東芝、パソコン事業を完全売却 シャープへ残り19.9%分 2020年08月04日21時06分 東芝は4日、パソコン事業をシャープへ完全売却したと発表した。2018年の事業譲渡後も残っていた「ダイナブック」(東京)の保有株式19.9%を手放し、同社はシャープの完全子会社となった。 東芝社長、薄氷の選任 賛成率58%で最低―株主総会 シャープから6月30日に要請を受け、手続きを進めていた。売却金額は非公表。 米原発事業での巨額損失処理などで経営危機に陥った東芝は18年10月、事業再編の一環で、ダイナブックの前身に当たる「東芝クライアントソリューション」株式の80.1%を約40億円でシャープへ売却していた。 新型コロナ経済対策・生活情報 電子決済不正引き出し 消費税