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  • 【イベント】日本図書館研究会2024年度特別研究例会「オープンアクセス(OA)と図書館」(5/26・京都)

    2024年5月26日、日本図書館研究会2024年度特別研究例会が同志社大学新町キャンパス(京都府)で開催されます。 「オープンアクセス(OA)と図書館」というテーマの下で、逸村裕氏(筑波大学名誉教授)が、様々な問題を抱えつつ進展しているOAの現在と未来について発表を行います。 参加費は無料で、事前申込みも不要です。 日本図書館研究会 2024年度特別研究例会(日本図書館研究会) https://www.nal-lib.jp/2024spreikai/ 参考: 統合イノベーション戦略推進会議(第18回)において「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」が決定 [2024年02月21日] https://current.ndl.go.jp/car/210452

      【イベント】日本図書館研究会2024年度特別研究例会「オープンアクセス(OA)と図書館」(5/26・京都)
    • 研究評価に関するサンフランシスコ宣言(DORA)、研究評価に関する定量的指標の責任ある使用に関する指針を公開

        研究評価に関するサンフランシスコ宣言(DORA)、研究評価に関する定量的指標の責任ある使用に関する指針を公開
      • 研究情報のオープン化を目指すバルセロナ宣言が発出される:cOAlition Sはこれに歓迎を表明

        2024年4月16日、研究を実施・助成・評価する機関や研究情報のインフラを提供する機関の関係者らのグループによって、研究情報のオープン化を目指すバルセロナ宣言(“Barcelona Declaration on Open Research Information”)が発出されました。 書誌データや助成情報といった研究に関するメタデータのオープン化を標準とすることや、それを可能にするサービスやシステムをサポートすることなど四つの原則を掲げています。支援機関としてはCrossref、DataCite、学術文献データベースOpenAlexを運営する非営利団体OurResearchなどが名を連ねています。 この宣言に対しては、研究助成機関のコンソーシアムであるcOAlition S が同日に歓迎を表明しています。表明では、cOAlition Sが長年に渡ってメタデータのオープン化を掲げていたことに

          研究情報のオープン化を目指すバルセロナ宣言が発出される:cOAlition Sはこれに歓迎を表明
        • アメリカの図書館が危険な場所に。犯罪が多発し警察が駆け付ける事件が続出中 : カラパイア

          通常図書館と言えば、静かで落ち着いた雰囲気の中、読書をしたり学んだりできる安全な場所というイメージがあるだろう。だが現在、アメリカでは図書館までもが犯罪の温床となりつつある。 全米の数多くの図書館で暴力事件が増加しており、カリフォルニア州のある図書館では、過去1年間に警察への通報が500件を超えたという。 その内容は薬物使用、窃盗から殺人事件にまで及んでいる。もはや図書館は安全な場所ではなく、危険な場所に変貌してしまったようだ。

            アメリカの図書館が危険な場所に。犯罪が多発し警察が駆け付ける事件が続出中 : カラパイア
          • E2690 – 「JATDT舞台美術作品データベース」の公開とその意義

            「JATDT舞台美術作品データベース」の公開とその意義 日本舞台美術家協会・伊藤雅子(いとうまさこ) ●はじめに 2024年1月31日、一般社団法人日本舞台美術家協会(Japan Association of Theatre Designers&Technicians:JATDT)が「JATDT舞台美術作品データベース」(以下「データベース」)を公開した。舞台美術の資料を蓄積し、後世に舞台美術文化をつないでいくデジタルアーカイブである。本稿では、JATDTや舞台芸術の歩みに触れつつ、データベースを紹介する。 ●JATDTについて JATDTは、舞台芸術において視覚的・美術的立場から演出に参画する創作者と技術者、ならびに舞台美術教育者や研究者が集まった、国内唯一の舞台美術家のための職能団体であり、1958年に創立された。 ●データベースの概要 データベースの主な目的は二つある。一つは、舞台美

              E2690 – 「JATDT舞台美術作品データベース」の公開とその意義
            • Delta Think社による主要出版社の論文処理費用(APC)に関する2024年の調査(記事紹介)

              2024年3月19日、Delta Think社が、同社のウェブサイト上で、主要出版社の論文処理費用(APC)に関する調査結果をまとめた記事“NEWS & VIEWS: OPEN ACCESS CHARGES – CONTINUED CONSOLIDATION AND INCREASES”を公開しました。 同社は毎年1月時点でのデータを基に、APCの年間の変化を追跡調査しています。APCは、2023年と比較して、完全オープンアクセス(OA)ジャーナルで約9.5%、ハイブリッドジャーナルで平均4.2%上昇し、その最高価格は完全OAジャーナルが2023年と同様に8,900ドル、ハイブリッドジャーナルは600ドル増加し1万2,290ドルであったことなどが報告されており、価格が上昇していることが示されています。 News & Views: Open Access Charges – Continue

                Delta Think社による主要出版社の論文処理費用(APC)に関する2024年の調査(記事紹介)
              • 「国立国会図書館デジタルコレクション」収録の図書、雑誌等約26万点を新たに図書館向け/個人向けの送信対象資料としました|国立国会図書館―National Diet Library

                国立国会図書館は、令和6(2024)年4月30日に、「国立国会図書館デジタルコレクション」収録の約26万点(ZIP:約12MB)を「国立国会図書館内限定公開資料」から「送信対象資料」に切り替え、図書館向け/個人向けデジタル化資料送信サービスで提供を開始しました。 コレクション 点数 主な対象資料(以下の資料のうち、所定の手続を経て入手困難であることが確認されたもの) 図書

                • KinoDen 大学図書館向けに講談社電子書籍をサブスクリプションモデルで販売開始 | 株式会社 紀伊國屋書店

                  KinoDen 大学図書館向けに講談社電子書籍をサブスクリプションモデルで販売開始 株式会社紀伊國屋書店(代表取締役社長 藤則 幸男)は、学術電子図書館サービス「KinoDen」(Kinokuniya Digital Library)において、大学図書館向けに講談社の電子書籍をサブスクリプションモデルの形で新たに販売開始を致します。 1. 大学でニーズの高いコンテンツを同時アクセス無制限で提供 この販売モデルの特徴は、大学図書館では現在主流である買切りモデルではなくサブスクリプション(年間購読)モデルでの提供であること、そしてKinoDenでは初めてとなる「同時アクセス無制限」のライセンス許諾での提供を実現したことです。大学図書館は、講談社が図書館向けに提供する約8,800点(2024年4月時点)のタイトルの中から、各図書館の利用者ニーズに基づき自由にタイトルを選書してパッケージの作成がで

                  • 文部科学省、「人文学・社会科学のDX化に向けた研究開発推進事業(データ基盤の開発に向けたデジタル・ヒューマニティーズ・コンソーシアムの運営)」の公募を開始

                      文部科学省、「人文学・社会科学のDX化に向けた研究開発推進事業(データ基盤の開発に向けたデジタル・ヒューマニティーズ・コンソーシアムの運営)」の公募を開始
                    • 学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた国の方針に関する説明会の開催について - 科学技術政策 - 内閣府

                      令和6年4月15日 内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局 1.趣旨 公的資金による研究成果を国民に還元するためには、研究者が、自らの研究成果を自由にかつ広く公開・共有し、国民が広くその知的資産にアクセスできる環境の構築が必要です。昨年6月に閣議決定された「統合イノベーション戦略2023」において、「我が国の競争的研究費制度における2025年度新規公募分からの学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた国の方針を策定する」と示されたことを踏まえ、「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」を本年2月に統合イノベーション戦略推進会議において策定しました。 この方針の実施に向け、関係府省、関係機関等との連携により具体的な施策を検討することとなりますが、アカデミアのご理解をいただくことが不可欠です。 このため、本方針を含め、我が国のオープンアクセスの実現に向けた施策について説

                        学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた国の方針に関する説明会の開催について - 科学技術政策 - 内閣府
                      • バラバラだったデータを統合 文化財の一覧検索システム公開 | 毎日新聞

                        検索した文化財のデータ。文化財ごとにIDとなる「日本全国文化財番号」を新たに設定した=奈文研のホームページから 奈良文化財研究所(奈良市)は、国や都道府県が指定する文化財に関する報告や記録を集約し、一覧検索できるデータベース「全国文化財目録」を公開した。対象は同じなのに、組織によって異なる名称が使われていた報告書のデータを統合し、情報の収集や比較がしやすくなった。まずは調査概要の情報のみまとめており、今後も関連情報の統合を進めて、研究や情報管理で飛躍的な効率向上を目指す。 国や自治体が公開している文化財約73万件を精査し、同じ対象なのに呼び方の違いなどで重複していたものを除いた約51万件(無形文化財なども含む)に固有のIDを付与。IDごとに調査記録などの情報を関連付けた。関連画像をAI(人工知能)で見分ける仕組みも開発中で、関連する画像をIDごとに集約させることを目指す。発掘担当者などが調

                          バラバラだったデータを統合 文化財の一覧検索システム公開 | 毎日新聞
                        • ビル&メリンダ・ゲイツ財団、2025年からオープンアクセス(OA)ポリシーを改訂

                          2024年3月27日、ビル&メリンダ・ゲイツ財団が、同財団が助成を行った研究成果に適用されるオープンアクセス(OA)ポリシーを2025年1月から改訂すると発表しました。 改訂内容としては、原稿をクリエイティブ・コモンズCC BYライセンスの下でプレプリントとして公開するよう義務付け、プレプリント査読を推奨すること、論文掲載料(APC)などのOAに掛かる費用への支援を終了することが挙げられています。 財団はまた、論文及びデータを利用しやすくするため、OAのシステムやインフラへの支援にも努めるとしています。 3月29日には、cOAlition Sがウェブサイト上でポリシーの改訂を歓迎するコメントを出しています。 Who loses when scientific research is locked behind paywalls?(Bill & Melinda Gates Foundatio

                            ビル&メリンダ・ゲイツ財団、2025年からオープンアクセス(OA)ポリシーを改訂
                          • 本学教員による研究活動に係る不正行為について

                            3月27日付で、本学国際学術院所属の助教1名を訓戒といたしました。 1.経緯 対象教員が、助教として採用される前の若手研究者の時の行為に関して、2022年6月に文部科学省および日本学術振興会に対して通報がなされ、本学において調査した結果、研究者としてわきまえるべき基本的な注意義務を著しく怠っていたとして、研究活動に係る不正行為であったと認定いたしました。 2.概要 次の論文A,B,Cおよび学会発表Cにおいて、各研究成果の中に示されたデータや調査結果等に関して、不適切な取扱い(論文の内容と分析したデータの内容との齟齬や、インタビューにおける発言と反訳データの不一致が複数箇所あること等)が指摘されており、これを「改ざん」と認定しました。また、論文Aで示した分析結果の表を、論文B,Cに出典を明記せずに引用していることから、「その他の不正行為」として、「自己盗用」と認定しました。 これらの不正行為

                              本学教員による研究活動に係る不正行為について
                            • オープンアクセス加速化事業の公募開始について:文部科学省

                              1.公募期間 令和6年3月26日(火曜日)~令和6年5月8日(水曜日)17時00分 2.事業概要 オープンサイエンスは、論文のオープンアクセスと研究データのオープン化・共有化(オープンデータ)を含む、研究成果の共有・公開を推進し、研究活動の加速化や新たな知識の創造等を促す取組です。 本事業は、オープンアクセスに係る全学的なビジョン(オープンアクセス方針・研究データポリシー等)に基づく事業計画等を策定している大学等を対象として、研究成果の管理・利活用システム(機関リポジトリ等)の開発・高度化、学長等のリーダーシップのもと全学的なマネジメントによる当該システムの運用・組織体制強化、オープンアクセスを推進する学内支援策(戦略的なAPC支援等)等の実施を支援し、各大学等の即時オープンアクセスに向けた、体制整備・システム改革を加速させることを目的とします。 3.スケジュール 公募のスケジュールは以下

                                オープンアクセス加速化事業の公募開始について:文部科学省
                              • 2023年のコミック市場(推定販売金額)、前年比2.5%増の6,937億円:全国出版協会・出版科学研究所の調査

                                  2023年のコミック市場(推定販売金額)、前年比2.5%増の6,937億円:全国出版協会・出版科学研究所の調査
                                • 図書館問題研究会(図問研)、声明「電子書籍サービス(電子図書館)の利用について、マイナンバーカードの取得を条件とすることに反対します」を公表

                                    図書館問題研究会(図問研)、声明「電子書籍サービス(電子図書館)の利用について、マイナンバーカードの取得を条件とすることに反対します」を公表
                                  • 茨木市教育委員会(大阪府)と追手門学院大学、「独自資料の電子書籍化と情報共有のための協定」を締結

                                    2024年2月22日、茨木市教育委員会(大阪府)と学校法人追手門学院大学(大阪府茨木市)が、「独自資料の電子書籍化と情報共有のための協定」を締結しました。 同協定は、双方が持つ独自電子資料を互いの電子図書館で公開することを目的としています。各々が所有する約60点の資料を共有し、それぞれの電子図書館でログインなしで誰でも読める電子資料として公開することが予定されています。 電子資料の共有により、学生は同市の行政資料を同学の電子図書館で利用することができ、また、市民は学生が書いた記事や論文等を茨木市の電子図書館で閲覧できるようになるという「知の循環構造」の形成を目指していくとしています。 茨木市教育委員会と「独自資料の電子書籍化と情報共有のための協定」を締結(追手門学院大学, 2024/2/22) https://www.otemon.ac.jp/whatsnew/news/_17894.ht

                                      茨木市教育委員会(大阪府)と追手門学院大学、「独自資料の電子書籍化と情報共有のための協定」を締結
                                    • デジタルアーカイブ戦略懇談会(第1回)の配布資料が公開

                                      2024年3月1日に開催されたデジタルアーカイブ戦略懇談会(第1回)の配布資料が、内閣府のウェブサイトで公開されています。 配布資料「「デジタルアーカイブ戦略懇談会」及び「デジタルアーカイブ推進に関する検討会」の開催について」によると、デジタルアーカイブ戦略懇談会は、デジタルアーカイブが日常に溶け込んだ豊かな創造的社会の実現を目指し、ジャパンサーチを基軸としつつ、各アーカイブ機関等におけるデジタルアーカイブの拡充・利活用のより一層の促進及び、アーカイブ化された多様なコンテンツ資産のフル活用による新たな価値創造の活性化の推進を目的とした情報共有・意見交換を行うために開催されるものです。また、具体的な課題を検討する会議体として、デジタルアーカイブ推進に関する検討会も設置されています。 そのほか、配布資料として「デジタルアーカイブ推進のこれまでの取組と今後の進め方について(案)」、「デジタルアー

                                        デジタルアーカイブ戦略懇談会(第1回)の配布資料が公開
                                      • <司書記者の旅をする本棚>(3)武蔵野市 成蹊大学情報図書館 まるでSF 「未来都市」が育む学びの場:東京新聞 TOKYO Web

                                        ここが図書館だとはどうしても思えなかった。透明なドーム、天に延びるエレベーター、中空を交差する橋。そうだ。子どもの頃、本を読んで想像した未来都市はちょうどこんな感じだった。

                                          <司書記者の旅をする本棚>(3)武蔵野市 成蹊大学情報図書館 まるでSF 「未来都市」が育む学びの場:東京新聞 TOKYO Web
                                        • 「吾輩は羊羹好な猫である」販売20,000箱を突破しました!|東北大学附属図書館

                                          東北大学創立115周年・総合大学100周年を記念して令和4年9月に発売された「吾輩は羊羹好な猫である」(ミニヨーカン詰め合わせ)が、今年1月に販売総数20,000箱を達成しました。 この商品は本学の附属図書館が所蔵する夏目漱石の旧蔵書「漱石文庫」をモチーフとして作成され、 本学のロゴマーク付き商品として製造元の「白松がモナカ本舗」の各店舗のほか、 Amazonでも販売されています。 仙台駅の店舗でも購入できることから、帰省する学生や本学を訪れる研究者等のお土産としても活用されています。 当館ではこれまで、所蔵資料をモチーフとしたオリジナルグッズの製作や寄附の呼びかけ、クラウドファンディング等を通して、貴重な資料を保護し、未来につなげてゆくための活動に取り組んでまいりました。これら活動やグッズの詳細については、下記のバナーよりご覧いただけます。 なお、「吾輩は羊羹好な猫である」は期間を限定せ

                                            「吾輩は羊羹好な猫である」販売20,000箱を突破しました!|東北大学附属図書館
                                          • 権利保持戦略、みんなちゃんとやってる? | JPCOARウェブマガジン

                                            1.権利保持戦略を勉強しよう 連載第1回にて、英国では機関リポジトリによるセルフ・アーカイブ(グリーンOA)が機能していることを紹介しました 。ただし英国の場合、機関リポジトリへの登録は論文採択と同時にするのが義務ですが、それを一般に公開するまでにはエンバーゴ(猶予期間)が認められています。日本で2025年度新規採択分からの実施が予定されている[1]、論文出版と同時のOA(即時OA)をセルフ・アーカイブで実現しようとすると、多くの出版社はエンバーゴなしでのセルフ・アーカイブを認めていないし、出版にあたって著者は出版社(専ら海外の)に著作権を譲渡するよう求められるので自分の論文でも出版社の許諾なく公開できない、という問題に直面します。ことは著作権の問題、ということもあって最近ではオープンアクセス関係のセミナーでこの問題の専門家が招かれる機会も増えてきました。特に人間文化研究創発センターの鈴木

                                              権利保持戦略、みんなちゃんとやってる? | JPCOARウェブマガジン
                                            • 京都市上京区で芥川龍之介「幻の短編」掲載誌を発見 「研究者間で盲点だった」|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞

                                              作家芥川龍之介の作品として知られながら、長らく未完成とされてきた短編が当時の医学雑誌に掲載され、この雑誌が京都府立医科大付属図書館(京都市上京区)で保管されていたことが、東京の研究者の調査で分かった。同図書館は「掲載から100年を経て思いもかけない発見となった。広く知ってほしい」として、

                                                京都市上京区で芥川龍之介「幻の短編」掲載誌を発見 「研究者間で盲点だった」|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞
                                              • Frontiers社、AIによって生成された図を掲載した論文記事を撤回

                                                2024年2月16日、オープンアクセス出版社のFrontiers社が、人工知能(AI)によって生成された図を掲載した論文記事を撤回したと発表しました。 対象となったのは、2024年2月13日付けで“Frontiers in Cell and Developmental Biology”誌に掲載された論文“Cellular functions of spermatogonial stem cells in relation to JAK/STAT signaling pathway”です。掲載後、画像生成AIであるMidjourneyを用いた図が掲載されているとして読者から懸念が表されました。 発表では、同誌の編集基準及び科学的厳密性の基準を満たさないとして、論文を撤回することとしたとあります。また、査読者の一人が図について懸念を示し、著者に修正を要求していたが、著者はこれに応じなかったこと

                                                  Frontiers社、AIによって生成された図を掲載した論文記事を撤回
                                                • 日本科学振興協会、「研究評価に関するサンフランシスコ宣言」(DORA)に署名

                                                  2024年2月25日、NPO法人日本科学振興協会が、「研究評価に関するサンフランシスコ宣言」(DORA)に2月22日付けで署名したと発表しました。 科学研究の成果を評価する方法の改善へのコミットメントを示すために、同会の設立2周年に合わせて宣言への支持を表明することとしたとあります。 JAASは2024年2月22日に研究評価に関するサンフランシスコ宣言(DORA)へ署名しました(JAAS, 2024/2/25) https://jaas.science/information/dora/ 参考: 東京大学、「研究評価に関するサンフランシスコ宣言」(DORA)に署名 [2023年12月11日] https://current.ndl.go.jp/car/201944 科学技術振興機構(JST)、「研究評価に関するサンフランシスコ宣言」(DORA)に署名 [2023年05月02日] https

                                                    日本科学振興協会、「研究評価に関するサンフランシスコ宣言」(DORA)に署名
                                                  • 米国生理学会、2025年から“Subscribe to Open”モデルを導入すると発表

                                                    2024年2月23日、米国生理学会が、同会のジャーナル10誌について、2025年から “Subscribe to Open”モデルを導入すると発表しました。 “Subscribe to Open”モデルは、既存の定期購読料による収益を利用して、特定の購読誌をオープンアクセス(OA)とするものです。各ジャーナルについて、購読料収入の目標を達成するのに十分な数の機関が購読に合意した場合に、著者による論文掲載料(APC)の負担なく、ジャーナルのOA化が可能になります。目標に達しなかったジャーナルについては、購読ベースでの提供が維持されます。 American Physiological Society to Launch Subscribe to Open Model for Research Journals(American Physiological Society, 2024/2/23)

                                                      米国生理学会、2025年から“Subscribe to Open”モデルを導入すると発表
                                                    • プレプリントサーバーJxiv、2024年3月28日から投稿規約と閲覧規約を改定:査読コメント反映論文、公開・出版済み論文などの受付を開始

                                                        プレプリントサーバーJxiv、2024年3月28日から投稿規約と閲覧規約を改定:査読コメント反映論文、公開・出版済み論文などの受付を開始
                                                      • Millions of research papers at risk of disappearing from the Internet

                                                        A study identified more than two million articles that did not appear in a major digital archive, despite having an active DOI.Credit: Anna Berkut/Alamy More than one-quarter of scholarly articles are not being properly archived and preserved, a study of more than seven million digital publications suggests. The findings, published in the Journal of Librarianship and Scholarly Communication on 24

                                                          Millions of research papers at risk of disappearing from the Internet
                                                        • 袋井市(静岡県)、2024(令和6)年度予算案に「まちじゅう図書館推進事業」を盛り込む

                                                          2024年2月16日付けの袋井市長定例記者会見資料として、同市の2024(令和6)年度予算案の概要が公開されています。 予算案の概要では、主な新規・拡充事業の一つである「デジタルを活用した市民生活の変革」の一環として「まちじゅう図書館」が挙げられています。 「令和6年度施政方針に係る主要施策一覧」によると、「まちじゅう図書館推進事業」では、誰一人取り残さず、いつでもどこでも本と出会える、紙と電子のハイブリッドなまちじゅう図書館の基盤を構築するとあります。具体的な取組内容として、ICタグの導入による蔵書管理、電子書籍貸出サービス、学校図書館と市立図書館の共通システムの導入が示されています。 令和6年度 袋井市当初予算(案)の概要(資料1-1)[PDF:5ページ] https://www.city.fukuroi.shizuoka.jp/material/files/group/15/shir

                                                            袋井市(静岡県)、2024(令和6)年度予算案に「まちじゅう図書館推進事業」を盛り込む
                                                          • 京都市図書館、電子書籍サービス1周年の記念特集を公開中

                                                            2024年2月10日、京都市図書館が、電子書籍サービス1周年の記念特集の公開に関するお知らせを掲載しました。 同館の電子書籍サービスは2月で1周年を迎えました。記念特集として、「司書はコレを読みました!」「人気のある本50選!」「初めての方におすすめ!」というテーマに沿ったコンテンツが紹介されています。電子書籍サービスウェブサイトのトップページで3月末まで公開されています。 2月で電子書籍サービス1周年!記念特集を公開中です!(京都市図書館, 2024/2/10) https://www2.kyotocitylib.jp/blogs/blog_entries/view/1243/b7ff5e0108558f135b5e59c4b1597ae0?frame_id=932 京都市図書館 電子書籍サービス https://web.d-library.jp/kyotocity/g0101/top/

                                                              京都市図書館、電子書籍サービス1周年の記念特集を公開中
                                                            • 2024年3月28日(木)に投稿規約及び閲覧規約を改定いたします | Jxiv, JSTプレプリントサーバ

                                                              Jxivはこれまで、査読前論文のみを受け付けてきました。このたび、査読コメント等を反映している論文や公開・出版済み論文について、ジャーナル等の許諾が得られれば公開できるように変更いたします。また、投稿規約の要件を満たす場合に限り、翻訳版の受付を行います。さらに、Jxivに投稿可能な原稿種別(原著論文、レビュー論文、解説論文等。及び、講義録)の明記を行います。 Jxivは、2024年3月28日に投稿規約及び閲覧規約を改定します。同日の投稿から、査読コメント反映論文、公開・出版済み論文、翻訳版、講義録の受付を開始いたします。 「Jxivガイドライン」「Jxiv FAQ」「Jxiv投稿マニュアル」「Jxiv閲覧マニュアル」「投稿前にお読みください」についても、2024年3月28日に改訂します。

                                                              • なんで東京の人って電車の中で喋らないの?

                                                                ちょくちょく東京に行く用事があるんだけど電車に乗る度げんなりする なんで皆あんな静かなの 満員電車で静かならわかるよ のんきに喋れる状況じゃないから でも昼過ぎの乗客まばらな山手線でも誰も喋らないじゃん 昨日大学生3人が乗って席座ってから降りるまで一切喋ってなかったのを見てやっぱおかしくね?って思った 東京というか首都圏はどこも静かなのかな 横並びの座席で全員スマホいじってる…みたいなやつ今まであんまピンときてなかったけど、東京ではまんま同じ光景に毎日出くわす 名古屋でも大阪でも福岡でも人と電車乗ったら普通に喋るからな 本当に違和感すごい なんでなんだろう 電車では静かにしようみたいな空気があるの? 追記 メモのつもりで書いたからこんな反応くると思わなかった ・一人で乗ってるから喋らない →それはそう でも明らかに誰かと一緒に乗ってる人も全然喋らないよね?それが不思議というか新鮮 ・車内で

                                                                  なんで東京の人って電車の中で喋らないの?
                                                                • 日本の科学技術論を牽引した故・吉岡斉氏の資料群を公開へ | お知らせ | 九州大学(KYUSHU UNIVERSITY)

                                                                  九州大学大学文書館は、日本の科学技術論を牽引し、原子力政策にも深くかかわった故・吉岡斉氏が所蔵していた図書と紙の文書類、電子ファイルからなる資料群「吉岡斉資料」を保管しております。図書につきましては、既に目録を作成し公開しておりますが、その他の紙の文書類と電子ファイルについても現在整理作業を進め、2024年秋をめどに公開を開始する予定となりました。 吉岡氏が2018年に逝去された後、所蔵していた図書・文書等は一度早稲田大学の綾部広則教授と下関市立大学の川野祐二教授が引き取り、仮整理と紙の文書類のPDF化が行われました。その後、2020年に九州大学大学文書館が寄贈を受け、同年より九州大学社会運動資料研究会を立ち上げました。十数名のボランティアと大学文書館職員によって資料目録の作成作業が開始され、図書については2022年に目録が完成しました。書庫を完備し、「吉岡斉科学技術史文庫」としてすでに公

                                                                    日本の科学技術論を牽引した故・吉岡斉氏の資料群を公開へ | お知らせ | 九州大学(KYUSHU UNIVERSITY)
                                                                  • 「ライブラリースキーマ」についてのまとめメモ(2024年2月現在) – egamiday3+

                                                                    ちょっと用事があってライブラリースキーマのことを調べてたら、要素があちこちに散在していたので、ざっくりかき集めて参照可能にしておくメモ。 とりあえず2024年2月19日現在。 ●文献 ⑥オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方検討部会(第6回)議事録:文部科学省 https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu29/004/gijiroku/mext_00006.html ⑦オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方検討部会(第7回)議事録:文部科学省 https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu29/004/gijiroku/mext_00007.html ⑧オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方検討部会(第8回)議事録:文部科学省 https://

                                                                    • 即時OA方針に対する報道への反応とオープンアクセスについて

                                                                      内閣府 @cao_japan 【高市大臣・記者会見】本日(2月16日)の動画を掲載しました。 [冒頭発言] 令和6年度当初予算案・令和5年度補正予算における科学技術関係予算、学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針 [質疑応答] 日本オープンイノベーション大賞 等 gov-online.go.jp/press_conferen… 2024-02-16 18:52:47 師茂樹 MORO Shigeki @moroshigeki 「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」(令和6年2月16日、統合イノベーション戦略推進会議決定)によれば、「公的資金による学術論文等の即時オープンアクセス」を「義務づける」とのことだが、即時オープンアクセスの対象は「査読付き学術論文」と「根拠データ」とのこと。 2024-02-16 22:28:12

                                                                        即時OA方針に対する報道への反応とオープンアクセスについて
                                                                      • 公的予算での研究に学術論文の即時無料公開を義務づけへ…政府、成果を国民に還元

                                                                        【読売新聞】 政府の統合イノベーション戦略推進会議(議長・林官房長官)は16日、国などの公的予算で行う研究については、成果をまとめた学術論文を無料で即時公開するよう義務づける方針を決めた。研究成果を国民に還元し、利活用を促す狙いがあ

                                                                          公的予算での研究に学術論文の即時無料公開を義務づけへ…政府、成果を国民に還元
                                                                        • 学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針 令和6年2月16日 統合イノベーション戦略推進会議決定

                                                                          • ネット検索できない情報を図書館で集める方法

                                                                            実際にGoogleで「京都 デジタルアーカイブ」と調べてみると、京都府立京都学・歴彩館デジタルアーカイブが出てきました。京都の町歩きツアー「まいまい京都」で清水寺に幻の川があると知ったので、川が描かれた史料を探してみました。 すると、1737年に書かれた『洛東音羽山清水寺来験記』という本の中に、ちゃんと幻の轟川が流れているのを発見しました。探し方はキーワードに「清水寺」と入れるだけです。デジタル化される前は専門家しか見られなかった貴重な史料が、こうしてスマホでも簡単に見ることができて面白いですね。 ポイントは、調べたい人物や物事と関係が深い地域のアーカイブを選ぶことです。徳川家康だと、生まれたのは愛知県岡崎市。「岡崎市 デジタルアーカイブ」と検索すると、岡崎市立中央図書館が出てきました。 全国的に有名な人物でも、ゆかりのある地域でしか見られない資料があります。1つのアーカイブに限定せずに、

                                                                              ネット検索できない情報を図書館で集める方法
                                                                            • 2023年度大学図書館シンポジウム「著作権法と大学図書館 ~令和3年の著作権法改正を中心に~」 | 国公私立大学図書館協力委員会(JULIB)

                                                                              〇主催:国公私立大学図書館協力委員会、日本図書館協会大学図書館部会 〇日時:2024年1月22日(月) 13:30~16:00 〇開催方法:Zoomウェビナーによるオンライン配信 〇定員:先着1,000名 〇参加費:無料 ※このシンポジウムは終了いたしました。たくさんのご参加ありがとうございました。 〇開催趣旨: 令和3年の著作権法改正は図書館サービスに大きな影響を与える内容である。 国立国会図書館における個人送信サービスの拡大は既に開始されている一方で、図書館等における公衆送信サービスは現時点ではまだサービスが開始されていない(2023年12月時点)のが現状である。 今回の法改正で目指したところへ果たして到達できるのか、また何が問題なのか、それぞれの立場からご講演いただく。 〇プログラム:

                                                                              • 2023年の学術出版に関する動向まとめ(記事紹介)

                                                                                2024年1月30日付けで、国際学術会議(ISC)が、学術出版に関する2023年の主な動向をまとめた記事“A promising year ahead for scientific publishing”をウェブサイト上に掲載しました。著者はISCでプロジェクトコンサルタントを務めるMoumita Koley氏です。 2023年の学術出版に関連した重要な動きとして、以下のような点が挙げられています。 ・ 高額な論文掲載料(APC)への抗議を契機とした、ジャーナル編集者の大量辞任と新たなオープンアクセス(OA)ジャーナルの立ち上げ ・ 論文の質を理由としたジャーナルのデータベースからの取下げや撤回論文の増加を始めとする、研究公正をめぐる課題の浮上 ・ 欧州の機関等による著者・読者に費用負担を求めないダイヤモンドOAの推進 ・ ScopusやWeb of Scienceといった商用の学術文献デ

                                                                                  2023年の学術出版に関する動向まとめ(記事紹介)
                                                                                • E2666 – オープンサイエンス時代の大学図書館員像<報告>

                                                                                  オープンサイエンス時代の大学図書館員像<報告> 東北大学附属図書館・三角太郎(みすみたろう) 2023年12月12日、令和5年度国立大学図書館協会シンポジウム「オープンサイエンス時代の大学図書館員像:これからの<人材>構築にむけて」が、東北大学の会場とオンライン配信のハイブリッド形式で開催され、400人を超える参加があった。本稿ではその概要を紹介する。 国立大学図書館協会(JANUL)は2021年に策定した「国立大学図書館協会ビジョン2025」のもと、大学図書館の新しい在り方について議論を進めてきた。ビジョンでは、「知の媒介:知の交流を促す<人材>の構築」を重点領域の一つとし、人材の確保を求めている。また、2023年に文部科学省が公開した「オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方について(審議のまとめ)」でも、人材の問題の重要性が強調されている。JANULでは、人材委員会を中心に、

                                                                                    E2666 – オープンサイエンス時代の大学図書館員像<報告>