編集長「デルタ株で明け、オミクロンで終わりそうな令和3年になったけど、週刊あんこ的にはあんこに明け、あんこに暮れた年になった」 あん子「いつものことでしょ? こんな時代にあんこ三昧なんて甘すぎます(笑)」 編集長「でも和菓子屋さんの状況を考えると、落ち着いてはいられない。ささやかだけれど、あんこの素晴らしい世界を地味に発信し続けるしかない。年内の発信は今日でお終い。なので、締めは『阿佐ヶ谷うさぎや』にしたよ」 あん子「別格のどら焼きね。うさぎやは上野、日本橋、それに阿佐ヶ谷。みんなルーツは黒門町(上野)でしたね。確か初代の息子さんと娘さんが暖簾分けしてるのよね」 編集長「おっ、よく知ってるね。それぞれ独立していて、作り方も味わいも少しずつ違うんだ」 あん子「編集長の好みは確か日本橋、上野、阿佐ヶ谷の順だったですよね」 編集長「でも、今回、久しぶりに阿佐ヶ谷に行って、ちょっと見方が変わったよ