[CEDEC 2019]ゲーム技術が主役? 「Unreal Engine」を活用した運転支援システム開発の実例を紹介 ライター:米田 聡 CEDEC 2019の初日となる2019年9月4日,「AD&ADASシステムとゲーム開発技術の融合」というセッションが行われた。ADとはAutomated Driving(自動運転)の,ADASとはAdvanced Driver Assistance System(運転支援システム)の略で,現在の自動車業界における,もっとも大きな話題の1つを取り上げたものだ。 登壇したのは世界有数の自動車部品メーカーであるデンソーの,小口貴弘氏と服部陽介氏だ。ゲームに直接関係がある話ではないのだが,ゲームエンジンとして有名な「Unreal Engine」とAI技術を活用したADAS開発の実例が紹介されるなど,ゲーマーにとっても興味深い内容だった。 デンソー AD&ADA
セッションの内容 特許庁は、昨年度に電子ゲームに関する特許出願技術動向調査を行いました。電子ゲーム分野をリードする日本と諸外国(特に米国)からの特許出願/オンライン雑誌記事の件数推移や特定の技術的観点に着目すると、例えば、以下のような差異が見られました。 1.「収益」に関する特許出願動向を分析すると、日本はアイテム課金に関する特許出願が多い一方、米国はアイテム課金に加え、ゲーム内の広告表示や現実のイベントとゲームとを連携させる収益の特許出願が多い 2.電子ゲームの「目的・効果」に着目すると、諸外国では教育・訓練等の特許出願が多い一方、日本の特許出願は少ない 上記差異及び市場動向等に基づいて総合的に分析すると、日本と比較して諸外国(特に米国)は、電子ゲーム分野に関する収益モデルが多角化していること、電子ゲーム以外の他分野へ戦略的に展開していること、が想定されます。 本セッションでは、特許庁の
プロゲーマーな主人公・ユカタはある日異世界に飛ばされた。 彼はその際、ユニークスキルを一つ授かっていた。 それは「ウィンドウに表示されるパズルゲームを上手くプレイすると大魔法を放てる」という、ユカタにお誂え向きのスキルだった。 培ってきたゲーム技術を生かし、彼は瞬く間にそのスキルを極める。 そしてそのスキルを生かして異世界で気ままに生きるうちに……ユカタは世界最強の英雄へと成り上がってしまう。 第1話 スライムを、4つ繋げて消す。すると・・・ 2019/05/15 17:33(改) 第2話 沈むのは水竜のほうだ。大陸じゃない。 2019/05/16 17:09(改) 第3話 神剣が神剣すぎる件 2019/05/17 17:07(改) 第4話 いきなりトップランカーにしろとは言ってないぞ 2019/05/18 16:25(改) 第5話 偉大なる暇つぶしの始まり 2019/05/19 16:1
ポルシェ(Porsche)は4月19日、子会社のポルシェエンジニアリングが、ゲームエンジンを使用して、将来のインテリジェントビークルを開発していると発表した。 ゲームの頭脳部のゲームエンジンは、リアルな映像を生み出し、コンピュータゲームやビデオゲームにおいて、さまざまな動きを可能にする。ポルシェエンジニアリングは、高度な自動運転のバーチャル開発とテストに、ゲームエンジンと同じソフトウェアを利用している。 これにより、開発時間が短縮され、コストが節約され、モビリティがいっそう安全になるという。ゲームエンジンは、人工知能(AI)と並んで、自動運転などの先進運転支援システム(ADAS)の開発に重要な役割を担っている。合成センサーデータを使用して、先進運転支援システムをテストする。これにより、すべてのシナリオと不測の事態に対応できるという。 先進運転支援システムの開発には、多くのテストと検証が必要
ボルボカーズ(Volvo Cars)は11月19日、最新のゲーム技術を応用して安全な車を開発するために、「複合現実(MR)ドライビングシミュレーター」を開発した、と発表した。 このシミュレーターには、最先端のリアルタイム3D開発プラットフォームの「Unity(ユーニティ)」と、フィンランドのバーチャル&ミックスリアリティの専門家の「Varjo(バリヨ)」の最新技術を導入した。実物に酷似した高精細3Dグラフィックス、拡張現実感を生み出すヘッドセット、仮想世界からの触覚フィードバックを提供する全身スーツ型デバイス「テスラスーツ」を組み合わせ、身体の反応をモニタリングする。 シミュレーターには、微調整可能な運転席、触覚フィードバックのあるステアリングホイール、透き通ったバーチャルリアリティヘッドセットなどが備わる。このシミュレーターは、現実とシミュレーションの境界をシームレスにするという。 この
ドイツのケルンでゲーム技術カンファレンスdevcom開催。第3回devcomの開会式とそのハードな日程をレポート 2019年8月18日から19日(現地時間)にかけて,ドイツはケルンのケルンメッセにてPCゲームの技術カンファレンスであるdevcomが開催されている。 このカンファレンスは今年で3回めとなる比較的新しいものだが,Gamescomと日程が隣接しており(2019年のGamescomは8月20日から始まる),会場もGamescomと同じケルンメッセだ。加えて運営組織としてもGamescomとの連携が強固なものとなっている。 カンファレンス本体の開催期間こそ2日間と短めだが,1日あたり9トラック・6〜8セッションとその内容は濃い。またインディーズゲームの展示コーナーも充実しており,とてもではないが1人でその全貌を把握することは不可能と断じれるくらいには大型のイベントとなっている。 個別
Image credit: Jolly Good 医療 VR プラットフォーム「JOLLYGOOD+」を開発・提供するジョリーグッドは9日、エクサウィザーズ(東証:4259) 傘下の ExaMD と業務提携し、AI とゲーム技術を活用したヘルスケアプラットフォーム「バーチャルファミリー」の共同開発を行うと発表した。今回の提携により、両社は在宅医療の市場に対応するサービスを提供し、認知症を含む健康リスクの早期発見と予防を目指すとしている。 バーチャルファミリーは、仮想空間での対話やゲームを通じて、自然な形で利用者の音声や行動等の様々な健康・生活データを収集。これらの健康・生活データを ExaMD の提供するAI技術で解析し、認知症等の潜在的な健康問題を早期に発見することを可能にする。対象は1人暮らしの方から高齢者、ファミリー層まで幅広く想定しているという。 ジョリーグッドと ExaMD は、
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[CEDEC 2022]“スパコン”と“ゲーム技術”が作りだす新たな世界。「ゲームはスパコンの夢を見るか,スパコンはゲームの夢を見るか」レポート 編集部:Igarashi 本日(2022年8月25日),ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2022」にて,理化学研究所・計算科学研究センターのセンター長である,松岡 聡氏による基調講演「ゲームはスパコンの夢を見るか,スパコンはゲームの夢を見るか」が行われた。 松岡 聡氏 かつてゲームが普及しだした頃のスパコン(スーパーコンピュータ)は,ハード,ソフトともに別世界の技術だった。しかし近年,ゲームに3DCGが導入され,さまざまなシミュレーションを行うようになり,また,スパコン側もGPU技術など,ゲームグラフィックス技術を採用し,それぞれが非常に近しい存在になりつつある。 本講演は,スパコン「富岳」や「TSUBAME」の経験をもとに,テレビゲ
PDFをダウンロードする メールで送る https://www.vcj-press.jp/pressrelease/20201119" target="_blank">LINEで送る ボルボ・カーズのエンジニアたちは「究極のドライビングシミュレーター」と呼んでいますが、それは彼らの仲間である地下室のゲーマーを満足させるための単なる口実ではありません。事実、スウェーデンのボルボ・カーズの画期的な複合現実シミュレーターは、安全性と自動運転技術の新たな一歩を踏み出すために使用されています。 微調整可能な運転席、触覚フィードバックのあるステアリングホイール、透き通ったバーチャルリアリティヘッドセットを備えたセットアップは、どんな本格的なゲーマーも嫉妬するでしょう。ボルボ・カーズのシミュレーターは、このコンセプトを次のレベルに引き上げ、現実とシミュレーションの境界をシームレスにしており、そこがまさに
記事によると 2019年9月4日、日本のゲーム開発者向けイベント“CEDEC 2019”で、Luminous Productionsは次世代リアルタイムゲームグラフィックスの技術であるパストレーシング*を使用した最新技術デモ"BackStage"を初公開しました。 この技術デモは、Luminous Productionsの自社ゲーム開発エンジン"Luminous Engine"の次世代ゲーム向け機能強化の一環として発表されました。NVIDIAのMorgan McGuire氏がSIGGRAPH 2019の講演で「2035年にはゲームグラフィックスに採用され始める」と予想した「パストレーシング」の技術を早くも"Luminous Engine"に導入。NVIDIA Corporationの協力のもと、未来のリアルタイムゲームグラフィックス技術を駆使して本技術デモは制作されています。 この機能は自
薬+読 編集部からのコメント 一つの新薬創出に約26憶ドル(約2,833億1,699円)がかかってしまい、さらに新薬開発成功率が低下するなど厳しい事業環境におかれる製薬会社が今、新規事業として着目しているのがゲームでヒトの行動変容を促す「ゲーミフィケーション(ゲーム以外の文脈にゲームの要素を展開する意)」を取り入れたヘルスケアソリューションの開発です。現在、ゲーミフィケーションが取り入れられた製品は主にリハビリ領域が先行していますが、今後の成功事例によっては製薬企業のアイデアが世界を一変させる可能性が秘められています。すでにアステラス製薬では、東京芸芸術大学、横浜市立大学と提携し、実用化を目指す枠組みとして「ヘルスモックラボ」を発足しています。 新薬創出の難易度が向上し、継続的な新薬創出が困難となる中、製薬企業の新規事業として、ゲームでヒトの行動変容を促す“ゲーミフィケーション”を取り入れ
ゲーム技術を社会実装するORENDAとAI対話エンジンのwellvill、完全な業務会話を可能にするAIアバターの開発に向け技術提携 〜飲食や小売、ホテルにおいてアバターによる接客の実現を目指す〜 リアルタイムエンジンを活用したソリューション開発を展開する株式会社ORENDA(本社:東京都港区、代表取締役社長:澁谷陽史)と、次世代デバイスやAI、RPA技術開発を手掛けるウェルヴィル株式会社(本社:東京都文京区、CEO:松田智子)は、この度、人間との業務会話を実現するAIアバターの開発に向け、技術提携いたします。 [画像: https://prtimes.jp/i/66680/3/resize/d66680-3-381769-0.png ] ■完全な業務会話を実現するAIアバターの開発を目指す 昨今、日本をはじめ、同様の人口動態をたどる先進国やアジア周辺国において、少子高齢化の進行による生産
相手を知るのが目的なら、本気で遊ぼう いきなりぶっ飛んだカードゲームを取り上げたので、面食らった人も多いだろう。ここからはもう少し分かりやすく、本来の意味でIT業界関係者が楽しめるカードゲームを紹介する。 企業の研修で用いるゲームにはプロ・トレZのように、プロジェクトマネジャーといった役職の業務をゲームで疑似体験するものもあれば、自己啓発型のゲームもある。人材育成関連の会社が研修向けのゲームを開発し、企業の人事部門や総務部門に売り込んでいるものも多い。 例えば、業務フローをゲームで疑似的に再現することで、実際の現場業務を邪魔することなく、実務を事前に学習またはチェックできる。あるいは失敗のリスクを恐れることなく、多様な経営方針や試みを実施して、その効果を調べられる。「研修でゲームをするなんておかしな話だ。遊びではないのだから」という声も少なくない。だが実務学習や事前調査の効用は、軍隊におけ
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