まあ、その、最初の相手というのが、それはもう結構なアレだったのですよ。デブで割とブスで・・・・・・
朝霞市城山公園のKDDI基地局設置予定地。現在、工事は中断している。 国策としての無線通信網整備の影で 新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が続いていた5月27日、スーパーシティ法(改正国家戦略特区法)と呼ばれる法律が国会で成立した。5G(第5世代移動通信システム)の導入と連動して、日本の未来型都市の構築を進めるための法律である。国家戦略特区を設け、そこで人工知能(AI)や5Gなどを駆使した自動運転、医療、防犯などの「実験」を行うための法的な布石にほかならない。 このプロジェクトの有識者懇談会の座長には、小泉政権の時代に急進的な規制緩和策を押し進めた竹中平蔵・東洋大学教授が就任している。あまり報道されていないが、未来型都市の構築はいわば政府肝いりの計画なのである。 こうした状況下で、通信基地局の設置をめぐるトラブルが増えている。3月31日付日本経済新聞によると、千葉市は「楽天モバイ
日本の医療には、治外法権というべき闇がある。それは自由診療による「がん免疫療法」だ。EBM(根拠に基づく医療)が現代の常識だが、全国300以上の民間クリニックなどで実施されている「免疫療法」に、臨床試験で有効性が証明されたものはない。それなのに多額の費用を請求する。 自由診療の「免疫療法」にはさまざまな種類があるが、大半が患者の血液からリンパ球を分離、培養した免疫細胞を再び患者に戻して治療する。一方、ノーベル賞を受けた本庶佑氏(京大特別教授)による、免疫チェックポイント阻害剤・オプジーボは作用機序(メカニズム)がまったく異なる。がん細胞は免疫細胞の働きを制限する作用で自らを守っている。オプジーボはその制限を解除して、がんを治療する。 都内のあるクリニックで行われている免疫療法は、1クール(治療期間の単位)の治療に約450万円。これに、がんのステージを掛けると医師は説明する。ステージ4の患者
がん細胞が免疫細胞からミトコンドリアを吸っていると判明! / Credit:Canva . ナゾロジー編集部免疫細胞にとって、がん細胞は「かくれんぼ」と「増殖」が得意な厄介な敵です。 しかし、がん細胞と免疫細胞の相互作用は十分に解明されておらず、人類は体内でどんな戦いが行われているかを視覚的にとらえることはできませんでした。 そこで今回、MITの研究者たちは、がん細胞と免疫細胞(T細胞)を互いの近くに設置し、何が起きているかを電子顕微鏡で直接撮影することにしました。 すると興味深いことに、がん細胞からナノチューブと呼ばれる、極細のストローのような突起が伸びてT細胞に接続していることが確認されました。 通常ナノチューブは、細胞同士がお互いにコミュニケーションを行い、ミトコンドリアなどのエネルギー生産ユニットを融通し合う場合に使われます。 ですが、がん細胞とT細胞は本来ならば敵同士。 通常の細
お酒に含まれるアルコールは人の気持ちをリラックスさせたり高揚させたりして、気持ちのいい「酔っ払った状態」をもたらしますが、長期間にわたってお酒を飲み過ぎるとアルコールを分解する肝臓に多大な負担がかかります。イギリス・プリマス大学の肝臓専門医であるアシュウィン・ダンダ氏が、「アルコールを断つと肝臓にどのようなメリットがあるのか?」について解説しています。 What happens to your liver when you quit alcohol https://theconversation.com/what-happens-to-your-liver-when-you-quit-alcohol-220490 肝臓は人体最大の臓器で、多種多様な機能の中にアルコールの分解があります。大量のアルコールを飲み続けると肝臓に中性脂肪がたまる脂肪肝という状態になり、放置していると肝臓に炎症が引き
体内で広がるがん細胞 Image: CHRISTOPH BURGSTEDT/SCIENCE PHOTO LIBRARY / Getty Images 近年、50歳未満でがんを発症する人が世界中で急増している。キャリアを築き、子供を育てる若い世代のがんは、患者とその周囲に大きな影響を与える。世界で何が起きているのか、英紙「フィナンシャル・タイムズ」が現状に迫った。 【動画】若い世代でがんを発症する人々 世界で増える50歳未満のがん英国の探検家、写真家、映画製作者であるパディ・スコットは2017年に激しい胃の痛みに襲われた。当時まだ34歳だった彼は仕事で危険な場所に行くこともあり、体力には自信があった。 彼は大きな病院で大腸内視鏡検査を受け、その担当医から腫瘍を見つけるための新しい血液検査のトライアルに参加しないかと誘われた。腫瘍を持たない者として実験に貢献できるだろうと考え、彼はそれに応じた
胃がんの早期発見のために受ける検査にはバリウム検査と胃カメラ検査がある。ただし胃カメラ検査のがん発見率はバリウム検査より1000倍も高い。それでは、なぜバリウム検査がいまだに存在するのか。予防医療に力を入れるMYメディカルクリニックの笹倉渉院長に聞いた――。 厚生労働省のがん検診の指針で定められている 胃がんの検査方法として代表的な、バリウム検査(胃部エックス線検査)と胃カメラ(胃部内視鏡検査)。実は、その2つには精度に大きな違いがあります。 胃がんは粘膜の表面から進行していくのですが、バリウム検査で見つけることができるのは早期胃がんのなかでも「粘膜下層」といって粘膜の表面よりも深くまで進行してしまったがんです。 一方、胃カメラは粘膜の表面に胃がんが生じた段階で発見することができます。いまだ多くの検診ではバリウム検査が採用されていますが、胃がんをより早期に発見したいのであれば胃カメラの方が
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昨日入院先の病院の検査結果の説明があった。正直なところ、残念だが予想より悪かったとの印象を受けた。 CT検査では他部への転移は無いとの事であったが、先生は無いとは言い切れないとも述べた。従って、伺ったステージの値も転移に関し微妙な数値となっている。 昨年の12/12血便後翌日に内科を受診したが、大腸の内視鏡検査は12/25であった。 正月休みもあり、検査結果の説明は1/12。 1/15に入院先の初診の予定であったが、家内がコロナに感染し1/29に初診となった。 結局入院先の内視鏡検査は2/1で、昨日2/5に結果説明となった。 私としては最短を目標に注力したが、結果としては血便から入院先の検査結果の説明まで約2ヵ月を要した。 この約2ヵ月間が今回の検査結果にどの程度影響を与えたかを知りたかったが、それを確認しても結果が良くなる訳ではなくそのような質問は行わなかった。 入院日はまだ決定していな
子宮頸がんワクチンの効果についてスウェーデンのグループが167万人の女性を対象にした大規模な調査を行ったところ、ワクチンを接種した女性では子宮頸がんのリスクが大幅に減ったとする研究結果を発表しました。 子宮頸がんワクチンは、がんの原因となる「ヒトパピローマウイルス」の感染を防ぐとされ、がんの前段階となる症状を減らすというデータは発表されていましたが、子宮頸がんをどれだけ減らせるのかについて詳しいデータがありませんでした。 グループでは、2006年から2017年までの間に10歳から30歳だったおよそ167万人の女性を対象に4つの型のウイルスに有効なワクチンの接種と子宮頸がんの発症との関係を調べました。 その結果、ワクチンを接種しなかった女性では子宮頸がんと診断されたのは10万人当たり94人だったのに対し、接種した女性は10万人当たり47人と半減していました。 年齢などを調整したうえで子宮頸が
アイドルオタク、がんになりました。※厳密にはジャニーズJr.のオタクです コロナ禍に見舞われた2020年以降、世間では自宅での暮らしを豊かにしようと自分やその身の回りと向き合うことが流行している。数年前から「ていねいな暮らし」や「セルフケア」という語もよく聞くようになった。ていねいな暮らしの流行はそもそも、暮らす人=生活者が社会的なことに目を向けないようにする目眩しのようにも見えているので欺瞞だと思っている。が、本稿においては一旦置いておきたい。 アイドルオタクはていねいに暮らすこと、セルフケアが苦手だ。いや、もちろん「そんなことはない。私の暮らしはていねいだ」と主張したい人もいるだろう。ただ、少なくとも私やその身の回りのオタクとされる人間は「暮らし」が苦手なのだ。これは、周辺のオタクたちが舞台に通うことを当然と考えていたり、ストーカー行為を働いたり、高額チケットを購入するために金策に走っ
子宮頸がんになった女性が出産した際に、がん細胞が移行し、その後、子どもが肺がんになったケースがあったと、国立がん研究センターなどが発表しました。こうした報告は世界で初めてだということで、研究グループはリスクを下げるために、子宮頸がんワクチンの接種が重要だとしています。 国立がん研究センターなどのグループでは、肺がんと診断された1歳と6歳の男の子2人について、肺にあるがん細胞の遺伝子を解析しました。 2人とも、母親が子宮頸がんと診断されていて、解析の結果、肺のがんは母親由来のものだとわかったということです。 子どもが肺がんになるのは極めてまれで、研究グループは、出産の際に、子宮にあったがん細胞が混じった羊水を吸い込んだことで、赤ちゃんに移行し、その後、肺がんになったと考えられるとしています。 2人の男の子は、その後、手術や免疫療法の薬の投与を受け、がん細胞を取り除くことができたということです
子宮頸がんワクチンをめぐる訴えは、2016年7月に全国4地裁(福岡・大阪・名古屋・東京)で一斉に起こされました。同年9月に福岡地裁で第一回口頭弁論が開かれたのを皮切りに、7年を超える長きにわたって各地で弁論(または弁論準備)が続いています。去年になって、原告側の医師の証人尋問も始まり、福岡地裁では22日、全国初めてとなる原告本人の尋問が行われました。 痛みやけいれん、睡眠障害、記憶力の低下を訴えているこの裁判は、子宮頸がんワクチンを接種した女性たち、がワクチンを製造販売した製薬会社2社と、ワクチンを承認し、接種を推奨した国に対して計3億9000万円の損害賠償を求めているものです。女性たちは、日常生活に支障が出るほどの体の痛みやけいれん、睡眠障害、そして記憶力の低下などの症状があらわれたと訴えています。福岡地裁における原告はいずれも20代の26人で、1人当たり1500万円を求めています。 国
岡山大学は医歯薬学域の教授が発表したがんについての論文に捏造があったと24日、発表しました。1匹のマウスで8匹分のマウスの実験をしたように見せかけるなど架空の実験結果だと指摘されています。 【写真を見る】岡山大学・神谷厚範教授 がんの論文で捏造113か所 実験に使われたマウスは13分の1以下 捏造が認められたのは岡山大学学術研究院医歯薬学域の神谷厚範教授が発表した論文で、自律神経を操作してがんを抑制する治療法の可能性をしめす内容です。 2020年に日本学術振興会から岡山大学に告発があり、大学が調査委員会を設置して調べていました。 不正が指摘されているのは、実験に使われたマウスの数で、論文に書かれているのは874匹にもかかわらず、神谷教授が使うことができたと考えられるマウスはその13分の1以下の65匹だったということです。 神谷教授はこれについて、1匹のマウスにある8つの乳腺それぞれにがん細
新型コロナウイルスの感染が拡大する局面では、コロナの患者を受け入れるために一般の診療を縮小する動きも起きています。がんのつらさなどを和らげる「緩和ケア病棟」も影響を受け、いわゆる第5波のさなかの9月中旬には緩和ケア病棟を備える全国の医療機関の1割以上が病棟を閉鎖したり休止したりしていたことがNHKの取材で分かりました。 緩和ケアは医師、看護師、理学療法士などの専門家がチームで行う治療で、外来や在宅での診療が多く行われていますが、終末期の患者の看取りのほか、早期でもつらさを訴える患者を受け入れるため、入院用の病棟を設けている医療機関もあります。 しかし新型コロナウイルスの感染拡大の局面では、個室が多く感染対策がしやすい緩和ケア病棟を新型コロナ病床に転用するケースも出ています。 NHKでは第5波のさなかの9月中旬、緩和ケア病棟を備え「日本ホスピス緩和ケア協会」に加盟する全国の医療機関378か所
大腸がん手術後に人工肛門になったことを公表し、10月に最新作が発売される『がんまんが』シリーズでオストメイト(人工肛門をつけている人)になってからの生活を描く漫画家内田春菊さん。同じく10月にはがん患者やオストメイトの登場する内田さん作の舞台『がん患者だもの、みつを』の公演も始まる予定です。オストメイトになってからの日常、4人のお子さんの育児、がん手術を経て、お酒も恋愛もセックスもやめたという今の境地を伺いました。 糖質制限が「がん」に気づくきっかけに ──息子さんが糖質制限でやせたのに驚き、ご自身もダイエットをはじめたことががん発覚のきっかけになったといいます。 「ちょうど、子どもの入学式や卒業式で、久しぶりにスーツを出してきて着ようとしたら入らなかったんですね。『これはまずい』と思って糖質制限をはじめたら、4カ月で10キロほどあっという間にするするっとやせたんです。糖質制限をしたからが
完治を信じて治験へ 「大阪国際がんセンター」の主治医の説明では、妻の肝臓に複数の転移があるため手術はできないという。 薬は、分子標的薬とオプジーボなどの免疫チェックポイント阻害薬の2種類がある。分子標的薬は6割の人に効くが効力が長続きしない。免疫の薬は効く割合が低いが、一度効くと長く持続する。 もうひとつの選択肢は、ふたつの薬を併用する臨床試験(治験)への参加だ。即効性と持続性の両立が期待できるという。完治の確率を少しでも高めるため、僕らは迷わず治験を選んだ。 治験の事前検査中だった2018年3月4日未明、「ミツル、ミツル!」と僕を呼ぶ、くぐもった悲鳴が聞こえてきた。あわててリビングに行くと、「痛い、痛い」とうなって倒れている。「救急車呼ぶわ」「その前にがんセンターに電話して。それから、靴と診察券と下着を用意して」。激痛に襲われている妻のほうが冷静だった。 搬送の翌日、痛みが落ち着いた妻は
2021年3月まで22年間にわたり、朝の情報番組「とくダネ!」(フジテレビ)のメインキャスターを務めた小倉智昭さん。第一線で活躍していた2016年に膀胱(ぼうこう)がんと診断され、2018年には膀胱の全摘手術を経験。現在も治療をしながら仕事を続けている。告知された時には男性機能を失うことに未練があり、膀胱全摘をなかなか決断できず、一時は民間療法に頼るなど「2年は遠回りした」と語る小倉さん。術後は尿漏れに悩まされ日常生活にも苦労があるそうだが、こうして自らの体験を赤裸々に発信するのはなぜか、その理由を聞いた。(聞き手:荻上チキ/TBSラジオ/Yahoo!ニュース Voice) ーー最初にがんが発覚したのはいつ頃だったのですか? 小倉智昭: 2016年だったと思います。もともと糖尿病を40年以上患っているので、普段からお小水に何か混ざっていないか気にしていました。ある日、唐辛子の赤い粉のような
近年、座っている時間が1日あたり30分以上増加したというデータがある。長時間のデスクワークやコロナ禍のテレワークなどが主な要因だが、この座るという時間が増えるとある病気の死亡リスクが高まるということがわかってきた。 【画像】「がんの死亡リスクが82%高い」と示された論文 その病気とは「がん」だ。座る時間とがんの関連性について、専門家に聞いた。 世界的に見ても座る時間が長い日本人そもそも、日本人は1日平均どのくらいの時間座っているだろうか?世界20カ国を対象に行われた国際調査では、世界の平均が5時間だったのに対し、日本は7時間という結果が出た。 この数字は20カ国中、最も長かった。 今野真帆アナウンサー: 座る時間と健康について、アメリカの国際的な医学雑誌に興味深い論文が出ています 2020年に発表されたこの論文によると、座っている時間が最も長かった人は、最短の人に比べて「がんの死亡リスクが
58年北海道生まれ。81年東京大学経済学部卒。三菱商事、野村投信、住友信託銀行、メリルリンチ証券、山一證券、UFJ総研など12社を経て、現在、楽天証券経済研究所客員研究員、マイベンチマーク代表取締役。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 実は、筆者は今年がんにかかった。それを受けてあれこれ考え、幾つか決断を迫られてみると、がん患者の状況は、投資の初心者が直面する問題とよく似ているのではないかと思った。今回気付いた、それぞれに共通する大事なことについてお伝えしたい。(経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員 山崎 元) がん患者初心者になって 初めて分かったこと 2022年最後の記事である。筆者自身にとっての今年を振り返って、気付いたことを
日本ではがんに効果があるとうたう怪しい食品や民間療法があふれています。その中には、医師などの医療者が販売しているものすらも存在しています。 世界のがん専門医が使っている標準治療と違い、それらの治療には明確な治療効果が証明されていません。もし、効果がしっかりとあるのであれば、専門医も当然使用するわけですが、効果が期待できないため、専門医が使用することはありません。ただ、これらの治療に大金をつぎ込んでしまう患者が後を絶ちません。 ネットで「がん治療」と検索したり、書店のがん治療コーナーに行くと、それらの怪しい治療の情報が押し寄せてきます。専門医が見ればすぐに怪しいと判断できますが、一般の方は見抜くことが難しいです。大変巧妙に宣伝されていて、私もこれを試せば治るのではと思わせられてしまいます。 私は情報発信をするなかで、それらの怪しいがん治療の実態を見てきました。どのように宣伝をされているのかも
漫画「翔(と)んで埼玉」が30年あまりの時を経てまさかの大ブレーク。代表作「パタリロ!」も舞台化に続き映画化。漫画家・魔夜峰央さんにとって、ここ数年は華やかな出来事の連続だ。早期の食道がんだと告知されたのは、そんなさなかのことだった。 映画化された「翔んで埼玉」の興行収入が30億円を突破し話題を呼んでいた4月上旬、年に1度の内視鏡(胃カメラ)検査を受けた。1カ月後、かかりつけの医師に呼び出された。何か言いにくそうにしている医師の手元には、「初期がん」と書かれたカルテがあった。 「劇場版パタリロ!」の封切りも控え、映画関係のイベントや取材対応に追われて忙しくしてはいたが、「自覚症状は何もなかったんですよ」。 実際、告知の数日前に「私の…
子だくさん一家を描いたTBS系ドラマ「天までとどけ」シリーズの父親役などで知られた俳優の綿引勝彦(わたびき・かつひこ)さんが昨年12月30日に膵臓がんのため亡くなっていたことが13日、分かった。75歳。東京都出身。綿引さんが代表を務めた「綿帽子」が明らかにした。葬儀は近親者のみで執り行われ、喪主は夫人で女優の樫山文枝(79)が務めたという。 【写真】綿引勝彦さんの夫人、女優の樫山文枝 綿引さんは2018年8月、膵臓内の嚢(のう)胞を取り除く手術を行った際に進行性のがん細胞が見つかった。翌19年12月には肺へ移転。昨年2月から本格的な化学療法がスタートし、厳しい副作用に耐えてきたが寛解に至らず、11月には積極的な治療は打ち切られたという。その後は、副作用から解放され、自宅で穏やかな療養を続けた。しかし、12月25日未明に容体が急変し再入院。そのまま息を引き取ったという。 綿引さんは1965年
「愛は勝つ」が大ヒットした歌手のKAN(かん、本名木村和=きむら・かん)さんが死去したことが17日、分かった。61歳。福岡市出身。葬儀はすでに親族とごく近しい人たちで済ませている。死因は明らかにされていないが、今年3月に日本では数十例ほどしか症例がない「メッケル憩室がん」を公表し、闘病していた。 【写真】みんな聴いていました…KANさん「愛は勝つ」ジャケット写真 所属事務所も訃報を発表した。「今年『メッケル憩室癌』と診断され、3月より療養生活に入り、入退院を繰り返しながら活動再開に向けて治療に励んでいた10月には、留学したこともある想い出の地フランス・パリを訪れ、最後まで復帰への想いは途切れることはありませんでした」とKANさんの思いを伝えた。 昨年秋に数週間腹痛が継続したことから検査をしたところ、がんが判明。予定していたツアーを中止した。今年4月に再入院、5月に退院を報告していた。今月3
女優の島田陽子さんが7月25日、都内の病院で亡くなった。69歳だった。島田さんはかねて大腸がんで闘病生活を送っていたが、病気については近しい関係者以外には知らせていなかったという。 今回の逝去に際し、関係者は「ご本人はこれからプロデュース側にまわっていきたいと意気込んでいたところでした。世界平和を願うメッセージを伝えるために、亡くなる直前まで、島田さんにとってのヒーローでもあった革命家チェ・ゲバラに関連したドキュメンタリー映画を撮ろうと打ち合わせを重ねてきました。まさに、これからというときだった」と悔やむ。 島田さんは1953年、熊本県生まれ。1971年、18歳のころにドラマ『続・氷点』(テレビ朝日系)で女優としてブレイク、その後も映画『犬神家の一族』やドラマ『白い巨塔』などでヒロインを演じるなど多くの名作に関わった。特に、1980年に出演したアメリカのテレビドラマ『将軍 SHOGUN』で
日本には、都市伝説のような“がん治療”を宣伝する自由診療のクリニックが多数ある。 【画像】告発者を呼び出し、大声で謝罪を要求する「がん免疫療法クリニック」関係者たち 「副作用がない」 「再発・転移にも効く」 「標準治療がダメでも完治を目指せる」 ――こんな夢のような“がん治療”である。 そうした自由診療のクリニックが掲げているのが「免疫療法」だ。ただし、臨床試験で有効性が立証されたものは、一つもない。科学的根拠(エビデンス)のない“治療”に、がん患者は超高額な費用を払わされているのだ。 東京都内に住む女性が、肺がんステージ4と診断されたのは、2人目の子供を出産した直後だった。幼い子供たちのため、絶対に治したい。若い夫婦は免疫療法の一つ、ANK療法を受けるため、東京都内にある石井クリニックを訪ねた。 石井光院長は、CT画像を見せながら、ステージ4の肺がん患者も治っていると力説した。女性の夫は
公式サイトでの発表によると、鮎川は昨年5月に膵臓がんが発覚し、医師から余命5カ月程という宣告を受けたとのこと。しかし鮎川本人の「みんなに心配をかけたくない」という強い希望から病気を公表せず、治療を続けながらライブ活動を続けてきた。昨年末には激しい腹痛のため一時入院したものの、ここ1カ月はライブへの復帰を目指して自宅で家族とともに回復に努めていたという。鮎川の通夜および葬儀は2月4日に東京・世田谷区の星かげの迎賓館にて、2015年に亡くなった妻・シーナと同様に“ロック葬”として執り行われる。 鮎川は1948年に福岡県久留米市で生まれ、1970年にロックバンド・サンハウスを結成。1978年には妻・シーナとともにSHEENA & THE ROKKETSを結成、同年10月にシングル「涙のハイウェイ」でデビューした。2015年2月にシーナが子宮頸がんのため亡くなったあともオリジナルメンバーの奈良敏博
捕獲されたタスマニアデビル。丸太の上でポーズをとっている。2008年にタスマニアのサムシング野生動物保護区で撮影。この保護区にいるタスマニアデビルの多くは、顔のがんに感染した親から隔離された。 (PHOTOGRAPH BY DAVE WALSH, ALAMY) 世界を混乱に陥れている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の最初の報告から、1年が過ぎた。その間、感染症について多くの議論が繰り広げられてきたが、オーストラリアのタスマニア島に暮らす体長80センチほどの肉食有袋類、タスマニアデビルは30年もの間、恐ろしいパンデミックに苦しめられている。 噛まれると伝染する顔のがん「デビル顔面腫瘍性疾患(DFTD)」だ。他のがんと異なり、DFTDではがん細胞自体が伝染し、感染すると海綿状の口内炎を引き起こして口がただれ、やがて餓死する。致死率はほぼ100%だ。 DFTDにより、タスマニアデビル
岐阜大大学院の創薬研究グループは、日本原産植物のフキノトウに多く含まれる成分ペタシンががん細胞の増殖と転移を抑制することを発見した。増殖、転移を阻害する既存の化合物と比べ1700倍以上の効果があり、正常な組織への副作用を抑えつつ、抗がん効果を発揮することも立証した。この発見により、副作用の少ない新たな抗がん剤の開発が期待される。 グループによると、活発に増殖するがん細胞は、グルコースやグルタミンなどの栄養素を取り込み、代謝を行う。代謝を促す酵素の働きを阻害することでがん細胞の増殖、転移が抑制されると考えられていたが、既存の阻害剤は効き目が弱いか毒性が強いため、治療には応用できなかった。 ペタシンはフキノトウ特有の苦みの成分の一つ。同グループはヒトのがん細胞や、マウスに投与する実験を行い、既存の阻害剤フェンホルミンと比べ、1700倍以上の阻害や、増殖を妨げる効果があることを確認。乳がんや胃が
ゲーム人生酒場第2回(後編)オープニングトーク 喜多山氏: というわけで第2回目のゲーム人生墓場……あの…酒場!墓場じゃないや、酒場!(笑) 會津氏: は、墓場……(笑) まあ、まあ、まあ……はい。 喜多山氏(ほろ酔い): ……という番組になります、よろしくお願いします。 會津氏: よろしくお願いします。 『ぎゃる☆がん』そして『ガンヴォルト』へ。自社パブリッシュにいたるまでの道このパートから視聴する場合はこちらから! TAITAI: 下請けを受けているデベロッパーさんが、新しい企画を自分たちでやるとか、自社パブ(自社パブリッシュ)をやるって相当難しいなと思ってるんです。 會津氏: はい。 TAITAI: これまで会った皆さんも仰るんだけど、やはり、組織も下請けに最適化されてきて、人材も言われたことをやる方向に最適化されていくので、じゃあ、いざ自分たちで「一個オリジナルを作るよ」って時に、
―多目的コホート研究(JPHC研究)からの成果報告― 私たちは、いろいろな生活習慣と、がん・脳卒中・心筋梗塞などの病気との関係を明らかにし、日本人の生活習慣病予防と健康寿命の延伸に役立てるための研究を行っています。平成2年(1990年)と平成5年(1993年)に、岩手県二戸、秋田県横手、長野県佐久、沖縄県中部、東京都葛飾区、茨城県水戸、新潟県長岡、高知県中央東、長崎県上五島、沖縄県宮古、大阪府吹田の11保健所(呼称は2019年現在)にお住まいだった40~69歳の方々のうち、研究開始から5年後に行った食事調査票に回答し、がん、循環器疾患になっていなかった約9万人を、平成24年(2012年)まで追跡した調査結果にもとづいて、大豆食品、発酵性大豆食品摂取量とその後の死亡リスクとの関連を調べた結果を専門誌で論文発表しましたので紹介します(BMJ 2020年1月)。 近年、植物性の食品の一つとして大
こんにちは。 おりよー♪ でございます。 いつも遊びに来て下さり有難うございます。 お陰様で今日も元気です。 食べたい物、美味しく食べてます!!! 治療中は不思議と炭水化物が欲しくなるのよ。 ぱん、めん、ごはん!の三拍子。 消化吸収が良く、早くエネルギーチャージできるからなのかなぁ。 黒猫サンタさーん、ここぞとばかり、大好きなパンを食べてエネルギー貰ってますよー!どうか心を痛めないでね、ご安心くださいませ。 さて、休薬の一週間が明け2クール1投目。 打って来ましたよー。 白血球も戻ってくれて、血液検査と尿検査の結果は良好でした。自覚する副作用も、私的には許容範囲なので、減薬もなく予定通りアバスチン+パクリタキセルのフルコース、所要時間は約二時間くらいかな。 パクリタキセル、三年前は大丈夫だったのに、耳がボワーンとしてフラつくんだよねー。 メニエールが起きる直前みたいな感覚が続く。 念のため
東京電力福島第一原子力発電所の事故後、収束作業などにあたっていて咽頭がんを発症した男性2人について、厚生労働省は、がんと業務との因果関係を認め労災と認定しました。原発事故の収束作業をめぐるがんの労災認定で咽頭がんが認められたのは、これが初めてです。 労災と認められたのは、東京電力の社員として働いていた60代の男性と、協力会社で働いていて40代で発症し、その後死亡した男性の2人です。 厚生労働省によりますと、2人は2011年3月の福島第一原発事故のあと、がれきの撤去や放射線量の測定など原発の構内で収束作業に当たりました。 しかし、2018年12月とおととし1月にいずれも咽頭がんを発症し、労災を申請していました。 2人の収束作業での被ばく線量はそれぞれ、およそ85ミリシーベルトと、およそ44ミリシーベルトに上りました。 専門家などでつくる厚生労働省の検討会は、2人の被ばく線量が事故前と合わせて
大相撲の元大関朝潮で先代高砂親方の長岡末弘さんが2日、小腸がんのため死去したことが3日、分かった。67歳だった。近大時代にアマ、学生横綱の2冠の実績を引っさげ高砂部屋に入門。強烈なぶちかましで千代の富士全盛時代に活躍。幕内優勝も果たし大関にも昇進した。現役時代同様、引退後も陽気なキャラクターから「大ちゃん」の愛称で親しまれ、広報部長などを歴任。師匠として横綱朝青龍、大関朝乃山らを育てた。65歳の定年翌年の21年6月に日本相撲協会を退職。1年前に発症したがんと闘いながら懸命なリハビリ生活を送っていた。 ◇ ◇ ◇ 「大ちゃん」の愛称で知られた陽気なキャラクターと豪放磊落(らいらく)な性格で一時代を彩った、昭和のお相撲さんがまた1人、この世を去った。長岡さんは1年前に小腸がんを発症。懸命なリハビリ生活を送っていたが現役時代、豪快なぶちかましや突っ張りで相手を圧倒した力でも、病魔には勝て
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