ここ数年の日本ワインで最も注目すべき地域の一つが、長野県の「千曲川ワインバレー」と呼ばれるエリアだ。ワイン用ブドウが獲れる地域と思われていなかったが、1人のブドウ栽培成功をきっかけに「千曲川ワインアカデミー」が設立。その卒業生が協力し合って、次々と新たなブドウ畑やワイナリーが生まれるという好循環が生まれている。 ※日経トレンディ2021年3月号の記事を再構成 千曲川ワインバレーでは、ワイナリーの切磋琢磨で優れたワインが造られている。左から「ヴィラデスト ヴィニュロンズリザーブ シャルドネ 2019」(ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー。実勢価格5280円)、「アルカンヴィーニュ シャルドネ ヴィラージュ 2017」(アルカンヴィーニュ。実勢価格3630円)、「Pinot Noir En tonneau 2018」(テールドシエル。実勢価格4070円)、「ジオヒルズ MIMA