神話からみる古代エジプトの世界観 古代の人々はこの世界をどのように考えていたのでしょうか。古代の人々の世界観、宇宙観、倫理観など、ものの考え方を知るうえで、神話はとても参考になります。なぜピラミッドは四角錐なのでしょうか。古代日本の天皇陵は円墳か前方後円墳で、すぐに樹木が茂り自然の中に溶け込んでしまい、古墳なのか山なのか分からなくなってしまいます。これも古代エジプトと日本の自然観の違いにあるように思います。数学は、租税や交易などの必要から生まれたと考えられますが、それだけではなく数秘術も大きな要因の一つでした。古代の人は、ことばと同様に数にも魔力が潜んでいると考えていました。数秘術は占いから、占いは天体の観測(天文学)から生まれました。現在の私たちは、ことばや数になんの魔力も感じません。しかし、これを見過ごすと古代人の考え方を見損なうおそれがあります。古代の神話は現代のSF(空想科学小説)