日本共産党大阪府委員会は30日、大阪市内で記者会見し、2025年4月開催予定の大阪・関西万博について、「今、事業を止めないと、命と安全が守られず、多大な負担を国民に押しつけることになる」として、万博中止を求める声明を発表しました。たつみコータロー元参院議員・衆院近畿比例予定候補、柳利昭党府委員長が出席。渡部結党府副委員長が司会を務めました。(声明全文) 党府委員会カジノ・万博問題プロジェクトチーム責任者の、たつみ氏が声明内容を説明。参加国のパビリオン建設が遅れる中、日本国際博覧会協会(万博協会)が「24年からの建設労働者の残業規制の除外」を政府に要請したと報じられるなど、政府や府・市の進め方は破綻していると批判。「現行法を守れば建設を進められないということだ。遅れを取り戻すために労働者の命と安全を犠牲にする危険があり、万博のテーマにもふさわしくない」と強調しました。 物価高が国民の生活を圧
大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)で開催予定の大阪・関西万博の会場建設現場で3月28日に起きた可燃性ガス爆発事故の状況や原因などについて、日本共産党の、たつみコータロー党府委員会カジノ・万博問題プロジェクトチーム責任者と、山中智子、井上浩の両市議は2日、大阪市環境局の担当者から聞き取り調査しました。 事故現場の夢洲1区は、環境局が管理する廃棄物処分場で、メタンガスなど可燃性ガスが現在も噴出しています。 当局は「処分場なのでメタンガスは出ている。現場は低い濃度のところだった」としながら「原因はこれから検証することになる」と説明し、どこから発生するか分からないことを事実上認めました。 さらに「1区以外でもしゅんせつ土砂を使っているところがある」と指摘。1区以外でも発生する可能性を認め、「他のエリアでは発生しない」とする万博協会の説明と異なる考えを示しました。
大阪の維新府・市政は、過大な来訪者数や経済波及効果をうたうIR(カジノを中核とする統合型リゾート)誘致計画を国に出そうとしています。和歌山では20日に計画案が県議会で否決され、国内で残るカジノIR計画は大阪と長崎だけです。カジノ問題を国会で追及してきた大門みきし参院比例予定候補が16日、大阪市での緊急学習会でその荒唐無稽さを告発し、世論を盛り上げて参院選で審判を下そうと呼びかけました。 大門氏、学習会で訴え 学習会は「カジノに反対する大阪連絡会」がオンラインを併用し開いたもの。山中智子党市議団長、桜田照雄阪南大学教授がたたかいの経緯や問題点について発言しました。 数字の根拠なし 大阪の誘致計画では、IRへの年間来訪者数を「2千万人」と見積もっています。大門さんらが聞き取りをしたIR担当者は「事業者が計算したので分からない」と根拠を示せませんでした。大門さんは「国が計画を普通に審査すれば、数
第3回大阪府委員会総会開く(4月12日) 4月12日、第3回大阪府委員会総会を開きました。報告にたった駒井正男府委員長は、「府委員会の訴え」案――「党大会決定・2中総実践を飛躍させ、5・19タムトモin大阪へ、総結集を」を提案。「大阪の政治情勢」「5・19田村街頭演説の意義ととりくみ」「府委員会の役割と決意」の柱ごとに、中心点をのべました。このなかで、大阪府党としての「3つの課題」の目標と方針を提案しました。 討論では10人が発言にたちました。たつみコータロー・万博カジノ問題PT責任者がこの日発表した「万博中止」を改めて求める声明の中心点について語り、茨木市議補選で健闘した大嶺学さんが様相の変化を発言しました。民青グループの園部真拓さんは4月だけで30人が加盟した学生新歓運動の手ごたえを生き生きと語りました。小川陽太大阪2区地区委員長、藤本憲堺地区副委員長、折口勲枚方交野地区委員長は、3月
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