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  • 【講座】ベートーヴェンからロマン派へ 〜クラシック音楽と政治 - Yufu Blog

    友人の講座を聞きに行きました 桐朋、MSM(マンハッタン音楽院)で一緒だった乙益乃衣さんの講座を聞きに行きました(*´ω`*) 友人の講座を聞きに行きました プロフィール 内容 朝日カルチャーセンター 乃衣さんの素晴らしき読書歴 Solomon: Beethoven Chopin's Letters シューマン「音楽と音楽家」 シェートリヒ「ヴォルテール、ただいま参上!」 感想 プロフィール 乃衣さんは、この春にミシガン州立大学(MSU)の博士課程を修了して帰国したばかり。日本で行う初レクチャーです👏( ˆ̑‵̮ˆ̑ )✨ Trio NYCとして共演したこともある私の大切なお友達です💕 内容 チラシの内容をそのままですが…… 啓蒙主義とは、フランス革命の土台ともなった(人間性の解放)を説く思想です。若きベートヴェンはこれに共感し、それまでの古典的作曲技法に革新を起こしロマン派への架け橋

      【講座】ベートーヴェンからロマン派へ 〜クラシック音楽と政治 - Yufu Blog
    • 堀江貴文「資格の勉強なんかより、“好きなこと”に投資するほうがリターンが高い」(堀江 貴文) @moneygendai

      お金、時間、人間関係、仕事、遊び……。一度きりの人生、やりたいことを自由にやるべきなのに、気づけば「我慢の奴隷」になっている私たち。そこから脱出するためのヒントを教えてくれるのは、ホリエモンこと堀江貴文氏の最新刊『破戒のススメ』だ。コロナ禍のステイホームで、資格の勉強を始めた人も多いと思うが、堀江氏は「本当に意味があるのか?」と疑問を投げかける。資格の勉強より大切な、本当にやるべきことを教えてくれた。 移動や会議など、ムダに埋めるだけのスケジュールがなくなり、いかに自分たちが毎日くだらないことで時間をすりつぶしていたか、気づいたことだろう。 みんな空いた時間を使って、趣味や家族サービス、近場の旅行などを楽しんでいると思う。自分のやりたいことのために時間を使う当たり前の人生を、少しずつではあるけれど取り戻しかけている。コロナ禍も悪いことばかりではなかった。 一方で、空いた時間を利用して、資格

        堀江貴文「資格の勉強なんかより、“好きなこと”に投資するほうがリターンが高い」(堀江 貴文) @moneygendai
      • 海外SFとの遭遇 - ひつじ図書協会

        こんにちは、久々の対面試験の到来に戦々恐々としているsheep2015です。今回は「sheep2015と海外SFとの遭遇」についてです。 sheep2015が2022年の4月までに読んだ著名な海外SFについて、読んだ順に「どのようにその作品と出会ったのか」を語ります。最近の若者と往年の名作との出会いの一例をお伝えできれば幸い。 火星年代記 2001年宇宙の旅 すばらしい新世界 1984年 華氏451度 アルジャーノンに花束を アンドロイドは電気羊の夢を見るか? タイタンの妖女 ソラリス 幼年期の終わり 夏への扉 デューン 砂の惑星 最後に ちなみにこちらは、2022年4月に「名前は聞いていたけど読んだことのなかったSF」を片っ端から読んでみた時の記事です。あわせてどうぞ。 www.bookreview-of-sheep.com 火星年代記 レイ・ブラッドベリ作。人類が火星に調査隊を送り、植

          海外SFとの遭遇 - ひつじ図書協会
        • 「近畿地方のある場所について」感想 最初は考察しないで気楽に怖がるのがいいと思う - などなどブログログ

          背筋著「近畿地方のある場所について」 カクヨム ってネット小説読みました。 面白かったです。ガチホラーです。 私はオカルトは全く信じてません。「信じる/信じない」って言い方自体をアホらしいと思ってるほどです。(でもこの言い方が一番手っ取り早くニュアンスが伝わるからなあ~) そんな私でも読んだ直後にはなんか自宅の暗闇がおっかなくなるくらいにビビりました。 スピリチュアル盲信者やフィクションと現実を混同する人を馬鹿馬鹿しいと思うことと、良質なホラー小説を読んで恐怖を感じることは同時に成り立ちますよね? 世の中に「近畿地方のある場所について」というホラー小説があることは前から知ってましたが、ネット小説であることと、読んだ人が大げさに騒いでるっぽい感が逆に興味をひきつけなくて読んではいませんでした。 しかし前に近所の本屋に行ったら本が並んでて、あ、書籍化されたんだとその時初めて知り、そしてすぐに店

            「近畿地方のある場所について」感想 最初は考察しないで気楽に怖がるのがいいと思う - などなどブログログ
          • 『異文化理解力』の書評とサクッと要約|相手と自分のカルチャーを相対的に捉える

            『異文化理解力』は、通っていたビジネススクールの参考図書になっていたものの、そのときは買いもせず、時間だけ過ぎていき…ましたが、誕生日の欲しいものリストでおねだりをして、頂くに至ります。出版社が英治出版ということもあり、ずっと興味はあったんですよね。 でも、私が勤めている会社はめちゃくちゃドメスティックな企業。何か参考になることがあるのかなーとやや気になる。読んでみた結論なのですが、『異文化理解力』で語られる、国を単位とした文化的な違いで言ってしまうと、なかなか私には活用シーンが浮かばない。クライアントも国内企業だしね。 とはいえ、一部社内にもいる外国籍の方とのコミュニケーションであったり、同じ国だったとしても地域や部署や会社が違うとカルチャー違うことも多いので、そういった視点で考えていきたいと思います。東京と沖縄とか絶対違うしね。 あ、外国籍の方のMBO面談、そういえば評価への感覚がだい

              『異文化理解力』の書評とサクッと要約|相手と自分のカルチャーを相対的に捉える
            • トマス・ピンチョン『ブリーディング・エッジ』未読読書会 - ボヘミアの海岸線

              この世には、3種類の読書会が存在する。 課題図書を読み終わった読書会、課題図書を読んでいる最中の読書会、課題図書を読んでいない読書会だ。 私がよく参加するのは読了後の読書会で、たまに読んでいる最中の読書会に参加する。実際には、読んでいる最中の読書会は、読み終わった読書会に参加するつもりでまにあわなかった読書会なので、ねらって「読んでいる最中の読書会」への参加は少ない。 私は、課題図書を読んでいない「未読の読書会」に参加したことがない。読書会に参加してもう10年になるのに、私はいまだに3大読書会のひとつを経験したことがなかった。 このことに気づいてから、未読読書会をしたい気持ちがかつてないほど高まった。 しかし、私は未読読書会の初心者だ。読了後の読書会については多少の知見があるけれど、未読の読書会については知見も経験もない。 未読の本で読書会を開催したとしても、過去の経験にひきずられて、課題

                トマス・ピンチョン『ブリーディング・エッジ』未読読書会 - ボヘミアの海岸線
              • 『雲上雲下』朝井まかて|古くから伝わる民話の復興を - 書に耽る猿たち

                『雲上雲下(うんじょううんげ)』朝井まかて 徳間文庫 2021.11.13読了 子供の頃にテレビで観た「まんが日本昔ばなし」を思い出した。必ずあのテーマ曲とセットだ。「ぼうや~ 良い子だ ねんねしな」という歌声とともに、竜に乗った男の子が画面いっぱいになって映し出される。懐かしいなぁ。当時は特別好きなアニメだったわけではないけれど、いま思えば良い番組だったと思う。今の子供達は、昔ばなしは寝る前に読んでもらったり、絵本で読んで知るのだろうか。 そう、この『雲上雲下』という小説は、古来から伝わる昔ばなし・民話を元にした小説である。「草どん」という植物の視点で話が始まる。金色の子狐が草どんのところに来て、お話をせがむ。草どんは、何百年も生きているから色々な話を知っている。子狐と途中から参加する山姥(やまんば)に、民話を話し聞かせていくというストーリーだ。 どこかで聞いたことがあるようなお伽噺が草

                  『雲上雲下』朝井まかて|古くから伝わる民話の復興を - 書に耽る猿たち
                • SFブーム時代への憧憬から生まれた物語――『さやかに星はきらめき』刊行記念著者 村山早紀インタビュー|Hayakawa Books & Magazines(β)

                  村山早紀氏の最新作『さやかに星はきらめき』が早川書房より刊行されました。 本屋大賞に2年連続でノミネートされた『桜風堂ものがたり』『百貨の魔法』や、20年の時を経て愛蔵版が刊行された〈シェーラひめのぼうけん〉シリーズを手掛けるファンタジーの名手が描く、宇宙を舞台にした連作短篇集です。 こちらの記事では「SFマガジン」2月号(2023年12月24日発売)に掲載予定のインタビューを先行公開いたします。 ■SFブームの時代への憧憬から生まれた物語 ──まず、本書の執筆のきっかけを教えていただけますか。 村山 ある夜、昔の翻訳物のSF小説みたいなお話を書きたいなあ、と当時のTwitterでつぶやいたことがきっかけです。それをいろんな方が拡散してくださって、声が届いたSFマガジン編集長(当時)の塩澤さんからお声がかかってSF小説を連載することになったんです。『さやかに星はきらめき』は、その作品を本と

                    SFブーム時代への憧憬から生まれた物語――『さやかに星はきらめき』刊行記念著者 村山早紀インタビュー|Hayakawa Books & Magazines(β)
                  • 思い出って、作るものなの?【森博嗣】連載「静かに生きて考える」第16回 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

                    思い出って、作るものなの?【森博嗣】連載「静かに生きて考える」第16回 森博嗣「静かに生きて考える」連載第16回 新型コロナのパンデミック、グローバリズムの崩壊、ロシアのウクライナ侵攻、安倍元総理の暗殺・・・何が起きても不思議ではない時代。だからこそ自分の足元を見つめなおしてみよう。よく観察してみよう。静かに考えてみよう。森先生の日常は、私たちをはっとさせる思考の世界へと導いてくれます。連載第16回。 第16回 思い出って、作るものなの? 【「思い出」って何かな、と思い出してみる】 家族旅行や修学旅行が難しい時期があったためか、「子供たちの思い出作りができない」とおっしゃっている人たちが沢山いた(あるいは、沢山いるように報道されていた)。そうなのか、旅行というのは思い出を作るためにするものなのか、と目から鱗が落ちた(目に鱗がある動物って、知らないけれど、聖書が語源だとか)。 そんなわけで、

                    • 蔵書作り - へたれお母さんの雑記帳

                      数か月前に夫の断捨離ブームがあり、家の中がだいぶ片付きました。 我が家には二階に子供部屋予定の部屋が二部屋あって、今までそのうちの一部屋に親の本を置いていたのですが、これを機に片付けることに。 本は定期的に処分していたのだけど、どうしてもすぐに溜まってしまいます。原因はたぶん、私が「面白そう」と思った本をすぐに買ってしまうから。(そして忙しくて読まれないまま溜まっていく…。) 図書館を利用すればいいのだろうけど、ない本も多いし、貸出期間内に読み終えられないことが多いので、買っちゃえ~となるります。 今回も、私の本を中心にだいぶ処分しました。 最初は「2回読むことはほぼないから、読み終えたものは処分しよう」の考えで仕分けていたのですが、ふと思い出したことがあり、手を止めました。 少し前、朝のNHKラジオにて、リスナーからの「中学生の子供が、私の本棚から本を選んで読んでいる。「黒革の手帳」なん

                        蔵書作り - へたれお母さんの雑記帳
                      • 「ブログ」で感謝 ♡(*^-^*) - アラフィフまめこの日常 blog

                        ブログを書き始めてから1か月半近く経った。 「ブログ」に触れる事がすっかり習慣づいてきた。 書くことはもちろん、読ませていただくことも日課になってきている。 今回は読ませていただいている側からの私への影響を書いていこうと思う。 ブログ探しをしていると、いつもアップされている方を当然目にする。 「あっ!この方、今日も何か書かれている!(^^)♡」 文章を書きあげたことに対して「お疲れでした !」と思うと同時に早速ワクワクしてページを開いてみる。 自分以外の人の心の内が拝見できるのは大変興味深いものがある。 性別、世代、今いる環境、バラバラな人達が思い思いに「今」を綴っている。 顔が見えないからこそ、先入観なしで文章や写真からの思いが伝わってくる。 それに対して、クスっと笑わせてもらったり、季節を感じたり、心温まる癒しをもらったり、また、自分が日頃考えたりしていないことに対して意見しているのを

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                        • 机も棚も山積み…なのに「引っ越し荷物は段ボール2箱まで」だと!? 激震走る新潮社編集部のカオスっぷりが話題|まいどなニュース

                          「内装工事のため、秋までに別の部屋に引っ越しせよ。持っていける荷物は1人ダンボール箱2つまで」(ツイートより抜粋)という激震ニュース投下直後の新潮社編集部文芸(@Shincho_Bungei)の一隅を写した画像が、SNSで大注目を集めました。7月2日に投稿されたツイートは9日現在、実に約16万件ものいいねがついています!! これぞカオスともいうべき光景に「既視感しかない」という共感、「断捨離待ったなし」という呼びかけ、果てはダンボールのサイズは未だ指定されていないことから「コンテナサイズのダンボール箱を準備する(名案)」と知恵を授ける(?)提案まで、投稿にはありとあらゆる種類のコメントが殺到しました。 同編集部に連絡を取ると、話題になった写真には、実は手前から3台机が写っている、といいます。もはや堆積物で、各々の机の境界線も定かではありませんが…。詳しい話を、 ◇手前の招き猫の乗った机を使

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                          • 【2歳2ヶ月】娘のお気に入り絵本 - マネバナナ

                            娘の中でようやくクリスマス絵本のブームが終息に向かい始めました。(まだ完全に終わったわけではない。笑) 今月は 新しい絵本を20冊くらい購入したので、お気に入り絵本もたくさん! 今までは読んで欲しい絵本を1冊ずつ私のところに持って来ていた娘が、一度に3冊くらい持って来るようになったので、毎日たくさん読み聞かせしました。 これから紹介する絵本は娘が気に入って何度も私のところに持ってきた絵本です。 目次 ➀おいていかないで ②くだもの ③やさい ④りんごがドスーン ⑤はけたよはけたよ ⑥クリスマスのズボン ⑦あきぞらさんぽ ⑧ゆきみちさんぽ ⑨きんぎょがにげた ⑩えんやらりんごの木 ⑪きょうのおやつは ⑫おうまさんしてー! まとめ ➀おいていかないで リンク ひとりで遊びに出かけようとするおにいちゃんを、「おいていかないで。わたしもいく。」と絶妙なタイミングで引きとめるあやこがとってもかわいい

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                            • “デスクは2つ” が最強!? 「集中できない、ひらめかない」がなくなる仕事環境の整え方 - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習

                              集中力がすぐに途切れる。アイデアがなかなかひらめかない。その悩みは、もしかしたら仕事をする「デスク」を考察することで解決できるかもしれません。自分にピッタリの環境を整えて、仕事の効率を上げまくりましょう。 集中できないのは、場所選びが悪いから メガネのJINSで有名な株式会社ジンズホールディングスが実施した、興味深い実験があります。それは、異なる職種の3人のオフィスワーカーに、「公園」「にぎやかなカフェ」「静かなカフェ」「ワーキングスペース」「図書館」「自分のオフィス」の6箇所で仕事をしてもらい、それぞれの場所での集中力を比較するというもの。 結果、6箇所のうち最も集中できない場所は、なんと普段仕事をしている「自分のオフィス」だったのです。 この結果を医学博士の石川善樹氏は以下のように分析しています。 企画書作成や文書執筆など、長時間かつ継続的な集中を必要とする作業を行う場合、会議・電話・

                                “デスクは2つ” が最強!? 「集中できない、ひらめかない」がなくなる仕事環境の整え方 - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
                              • 『勝手に生きろ!』チャールズ・ブコウスキー|丸出しでまるごとそこにいる男 - ボヘミアの海岸線

                                「あんた、まるごとそこにいるのね」「どういう意味?」「だからさ、あんたみたいな人、会ったことないわよ」「そう?」「他の人は10%か20%しかないの。あんたはまるごと、全部のあんたがそこにいるの。大きな違いよ」 ーーチャールズ・ブコウスキー『勝手に生きろ!』 ブコウスキーは、いつか読もうと思いつつも通りすごした作家のひとりだ。学生の頃、ブコウスキーは最高だよ、マイ・フェイバリットだよ、とビールを飲みながら(彼はいつもビールを飲んでいた、授業中でも飲んでいた)推してきた友人がいたのだが、なんとなく手に取らないまま読み過ごした。ようやく読んでみた今、思っていたよりもずっとブコウスキーは率直でユーモアがあると知った。なんだ、こんなことならもっとはやく読んでおけばよかった。 舞台は1940年代、第二次世界大戦直後のアメリカ。「一時的にインスピレーションの途切れた作家」ヘンリー・チナスキーが、アメリカ

                                  『勝手に生きろ!』チャールズ・ブコウスキー|丸出しでまるごとそこにいる男 - ボヘミアの海岸線
                                • 渡辺浩『日本思想史と現在』 - 西東京日記 IN はてな

                                  今まで著作の評判を聞いてきて、これはいつか読まねばと思いつつ読んでいなかった渡辺浩の小文集が筑摩選書という手に取りやすい形で出たので読んできました。 非常に鋭い切り口がいくつもあり面白く読める本ですが、核心的な部分に関しては「続きは別の本で…」といったところもあり、やはり、主著である『日本政治思想史 十七〜十九世紀』、『明治革命・性・文明』といった本を読まねば、と思いました。 そういった意味では、渡辺浩の「入門書」というよりは「導入の書」みたいな位置づけになるのかと思います。 目次は以下の通り。 1 その通念に異議を唱える 2 日本思想史で考える 3 面白い本をお勧めする 4 思想史を楽しむ 5 丸山眞男を紹介する 6 挨拶と宣伝 冒頭には福沢諭吉の『学問のすゝめ』についての文章が置かれています。 私たちは、江戸時代は身分制の社会であり、それを支えたのが儒教で、そうした儒教に支えられた身分

                                    渡辺浩『日本思想史と現在』 - 西東京日記 IN はてな
                                  • 人間 - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

                                    又吉直樹の『人間』を読了した。 又吉の小説を読むのはこれで三冊目だ。特に作品が好きなわけではないのだが、やはり話題性もあるし、又吉という芸人には一定の興味をもっているので、ついつい手にとり読んでしまう。 本作を読む前に一応Amazonレビューを覗いたが、否定的な声も多かったので期待値は低めに設定した。とはいえ、あきらかに文学を読み慣れていないレビュアーの投稿も多かったので、話半分に思いながら。 読んでみてどうだったか。普通に楽しめた。特に第三章まではかなり楽しくて、そこまでであったら大絶賛と言っても良いほどの内容であった。 又吉はとにかく、人間に渦巻くどす黒い感情を言語化するのがうまい。負の感情ほど活き活きと描写し、手触りを感じられるくらいに実態へと近づける。日常的に感じている苛立ちや、見聞きするふざけた暴論への切り返しが見事に言語化され、そうそう、こんなふうに言い返したかったんだと、何度

                                      人間 - いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう
                                    • 斉藤一人さんの「人とお金」読んでます。とても読みやすくて、あぁ~そうか!って教えてくれますよ。 - 広島歴史探索の後は、お好み焼き「そば肉玉」じゃね

                                      お題「#おうち時間」 前に、斉藤一人さんっていいね。 って、言ったら息子がこの本を送ってきました。 斉藤一人さんの「人とお金」です。 何となく、置いていていつか読もうかなって思ってて、 「おうち時間」にも少しくたびれてきて読み始めました。 この本は、今回のコロナ騒動の前に読んでおくべきでした。 よい波動を起こすには、 本のはじめに「お金のこと(経済)」と「人間関係」の二つをわかっていれば、恐いものはないですって言われています。 一人さんは、「頑張る」を「顔晴る」って書かれています。 なんか行き詰まってるって思ったら、この本もう一度読み直したらいいですね。 変われる気がします。 人とお金 作者:斎藤一人 発売日: 2013/10/21 メディア: 単行本

                                        斉藤一人さんの「人とお金」読んでます。とても読みやすくて、あぁ~そうか!って教えてくれますよ。 - 広島歴史探索の後は、お好み焼き「そば肉玉」じゃね
                                      • 癒しのカワセミくん〜モズのメスとも遭遇 - 耳を澄ませば〜23区の片隅で

                                        いよいよ師走に突入、いつものことながら時の流れの速さに驚かされます。 「何を慌ただしくバタバタしているのー?一休みしていったら?」by カワセミくん 近所の川辺を歩いていると、中洲でのんびり一休み中のカワセミに出会いました。 「空でも見上げて、一息ついてみなよ〜」 足の色も胸の色も鮮やか、嘴は上下とも真っ黒の、立派なオスのカワセミでした。 「え?もう行っちゃうの? 本当に慌ただしいねえー」 「ま、また時間ができたら遊びにおいでよ。またね!」 約15分ほど見つめていましたが、全くその場から動かないカワセミくんでした😄 もっと見つめていたかったのですが、人間界の時間に追われる私は、後ろ髪を引かれながらカワセミくんに別れを告げました。 しかしカワセミって、本当に美しい鳥ですね。 帰り道、空を見上げるとモズのメスが。 オスに比べて全体が淡く、表情もどことなく柔らかい感じがします。 胸の鱗模様が素

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                                        • 【学問のすすめ 福沢諭吉 奥野宣之・訳】は難しい古典をひたすら分かりやすく書いてあります - 海老チャーハン と チャーハン は別物?

                                          読書感想 第60冊 学問のすすめ 福沢諭吉 現代語訳:奥野宣之 致知出版社 K七はテレビを結構ためどりします。 今、昔の番組を観ていたら知り合いのお客様が出ていました。 それも特集って感じでかなり長めです。 すげーえなー、と思っていたら、 突然の緊急特別番組に切り替わり、 そのまま番組は終了です。 調べてみたら続きの再放送はなし。 TBSの吉高由里子のドラマはもう一回やったのに… あのお客様はきっとツキがないのだろうなぁ 学問のすすめ 福沢諭吉?? 奥野宣之?? 特に印象的なのは女性についての記述 行き過ぎた親孝行にも釘を刺しています 古典はとっつきにくいがこの本はおすすめします では、古典の『学問のすすめ』を。 私が読んだのは「いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ」で、 最近レパートリーを増やしてきているシリーズです。 ほかに『論語と算盤』を読んでいるところなので、 これはまた別な機

                                            【学問のすすめ 福沢諭吉 奥野宣之・訳】は難しい古典をひたすら分かりやすく書いてあります - 海老チャーハン と チャーハン は別物?
                                          • 舌でたどる記憶 - いぬごや

                                            去った街で焼き鳥を食べる 春まで勤めていた会社のごく近くにある、私が辞めてからできた焼き鳥屋が妙においしい。レバーがすばらしく新鮮で、つくね(串団子型ではなく五平餅型)のコリコリじゅわっとした食感がたまらなく、すべての串が絶妙な加減の塩で出てくる。薄く広げたマッシュポテトの上にいかの塩辛をのせて炙ったのや、れんこんのカクテキに桜海老を和えたのとか、一品料理もちょっと気が利いていてお酒によく合う。 その日は仕事のあとにわざわざ前職オフィスのそばまで出かけていって、懐かしい街の知らない焼き鳥屋で元同僚と飲む、というややこしいことをした。過去に勤めていた会社がある街っていうのは、一度住んだことのある街とすごく質感が近い。あのとき道を変えずにそのままその街で過ごしている、違う選択をしたほうの人生にいる自分を疑似体験したような心地になる。好ましく感慨深い気持ちになるけど、この街でお前のなにかが新しく

                                              舌でたどる記憶 - いぬごや
                                            • 【日記】5/13から5/19 - うどん家の日常

                                              こんにちは。3歳1歳ふたりの息子を育てているワーママのうどんです。 今回は5/13から5/19までの日記です。 先週はこちらからどうぞ〜 noodlenodu.hatenablog.com 2024/05/13 Mon 2024/05/14 Tue 2024/05/15 Wed 2024/05/16 Thu 2024/05/17 Fri 2024/05/18 Sat 2024/05/19 Sun 2024/05/13 Mon 復帰して2週目。MBOを立てているとまったりしている暇がないことに気づく。思考しないといけない系、早めにやらないといけないわ。。。 私はおそらくマルチタスクの人間だなぁと石田先生のvoicyを聞いていて思ったけど、どうもそうらしい笑 diamond.jp Aが10個、Bが5個だった。マルチタスク寄りなんだなぁ。 話戻るけどマルチタスクだからか、思考系タスクはなかなか集

                                                【日記】5/13から5/19 - うどん家の日常
                                              • 2023年岩波文庫フェア「名著・名作再発見! 小さな一冊をたのしもう」 - 岩波書店

                                                ご好評をいただいている「岩波文庫フェア」を、今年も「名著・名作再発見! 小さな一冊を楽しもう!」と題してお届けいたします。 岩波文庫は古今東西の典籍を手軽に読むことが出来る、古典を中心とした唯一の文庫です。読書の面白さ、感動を味わうには古典ほど確かで豊かなものはありません。岩波文庫では出来るだけ多くの皆さまに名著・名作に親しんでいただけるよう、本文の組み方を見直し、新しい書目も加えより読みやすい文庫をと心がけてまいりました。 いつか読もうと思っていた一冊、誰もが知っている名著、意外と知られていない名作──岩波文庫のエッセンスが詰まった当フェアで、読書という人生の大きな楽しみの一つを存分に堪能していただければと思います。 ※2023年5月27日発売(小社出庫日) 【読者プレゼント】 フェア書目3冊以上お買い求めの方に、もれなく「岩波文庫特製ブックカバー」をお送りします。 応募方法:フェア帯の

                                                  2023年岩波文庫フェア「名著・名作再発見! 小さな一冊をたのしもう」 - 岩波書店
                                                • ちくま新書の80%オフ(6/20まで)、図書館利用について - Letter from Kyoto

                                                  Kindle本のセールです。僕は4冊買いました。 完全教祖マニュアル (ちくま新書) 作者:架神恭介,辰巳一世筑摩書房Amazon 謎解き 聖書物語 (ちくまプリマー新書) 作者:長谷川修一筑摩書房Amazon [asin:B071F4YF9P:detail] [asin:B010L23QCA:detail] まだ読めてないんで感想は後日。 Kindle本 電子書籍 | Amazon | アマゾン ついでに、僕は図書館をときどき利用するんだけど、紙の本やKindle本を購入することも多い。図書館で借りる本と、買う本はどう違うか。今回買った3冊だって、セールとはいえ図書館で借りたら無料で読める。図書館を日常的に利用するのであれば、わざわざ買う必要なかったんじゃないか?と思われるかもしれない。 しかし、おそらくこれらの3冊は、図書館でわざわざ借りて読んだりしない。図書館で借りたら2週間で読み切

                                                  • 『悲しみを聴く石』をダリー語と日本語で読みました - dari dari dari

                                                    Susanne Jutzeler, suju-fotoによるPixabayからの画像 こんばんは。 梅雨が始まったせいか、体調が本調子ではないので、少しペースを落として生活しています。 しかたないですね。自然の流れに逆らわず、ゆっくりと。 今日は本を一冊紹介します。 アフガニスタン出身の作家が書いた本『悲しみを聴く石』です。 初めてダリー語で小説を読みました! といってもカラクリがあって、日本語版も持っているから読み通せたとも言えるのですが。いずれにしても嬉しいです。 日本語版はこれまでに何度か読んでいたのですが、今回の読書が一番深く読めたと思います。自分の母語(日本語)ではない言語(ダリー語)で読むと、母語で読んだときには見えないものが見える気がします。 本の紹介 原書(フランス語):SYNGUÉ SABOUR  Pierre de patience ダリー語版:«سنگ صبور» 邦

                                                      『悲しみを聴く石』をダリー語と日本語で読みました - dari dari dari
                                                    • GoogleAdSense マネタイズの教科書をブログ初心者が読んだ率直な感想|チメブロ

                                                      副業にせよ、趣味にせよ、ブログを始めようと志した人なら一度は目にしたり耳にしたりしたことがあるタイトルなのではないでしょうか? 私もブログを始めるにあたり、様々な情報を収集する中で有名ブロガーの方々が紹介するのを見たりして、いつか読んでみたいと憧れていました。 とはいえタイトルから推測するに、Googleアドセンスの審査に通って初めて読む資格が得られる本、というのが私の中の認識でしたので手に取る事は控えておりました。

                                                        GoogleAdSense マネタイズの教科書をブログ初心者が読んだ率直な感想|チメブロ
                                                      • 年末の垂れ流し - 2020年の不幸- - todo-mentor’s diary

                                                        今年も年末ですね。 このブログの記事が年間はてなブログランキングにランクインしていたことを知りました。 *1 blog.hatenablog.com ページを開いてくれた方が多かったのは嬉しいです。 余談ですが、ランクインするくらい読まれても2020年では10万円くらいしかamazonアドセンス貰えないので、DS関係のブログは労力と知識に対するペイとしては実質赤字です。 営利目的で書いたつもりはないので、そこに言及すること自体あれですが気になってる人も居ると思うので。*2 『怪しすぎる。この記事を書く能力がある人は、この記事を書く労力で儲けられるはずなので、こんな記事を公開するメリットがあるはずがない。』みたいなブックマークコメントがあった気がしますが、その感覚は正解だと思います。 多分、DSとして生きていく上で無料で情報公開することはデメリットでしかないと思います。(しかも匿名だし) あ

                                                          年末の垂れ流し - 2020年の不幸- - todo-mentor’s diary
                                                        • うちの子は超繊細 - 華-Hana-の躁鬱↑↓物語

                                                          いつもより長文です ちょっと前になりますが、本屋で少し立ち読みをした時の話です。 私は本が好きで、基本的にはその時の気分で選び、気力がある時は小説を、疲れた時には温泉宿などの雑誌を読んだりします。 子育て本だけはなぜかどんな気分の時でも手に取りたくなります。 図書館でよく借りるのですが、毎回コレもアレもと借りたい衝動に駆られるけれど、借りた本を結局読まずに返したらなんだかすごく時間を無駄遣いしたような気分になるので、借りる本は一回に5冊までと自分にルールを課しています。 自分の家にある、いつか読みたくなる可能性も出てくるかもしれないけれどとりあえず不要な本は、近くの図書館に寄付させてもらっています。 不用品は置いておけないタチです。 忘れた頃に図書館で見つけて、思い出して読みたくなって借りたりしてね(笑) 大きな書店は遠いんです。 時間とお金がある時でないとなかなか行けません。 で、ちょっ

                                                            うちの子は超繊細 - 華-Hana-の躁鬱↑↓物語
                                                          • チャッターアイランド vol.15|okadada

                                                            『チャッターアイランド』はDJ/プロデューサーのokadadaとDJ/ライターのshakkeがしゃべったことを記録する、という趣旨のテキスト/音声コンテンツです。毎月1回の配信を予定してます。今回は読んだ本の話が多かったので言及した本のデータを併記しております。 オカダダ、『ドン・キホーテ』に触れるshakke オカダさんは最近どんな本を読んでるんですか? okadada けっこう本買わないようにしてたんですよ。でも、いまは大阪に住んでた時代とか20代前半のころぐらい買ってますね。古本屋行って、目についておもしろそうと思ったら買う、みたいな。昔はそれで積んで積んで、ってなっちゃってたからしばらくやってなかったんですけど。 shakke それ、読むペースは追いついてんの? okadada 全然追いついてない。だって、並行して読んでるやつが(部屋の)各所にありますもんね。ここにも『資本主義だけ

                                                              チャッターアイランド vol.15|okadada
                                                            • 「読んでいない本をどれだけ増やすのか」という戦い - 4人によって何かがつくられていく過程

                                                              あと少しでこのブログの更新が終了するので、 本について書いておこうと思います。 本は良いです。 文庫本は持ち運べるし、ハードカバーは所有感があるし、 新書は美しい長方形だし、技術書は切れます。 読むのが遅ければ遅いほど、お金がかかりません。 分厚ければ分厚いほど、読んだ人が少ないので話題に上がりません。 難解であればあるほど、ネットで要約を調べれば読んだ気になれます。 会話の中で特定の本の話になっても、 読んだかどうかなんていくらでもごまかせるし 読まなくたって話すことができます。 だから、本を開くのも、開いてから途中で止めるのも、 何度も何度も読み返すのも、個人の域を出なければ自由で良いです。 ただ、本は語られるために存在するような一面もあります。 読書は個人的な営みのように見えて、 人々と語るために行っている場合が多いように思います。 人に教えたくないほど好きな、あるいは嫌いな本に出会

                                                                「読んでいない本をどれだけ増やすのか」という戦い - 4人によって何かがつくられていく過程
                                                              • 「ホモサピエンスだからしかたない。」自己責任を弱める読書のすすめ

                                                                1978年生まれ。大阪府出身。現在、東京都内に在住。京都大学総合人間学部を24歳で卒業し、25歳で就職。できるだけ働きたくなくて社内ニートになるものの、28歳のときにツイッターとプログラミングに出合った衝撃で会社を辞めて上京。以来、毎日ふらふらと暮らしている。シェアハウス「ギークハウス」発起人。著書に『しないことリスト』『知の整理術』(だいわ文庫)、『夜のこと』(扶桑社)などがある。 人生の土台となる読書 元「日本一のニート」として「ザ・ノンフィクション」などのテレビや、ネットで人気の著者。彼が一般的な生き方のレールから外れて、独自のやり方で生きてこれたのは、本を読むのが好きだったからだ。本書では、人生を支える「土台」になるような本の読み方を、30個のエピソードと100冊の本で紹介する。 「どうしようもないダメ人間の生き方を書いた本」や「世間で言われている常識をひっくり返すような本」、「見

                                                                  「ホモサピエンスだからしかたない。」自己責任を弱める読書のすすめ
                                                                • 『ナンシー関の名言・予言』:天国を見上げ、下から目線で考える「感動させてくれ病」

                                                                  「感動を与える」の謎 どうでもいいけれど気になることがある。 近頃、スポーツ選手がひどく頻繁に「感動を与えたい」と発言している。 それがどうしたと思われただろうか。私が気になるのは以下のような点である。 何かというと「上から目線だ」とかとバッシングされがちな世の中だというのに、「感動」を、「与える」って、かなりレベルの高い「上から目線」ではないだろうか。 私自身、この発言が「上から目線で気に食わない」とは別に思わない。こういう発言をするのは大抵若いアスリート、スポーツにただただ打ち込む若者で、言葉を生業とする人たちではないのだし、かつて名選手のプレーに感動して憧れて自分も同じ道を選んだ、の延長線上の発言くらいに感じる。「感動させてあげますけど、いかがですか?」と直接言われたら「結構です」だが(これは「要らない」を意味する方の「結構です」であり、現代風には「大丈夫です」か)、発言自体にそこま

                                                                    『ナンシー関の名言・予言』:天国を見上げ、下から目線で考える「感動させてくれ病」
                                                                  • 2024年のリーディングチャレンジ(ロマンス小説編) - トーキョーブックガール

                                                                    みなさんにとって、2023年はどんな年でしたか? わたしにとっては、愛犬の闘病や介護に始まり、看取りや大切な人の死を経験した、辛い1年でした。一言で言うとすると、 Espero que la salida sea alegre y espero no volver nunca más というフリーダ・カーロの言葉が思い浮かぶくらい。 戻りたくない、でも思い出になってしまうのも嫌で2023年を立ち去りたくない、という気持ち。 ただし辛いことがあった分、本に支えられた1年でもありました。 かけがえのない人生のパートナーで、苦しいときにずっとそばにいてくれる母のようでもあり、無邪気な娘のようでもあった愛犬。このブログは彼女と一緒に過ごす時間に、彼女のそばで綴っていたものなので、なんだか見るのが辛くなって遠ざかっていたのだけれど、今年はできる範囲で投稿しようと思います。 そういうわけで、2023年

                                                                      2024年のリーディングチャレンジ(ロマンス小説編) - トーキョーブックガール
                                                                    • 3.「トランスジェンダー」にされる子供たち。 - 「LGBT」というレッテルを貼られて。(千石杏香) - カクヨム

                                                                      二〇二一年・十一月――イギリスで一人の医師が内部告発する。 彼――デビット゠ベル博士は、タビストック゠アンド゠ポートマンNHSトラスト(ロンドン北部にある国民保健サービス)の元理事だ。トラストの下には、未成年の性別違和を診察するイングランド唯一の病院・タビストック医院がある。 ところが、タビストック医院では、ピンクのリボンや人形遊びを好まない女児が越境性差(トランスジェンダー)にされ、間違った身体に生まれたように扱われ、性別適合医療が施されているというのだ。 二〇一八年には、「充分な診断もせずに子供たちの人生を左右する決断に誘導している」とベル博士の同僚数人が病院に抗議する。しかし、彼らは懲戒処分の危機に晒された。 背景には、「ストーンウォール」や「マーメイズ」などのLGBT団体の影響がある。これらの団体が政治ロビー活動を行なった結果、「探求のために空間が閉ざされた」のだ。病院の職員たちは

                                                                        3.「トランスジェンダー」にされる子供たち。 - 「LGBT」というレッテルを貼られて。(千石杏香) - カクヨム
                                                                      • 不純な読書|伊藤聡

                                                                        たぶん本が好きだと思うのだがいままであまり深く考えずに「本を読むのが好き」と言ってきたが、これは事実だろうか。本に接していて、どのような瞬間にもっとも喜びを感じるのか、自分なりに考え直してみたのである。いま私は、1日に少なくとも2時間は本を読んでいるので、たぶん読書が好きなのだと思う。毎日せっせと読んではいるものの、しかし最近どうも「本を読むのが好き」という前提が怪しい気がしてきたのである。私はたくさんの本を読みたい欲求が強いのだが、これは1冊の本を大切に読む態度と相反するのではないか。私はとにかく、さまざまなタイプの本を次々と、ハチャメチャな速度で読みたいのである。 そのため、本に接していていちばん嬉しいのは「ある本を読み終えて、次に何の本を読もうかと考えている時間」である。次にどんな本を読んでもいい、なぜならこの本は読み終えたのだから──。目の前に無限の扉が開いているような、この感覚。

                                                                          不純な読書|伊藤聡
                                                                        • 晋書邦訳一覧 - 劉裕頁

                                                                          劉裕頁 晋末宋初に関するエピソード群を様々な形で参照できる wiki です。 トップページページ一覧メンバー編集 晋書邦訳一覧 最終更新: jinsung 2023年08月30日(水) 07:43:44履歴 Tweet 本紀 巻人名晋書訳簡訳所解体晋書その他1司馬懿○ンバ2司馬師○○司馬昭○3司馬炎○4司馬衷○○5司馬熾○○司馬鄴○○6司馬睿○○○司馬紹○○○7司馬衍○○司馬岳○○8司馬聃○○司馬丕○○司馬奕○○9司馬碰○○司馬曜○○波間10司馬徳宗○○波間司馬徳文○○波間 志 巻人名晋書訳簡訳所解体晋書その他11天文上12天文中13天文下14地理上○15地理下○16律暦上17律暦中18律暦下19礼上20礼中21礼下22楽上23楽下24職官○○25輿服26食貨27五行上○28五行中29五行下30刑法 列伝1〜35 巻人名晋書訳簡訳所解体晋書その他31后妃序○宣穆張皇后○景懐夏侯皇后○景献羊

                                                                            晋書邦訳一覧 - 劉裕頁
                                                                          • いつか読みたい晋書訳

                                                                             インターネット上で、正史『晋書』百三十巻の完訳公開を目指すプロジェクト。翻訳を「読みたい」人から資金を募り、趣旨に賛同いただいた専門家に翻訳を依頼します。「三国志」等から中国の歴史・文化に興味を持った人が、手軽に良質な翻訳にアクセスでき、趣味・学問の隔てなく、より広く深く探究できる 環境の整備を目指しています。2020年2月始動しました。 たくさんのご支援ありがとうございます。完成したところから、順次 翻訳を掲載していきます。宜しくお願いします。 更新情報 24年04月12日 列伝第五十三巻_顧和・袁瓌(子喬・喬孫山松ら)・江逌(従弟灌・灌子績)・車胤・殷顗・王雅 24年03月31日 列伝第三十九巻_劉隗(孫波)・刁協(子彝・彝子逵)・戴若思(弟邈)・周顗(子閔) 24年02月27日 列伝第三十七巻_温嶠・郗鑒(子愔・愔子超・愔弟曇・鑒叔父隆)新規掲載 23年11月05日 志第十七巻_

                                                                            • 日本精神医学の歴史⑨「漢方医学の精緻化」 - まだなにも決まっていない blog

                                                                              みなさん、こんにちは、私です。 maedaaaclinic.hatenablog.com の続きになります。 幕藩体制から明治維新にかけては、産業経済の発展や交通の整備などにより、 経験的・実証的な知識や技術を重視する日本独自の学問的風土が成熟していきます。 漢方医学の分派と隆盛 江戸時代初期から中期にかけて漢方主流派であった香月牛山(1656-1740)は 鬱病・癲狂・健忘症・不寝・邪祟などに言及し、 狐狸犬猫、鎌鼬、犬神、狐憑きなどは邪祟病とし、 脈診と祈祷や薬物療法の必要性を説いた。 また牛山の儒学の師であった貝原益軒(1630-1714)は、 自然科学的実証主義を重視し、自らの罹病・治療体験をもとに 「養生訓」(1712)を著述した。 養生訓 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ) 作者:貝原 益軒 致知出版社 Amazon 【養生訓】 勤勉即養生の術、心は楽しく身は労働など

                                                                                日本精神医学の歴史⑨「漢方医学の精緻化」 - まだなにも決まっていない blog
                                                                              • PFDS(純粋関数型データ構造)を読んだ - だいたいよくわからないブログ

                                                                                手を動かしたい気分だったのでだいぶ後回しになっていたPFDS (Purely Functional Data Structure, 純粋関数型データ構造)を読みながらScalaで実装を後追いしてみた。*1 少し時間がかかったがRedBlackTreeやTrieといった有名な物から、HoodMelvilleQueueやそれを利用したCatenableListなどちょっとおしゃれ(?)なデータ構造についての実装・計算量についての考え方を学ぶことができた。 本の前半はストーリーがあって、「永続的なデータ構造だと計算効率が悪い場合が多い!・・・が!償却計算量の考え方を使いながら実装を工夫していくと短命なデータ構造と同じくらいの性能が出る。(全てではないが償却だけでなく最悪計算量についても同じくらいにできるケースも多い)」ことを確認する旅になる。 軽くまとめてみたので興味がある人はちら見しつつ、実際

                                                                                  PFDS(純粋関数型データ構造)を読んだ - だいたいよくわからないブログ
                                                                                • 柳沢きみお先生について - TANAKABLOG

                                                                                  柳沢きみお先生の漫画が好きだ。 柳沢きみお先生との遭遇 決して街中で出会ったわけじゃない。 初めて柳沢きみお先生の作品で読んだのは、ベタだけど「特命係長只野仁」だった。ちなみに新でもファイナルでもなくて、無印、正真正銘シリーズの最初の作品。 就職活動を終えて、やることが特になくて暇を持て余していたときに、漫画レンタルで読んだのが最初。 ドラマは見たことがなくて、そういう物語というか、作品があることは知っていたし、コンビニコミックで売られているのも知っていた。 いつか読もう読もうと思ってそのままになっていたのだ。大学生の頃リサイクルショップで度々時間潰しに立ち読みしていたけど、その頃はアカギとかを読んでいた。 ドラマをぶっ通しで観ようと思うと疲れてしまうけど、漫画なら自分の読みたいペースで読めるし、これを機に読んでみようと思ったのだった。そうしたらどハマりしてしまって、借りてきた分をすぐに読

                                                                                    柳沢きみお先生について - TANAKABLOG