韓国というのは不思議な国で、日本以上に船体が左右にゆーらゆーら揺れていても、最後のところでグッと戻ってくるという独特のバランス感覚を持っていまして、今回もそういうことなんだろうなと思うわけです。 逆に言えば、韓国の言うことややることに一喜一憂して、右往左往するのはやめたほうがいいということでもあるんですよね。 私は韓国政治の専門家ではありませんので、あくまで自分の身の回りで起きていることや頼まれて対処したことを自分なりに考えながら前に進んでいくのみなのですが、韓国について友人はいても、韓国政治や韓国企業がまったく信用できないなと思う点はこの「独特なバランス感覚」にあります。 瀬戸際まで行って、パッと身を返す、ギリギリまで押し込んできて、サッと戻る、まあ、ある意味で交渉している人間からすればこれほど底値の見えない連中もいない。最大限要求して、要求して、要求して、こちらが謝絶して、もうどうにも