに執り行われたとのこと。 亀川千代は1998年にゆらゆら帝国のメンバーとしてメジャーデビュー。2010年のバンド解散後は、灰野敬二率いるバンド・不失者や、山崎春美率いるバンド・ガセネタのメンバーとしても活躍していた。 ※追記:4月9日22:12、同じくゆらゆら帝国の元メンバーである坂本慎太郎もX(Twitter)で、

                                                                  元ゆらゆら帝国ベーシスト亀川千代が死去
                                                                • 沖野修也『DESTINY replayed by ROOT SOUL』

                                                                  Ryuhei The Manのレーベルが終わる。 69番目の作品として、 2014年にリリースした 『DESTINY replayed by ROOT SOUL』の アナログ盤がリリースされる事となった。 1枚目のソロ・アルバム、 『United Legends』のRemixを 丸ごと(全曲ではなかったが) Sleep Walkerに託したのは、 Remixを別々のアーティストに頼み Remix集としてリリースする際に 結局Remixerのファンにとっては お目当てのアーティスト以外の曲は 関心の対象ではなく よってセールスは激減し、 コストがかかる割に売り上げに結び付かない、 であればいっその事、 1組に依頼してみてはどうだろう? と思い付いたからであった。 1組のアーティストに 1枚のアルバムのRemixを頼むと 統一感が出るだけでなく Remixerにとっては 新しいアルバムに匹敵す

                                                                    沖野修也『DESTINY replayed by ROOT SOUL』
                                                                  • Conférence "Utamaru (RHYMESTER), une icône du rap japonais" 講演会「宇多丸(RHYMESTER) ジャパニーズラップのレジェンド」

                                                                    Conférence "Utamaru (RHYMESTER), une icône du rap japonais ~宇多丸(RHYMESTER) ジャパニーズラップのレジェンド" Mercredi 3 avril 2024 à 18h30 Durée : 2h En japonais avec traduction consécutive (photo : Utamaru Budokan) Sur la scène rap japonaise, Utamaru et le groupe Rhymester, dont il est un des membres fondateurs, se distinguent par leur originalité. Formé en 1989, Rhymester a redéfini le rap au Japon grâce, no

                                                                      Conférence "Utamaru (RHYMESTER), une icône du rap japonais" 講演会「宇多丸(RHYMESTER) ジャパニーズラップのレジェンド」
                                                                    • Mummy-D The Debut Album「Bars of My Life」Special Site

                                                                      「現在進行形のレジェンド」の生き様を捉えた迫真のドキュメンタリー RHYMESTERの司令塔、35年のキャリアを集大成する初のソロアルバム これはまちがいなく、日本ヒップホップ史に太字で刻まれる事件。2024年でデビュー35周年を迎えるRHYMESTERのラッパー/プロデューサー、Mummy-Dがついに初のソロアルバムをリリースする。 タイトルは『Bars of My Life』。Mummy-Dのヒップホップライフを克明に綴ったパーソナルな内容の全12曲は、日本のヒップホップの躍進に多大な貢献を果たしてきた最重要人物の集大成であり、同時に「現在進行形のレジェンド」の生き様を余すところなく伝える迫真のドキュメンタリーでもある。50歳を超えてラッパーとしてのキャリアを更新していくことは、それ自体が未知の領域への挑戦を意味しているのだ。 参加アーティスト/プロデューサーは、ILL-BOSSTIN

                                                                        Mummy-D The Debut Album「Bars of My Life」Special Site
                                                                      • ジム・オルークやジョン・フルシアンテからも愛されるラファエル・トラルのこれまでとこれから 〜THE CHOICE IS YOURS - VOL.169 - サンレコ 〜音楽制作と音響のすべてを届けるメディア

                                                                        原 雅明 長年、日本で活動をしているジム・オルークは、まだシカゴに住んでいた1990年代末から2000年代初頭にかけて、Drag City傘下の自身のレーベルMoikaiでお気に入りの音源を紹介した。最初のリリースは、ポルトガルの作曲家ヌーノ・カナヴァーロが8ビットのサンプラーと8トラックのテープレコーダーのみで制作してプライベートプレスでリリースされた『Plux Quba』のリイシューだった。このアルバムは、1990年代にオルークやマウス・オン・マーズに影響を与えたことで知られる。Moikaiは、過去のリイシューもあれば、現行のアーティストのリリースもあった。その中に、ポルトガルのギタリスト、ラファエル・トラルの『Sound Mind Sound Body』も含まれていた。トラルのデビュー作で、ギタードローン、ギターアンビエントを象徴するアルバムだ。オルークからジョン・フルシアンテまで、

                                                                          ジム・オルークやジョン・フルシアンテからも愛されるラファエル・トラルのこれまでとこれから 〜THE CHOICE IS YOURS - VOL.169 - サンレコ 〜音楽制作と音響のすべてを届けるメディア
                                                                        • 鬼怒無月インタビュー#1|eclipse1228

                                                                          2024年1月25日にBondage Fruitの7thアルバム『Bondage Fruit VII』がリリースされました。前作『Bondage Fruit VI』(2005年)から19年ぶりとなるファン待望のニューアルバムです。 19年ぶりといってもBondage Fruitは解散したり活動休止していたわけではありません。2007年と2017年は1回もライブを行わなかったものの、それ以外は毎年1~6回のペースでライブを続けてきました。 ここで少し個人的な話をさせてください。 私は2008年に初めてBondage Fruitのライブに行き「森の掟」「振り子」「黒い生き物」「Caminante」「Cypress」「Happy Bastard」といった新曲群が披露され、ライブの場で楽曲が練り上げられるのを目撃してきました。 これらの新曲群が収録される次のアルバムはすごいアルバムになるだろうとわ

                                                                            鬼怒無月インタビュー#1|eclipse1228
                                                                          • Kazumichi Komatsu

                                                                            導入: 本テキストは2021年10月に京都市立芸術大学に提出された小松千倫の博士論文「表れる他者 − グラフィティおよびインターネットにおける諸操作の記述、あるいは遠さをつくるための研究」より第2章の一部を抜粋、修正しつつ掲載するものです。このテキストより前の部分(未掲載)では、InstagramやTinderを分析対象とし、それらのアプリケーションUI上に表示された単一のポストだけではなく、複数のポストのまとまりやそれらの順序に対して行われるユーザーの諸操作の傾向とその流通について記述していました。「編集操作」や「シークエンス」という語はそのような文脈で使用されています。以下第2章第8節から続く本文です。 8. TikTokとポップソングの信号化 私たちはTinderとInstagramの分析を通して複数のデータのシークエンスを対象にしたユーザーの編集操作の例を追ってきた。このようなシー

                                                                            • 空想から現実へ、現実から空想へ──哀楽をラップする“ダーク・トロピカル”な2人組、OGGYWEST

                                                                              孤立した時間が増えた今年。家から出れなくてもネットを使えばなんでもできるのだろうが、実際の自分は代わり映えが無いまま…。そんな静かな無力感に気付かせるラップ・デュオを見つけてインタヴューを申し込みました。その2人の名はOGGYWEST。地道にEP、LPのリリースを重ねながら初のアルバム『OGGY & THE VOIDOIDZ』を夏にリリースしましたが、彼らはライヴを行わず、ネットを主にした活動でもありません。西荻で制作しつつも鎖国のような活動を行ってきた彼らは、一貫して自粛生活のように薄暗くてジトっとしたトラップが特徴的です。しかしシリアスにはならず、むしろ笑いすら誘うような音楽を作る彼らは一体どんなアーティストなのか。この場を作ってくれたVOLOJZA氏にも参加してもらってのインタヴューです。「ネットで色々な情報を得ているから、少しは広い世界を見れているはず」そう無意識に思っていた自分は

                                                                                空想から現実へ、現実から空想へ──哀楽をラップする“ダーク・トロピカル”な2人組、OGGYWEST
                                                                              • interview with Yo Irie | ele-king

                                                                                いま、恋愛リアリティ・ショー戦国時代で、自分は楽しく見ていたんですけど、興味を示さない人もいて、自分が恋愛ごとやオチのない恋バナに興味が強いタイプなんだなと理解したんですね。 水、仕事、SF、FISHときて、恋愛。なんのことだかわからないかもしれないが、それが入江陽という異才シンガーソングライターのディスコグラフィである。 デビュー・アルバム『水』(2013年)の発表からちょうど10+1年。大谷能生がプロデュースした『仕事』(2015年)、soakubeatsらとの『SF』(2016年)、自主レーベルからの『FISH』(2017年)と、入江は4作のアルバムをリリースしてきた。その間に、ネオ・ソウルやヒップホップやジャズやエレクトロニック・ミュージックを大胆にかき混ぜながら、滲みでる前衛性と溢れでる歌心と諧謔に満ちた歌詞とで彩られた異形のポップ・ソングを歌ってきた。 異才、異形と似たような貧

                                                                                  interview with Yo Irie | ele-king
                                                                                • 【009】街の底|getonthefloor

                                                                                  お話を伺った相手:四日市さん 好きな音楽の傾向:元気 好きなクラブ:今池ハックフィン、高円寺Grassroots、江の島オッパーラ、東岡崎ひかりのラウンジ、伊勢2NICHYOUME PARADAISE、岡山K2、代々木公園、路上 行く頻度:月に3、4くらい?時期によってかなり落差があります よく頼むドリンク:ウーロンハイ 音楽を聴く手段:主にインターネット。副としてフィジカル この企画を始める前、偶然会ったばるぼらさんに「インタビューをするにあたっての準備」について色々お聞きする機会がありました。その際「読みたいから四日市にインタビューしてくださいよ」と何度か言われ、確かに四日市さんは現場でよく見かけるけど、根がパンクスぽいしエッジが効きすぎてるから、自分がある程度回数を経てからじゃないとお願いできないな…と躊躇していたのですが、「そろそろ良いのでは?」とお話を聞きに行ってきました。 やっ

                                                                                    【009】街の底|getonthefloor