英セキュリティ企業のSophosは、現地時間4月8日に公開したレポートの中で、およそ350万人の「iOS」ユーザーが「フリースウェア」アプリをデバイスにインストールしたとして注意を呼びかけている。 フリースウェア(Fleeceware:「fleece」には金品を巻き上げるという意味がある)とは、Sophosの研究チームが2019年に考案した言葉で、「Android」アプリの試用の仕組みにある合法的な抜け穴を悪用するモバイルアプリのことを指すが、今回はiOSでも同様のアプリが見つかった。 GoogleとAppleのアプリストアはどちらも、アプリ開発者が商用アプリや有料アプリ、サブスクリプションアプリに対して試用期間を設けられるようにしている。 ユーザーはこれらのアプリをインストールし、自身の「Google Play」または「App Store」アカウントに課金する権限をアプリに付与することで