米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は12月31日、金融商品取引法違反などに問われ保釈中にレバノンに逃亡した日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告について、逃亡は数週間前から計画され、妻のキャロルさんが主要な役割を果たしていたと報じた。日本の「共犯者」の助けを借り、「チーム」が先週末に集まって実行に移したとしている。 同紙によると、飛行追跡データを分析した結果、ゴーン前会長が乗っていたとみられるプライベートジェットは29日午後11時10分に関西空港を離陸。30日朝にトルコ・イスタンブールのアタチュルク空港に到着した。その後、別の小型ジェット機がレバノンに向かっており、いずれもトルコの航空会社が運航していた。