tamaco曰く、 採血せずに血中酸素濃度を測定できる「パルスオキシメーター」を開発したことで知られる、青柳卓雄氏が4月18日老衰で亡くなった。84歳だった。 パルスオキシメーターは光センサーを使った血中の酸素飽和度を測定する装置。採血をすることなしに指先の血管に光を当てるだけで測定でき、胃カメラと並ぶ日本発の医療技術の代表例とされている(アメリカUCSFゼベリングハウス教授 ビックラー教授らが書き・まとめたパルスオキシメータ関係論文集)。 氏はこれらの功績から2002年に紫綬褒章を受章、2015年には日本人としては初めてIEEE Medal for Innovations in Healthcare Technologyを受賞している。