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  • 映画「シン・ウルトラマン」冒頭10分33秒をYouTubeで 24日午後8時からプレミア公開

    東宝は6月24日、映画「シン・ウルトラマン」の本編冒頭10分33秒をYouTubeの「東宝MOVIEチャンネル」で公開すると発表した。48時間の期間限定という。 シン・ウルトラマンの観客動員数250万人突破を記念して実施する。24日の午後8時からプレミア公開し、26日午後7時59分までアーカイブ配信する。 本編冒頭映像の公開は5月26日にも観客動員150万人突破記念として実施した。このときの映像は1分17秒と短めだったが、東宝によると48時間で再生数は約130万回を記録したという。 今回の10分33秒では「前史から始まり、ウルトラマンが地球上に始めて降着し、スペシウム光線が発射されるまでが描かれる」(東宝)。ウルトラマンシリーズの原点へのオマージュが込められた冒頭の映画タイトルロゴも注目だという。 シン・ウルトラマンは「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明さん(企画・脚本)と樋口真嗣監督の

      映画「シン・ウルトラマン」冒頭10分33秒をYouTubeで 24日午後8時からプレミア公開
    • 高市早苗氏と稲田朋美氏「おじさん」めぐる評価の違い | メディア万華鏡 | 山田道子 | 毎日新聞「経済プレミア」

      自民党総裁選をめぐり、記者団の質問に答える高市早苗前総務相=東京都千代田区の同党本部で2021年8月19日、竹内幹撮影 分かりやすい! 自民党の高市早苗前総務相が月刊「文芸春秋」9月特別号に寄せた自民党総裁選立候補宣言「総裁選に出馬します!」。菅義偉首相の立候補見送りで様相が一転した自民党総裁選で、高市氏の動向が注目されている。 高市氏は同誌の中で、自らの経済政策を「サナエノミクス」と称し、「大胆な金融緩和」「機動的な財政出動」「危機管理投資・成長投資」を総動員してインフレ率2%を目指すという。基本路線は安倍晋三前首相と同じで、自らの経済政策を「ニュー・アベノミクス」とも紹介する。 そして「私は、日本と日本人の底力を信じている。『美しく、強く、成長する国』を創るために、国家経営のトップを目指し、(略)『日本経済強靱(きょうじん)化計画』を実行させていただきたい」と結ぶ。 コロナ禍の女性の貧

        高市早苗氏と稲田朋美氏「おじさん」めぐる評価の違い | メディア万華鏡 | 山田道子 | 毎日新聞「経済プレミア」
      • プレミアリーグ現地ファンに疎まれる存在? 「プラスチック・ファン」とは一体誰のこと??

        貧困化が進んでいるイギリス国内のフットボールファンにとって、プレミアリーグのチケット代の高騰は死活問題だ。そのような問題が顕在化するなかで、「Plastic fan(プラスチック・ファン)」という言葉が改めて注目を浴びているという。イングランドフットボールを愛する思いは同じはず。ローカルのファンとグローバルのファンの間に生まれる溝は埋めることができるのだろうか? (文=内藤秀明、写真=AP/アフロ) ローカルのファンとグローバルのファンの間で起こっている問題 イギリスのフットボールファンが、現地に訪れる海外からのサポーターたちを、“Plastic fan(プラスチック・ファン)”と呼ぶことがあるという。プラスチックとは、日本語の意味で知っている通り、合成樹脂の意味を指す場合もあるが、今回の場合はスラングで使われる“偽物”というニュアンスのほうが正しいかもしれない。 筆者自身、イングランドフ

          プレミアリーグ現地ファンに疎まれる存在? 「プラスチック・ファン」とは一体誰のこと??
        • 野党は信頼を取り戻すため、右往左往せず地道に | 引退議員に聞く | 赤松広隆 | 毎日新聞「政治プレミア」

          ともに今回、衆院議員を引退したが、私も大島理森前衆院議長も国会の権威を高めることに特に意を用いてきた。最後は多数決で決めるとしても、熟議を大切にしてきた。 特に安倍政権は長く続いたため、数さえあれば許されると考える傾向があった。だからこそ大島議長も2018年7月に、政府による公文書の改ざんなどについて「民主主義の根幹を揺るがす問題」と指摘する異例の所感を公表したのだと思う。一方で最近の国会は与野党の力に差が開き、「1強多弱」になっていた。その意味で言えば野党の責任も大きい。 成熟した与党ではなかった 私も閣僚を経験した民主党政権については厳しい評価がされているが、良い点もあった。鳩山内閣は専門分野に詳しい議員、いわゆる族議員を閣僚にすることを意図的に避けた。私も農政の専門家ではなかったが、農相に就任した。 そこで何が起こったかといえば、私が農相の時に新たに戸別所得補償制度を作り、農業用大型

            野党は信頼を取り戻すため、右往左往せず地道に | 引退議員に聞く | 赤松広隆 | 毎日新聞「政治プレミア」
          • JRや私鉄で相次ぐ「ポケット時刻表」廃止のなぜ | なるほど電車ニュース | 土屋武之 | 毎日新聞「経済プレミア」

            世の中のデジタル化の進捗(しんちょく)により、鉄道の世界でも「紙」の役割は大幅に小さくなっている。駅で無料配布され、かつては多くの人がパスケースなどに入れていた「ポケット時刻表」も、最近はすっかり影が薄くなった。 ポケット時刻表は、駅の1日の列車の出発時刻を記載し、折りたたみ式や冊子型にして手軽に持ち運べるようにしたものだ。 この無料のポケット時刻表。3月のダイヤ改正などを機に、配布を終了した鉄道会社がいくつもあることはあまり知られていない。 以前は重要性が高かったアイテムゆえ、小田急電鉄などは駅に大きなポスターを掲示し、配布終了を告知した。このほか京阪電鉄や阪急電鉄、JR九州が配布を全面的に中止。JR西日本の岡山支社やJR東日本の水戸支社などでも配布を終了した。 コロナ禍も影響? 理由は言うまでもなくスマートフォンの普及だ。今や各社とも、列車の発車時刻表は自社のウェブサイトでも掲載してい

              JRや私鉄で相次ぐ「ポケット時刻表」廃止のなぜ | なるほど電車ニュース | 土屋武之 | 毎日新聞「経済プレミア」
            • Jリーグ、プレミア化 最上位リーグ新設、外国人枠撤廃など検討「推進チーム」たち上げ - スポーツ報知

              Jリーグが4月1日付で抜本的な改革を検討する「リプランニング推進サポートチーム」をたち上げることが29日、関係者の話で分かった。木村正明専務理事(53)が中心となり、外部からも有識者を招いて、J1の上位にあたるプレミアリーグの創設、外国籍選手枠の撤廃、J参入の緩和策などを本格的に検討する。村井満チェアマン(61)の任期満了となる来年度までに方向性を示す。 関係者によると、同チームはリーグ、クラブの将来を見据え、既存のルールや形にとらわれない改革案を検討する場になるという。目玉の一つがプレミアリーグ構想で、J1の上位にあたる新リーグを新設。参加クラブをJ1の18クラブ(今季はコロナ禍で20クラブ)から、10~14程度に減らす案だ。頭打ちが懸念されるリーグとクラブの経営規模を拡大する案として注目している。 現在はJリーグが試合の放映権を一括管理し、契約金を各クラブに配分する。配分金は同じカテゴ

                Jリーグ、プレミア化 最上位リーグ新設、外国人枠撤廃など検討「推進チーム」たち上げ - スポーツ報知
              • 分断される社会~少年法改正と発達障害 | 令和の幸福論 | 野澤和弘 | 毎日新聞「医療プレミア」

                川崎市の中1殺害事件で被害者が見つかった現場付近には、途切れることなく大勢の人たちが訪れ、花束が山のようになっていた=川崎市川崎区で2015年3月3日、小川昌宏撮影 「若者が街に出るからまた感染者が増えるとテレビで言っていた。それってどうなの?」。大学生たちがふに落ちないという様子で話していた。たわいもない会話ではあるが、そんなに若者たちは社会やメディアから批判的に見られていると感じているのか、と引っかかった。 緊急事態宣言中、閑散としたファミリーレストランで高齢の夫婦やグループが昼間にビールを飲んでいるのを何度か目にしたことがある。自粛生活のストレスを発散しているのだと、会話の端々から聞こえてきた。少し胸がざわついた。給仕をする若いウエーターの視線が気になったからである。 感染の恐れがあっても仕事をしなければ生活できない。店が閉まれば仕事を失う。そんな若者たちにとって、働かなくても自宅で

                  分断される社会~少年法改正と発達障害 | 令和の幸福論 | 野澤和弘 | 毎日新聞「医療プレミア」
                • 福岡空港 国内線 JAL ダイヤモンド・プレミアラウンジ vs サクララウンジ 何が違う?お隣のANA側のラウンジと比べると快適度はどっち?ラウンジ利用基準等々 - 独りぼっちのお気楽マイル道 ANA SFC 思想”たまには贅沢もいいじゃない?”

                  追随を許さない 国内最高の 空港アクセス 動線 ステータス会員専用 JALcheck inカウンター 上級会員専用保安検査 喫煙スペースはラウンジ外 福岡空港 JAL サクララウンジ 福岡空港 JAL ダイヤモンド・プレミア ラウンジ クローク(ロッカー)スペース 通話ブース エリア ラウンジエリア 電源 USB コンセント リラックスエリア マッサージルーム 化粧室 FAX コピー ダイニングエリア 福岡空港 JAL DP/サクラ ラウンジ まとめ JAL ステータスカード 受付開始 今月の「ANAにキュン!」は 初の2日開催♪ 追随を許さない 国内最高の 空港アクセス 動線 以前「福岡空港ANA SUITEラウンジ」誕生の際,紹介レビュー記事を書きました。 改めて見ると、あれから...もう3年も経っている事に驚かされます。ANA SUITEラウンジOPENの時点では、まだアクセスホー

                    福岡空港 国内線 JAL ダイヤモンド・プレミアラウンジ vs サクララウンジ 何が違う?お隣のANA側のラウンジと比べると快適度はどっち?ラウンジ利用基準等々 - 独りぼっちのお気楽マイル道 ANA SFC 思想”たまには贅沢もいいじゃない?”
                  • 中国で日本語熱が急速に高まる意外な理由 | ふらっと東アジア | 米村耕一 | 毎日新聞「政治プレミア」

                    日本ともゆかりの深い中国東北部の港町・大連に日本語を専門に教える学校「大連日語専科学校」(現在の大連外国語大学)が設立されたのは1964年のことだ。今年は日中国交正常化50周年の節目だが、正常化の8年以上前に日本との貿易拡大などを念頭に置いた周恩来首相(当時)が開設を指示した。日本語学習強化は、当時の中国政府の実利実益に基づく計算による判断だった。 それから半世紀以上が過ぎた中国でここ数年、全く別の実利と計算に基づき、猛烈な日本語学習熱が高まっている。日本語が「英語に次ぐメジャー言語扱いになりつつある」との見方も出るほどだ。日中関係そして日本語を取り巻く状況がどう変わったのか。二つの時代の「日本語学習者」に話を聞いた。 急増する日本語での受験者 まずは現在の中国の日本語旋風について紹介したい。実は日本語に猛烈な追い風が吹いているのは、大学入試の現場だ。日本語は、70年代から中国の「高考」と

                      中国で日本語熱が急速に高まる意外な理由 | ふらっと東アジア | 米村耕一 | 毎日新聞「政治プレミア」
                    • ひとつの産声も消さないための「内密出産」 | | 伊藤孝恵 | 毎日新聞「政治プレミア」

                      土砂降りの雨に傘を 内密出産の制度化に取り組んでいる。内密出産とは、匿名で出産することを望む母親が病院にだけ身元を明かし、その情報を管理することで、子どもの出自を知る権利を保障するものだ。 さまざまな課題がある。しかし、一人ではどうにもできない状態におかれ、産声をあげた赤ちゃんの口を塞いでしまう母親がいる。土砂降りの雨が降っているところに傘をさしかけ「ここで産めば大丈夫」とお母さんと子どもに言える制度をつくるのは立法府の役割だ。 生後すぐに命を奪われる子ども 妊婦が身元を明らかにせずに匿名で出産した場合、子どもの出自は誰にもわからなくなる。内密出産は匿名出産とは異なり、特定の人にだけ身元を明かす。内密出産が制度化されているドイツでは行政が情報を管理し、子どもが16歳になった時に実母の身元を照会できる。 日本では病院などの安全な環境で匿名出産できるところはない。妊婦はおのずと自宅や外で一人で

                        ひとつの産声も消さないための「内密出産」 | | 伊藤孝恵 | 毎日新聞「政治プレミア」
                      • 宗教者が問う 旧統一教会問題の本質 | | 釈徹宗 | 毎日新聞「政治プレミア」

                        近ごろ、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への解散命令問題を巡って、「政治と宗教」という言葉を聞かない日はない。これは、正確には「政治と、宗教法人格を持つ(人権を侵害し、公共の福祉に反する)破壊的カルト」の話だろう。 カルトには、「熱狂的に信じる」という意味がある。熱狂的な反社会集団を規制するのは、社会の維持にとって当然だと思う。ただし、宗教一般にも熱狂はつきものだ。つまり、カルト性をハナから欠く宗教もない。 問題を根本から解くには、社会を構成する個々人が、宗教についてしっかりと考察すべきなのである。それは、民主主義社会に本来は必須であるべき、極めて政治的な課題といえる。 不透明な解散命令要件の解釈変更 先に、解散命令自体について。旧統一教会を解散させるにせよ、違う結論となるにせよ、審議のプロセスを透明にしていく姿勢が重要である。 岸田文雄首相は、解散命令を請求する要件に「民法の不法行為」

                          宗教者が問う 旧統一教会問題の本質 | | 釈徹宗 | 毎日新聞「政治プレミア」
                        • 隠されている「日本男性の状況の異常さ」 もうひとつのジェンダーギャップ | | 本田由紀 | 毎日新聞「政治プレミア」

                          毎年、世界経済フォーラムが公表するジェンダーギャップ指数(GGI)の国際ランキングにおける日本の順位の低さが話題になり、多くの慨嘆がさまざまな媒体で表明される。 片面だけを見ている 周知のように、GGIは政治・経済・教育・健康という大きく四つの指標から成り、各指標はさらに複数の項目から算出される。この中で日本の順位を特に引き下げているのは政治の分野であり、国会議員、閣僚、首相などの女性比率が極めて小さいことがその原因である。次いで経済分野でも、女性の労働参加率は高いものの管理職の女性比率が低いためにランクは下がる。 こうした、政治や経済の分野における女性の少なさは確かに問題だ。日本の異常ともいえるジェンダー格差のもとで、女性がもっと社会進出すべきであることは論をまたない。しかし重要なのは、それだけではコインの片面だけを見ているにすぎないということだ。男性を標準として、女性が少ない、女性が劣

                            隠されている「日本男性の状況の異常さ」 もうひとつのジェンダーギャップ | | 本田由紀 | 毎日新聞「政治プレミア」
                          • コロナの死亡率「世界でこんなに違う」藻谷氏の考察 | 藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」 | 藻谷浩介 | 毎日新聞「経済プレミア」

                            世界中からの観光客でにぎわっていた米国ラスベガス中心街。現在の陽性判明者数は当市と周辺だけで日本全体を上回る(2018年4月7日、筆者撮影) 新型コロナの地政学(10) 国ごと、地域ごとの感染状況に著しい差のある、新型コロナウイルス。加えて注目されるのが、死亡率(=陽性判明者数に対する死亡者数)にも、場所によって極端な違いがあることだ。このウイルスの、本当の怖さはどのようなものなのか。 「Go To キャンペーン」は大丈夫か 新型コロナウイルスの感染は、地球規模で拡大中である。毎日新たに陽性と判明する人の数は、20万人を超えるようになった。ちなみに、その3分の1にあたる6万人以上が米国民だ。日本国内でも、これまでで最悪だった4月中旬と同程度まで再び増加している。 そんなところに、東京都の発着を除くとはいえ、「Go To キャンペーン」など仕掛けて大丈夫なのだろうか。官邸の発想を代弁すれば、

                              コロナの死亡率「世界でこんなに違う」藻谷氏の考察 | 藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」 | 藻谷浩介 | 毎日新聞「経済プレミア」
                            • 三菱スペースジェット「残されたチャンス」とは | MRJが世界を飛ぶ日 | 平野純一 | 毎日新聞「経済プレミア」

                              どうなるスペースジェット(3) 新型コロナウイルスの影響を受け、三菱重工業の泉沢清次社長はスペースジェットについて、「いったん立ち止まる」として開発の一時中断を決めた。 三菱重工が2008年にMRJ(現在のスペースジェット)の開発を始めた時、同社はこれを将来の収益の柱に育てたいという思いがあった。と同時に、政府も日本の航空機産業をもっと大きくしたい考えがあった。 508億円の補助金を投入 日本の製造業のトップバッターは自動車だ。自動車産業は62兆円の規模があるが、航空機産業は1兆8000億円にすぎない。しかし、自動車は電気自動車などエンジンを使わないクルマが徐々に増え、製造方法が容易になって、コストの安い途上国に生産の中心が移ってしまうのではという危機感があった。 そこで政府は、日本初のジェット旅客機開発となるスペースジェットに計508億円(08~15年)の補助金を投じている。 その内訳は

                                三菱スペースジェット「残されたチャンス」とは | MRJが世界を飛ぶ日 | 平野純一 | 毎日新聞「経済プレミア」
                              • コロナ緊急対策は「消費減税5%」「10万円給付」「返済猶予」 | 玉木雄一郎「新しい政治」 | 玉木雄一郎 | 毎日新聞「政治プレミア」

                                新型コロナウイルスの影響で日本経済が急速に悪化している。麻生太郎財務相は10日の参院財政金融委員会で、これまでの「緩やかな回復」との政府の景気判断は大きく変わるものではないという趣旨の答弁をしたが、完全に認識を誤っている。 コロナ以前から下降局面 内閣府が9日に発表した2019年10~12月期の国内総生産(GDP)改定値は年率換算で7.1%減だった。衝撃的な数字だ。また、消費増税前の19年7~9月期も従来の年率換算0.5%増から、0.1%増に下方修正された。 駆け込み需要がないのに「反動減」だけあった。増税前から日本経済は下降局面に入っていたことを意味する。そこに増税の影響があり、さらに1~3月期にコロナウイルスの影響が出てくる。 東日本大震災は確実に上回る。リーマン・ショック並み、あるいはそれを上回る可能性も出てきている。だからこそ、予備的、予防的な緊急経済対策を一刻も早く講じるべきだ。

                                  コロナ緊急対策は「消費減税5%」「10万円給付」「返済猶予」 | 玉木雄一郎「新しい政治」 | 玉木雄一郎 | 毎日新聞「政治プレミア」
                                • 【サッカー】三笘のプレミアリーグ初ゴールと中山負傷離脱で追加招集は誰になる? - 北の大地の南側から

                                  こんにちは! Nishi です。 先週末でJリーグも全日程が終了しましたね。 残すは、J1・16位の京都とJ2昇格プレーオフを勝ち抜いてきた熊本の入れ替え戦だけとなりました。 11月13日に今シーズン最後の戦いが繰り広げられ、両者の命運が決まります。 さて、国内は残り1試合となりましたが、海外サッカーはまだシーズン中で、前半戦がもうすぐ終わる手前くらいまで日程が進んでいます。 先日、カタールワールドカップに向けた日本代表選手の最終メンバー発表がありました。 ワールドカップ本大会前の日本代表選手達の調子も気になりますよね。 今週の日本代表選手のニュースを紹介していきますね 待望の移籍後初ゴール! share.smartnews.com プレミアリーグのブライトンに所属している三笘が、今節も先発出場しプレミアリーグ初ゴールも含む全ゴールに絡む活躍で、チームの勝利に貢献しました。 プレミアリーグ

                                    【サッカー】三笘のプレミアリーグ初ゴールと中山負傷離脱で追加招集は誰になる? - 北の大地の南側から
                                  • 新型コロナ「集団免疫獲得の街」を歩く | 医療プレミア特集 | 毎日新聞「医療プレミア」

                                    行動制限に違反したパーティーでは市民が密集し、マスク姿もまばらだった=2020年10月31日、ブラジル北部マナウスで山本太一撮影 新型コロナウイルスの死者数が世界2位(2020年12月現在)のブラジル。北部のマナウスでは住民の抗体保有率が既に6割を超えたとみられている。流行が終息に向かう「集団免疫」を獲得したとも考えられたアマゾン川中流の都市を訪ねた。【ブラジル北部マナウスで外信部・山本太一、写真も】 真夜中のアマゾン川沿いのビーチに近いイベント会場に、保健当局や警察などで作る約40人のパトロール隊が踏み込むと、若い男女を中心に200人以上がアルコール飲料を片手に「密集」し、パーティーを楽しんでいた。感染が広がった3月中旬に課された行動制限では、「3密(密集・密着・密接)」を避けるためにパーティーは禁止されており、公共の場所でのマスク着用も義務づけられている。しかし記者のマスクが汗まみれに

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                                    • 中国側が225億円滞納、プレミアリーグが放送権打ち切り

                                      サッカーのイングランド・プレミアリーグは3日、中国での放送権を持つ同国のPPTVとの契約を打ち切ったと発表した。英BBC放送(電子版)によると、3月が支払期限だった1億6000万ポンド(約225億円)を滞納しているという。 PPTVとは2019~20年から3シーズンで、国外向け放送権で最高額となる総額5億6400万ポンド(約794億円)の大型契約を結んでいた。(共同)

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                                      • 渦中の「ビッグモーター」店舗を訪れて驚いた | 経済プレミア・トピックス | 川口雅浩 | 毎日新聞「経済プレミア」

                                        ビッグモーターの店舗に立ち入り検査に入る国土交通省の職員たち=さいたま市緑区で2023年7月28日、幾島健太郎撮影 中古車販売大手ビッグモーターをめぐる動きが慌ただしい。同社は損害保険金を水増しするために車の修理で不正を行った疑いが強まり、国土交通省が7月28日、全国の34店舗に立ち入り検査を行った。店舗前の街路樹が不自然に枯れる問題では、国交省や一部の自治体が調査に乗り出した。渦中のビッグモーターは今どうなっているのか。東京都内の店舗を訪ねてみた。 筆者が訪れたのは都内のある店舗だ。とにかく広い。駐車場は広大で、多数の中古車が並んでいる。筆者が来客用の駐車場にクルマを止めようとすると、営業マンが近寄ってきた。 「冷やかしですか?」。筆者が中古車の購入でもクルマの売却でもないと告げると、営業マンはこう語った。筆者が「ビッグモーターがどんな店なのか見学に来た」と話すと、営業マンは雑談に応じて

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                                        • リスクに基づく決断を 西浦教授に聞く<コロナ連載4回目> | 医療プレミア特集 | 毎日新聞「医療プレミア」

                                          新型コロナウイルスの対策を振り返る西浦博・北海道大教授=東京都千代田区で2020年6月16日、金秀蓮撮影 政府の新型コロナウイルス対策に助言をしてきた科学者たちはウイルスとどう向き合ってきたのか。連載4回目は、厚生労働省クラスター対策班(現・疫学データ班)メンバーの西浦博・北海道大教授(理論疫学)に聞いた。【聞き手 くらし医療部・金秀蓮】 「ほんまか? ほんまか?」 Q:昨年末、中国・武漢で原因不明の肺炎が発生していると知った時、その先何が起こると考えていましたか。 A:ニュースを見て知ったのですが、すぐに古巣でもある香港大学のメンバーに連絡を取りました。大学の誰が対応しているのか、感染は広がっているのか、ウイルス性で間違いないのか、と確認したことを記憶しています。 当時は国立感染症研究所の鈴木基・感染症疫学センター長と頻繁にメールで連絡を取り合っていました。初めは武漢で限定されていて、海

                                            リスクに基づく決断を 西浦教授に聞く<コロナ連載4回目> | 医療プレミア特集 | 毎日新聞「医療プレミア」
                                          • 昭和・平成の10円玉にもプレミア価格??価値のある年号とは? - 高く買取-壱ノ型

                                            はじめに プレミア価値の付いた10円玉一覧 プレミア価値の付いた10円玉の考察 新品の10円玉を手に入れる方法とは? まとめ おすすめの古銭買取業者BEST3 はじめに プレミアがつく10円玉というと、ギザ十をイメージすることが多いと思いますが、実はギザ十以外にもプレミアがつく10円玉が存在します。 発行部数、発行からの経過年数、中古であるか、未使用品であるかによっても、その取扱い価格は大きく変わります。 ギザ十に関してはこちらの記事をどうぞ。 プレミア価値の付いた10円玉一覧 プレミア価値の付いた10円玉の考察 昭和26年~昭和33年に発行されたギザ十の価値が高く、未使用の物では15,000円~50,000円もの価値を担保しているのは凄いですね。 ギザ十の中でも、最も古い昭和26年、最も発行部数の少ない昭和33年の価値が高いことが分かりますね。 その傾向は昭和後半の10円玉でも続いており

                                              昭和・平成の10円玉にもプレミア価格??価値のある年号とは? - 高く買取-壱ノ型
                                            • 台湾危機シミュレーション 「超リアル」観戦記 | 自衛隊のリアル | 滝野隆浩 | 毎日新聞「政治プレミア」

                                              民間シンクタンク「日本戦略研究フォーラム」主催の「第3回 台湾海峡危機政策シミュレーション」が7月15、16日、東京都内で開催された。 10人を超える衆・参国会議員や日米の元政府高官、そして陸海空自衛隊の元将官が、のべ11時間にわたる危機の想定に身を置いた本格的な演習だった。 昨年実施された「第2回」も見たが、今回ははるかにリアルな想定だった。手に汗握る、といったら不謹慎ではあるが、当局者たちが真剣に取り組んだ危機のシミュレーションについて報告したい。 ◇ ◇ ◇ 隔世の感 「隔世の感があるなあ……」 オブザーバーとして今回のシミュレーションをみていた自衛隊の元幹部は感慨深げだった。官邸の安全保障担当部署の経験もある彼は、自らの現役時代の「机上演習」を振り返りながら、そう漏らした。 危機対応の組織として当然、自衛隊内でも政府部内でも、同種の「頭の体操」は繰り返されてきた。だが役所のトップク

                                                台湾危機シミュレーション 「超リアル」観戦記 | 自衛隊のリアル | 滝野隆浩 | 毎日新聞「政治プレミア」
                                              • 火消しのはずが火に油?ビッグモーター会見の責任逃れ | 経済プレミア・トピックス | 川口雅浩 | 毎日新聞「経済プレミア」

                                                「特別調査委員会の報告書で不正を知った。耳を疑い、がくぜんとした」。中古車販売大手ビッグモーターの前社長、兼重宏行氏は7月25日の記者会見でこう語った。2時間余の会見で質疑応答はかみ合わず、現場に責任転嫁する発言が次々と飛び出した。耳を疑い、がくぜんとしたのは社員や顧客の方だろう。企業の危機管理のまずさという点で、今回の記者会見は歴史に残るに違いない。 兼重氏は26日付で、副社長だった息子の宏一氏とともに辞任し、「私も息子も経営に一切関与することはない」と主張した。なぜ親子で辞任を急いだのか。 26日は国土交通省がビッグモーターによる自動車保険の保険金不正請求問題で、同社から聞き取り調査を行うことが決まっていた。悪質な不正や法令違反が認められれば、民間車検場の指定取り消しや停止といった行政処分に踏み切る可能性がある。 兼重親子は国交省の聴取を避けるため、前日に記者会見を開き、辞任を表明した

                                                  火消しのはずが火に油?ビッグモーター会見の責任逃れ | 経済プレミア・トピックス | 川口雅浩 | 毎日新聞「経済プレミア」
                                                • 京都市がホテル新規開業「お断り宣言」 オーバーツーリズム | 3分でわかる政治の基礎知識 | 毎日新聞「政治プレミア」

                                                  「京の台所」の錦市場では、ゴミのポイ捨てや往来の妨害などにつながることから、食べ歩きの自粛を呼びかけている=京都市中京区で2019年5月2日、川平愛撮影 訪日外国人が急増しています。2013年に初めて1000万人を突破して以降、16年には2000万人を突破、18年には3000万人を超えました。そして政府は東京五輪・パラリンピックがある来年20年には4000万人を目標としています。 もはや「主要輸出品目」 背景にはアジア諸国の経済発展があります。インバウンドといわれる訪日観光客はいまや日本経済にとって欠かせない存在です。19年度版観光白書によると、18年の訪日外国人旅行消費額は4.5兆円で、国内旅行消費額26.1兆円のうち約17%を占めます。特に割合の高い東京や大阪では旅行消費額のうち4割以上がインバウンド消費です。 日本にとって2番目の輸出品目である半導体等電子部品の輸出額が4兆1500億

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                                                  • 開業続々!巨大ショッピングモールは「シニアの楽園」 | マンション・住宅最前線 | 櫻井幸雄 | 毎日新聞「経済プレミア」

                                                    首都圏で大型商業施設の開業が目立つ。千葉県松戸市では10月25日に「テラスモール松戸」がオープン。東京都町田市では、2017年に閉館した商業施設の跡地を中心に、周辺の公園などと一体で再開発した「南町田グランベリーパーク」が11月13日開業した。アメリカでは巨大ショッピングセンターで客足が遠のき「廃虚モール」となるケースも出ているというのに、日本では相変わらずの盛況ぶりだ。

                                                      開業続々!巨大ショッピングモールは「シニアの楽園」 | マンション・住宅最前線 | 櫻井幸雄 | 毎日新聞「経済プレミア」
                                                    • 国葬の「法的根拠」は何か | ポリティカルな日々 | 佐藤千矢子 | 毎日新聞「政治プレミア」

                                                      9月27日に予定される安倍晋三元首相の国葬について、岸田文雄首相が8日にも国会の閉会中審査に出席し、説明する。国葬に関しては、対象者の基準がなく実施は恣意(しい)的判断ではないか、弔意の強制にならないかなど論点は多いが、ここでは「法的根拠」に絞って疑問点を整理したい。 安倍氏の国葬について「法的根拠は何か?」「根拠法はあるのか?」と聞かれたら、あなたはどう答えるだろうか。戦前の「国葬令」は廃止されている。「ない」とか「不明確」と言うだろうか。それとも「閣議決定」「内閣府設置法」と答えるだろうか。 私は是非は別にして、最近まで「内閣府設置法4条3項33号」が政府が説明する法的根拠だと思っていた。一部報道でもそういう説明をしているところがある。しかし取材をしていて、その理解はやや不正確だということを知った。 ◇ 政府は閣議決定を根拠とすることは、はっきり説明しているが、内閣府設置法が根拠なのか

                                                        国葬の「法的根拠」は何か | ポリティカルな日々 | 佐藤千矢子 | 毎日新聞「政治プレミア」
                                                      • スルガ銀が異例文書「報道機関が一方的主張」激しく批判 | スルガ銀行 不正の構図 | 今沢真 | 毎日新聞「経済プレミア」

                                                        スルガ銀行が4月21日、投資用不動産向け融資に関し「対応状況」を説明する文書を自社ホームページで公表した。文書は冒頭で「一部報道機関が一方的な主張のみに基づく報道を行っています」とメディアの報道への批判から書き起こした。そして「状況を正しくお伝えする」としている。スルガ銀行はなぜこうした異例の文書を公表したのか。 文書のタイトルは「シェアハウス以外の投資用不動産向け融資についての当社対応状況」だ。5年前にシェアハウス向け融資をめぐる不正が発覚してから現状までをたどっている。参考資料も含め4ページの構成だ。現在は中古アパート・マンションをめぐり債務者から委任された弁護団と交渉していると説明している。 異例なのは文書の書き出しだ。「一部報道機関が、当社が把握している事実とは明らかに異なる情報や裁判所等で係争中の相手方当事者の一方的な主張のみに基づく報道を行っています」と“報道が一方的”だと極め

                                                          スルガ銀が異例文書「報道機関が一方的主張」激しく批判 | スルガ銀行 不正の構図 | 今沢真 | 毎日新聞「経済プレミア」
                                                        • 赤木ファイル 国民をだました財務省 「トカゲのしっぽ切り」を許すな | | 末松義規 | 毎日新聞「政治プレミア」

                                                          衆院財務金融委員会の野党筆頭理事として、学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、財務省の決裁文書が改ざんされた経緯を記した「赤木ファイル」の国会への開示で政府・与党との交渉に当たった。 国民をだましてきた麻生財務相 政府は改ざんについて「反省し、再発防止策をとり、処分をした」と言っているが全く反省していない。 赤木ファイルは改ざんをめぐる最も重要な文書の一つだ。自殺した近畿財務局職員の赤木俊夫さんの妻も、我々も開示を求めていたにもかかわらず、存在自体についてさえ、ずっと認めなかった。麻生太郎財務相自ら、国民をだましてきた。 裁判所の要請ではじめて存在を認めたが、国会終了後(国会への開示は6月24日。国会閉会は同月16日)に開示するという小細工をしてきた。 国会をなめている。可能な限り引き延ばし、出すとなっても最後までタイミングをずらそうとする。財務省と与党がグルになって、国民をだましにか

                                                            赤木ファイル 国民をだました財務省 「トカゲのしっぽ切り」を許すな | | 末松義規 | 毎日新聞「政治プレミア」
                                                          • Colaboバッシングとジェンダー・バックラッシュ | | 勝部元気 | 毎日新聞「政治プレミア」

                                                            家庭などに居場所がなく困難を抱える若い女性を支援する一般社団法人Colabo(コラボ)に対するデマとバッシングが続いている。 ジェンダー平等やフェミニズムに関する主張への反発と同時に、「彼女たちの主張を受け入れるようになる社会」への反発が背景にある。 わずかな前進に大きな攻撃 ジェンダーギャップ指数などの指標をみても、ジェンダー平等に関する日本の状況はほとんど変わっていない。 一方でネットを中心とした横のつながりによって、日本でも「#MeToo」などフェミニズムの動きが見えやすくなった。それに対する反発がバックラッシュ(反動)として出てきている。 ジェンダー平等が進んだことへの反動だと単純に言うことはとてもできない。課題意識を持つ人やアクションを起こす人が少しずつ増えてきて、わずかながら前進があるなかで、そのわずかな前進に対して非常に大きな攻撃がきている。 ただ、地球温暖化におけるグレタ・

                                                              Colaboバッシングとジェンダー・バックラッシュ | | 勝部元気 | 毎日新聞「政治プレミア」
                                                            • 菅前首相の支持、裏目に出た河野太郎氏の落とし穴 | 政史探訪 | 中川佳昭 | 毎日新聞「政治プレミア」

                                                              自民党総裁選が終わった。党員の人気が高かった河野太郎氏が失速し、岸田文雄氏が新総裁に選出され、10月4日召集の臨時国会で、第100代の首相に選出された。菅義偉前首相の迷走に始まった今回の政局。河野氏の敗因と岸田内閣の今後を考えてみたい。 「七・三の構え」 河野氏は今回、所属する麻生派の麻生太郎会長(現副総裁)らの慎重論を振り切って、出馬に踏み切った。麻生氏は「今はまだ出馬の時期ではない」と諭したが、河野氏は「いや今です」と振り切った。 河野氏の心象風景を考えると、自分の国民的人気が高い今こそ、河野一族の悲願である首相の座を勝ち取る時期だと判断したのだろう。祖父一郎氏は農相、建設相、副総理格国務相、父洋平氏は副総理・外相、自民党総裁と首相まであと一歩のところで、挫折した。太郎氏には「今回を逃せば、チャンスは巡ってこない」という焦りが色濃くあったと思われる。 河野氏をコロナ対策でのワクチン担当

                                                                菅前首相の支持、裏目に出た河野太郎氏の落とし穴 | 政史探訪 | 中川佳昭 | 毎日新聞「政治プレミア」
                                                              • 森喜朗氏の「女性蔑視発言」マスコミ報道のお粗末さ | メディア万華鏡 | 山田道子 | 毎日新聞「経済プレミア」

                                                                「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などの発言について記者会見する森喜朗氏=東京都中央区で2021年2月4日(代表撮影) 「ジェンダー平等の社会を」「#DontBeSilent(沈黙しないで)」。神奈川県小田原市の駅前で大学生くらいの女性たちがプラカードを掲げ、「みなさん、声をあげましょう」と訴えていた。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視発言をした2月3日直後の週末だった。 森氏に対する批判が国内だけでなく、燎原(りょうげん)の火のごとく世界に広がったのは、森氏の発言の女性嫌悪(ミソジニー)がグローバルに分かりやすかったからだろう。「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」「組織委にも女性がおられるが、みんなわきまえておられる」などの発言がそうだ。最終的に森氏は会長辞任に追い込まれた。 昭和のおじさんの本音? ケンブリッジ大古典学教授のメアリ

                                                                  森喜朗氏の「女性蔑視発言」マスコミ報道のお粗末さ | メディア万華鏡 | 山田道子 | 毎日新聞「経済プレミア」
                                                                • 「合格歴」人材はもういらない 大学を破壊的に改造せよ | 冨山和彦の「破壊王になれ!」 | 冨山和彦 | 毎日新聞「経済プレミア」

                                                                  5年余り前、文部科学省の専門職大学の設置を検討する会議で、世界トップレベルを目指す研究や教育を行うG(グローバル)型大学と、地域社会で役に立つ実務的な教育を行うL(ローカル)型とにはっきり分けた方がいいと提言したら大炎上。主に社会人文系の先生方から「全大学人の敵」というありがたい呼称をいただいた。しかしその後も大学経営が改善する兆しはなく、世界の中での日本の大学の地位低下も止まらない。 日本は「高学歴」社会ではない そもそも日本の大学教育体系は、西洋文明を輸入しそれを全国津々浦々に伝搬して欧米にキャッチアップするために東大を頂点とする国立大学の体系が作られ、慶応義塾大学の祖である福沢諭吉翁が「学問のすゝめ」で実学の重要性を強調している通り、私立大学は実務学校を出発点にしている。 それがいつの間にか「教養教育」の名のもとに、大教室でうんちく学問を一方通行で教え、学生はろくろく授業を聞かずに4

                                                                    「合格歴」人材はもういらない 大学を破壊的に改造せよ | 冨山和彦の「破壊王になれ!」 | 冨山和彦 | 毎日新聞「経済プレミア」
                                                                  • 「HPVワクチン、正しい知識を」 西原さんに聞く | 医療プレミア特集 | 毎日新聞「医療プレミア」

                                                                    漫画家の西原理恵子さんが毎日新聞朝刊に連載している「りえさん手帖(てちょう)」がインターネットを中心に話題となっている。「知識は鎧(よろい)」と題し、今月6日に掲載した最新作では、女性に対して産婦人科の新しい医学知識を得るように呼びかけ、「低用量ピル」と「ワクチン」の有用性を強調。同日夜にはツイッターに「(子宮)頸癌(けいがん)ワクチン批判の時、私が間違えた形で漫画にしました。大変な間違いです」などと過去の作品について謝罪した上で、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防止するワクチン接種を推奨する投稿をし、大きな反響を呼んだ。西原さんに掲載までの経緯や作品に込めた思いなどを聞いた。 呪縛から逃れて 今回の「りえさん手帖」は、女性が長年負ってきた「子宮のために我慢しなさい」という呪縛から逃れてほしいと思って描いた。まず、低用量ピルは適切に使えば、あの重い生理痛から女

                                                                      「HPVワクチン、正しい知識を」 西原さんに聞く | 医療プレミア特集 | 毎日新聞「医療プレミア」
                                                                    • 「人を部品としてしか見ない介護のあり方に絶望」71歳ヘルパーの訴え | 最期まで私らしく~知っておきたい 在宅の医療・ケア~ | 中澤まゆみ | 毎日新聞「医療プレミア」

                                                                      「できれば最期は自宅で過ごしたい」……。多くの人が持つその願いが、年々遠ざかりつつあります。最大の理由は、在宅ケアの担い手となるヘルパーの深刻な人材不足。厳しい経営状況の介護事業所も増えています。地域の福祉を担う社会福祉協議会では、220カ所の訪問介護事業所がこの5年間に「人手不足」などで休止・廃止しました。なぜ、こんな状況になってしまったのでしょうか。「現行の介護保険制度は労働基準法違反だ」として4年前、3人の登録型ヘルパーが国を相手取って起こした損害賠償訴訟が先月、高裁で結審しました。判決は来年2月になりますが、裁判を通して見えてきたものをお伝えします。 利用者宅まで2時間かかっても無報酬 「人を部品としてしか見ない今の介護のあり方に、ヘルパーは絶望しています」 最終弁論でそう訴えたのは、原告の一人、介護福祉士の伊藤みどりさん(71)です。伊藤さんは、2011年に非常勤登録型ヘルパーと

                                                                        「人を部品としてしか見ない介護のあり方に絶望」71歳ヘルパーの訴え | 最期まで私らしく~知っておきたい 在宅の医療・ケア~ | 中澤まゆみ | 毎日新聞「医療プレミア」
                                                                      • 脱「トランプ党」を模索する共和党の「第三の道」 | 潮流・深層 | 毎日新聞「政治プレミア」

                                                                        11月2日に投開票された南部バージニア州の知事選は、終盤で追い上げた野党・共和党のグレン・ヤンキン候補(54)が、当初は優勢だった与党・民主党のテリー・マコーリフ氏(64)を逆転し、勝利を収めた。1年後に迫った米中間選挙の前哨戦とみられていたため全米の注目を集め、想定外の敗北に民主党やバイデン政権は大きな衝撃を受けている。 なぜ、ヤンキン氏が勝利したのか。その選挙戦術を分析すると、共和党に「親トランプ」でも「反トランプ」でもない「第三の道」があることが浮き彫りになる。大統領退任後も党に大きな影響力を持つトランプ氏の下、「トランプ党」に化したと評される共和党だが、党再建に向け一筋の光明が差したようにも見える。 「現実から遊離した」民主党 両陣営の選挙戦は対照的だった。民主党のマコーリフ氏は、2014年から18年まで、バージニア州で知事を務めており、知名度は抜群だ。クリントン元大統領夫妻と親し

                                                                          脱「トランプ党」を模索する共和党の「第三の道」 | 潮流・深層 | 毎日新聞「政治プレミア」
                                                                        • 繰り返す「政治とカネ」を許す野党の弱さ 「批判ばかり」から脱却する | | 太栄志 | 毎日新聞「政治プレミア」

                                                                          有権者の怒りを感じた選挙 有権者の怒りを感じた選挙戦だった。衆院選公示直後のことだ。演説をしていると、怒りながら駆け寄ってくる有権者がいた。 てっきりマイクの音量が大きすぎるなどの苦情を言われるかと思いきや、私の手を取り「絶対に(相手の)自民党候補に負けてはいけない」と強くおっしゃってくれたのだ。演説で集まってくれる方が増え、わざわざ自動車を止めて激励に寄ってきてくれる方もいた。 「政治とカネ」を巡る国会議員の不祥事が相次ぎ、自身の金銭授受問題について説明責任も政治責任を果たさないまま、自民党幹事長に就任した相手候補への有権者の反発は大きかったようだ。 相手候補は世襲で、当選10回以上の実力者だ。対する私は、この神奈川13区へ、家族や知人が一人もいない中、2015年12月に引っ越してきた「落下傘候補」。 最初の挑戦となった4年前の前回衆院選では何もできず、ダブルスコア以上の惨敗を喫した。し

                                                                            繰り返す「政治とカネ」を許す野党の弱さ 「批判ばかり」から脱却する | | 太栄志 | 毎日新聞「政治プレミア」
                                                                          • 「たまたま」要人が標的 日本の「テロ」 | | 中島岳志 | 毎日新聞「政治プレミア」

                                                                            安倍晋三元首相が殺害された事件に、「ついに起きてしまった」と思った。2008年の秋葉原無差別殺傷事件以来、「いつか政治家が標的になる」と危惧してきた。 日本では戦前、政治家や実業家を標的にしたテロ事件が頻発した。テロというと、特定の過激組織や政治思想に導かれた明確な理由でターゲットを攻撃し、国家などに要求をのませたり、社会を恐怖に陥れたりするものとされる。 ところが、戦前のテロの多くは、背景に犯人自身の貧困や孤独などによる生きづらさと、それへの怒りがあった。秋葉原事件など近年の大量殺傷事件の多くも、この背景が共通する点で戦前からの「テロ」の系譜に連なると考えてきた。近年の事件は、「たまたま」要人が標的ではなかったり、政治的な要求がなかったりしただけだ。 個人的な怒りと要人テロ 私が秋葉原事件後に著書で論じた大正時代の右翼テロリスト、朝日平吾は、1921年に安田財閥の祖、安田善次郎を殺害した

                                                                              「たまたま」要人が標的 日本の「テロ」 | | 中島岳志 | 毎日新聞「政治プレミア」
                                                                            • 与野党で重なる財政政策、成長至上主義から脱却を | | 井手英策 | 毎日新聞「政治プレミア」

                                                                              記者会見で「経済政策」についての政策発表をする立憲民主党の枝野幸男代表=国会内で2021年9月27日、竹内幹撮影 驚くべき偶然なのか。それともただの思考停止か。立憲民主党が「分配なくして成長なし! みんなを幸せにする経済政策」と銘打った政権政策を発表した。妙に既視感があった。それもそのはず、岸田文雄氏が総裁選で訴えた「成長と分配の好循環」のなかにもこう書いてある――分配なくして次の成長なし、と。 「一致」の背景 与野党が同じキャッチフレーズを掲げるとは、悪いジョークのようだ。分配政策、生活保障は、リベラル勢力の十八番だ。枝野幸男氏も納得がいかなかったのだろう。自民党は立憲民主党の政策を「全然パクれてない」と言い切った。 だが、この奇妙な「一致」の背景には、模倣の是非に止まらない、思想的な限界が見え隠れしている。 立憲民主党は「アベノミクスとの対決」を、岸田氏も「新自由主義からの転換」を訴え

                                                                                与野党で重なる財政政策、成長至上主義から脱却を | | 井手英策 | 毎日新聞「政治プレミア」
                                                                              • 差別が禁止される日はいつ | | 安田菜津紀 | 毎日新聞「政治プレミア」

                                                                                ※本記事では訴訟の内容をお伝えするために、差別文言を記載している箇所がありますのでご注意ください。 日ごろは傍聴する側から眺めている原告席に、自分が座っているのは妙な気持ちだった。裁判官が入廷し、淡々とやりとりが進んでいく。最後に、2分に満たないごく短い意見陳述を読み上げ、最初の期日はあっけなく終わった。その2分の中にも、凝縮した思いがある。日々、ネット上ですさまじい勢いで膨れ上がっていく、差別の言葉に歯止めをかけることだった。 昨年12月8日、2件の差別書き込みに対し、訴訟を提起した。私の家族のルーツについてつづった記事のリンクを貼ったTwitterの投稿に対し、「密入国では?犯罪ですよね?逃げずにへんしんしなさい」「チョン共が何をして、なぜ日本人から嫌われてるかがよく分かるわい」などと返信してきた2人の書き込み者を相手にしたものだ。 後を絶たない個人攻撃 父は、私が中学2年生の時に亡く

                                                                                  差別が禁止される日はいつ | | 安田菜津紀 | 毎日新聞「政治プレミア」
                                                                                • SNS情報で国際的事件の謎を暴く「すご腕チーム」<ベリングキャットの衝撃(上) > | 欧州ニュースアラカルト | 八田浩輔 | 毎日新聞「政治プレミア」

                                                                                  ベリングキャットを創設したエリオット・ヒギンスさん=英中部レスターで2019年10月7日、八田浩輔撮影 インターネット上の公開情報を分析し、国際的な事件や事故の経緯をいち早く解き明かす独立系の調査グループ「ベリングキャット」が注目を集めている。ポスト真実の時代に市民と共に切り開くインテリジェンス(諜報〈ちょうほう〉)の新時代を3回に分けて紹介する。 ウェブ情報を分析して政府機関を超える 英国のほぼ中央に位置する人口30万人の都市レスター。ベリングキャット代表のエリオット・ヒギンスさん(40)が個人のオフィスとして使う表札もない小部屋には、雑誌が1冊だけ置かれた机とキャビネット、2脚の椅子しかない。「シンプルな部屋ですね」。そう私が口にすると、ヒギンスさんは「物が多い部屋は好きじゃない」と笑い、ノートパソコンを手に取った。「これとインターネットがあれば調査はできます」 レスターに暮らす元ブロ

                                                                                    SNS情報で国際的事件の謎を暴く「すご腕チーム」<ベリングキャットの衝撃(上) > | 欧州ニュースアラカルト | 八田浩輔 | 毎日新聞「政治プレミア」