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ポン・ジュノの検索結果1 - 40 件 / 51件

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ポン・ジュノに関するエントリは51件あります。 映画movie韓国 などが関連タグです。 人気エントリには 『地べたより下の世界から ポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』を観る - 関内関外日記』などがあります。
  • 地べたより下の世界から ポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』を観る - 関内関外日記

    おれは常々、ネットに言葉を放つときに心がけていることがある。それは「地べたからの視線であれ」ということだ。おれがおれ以上のものであるふりをしてものを言っては、あまりよくない。あくまでおれの地べたからものを言え、ということだ。 おれの地べた。それはこの社会の底ということを意味しない。おれより低い地べたに這いつくばっている人間もいるだろう。あるいは、おれより上にいながらも、おれよりも「ここが地べただ」と信じている人間もいるかもしれない。だから、おれの地べたはおれの地べたで、誰かと比べられるものではないと思っている。おれにとっての、おれの地べた。この世の人間に客観的な高低をつけることができるかどうかはしらない。ただ、おれの地べたはわりと低いほうだろうとは思っている。アフリカの最貧国のだれかと比べたりはしない。おれの社会は、おれがたぶん一生外に出ることのない日本という国に限られ、おれにはおれの人生

      地べたより下の世界から ポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』を観る - 関内関外日記
    • ポン・ジュノ監督×是枝裕和監督 スペシャル対談 全文掲載|けさのクローズアップ|NHKニュース おはよう日本

      今年のアカデミー賞6部門にノミネートされ話題をさらっている、映画『パラサイト 半地下の家族』(以下『パラサイト』)。中でも作品賞のノミネートはアジア映画初の快挙で、賞のゆくえに注目があつまっている。今回、ポン監督の来日に合わせて、10年以上親交がある是枝裕和監督との対談が実現。是枝監督の『万引き家族』とポン監督の『パラサイト』は、カンヌ映画祭でパルムドールを連続受賞したり、どちらも貧困層の家族をモチーフにしていたりと、なにかと共通点も多い。1時間に及んだ対談の内容を、全文掲載する。 是枝裕和監督)以前お会いしたのはトロント国際映画祭でしたね。 ポン・ジュノ監督)偶然お会いできて、是枝監督とうれしい気持ちでハグを交わしたのを思い出します。『パラサイト』は今年(2019年12月時点)、トロント国際映画祭、ニューヨーク映画祭と、『万引き家族』が歩んだコースを同じように歩んでいるなぁと思います。是

        ポン・ジュノ監督×是枝裕和監督 スペシャル対談 全文掲載|けさのクローズアップ|NHKニュース おはよう日本
      • アカデミー賞受賞! ポン・ジュノ監督インタビュー『パラサイト 半地下の家族』で描いた現代社会の格差とは? | GOETHE[ゲーテ] |男性月刊誌『GOETHE』発のWebメディア

        本年度アカデミー賞で、非英語作品で史上初となる作品賞受賞など4冠を達成した 『パラサイト 半地下の家族』。ギレルモ・デル・トロ、是枝裕和など世界中の名だたる映画人から絶賛され、 2019年カンヌ国際映画祭で韓国映画初のパルムドール(最高賞)に輝いた話題作。その作品を手がけたポン・ジュノ監督に話を聞いた。 「今の社会に求められるのは、寄生ではなく共生」物語の舞台はソウル。さしたる収入もなく日の当たらない半地下住宅で暮らす貧しいキム一家が、ある偶然から新興IT企業のパク社長宅へ潜り込み、徐々にパラサイト(寄生)していく様子が、強烈なブラックユーモアとサスペンスを交えたタッチで描かれていく。さまざまな要素を見事融合させたポン・ジュノ監督は、「着想そのものは非常にシンプルでした」と振り返る。 「最初にアイデアが浮かんだのは6年ほど前。2つの家族が登場する物語をふと思い付いたんです。とびきり貧しい方

          アカデミー賞受賞! ポン・ジュノ監督インタビュー『パラサイト 半地下の家族』で描いた現代社会の格差とは? | GOETHE[ゲーテ] |男性月刊誌『GOETHE』発のWebメディア
        • ポン・ジュノ監督が選ぶ「お気に入りの映画」35作品 : 映画ニュース - 映画.com

          黒沢清監督、役所広司主演の「CURE」にも言及(C)KADOKAWA 1997 第92回アカデミー賞で作品賞をはじめ4冠に輝いた「パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノ監督は、マーティン・スコセッシ監督やクエンティン・タランティーノ監督をはじめ、キム・ギヨン監督、今村昌平監督、木下惠介監督ら優れた映画監督たちの大ファンであることを公言している。このほど、米IndieWireが、ポン監督が過去に「お気に入りの映画」としてあげた35作品を紹介した。 ポン監督は、アジア人やアジア系アメリカ人に対するヘイトクライムの増加に伴い、#StopAsianHate運動が全国的な話題となった今年、フィルムメーカーたちに時代に合ったアートを作ることを呼びかけた。4月には、米ダッジ映画芸術大学のマスタークラスで「クリエイターやフィルムメーカーは、問題を扱うことでもっと大胆になれる」と言い、スパイク・リー監督の

            ポン・ジュノ監督が選ぶ「お気に入りの映画」35作品 : 映画ニュース - 映画.com
          • 米アカデミー4冠「パラサイト」、ポン・ジュノ監督の“勤労基準の順守”も原動力に(WoW!Korea) - Yahoo!ニュース

            ポン・ジュノ監督の映画「パラサイト 半地下の家族」が現地時間9日、「第92回 アカデミー賞」で作品賞を含む全4部門でトロフィーを手にした。注目が集まるなか、映画が「標準勤労契約書」を順守していたという点にもフォーカスがあたっている。 パラサイトのプロフィールと写真 「標準勤労契約書」は労働現場で書面勤労契約の原則を拡散・定着させるために、勤労基準法 第17条に則って使用者と勤労者間で必ず交わす契約書だ。勤労基準法 第17条は使用者が勤労契約を締結する際に、勤労者に賃金・勤労時間などを明記する必要があり、勤労契約に関する事項が明記された書面を勤労者に交付することが義務付けられている。使用者がこれに違反すると、500万ウォン以下の罰金が科せられる。 ◇ソン・ガンホ「ポン・ジュノ監督は食事の時間を守った」 「標準勤労契約書」は一般の職種と異なり、劣悪な映画製作環境では守られてこなかったことで知ら

              米アカデミー4冠「パラサイト」、ポン・ジュノ監督の“勤労基準の順守”も原動力に(WoW!Korea) - Yahoo!ニュース
            • 映画『パラサイト 半地下の家族』ネタバレ・あらすじ・結末・感想。ポン・ジュノ監督が“七放世代”の人生を代弁。アカデミー作品賞受賞作品!

              【第92回アカデミー賞】「パラサイト 半地下の家族」作品賞含む最多4冠!(作品賞・監督賞・脚本賞・国際長編映画賞)第92回アカデミー賞の授賞式が2月9日(現地時間)米ハリウッドのドルビー・シアターで開催されました。 ポン・ジュノ監督が手がけた韓国映画『パラサイト 半地下の家族』快挙です。いくつかを受賞すると言われていましたが、まさかの4冠です。 アカデミー作品賞 アカデミー監督賞 アカデミー脚本賞 アカデミー国際長編映画賞 の最多4部門を制しました。 アカデミー賞は英語作品が圧倒的に有利です。その中で非英語の作品が最高賞の作品賞を受賞すること事態が異例です。これはアメリカにおける映画ビジネスに大きな変革をもたらすことは言うまでもありません。 以下はわたしの予想記事です。脚本賞と国際長編映画賞は獲ると確信していました。しかし、作品賞を獲るとは予想していませんでした。

                映画『パラサイト 半地下の家族』ネタバレ・あらすじ・結末・感想。ポン・ジュノ監督が“七放世代”の人生を代弁。アカデミー作品賞受賞作品!
              • 「私の映画の底にあるのは不安なんです」超話題作『パラサイト』ポン・ジュノ監督に町山智浩が迫る! | 文春オンライン

                ◆◆◆ 『パラサイト 半地下の家族』のプロモーションでハリウッドを訪れたポン・ジュノ監督にインタビューした。アメリカのパブリシストは「『殺人の追憶』については質問しないでください」と言って、部屋の隅でずっと見張っていた。 その数日前、ポン・ジュノ監督の映画『殺人の追憶』(2003年)で描かれた華城連続殺人事件の犯人が最初の事件から33年ぶりに特定されたのだ。既に逮捕された別の殺人事件の犯人のDNAと一致した。ポン・ジュノ監督はこの時点では公式なコメントを控えている。 華城連続殺人事件は、1986年から91年にかけて、10人の女性が暴行され殺された事件で、映画『殺人の追憶』ではソン・ガンホ扮する地元刑事が捜査を担当するが、最後まで犯人は捕まらない。 『殺人の追憶』は全世界で評価され、アメリカのもうひとつの未解決連続殺人事件の映画化『ゾディアック』(2007年)にも大きな影響を与えた。 『殺人

                  「私の映画の底にあるのは不安なんです」超話題作『パラサイト』ポン・ジュノ監督に町山智浩が迫る! | 文春オンライン
                • ポン・ジュノが選ぶ2010年代の映画5本 : 映画ニュース - 映画.com

                  ポン・ジュノ監督[映画.com ニュース]フランスの映画情報誌Premiereが、2019年末に「2010年代の映画」を特集。その後行われた第92回アカデミー賞で、最多4冠を獲得した「パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノが、5つの作品を挙げている。Premiereの記事からコメントと共に紹介する。 「幸福なラザロ」(アリーチェ・ロルバケル監督/2019) 印象的で美しかった。 「湖の見知らぬ男」(アラン・ギロディ監督/2013) 「垂直のまま」(16・日本未公開)も好きですが、こちらの方が感動しました。性的な生命力をこのように演出できる人をほとんど知りません。本質を捉えていて、余計なものがない彼の作品が本当に好きです。 「散歩する侵略者」(黒沢清監督/2017) 驚かされた。黒沢監督のホラー作品の抽象的で天才的な才能と、癖のある造形が好きです。 「哭声 コクソン」(ナ・ホンジン監督/2

                    ポン・ジュノが選ぶ2010年代の映画5本 : 映画ニュース - 映画.com
                  • ポン・ジュノ『パラサイト』Zoom背景公開、キム一家のトイレなど5種類 | CINRA

                    ポン・ジュノ監督の映画『パラサイト 半地下の家族』Zoomバーチャル背景が公開された。 提供される背景は、イ・ソンギュン演じるパク社長の豪邸のリビングやダイニング、子供部屋、広大な庭に加えて、キム一家の「半地下の家」を象徴する高所に鎮座するトイレの画像の全5種類。映画のオフィシャルサイトでダウンロードが可能だ。画像は個人利用に限り、商業利用や加工などは許可しないとのこと。 『第72回カンヌ国際映画祭』パルムドールに輝き、『第92回アカデミー賞』で作品賞を含む4部門を受賞した同作は、全員失業中で「半地下」住宅においてその日暮らしの貧しい生活を送るキム一家を中心にした作品。長男ギウがIT企業を経営する裕福なパク一家の家庭教師になったことをきっかけに、2つの家族の出会いが悲喜劇へと発展していく、というあらすじだ。6月5日からモノクロ版、6月12日からIMAX版が全国公開される。

                      ポン・ジュノ『パラサイト』Zoom背景公開、キム一家のトイレなど5種類 | CINRA
                    • 映画『誰も知らない』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督に多大な影響を与えた映画。

                      映画『誰も知らない』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト、予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『誰も知らない』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。 YouTubeで予告映像もご覧ください。

                        映画『誰も知らない』ネタバレ・あらすじ・感想・結末。『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督に多大な影響を与えた映画。
                      • ポン・ジュノ監督、役所広司で撮りたい 役は「若い漫画家に虐待される…」 - シネマ : 日刊スポーツ

                        「パラサイト 半地下の家族」で20年に米アカデミー賞で外国語映画で史上初の作品賞、監督賞、脚本賞、国際(長編)映画賞の4冠を獲得した、韓国のポン・ジュノ監督(52)が7日、都内で開催中の東京国際映画祭が国際交流基金アジアセンターと共催する「トークシリーズ@アジア交流ラウンジ」で「竜とそばかすの姫」の細田守監督(54)とオンラインで対談した。その中で、ポン・ジュノ監督は、役所広司(65)を起用して映画を作りたいと熱望した。役所は「竜とそばかすの姫」にも、声優として出演している。 ポン・ジュノ監督は、細田監督に「僕は、役所広司さんをお迎えして映画を作りたいと常に思っています。細田監督もそうですが、お仕事をご一緒された黒沢清監督、西川美和監督、是枝裕和監督…うらやましいなぁと思いながら、嫉妬心も芽生えています」と口にした。役所は黒沢監督の97年「CURE」、是枝監督の17年「三度目の殺人」、西川

                          ポン・ジュノ監督、役所広司で撮りたい 役は「若い漫画家に虐待される…」 - シネマ : 日刊スポーツ
                        • ポン・ジュノ監督が選ぶ2020年代に注目すべき監督20人 日本からは「寝ても覚めても」監督が選出 : 映画ニュース - 映画.com

                          ポン・ジュノ監督[映画.com ニュース]第92回アカデミー賞で作品賞をはじめ4冠に輝いた「パラサイト 半地下の家族」を手がけたポン・ジュノ監督が、英国映画協会(BFI)発行のサイト&サウンド誌のゲストエディターを務め、2020年代に注目すべき監督20人を発表した。日本からは、「ハッピーアワー」「寝ても覚めても」の濱口竜介監督が選出されている。 ポン監督は、「ここで映画の将来を語りたいのではなく、ただ、(それが2~3本であっても)彼らがすでに製作した映画について語りたいのです。しかし、それは結果的に映画の将来に関わっていると言えるでしょう。なぜなら、私たちはウォン・カーウァイ監督の『欲望の翼』(1990)を見たとき、すでに『花様年華』(2000)を思い描いていたし、コーエン兄弟の『ブラッド・シンプル』(1984)を見たときに『ノーカントリー』(2007)を予感していたはずだから。いずれも、

                            ポン・ジュノ監督が選ぶ2020年代に注目すべき監督20人 日本からは「寝ても覚めても」監督が選出 : 映画ニュース - 映画.com
                          • 【単独インタビュー】ポン・ジュノ監督がネタバレ解説する『パラサイト 半地下の家族』の真意 | Fan's Voice〈ファンズボイス〉

                            ※本記事は、ポン・ジュノ監督自身からの『パラサイト 半地下の家族』および『母なる証明』に関する重大なネタバレが含まれます。本編観賞後にお読みください。ジョーダン・ピール監督『アス』のネタバレも含まれます。 韓国の気鋭監督ポン・ジュノの長編第7作目となる『パラサイト 半地下の家族』。 2019年5月に開催されたカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを韓国映画として初受賞という快挙を成し遂げ、ゴールデングローブ賞でも韓国映画として初の外国語映画賞を受賞する他、数々の映画賞に輝いています。来る第92回アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、美術賞、国際長編映画賞の計6部門にノミネートされており、受賞が期待されています。 物語の舞台は現代の韓国・ソウル。ひなびた半地下の住宅で暮らすキム一家は、事業に何度も失敗している父親のギテク、元ハンマー投げの選手ながらも今は内職に精を出す妻チュンスク、大

                              【単独インタビュー】ポン・ジュノ監督がネタバレ解説する『パラサイト 半地下の家族』の真意 | Fan's Voice〈ファンズボイス〉
                            • ポン・ジュノ監督×細田守監督の相思相愛な対談が実現!『パラサイト 半地下の家族』の本質に迫る|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS

                              インタビュー 2020/1/13 11:54 ポン・ジュノ監督×細田守監督の相思相愛な対談が実現!『パラサイト 半地下の家族』の本質に迫る 映画賞を席巻し、第92回アカデミー賞の最有力候補との呼び声が日増しに高まっている『パラサイト 半地下の家族』。かねてより日本のアニメが大好きだというポン・ジュノ監督と、監督の大ファンだという細田守監督の対談が実現。お互いの作品に対する印象や演出論まで、存分に語り合ってもらった。 【※この記事は映画の核心に触れる内容を含みます。鑑賞前の方はご注意ください】 「お互い3~4年に1本のペースで撮っていることに親近感を覚えます」(ポン) ポン「細田監督は、2010年代に『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』の3本を監督されていますよね。私も『スノーピアサー』『オクジャ/okja』『パラサイト 半地下の家族』を撮っているんです。お互い3~4年

                                ポン・ジュノ監督×細田守監督の相思相愛な対談が実現!『パラサイト 半地下の家族』の本質に迫る|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
                              • 最高賞パルムドールはポン・ジュノ監督『パラサイト』!韓国映画初の快挙:第72回カンヌ国際映画祭|シネマトゥデイ

                                ソン・ガンホとポン・ジュノ監督 - Vittorio Zunino Celotto / Getty Images 現地時間25日、第72回カンヌ国際映画祭の授賞式がフランスで行われ、ポン・ジュノ監督の映画『パラサイト(英題) / Parasite』が最高賞となるパルムドールに輝いた。韓国映画のパルムドール受賞はこれが初。昨年の是枝裕和監督作『万引き家族』に続き、アジア勢が連続でパルムドールを獲得する快挙となった。 【受賞結果一覧】第72回カンヌ国際映画祭 『パラサイト(英題)』は、全員無職で半地下の家で暮らすギテク一家(ソン・ガンホら)が、徐々に裕福なパク家に入り込み、寄生していくさまを描いたブラックコメディー。貧富の差の問題を扱いつつ思わぬ展開の連続で、神がかったレベルでエンターテインメント性と社会性を両立しており、まさにポン監督の面目躍如といったところ。批評家からも絶賛評が集まっており

                                  最高賞パルムドールはポン・ジュノ監督『パラサイト』!韓国映画初の快挙:第72回カンヌ国際映画祭|シネマトゥデイ
                                • 『パラサイト 半地下の家族』ポン・ジュノと濱口竜介 映画という言語で共鳴する同時代の監督。 | FEATURE | HOUYHNHNM(フイナム)

                                  お互いがつくりあげたものを通じて、同時代的に刺激を与えあえるということは、クリエイターにとってこれ以上ない幸福であるはず。ポン・ジュノと濱口竜介というふたりの映画監督の、まるで終わらないような対話は、そのことを実感させてくれます。 全員が失業中、半地下の家に住むキム一家が、長男がIT企業社長一家の豪邸に家庭教師として入り込んだことをきっかけに“寄生”していく——第72回カンヌ国際映画祭でパルムドールを獲得したポン・ジュノ監督の最新作『パラサイト 半地下の家族』の日本全国公開が目前に迫っています。濱口監督はかねてよりポン・ジュノ作品を敬愛し、一方のポン・ジュノ監督は『寝ても覚めても』を絶賛しているという間柄。初対面にして時間いっぱいまで話し込んだふたりの言葉と熱量は、映画のスクリーンを飛び出して、読む者の背中も押してくれることでしょう。

                                    『パラサイト 半地下の家族』ポン・ジュノと濱口竜介 映画という言語で共鳴する同時代の監督。 | FEATURE | HOUYHNHNM(フイナム)
                                  • 『パラサイト 半地下の家族』はポン・ジュノ監督の過去作と何が違う? 「異物=人間」が煽る不安

                                    「半地下」の文字通り、半分が地下に埋まった家に住むキム一家(父:ソン・ガンホ、母:チャン・ヘジン、息子:チェ・ウシク、娘:パク・ソダム)。一家には金も職もなく、内職をしてギリギリの生活を送っている。そんな一家のもとへ、ひょんなことからIT企業の社長一家での家庭教師の仕事が舞い込む。この話をキッカケに、まずは息子が、続けて娘に、さらには父に母にと、キム一家は身分を偽って次々とパク一家の懐に忍び込み、「寄生」を始めるのだが……。 物語への言及はここで止めておこう。公式にネタバレ禁止が強くアナウンスされているし、あらすじを知らない方が確実に楽しめるからだ。ゆえに今回の記事では、ポン・ジュノという稀代のストーリーテラーの作風と、本作が過去作品に比べてどう違うのか、どう面白いのかを書いていきたい。 ポンさんと言えば、恐怖、暴力、哀愁、孤独といったダークなテーマをユーモラスに調理する天才である。多くの

                                      『パラサイト 半地下の家族』はポン・ジュノ監督の過去作と何が違う? 「異物=人間」が煽る不安
                                    • 宇多丸、ポン・ジュノ、ソン・ガンホ『パラサイト 半地下の家族』を語る

                                      宇多丸さんが2020年1月8日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中でポン・ジュノ監督とソン・ガンホさんにインタビュー。映画『パラサイト 半地下の家族』について話していました。 (宇多丸)ということでポン・ジュノ監督と主演のソン・ガンホさんの『パラサイト 半地下の家族』に関するダブルインタビューを聞いていただきたいと思います。前半と後半で2つに分けております。前半では今回の映画『パラサイト』をどのように着想したのかというアイデアの部分と、あとやはり僕が興味あるのは『スノーピアサー』『オクジャ』とでハリウッド式の映画作り……規模であるとかを経験された監督の演出スタイルの変化。そしてソン・ガンホさんなど役者さんにどういう風に演出をつけているのか、みたいなお話ですね。そして映画の制作環境などについて伺っております。ということで、まず前半部は8分50秒ほどある音声です。まずはポン・ジュ

                                        宇多丸、ポン・ジュノ、ソン・ガンホ『パラサイト 半地下の家族』を語る
                                      • 『パラサイト』ポン・ジュノ&ソン・ガンホ インタビュー 二人が語る“傑作の出発点”

                                        POPなポイントを3行で 『パラサイト 半地下の家族』ポン・ジュノ&ソン・ガンホ インタビュー 「社会的な大きなメッセージが出発点ではない」 “におい”はなぜ国境を超えたか ポン・ジュノ監督最新作『パラサイト 半地下の家族』が1月10日より封切られた。 昨年カンヌ国際映画祭で韓国映画として初のパルムドールを獲得し、韓国を皮切りに、アジア、ヨーロッパ、北米と世界中で記録的大ヒット、1月5日にはゴールデングローブ賞 外国語映画賞を受賞し、アカデミー賞の受賞を有力視される本作の日本公開はまさに待望と言うべき機会だ。 豪邸に暮らす裕福な家族と“半地下”に暮らす貧しい家族の対比的な姿を通じ、人々の避けられない亀裂をブラックユーモアいっぱいに、またサスペンスフルに描くこの映画は、韓国が抱える過酷な社会問題に焦点を当てながらも、多くの観衆を惹き付けてやまない普遍的エンタメ要素に溢れた複合的な魅力を持つ作

                                          『パラサイト』ポン・ジュノ&ソン・ガンホ インタビュー 二人が語る“傑作の出発点”
                                        • ポン・ジュノ『パラサイト 半地下の家族』※ネタバレあり - 楽楽風塵

                                          韓国の鬼才、ポンジュノ監督の新作『パラサイト 半地下の家族』を観た。 映画『パラサイト 半地下の家族』オフィシャルサイトwww.parasite-mv.jp ポン・ジュノ監督作品はそんなに観たことがなく、『グエムル』と『スノーピアサー』ぐらい。どちらも韓国特有の格差社会の問題を戯画的に描いた作品だった。当時これらの作品を見たときはあまり個人的には響かなかったと記憶しているが、今作は大傑作だった。パルムドールだけでなく、各国の映画賞をかっさらっているのも肯ける出来である。アカデミー作品賞にもノミネートされたらしい。 すでに各所の記事で指摘されている通り、昨今話題に上がる映画は、資本主義の行き詰まりや格差社会というテーマを描いた作品が多い。例えば、ケン・ローチ『家族を想うとき』、トッド・フィリップス『ジョーカー』、そして是枝裕和『万引き家族』などである。そして、今作『パラサイト』もそれらの系譜

                                            ポン・ジュノ『パラサイト 半地下の家族』※ネタバレあり - 楽楽風塵
                                          • “ポスト ポン・ジュノ法”署名運動、チョン・ウソン&ムン・ソリ等の映画1325人が賛同│韓国映画│wowKorea(ワウコリア)

                                            “ポスト ポン・ジュノ法”署名運動、チョン・ウソン&ムン・ソリ等の映画1325人が賛同(提供:News1) “ポスト ポン・ジュノ法”と呼ばれる映画産業の構造改革を要求する法案の採決に向けて1325人の映画人たちが署名運動に賛同した。 映画産業の構造改革を法制度化する準備を進める団体が26日に「署名運動を実施した“映画産業の構造改革 法制度化 準備の集い”は以下の宣言書を作成し、2月17日から2月25日の正午まで、映画人たちの署名を集めた」とし、「署名運動の結果、全1325人の映画人から署名をしてもらった」と発表した。 公開された1325人の署名者には俳優のムン・ソリ、パク・ウォンサン、パク・ソンウン、ビョン・ヨハン、ソル・ギョング、ソン・ユナ、アン・ソンギ、オム・ジョンファ、イ・ソンギュン、チョン・ウソン、チョ・ジヌンらと、監督のキム・ウソク、ブ・ジヨン、ヤン・イクチュン、イ・ミョンセ、

                                              “ポスト ポン・ジュノ法”署名運動、チョン・ウソン&ムン・ソリ等の映画1325人が賛同│韓国映画│wowKorea(ワウコリア)
                                            • パルムドール受賞『パラサイト』を見る前に! ポン・ジュノ監督、反権力志向の現れた韓国映画『グエムル』を解説

                                              パルムドール受賞『パラサイト』を見る前に! ポン・ジュノ監督、反権力志向の現れた韓国映画『グエムル』を解説 近年、K-POPや映画・ドラマを通じて韓国カルチャーの認知度は高まっている。しかし作品の根底にある国民性・価値観の理解にまでは至っていないのではないだろうか。このコラムでは韓国映画を通じて韓国近現代史を振り返り、社会として抱える問題、日本へのまなざし、価値観の変化を学んでみたい。 2019年のカンヌ国際映画祭で、韓国映画『パラサイト 半地下の家族』が最高賞であるパルムドールを受賞し、前年の是枝裕和監督『万引き家族』に続いて東アジアの作品が受賞する快挙となった。韓国国内は熱狂的な祝福ムードに包まれ、もちろん映画は大ヒット。最近では「アメリカでも記録的なヒットになっている」「早くもリメイク決定」といったニュースが聞こえてくる中、日本でも1月10日から公開となる。そこで今回は、同作品を手が

                                                パルムドール受賞『パラサイト』を見る前に! ポン・ジュノ監督、反権力志向の現れた韓国映画『グエムル』を解説
                                              • ポン・ジュノ監督が傑作『パラサイト 半地下の家族』で描いた、残酷なまでの「分断」

                                                『殺人の追憶』や『母なる証明』を手がけたポン・ジュノ監督の最新作『パラサイト 半地下の家族』が、2020年1月10日に全国公開を迎える。国際的に高い評価を受けている本作は、日本でも公開前から話題で、Twitterには一足早く鑑賞した映画ファンからの熱狂的なコメントが相次いでいる状況だ。

                                                  ポン・ジュノ監督が傑作『パラサイト 半地下の家族』で描いた、残酷なまでの「分断」
                                                • 11/7(土)はお家に釘付けWOWOWで「パラサイト 半地下の家族」ほかポン・ジュノ作品6作も放送 - sannigoのアラ還日記

                                                  こんにちはsannigo(さんご)です。いつもありがとうございます。 みなさんはもう話題の映画「パラサイト 半地下の家族」はご覧になられましたか?今週末WOWOWで独占初放送されるんですって。 しかも巨匠 ポン・ジュノが監督・脚本を手掛けた他の6本も放送だそうで、土曜は外出はできなさそうです。 ちなみに今回のWOWOWで「パラサイト 半地下の家族」独占初放送を記念して「鬼才ポン・ジュノの世界」が11/1(日)にPart1が放送されました。 まだ見れてない方は今日の11/3(火)の文化の日WOWOWプライムで15:00~Part2の放送がまだありますので見れますね。これまでの作品の魅力を解明してくれるようです。 ミーハーなので観ることができる「話題の映画」は、できるだけ観ておきたいと思っています。 もしかしてそのような方も映画ファンの中にはいらっしゃるのでは?ってことで、今回はWOWOWで独

                                                    11/7(土)はお家に釘付けWOWOWで「パラサイト 半地下の家族」ほかポン・ジュノ作品6作も放送 - sannigoのアラ還日記
                                                  • 「スノーピアサー」氷河期の近未来を描いたポン・ジュノ監督のハリウッドデビュー作品がNetflixオリジナルドラマとしてリメイク!

                                                    2020年5月はこの Netflixオリジナルドラマ に注目したい! 「スノーピアサー」 スノーピーク Netflix 「スノーピアサー」は、2020年5月25日より配信開始になるNetflixオリジナルドラマ。 なんと驚くべきことに! 「パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノ監督のハリウッドデビュー作品である映画 永久機関となった1台の列車で人類が生活している氷河期を舞台にした近未来SF映画 「スノーピアサー」をドラマ版に作り直した作品なのです。 主演はジェニファー・コネリーと ダヴィード・ディグス。 ジェニファー・コネリーとダヴィード・ディグス 他にも ミッキー・サムナー、スーザン・パークなど 豪華キャストが出演しています。 ポン・ジュノはエグゼクティブプロデューサーとして就任 グレーム・マンソンがクリエイターを担当。 シーズン1のエピソードは全10話となり 原作のグラフィックノベル

                                                      「スノーピアサー」氷河期の近未来を描いたポン・ジュノ監督のハリウッドデビュー作品がNetflixオリジナルドラマとしてリメイク!
                                                    • 【ネタバレあり】『パラサイト 半地下の家族』は何が凄いのか? ポン・ジュノ監督の“建築的感性”を紐解く

                                                      【ネタバレあり】『パラサイト 半地下の家族』は何が凄いのか? ポン・ジュノ監督の“建築的感性”を紐解く 自分が参加している企画の件で恐縮だが、新年早々(2020年1月9日の朝)、ウチの近所のセブンイレブンで『週刊文春』を開いた時、思わずデカい声をあげそうになった。計五人の評者による新作映画のクロスレビュー欄「シネマチャート」で、ポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』が堂々25点満点(各々5点満点で採点)をマークしていたのだ。こんなのは筆者が加わってから6年近くの間で初めてのこと。まさかこの奇跡の光景が見られるとは思わなかった。 ちなみに本欄は毎回二本セットで話題の新作を取り上げているのだが、その時の相手となったのがこちらも大傑作の『フォードvsフェラーリ』(監督:ジェームズ・マンゴールド)で、スコアは24点。通常ならぶっちぎりでチェッカーフラッグを浴びている成績だが、ライバルが凄す

                                                        【ネタバレあり】『パラサイト 半地下の家族』は何が凄いのか? ポン・ジュノ監督の“建築的感性”を紐解く
                                                      • ポン・ジュノ監督の映画  - まるこの探しもの

                                                        まぁです。 いつもありがとうございます。 韓国映画・ドラマをほぼ観ずに生きてきました。 この映画を観るまでは www.parasite-mv.jp 2020年のアカデミー賞作品です。 ご覧になりましたか? 最終的な感想としては、「えぐい」っていうのかなぁ こういうの・・・ 途中は軽く笑えて 映像が美しい。 そしてしっかり韓国の社会問題を提起している。 えぐいんですがおすすめです。 「スッキリおもしろい」タイプの映画ではありません。 途中は笑えるけどお子様と観る映画でもないかと思います。 しかしおもしろかったと思います。 最近CSでやっていたので「スノーピアサー」というのも観ました。 ポン・ジュノ監督が初めて手掛けた英語作品です。 www.bitters.co.jp 地球温暖化を防止するため散布された薬剤で 地球は氷河期になってしまいます。 かろうじて生き残った人々は「スノーピアサー」と呼ば

                                                          ポン・ジュノ監督の映画  - まるこの探しもの 
                                                        • ポン・ジュノ『パラサイト』ブームに異議あり! 格差告発映画?――あれは韓国の“ぜいたくな貧困”だ | 文春オンライン

                                                          ◆◆◆ 米アカデミー賞で作品賞を受賞した話題の韓国映画『パラサイト』は、よくできた面白い映画である。荒唐無稽な設定で、ドキドキハラハラの展開なので飽きさせない。映画は面白くなければ成功しない。 あの映画はエンターテインメント映画として成功したのだが、内外であふれている批評のほとんどは「韓国社会の貧困と格差を描いた」という深刻なメッセージ、つまり社会性を強調している。その結果、映画はフィクション(虚構)であるにもかかわらず、まるで韓国の現実風景そのものであるかのような誤解、思い込みが広がっている。

                                                            ポン・ジュノ『パラサイト』ブームに異議あり! 格差告発映画?――あれは韓国の“ぜいたくな貧困”だ | 文春オンライン
                                                          • パワーストーン力石 on Twitter: "2014年に、なぜか文京シビックホールでポン・ジュノが講演会をするという謎イベントがあって勿論行ったんだけど、その時の喋りが面白すぎたので、良い機会なので貼ります。 https://t.co/Vdf5F910dT"

                                                            2014年に、なぜか文京シビックホールでポン・ジュノが講演会をするという謎イベントがあって勿論行ったんだけど、その時の喋りが面白すぎたので、良い機会なので貼ります。 https://t.co/Vdf5F910dT

                                                              パワーストーン力石 on Twitter: "2014年に、なぜか文京シビックホールでポン・ジュノが講演会をするという謎イベントがあって勿論行ったんだけど、その時の喋りが面白すぎたので、良い機会なので貼ります。 https://t.co/Vdf5F910dT"
                                                            • [コラム]ポン・ジュノ、ピケティ、20対80の亀裂

                                                              カンヌ映画祭のパルムドールに続くアカデミー四冠王まで獲得したポン・ジュノの『パラサイト 半地下の家族』(以下『パラサイト』)は、韓国映画史を越えて世界映画史に一線を引く記念碑的名作になった。ところで『パラサイト』はなぜ名作なのだろうか?早くから『パラサイト』がこれほど途方もない作品であることに気づいた人は、どの程度いただろうか?この映画はどのようなテーマで世界中の人々に普遍的共感を呼び起こしたのだろうか? 私はアカデミー賞受賞の前に家族と一緒に『パラサイト』を見たが、クライマックスの部分に来てキテク(ソン・ガンホ)が突然パク社長(イ・ソンギュン)を攻撃する場面を見て、この映画がとてつもない作品だという印象を受けた。にも関わらず大変な名作だという考えまでには及ぶことはできなかった。さらに階級不平等と人生の不安の問題を扱いながらも、典型的な甲(社会的強者。例えば財閥2~3世)と乙(社会的弱者。

                                                                [コラム]ポン・ジュノ、ピケティ、20対80の亀裂
                                                              • ジャンルの枠に収まらないポン・ジュノ印!「グエムル -漢江の怪物-」(2006) - 今日観た映画の感想

                                                                ぷらすです。 今回ご紹介するのは「パラサイト」のポン・ジュノ監督2006年の作品『グエムル -漢江の怪物-』ですよー! 「パラサイト」が面白かったので、他のポン・ジュノ作品も観たい!って思って先日TSUTAYAでレンタルしてきました! 「怪獣映画」だと思って観ると肩透かしを食らうかもですが、ポン・ジュノ作品だと思って観れば、色々楽しめる作品でしたよ! 画像出典元URL:http://eiga.com 概要 韓国の人々のオアシス、漢江(ハンガン)に突如出現した怪物を巡る事件に肉迫するパニック映画。怪物に娘を奪われた一家の奮闘を描く。情けない父親から一変、闘うお父さんを体当たりで演じるのは『南極日誌』のソン・ガンホ。その妹役を『リンダ リンダ リンダ』のペ・ドゥナ、弟役を『殺人の追憶』のパク・ヘイルが演じている。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどを手がけたニュージーランドのWETAワーク

                                                                  ジャンルの枠に収まらないポン・ジュノ印!「グエムル -漢江の怪物-」(2006) - 今日観た映画の感想
                                                                • 米アカデミー4冠「パラサイト」、ポン・ジュノ監督の“勤労基準の順守”も原動力に│韓国映画│wowKorea(ワウコリア)

                                                                  ポン・ジュノ監督の映画「パラサイト 半地下の家族」が現地時間9日、「第92回 アカデミー賞」で作品賞を含む全4部門でトロフィーを手にした。注目が集まるなか、映画が「標準勤労契約書」を順守していたという点にもフォーカスがあたっている。 「標準勤労契約書」は労働現場で書面勤労契約の原則を拡散・定着させるために、勤労基準法 第17条に則って使用者と勤労者間で必ず交わす契約書だ。勤労基準法 第17条は使用者が勤労契約を締結する際に、勤労者に賃金・勤労時間などを明記する必要があり、勤労契約に関する事項が明記された書面を勤労者に交付することが義務付けられている。使用者がこれに違反すると、500万ウォン以下の罰金が科せられる。 ◇ソン・ガンホ「ポン・ジュノ監督は食事の時間を守った」 「標準勤労契約書」は一般の職種と異なり、劣悪な映画製作環境では守られてこなかったことで知られている。昨年「パラサイト 半地

                                                                    米アカデミー4冠「パラサイト」、ポン・ジュノ監督の“勤労基準の順守”も原動力に│韓国映画│wowKorea(ワウコリア)
                                                                  • 町山智浩・宮藤官九郎・伊勢志摩 ポン・ジュノ作品を語る

                                                                    町山智浩さん、伊勢志摩さんが2020年2月10日放送のTBSラジオ『ACTION』に出演。宮藤官九郎さんと『パラサイト 半地下の家族』をはじめとしたポン・ジュノ監督作品について話していました。 町山さんも残って下さり…#action954 パラサイトの話をするとネタバレしそうなので「ポンジュノの話」。「ポンジュノの映画は鈍器が大事🏺」#どってり #大渋滞の映画紹介 #宮藤官九郎 #伊勢志摩 #町山智浩 https://t.co/GUjMb86p3U pic.twitter.com/b3MsYbultg — ACTION (@action_tbs) February 10, 2020 (幸坂理加)ここからはアクションプロジェクトです。宮藤さん、今日は? (宮藤官九郎)宮藤官九郎の映画紹介力向上プロジェクト。 (幸坂理加)はい。宮藤さんが情報を大渋滞させながら熱意で何とか乗り切る浜崎町ジャン

                                                                      町山智浩・宮藤官九郎・伊勢志摩 ポン・ジュノ作品を語る
                                                                    • ポン・ジュノ監督が『パラサイト 半地下の家族』に込めたリアリティ 社会との繋がりは必然に

                                                                      第72回カンヌ国際映画祭で最高賞となるパルムドールを受賞した、ポン・ジュノ監督最新作『パラサイト 半地下の家族』が、12月27日よりTOHOシネマズ 日比谷、TOHOシネマズ 梅田にて先行公開された(全国公開は2020年1月10日)。本作では、“半地下住宅”で暮らす貧しい家族キム一家の長男ギウが、IT企業を経営するパク社長一家が暮らす“高台の大豪邸”に家庭教師として通い始めたことから、衝撃の結末に辿り着く模様が描かれる。 今回リアルサウンド映画部では、来日を果たしたポン・ジュノ監督にインタビューを行い、オリジナリティ溢れる物語が生み出された背景や、社会との繋がりなどについて、話を聞いた。 「ずっと記憶に残っていた体験がモチーフになっている」 ーーNetflixオリジナル映画となった前作『オクジャ/okja』以来約2年ぶりという、かなり短いスパンでの新作となりましたね。 ポン・ジュノ:どうし

                                                                        ポン・ジュノ監督が『パラサイト 半地下の家族』に込めたリアリティ 社会との繋がりは必然に
                                                                      • ポン・ジュノ監督が述べた映画界の「標準労働契約」とは何か

                                                                        ポン・ジュノ監督が映画『パラサイト』で25日(現地時間)、フランス・カンヌで開かれた第72回カンヌ映画祭で最高賞のパルムドール賞を受賞した後、写真撮影をしている=カンヌ/EPA・聯合ニュース 映画『パラサイト』で第72回カンヌ国際映画祭パルムドール賞を受賞したポン・ジュノ監督が「標準労働契約を守って『パラサイト』を撮影した」と明らかにし、話題になっている。映画界は、2014年の作品『国際市場で逢いましょう』を皮切りに導入された映画スタッフの標準労働契約書作成が、今回のポン監督の発言で拡大することを期待する雰囲気だ。 ポン監督は先月「シネ21」とのインタビューで、10年前の映画『母なる証明』の撮影時と変わった点として「標準労働契約書」の導入を挙げ、「(標準労働契約による撮影スケジュールが)とても良かった。年を取って体力が落ち、標準労働契約でなければどうなっていたかと思う」と話し、「『スノーピ

                                                                          ポン・ジュノ監督が述べた映画界の「標準労働契約」とは何か
                                                                        • 話題の韓国映画「パラサイト」ポン・ジュノ監督が語る「ぶっ飛んだ話を思いつく方法」 | 文春オンライン

                                                                          ポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』が韓国映画として初めてカンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞した。アメリカでもLA映画批評家協会賞をはじめ多くの映画賞に輝き、アカデミー賞候補も確実と目されている。今や大きく生活が変わったのではないだろうか。 「いいえ、全然。確かに日本やアメリカでの宣伝活動は忙しいけれど、それ以外の時間は、次の作品の構想を練っています。今までと変わらない毎日ですよ」 ポン・ジュノ監督 『パラサイト』は、長男が家庭教師の職を得たことをきっかけに、貧しいギテク(ソン・ガンホ)一家が、IT企業社長の家に入り込むことから始まる。カンヌではポン・ジュノ自身が「ネタバレをしないでほしい」と声明を出すほど、次から次へと想像を絶する展開に圧倒される傑作だ。どうしたら、こんなぶっ飛んだ話を思いつくのだろう。 「僕は机の前で『さあ、書くぞ』というタイプではないんです。カフェで

                                                                            話題の韓国映画「パラサイト」ポン・ジュノ監督が語る「ぶっ飛んだ話を思いつく方法」 | 文春オンライン
                                                                          • ポリティカリーコレクトに残虐なエンタメを生み出したポン・ジュノの妙/鈴木涼美 | 日刊SPA!

                                                                            2月9日(現地時間)にロサンゼルスで開催された第92回アカデミー賞授賞式では、ポン・ジュノ監督の『パラサイト』が、国際長編映画部門、脚本部門、監督部門、そしてアジア映画初となる作品部門の4部門でオスカーを受賞した オンナの好きなオトコはレディファーストで大切にしてくれる人(王子様系)と、グイグイ引っ張って別の世界に連れていってくれる人(オラオラ系)とおおまかに二種類いる。オンナの好きなセックスも二種類あって、ピンポイントで触って欲しいところに触れて柔らかく愛してくれるメイクラブ系と、組み敷かれて乱暴に抱かれるファックミーハード系。王子系が必ずしもメイクラブではなく、だから組み合わせは4種類あって、個人的には性格が王子なファックミーハードが最強と思っている。 今年のアカデミー賞でアジア映画初(『ラストエンペラー』は伊中英の合作、『スラムドッグ$ミリオネア』は英映画でどっちも主な台詞は英語)と

                                                                              ポリティカリーコレクトに残虐なエンタメを生み出したポン・ジュノの妙/鈴木涼美 | 日刊SPA!
                                                                            • ポン・ジュノ作品の助監督を務めた、ただひとりの日本人 片山慎三監督が語り尽くす“ポン・ジュノの世界”|WOWOW

                                                                              第72回カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞、そして第92回アカデミー賞では外国語作品として史上初の作品賞に輝くなど最多4部門を受賞した『パラサイト 半地下の家族』(’19)。WOWOWでは同作を含め、ポン・ジュノ監督による傑作8作品を一挙放送する。 そこで、ポン・ジュノ作品で助監督を務めた経験があり、『岬の兄妹』(’19)で知られる片山慎三監督にインタビューを敢行。日本映画批評家大賞新人監督賞にも輝いた気鋭の監督が、ポン監督との秘蔵エピソードを交えて、8作品を深掘りする。 【片山慎三監督が語る】ポン・ジュノ監督の魅力 僕が最初に観たポン・ジュノ作品は、『殺人の追憶』(’03)です。DVDで初めて観た時に、ものすごい衝撃を受けたんです。「でもこれ、日本でも作れるな」って思ったんですよね。もちろん、いざ撮るとなったら難しいカットもあるんですけど、きっと頑張れば日本でも撮れるくらいの予算で撮っ

                                                                                ポン・ジュノ作品の助監督を務めた、ただひとりの日本人 片山慎三監督が語り尽くす“ポン・ジュノの世界”|WOWOW
                                                                              • ポン・ジュノ『パラサイト』に登場「ジャージャー・ラーメン」の作り方動画 | CINRA

                                                                                現在公開中のポン・ジュノ監督の映画『パラサイト 半地下の家族』に登場する「ジャージャー・ラーメン」の作り方動画が到着した。 『第72回カンヌ国際映画祭』パルムドールに輝き、『第92回アカデミー賞』6部門にノミネートされた同作は、全員失業中で「半地下」住宅においてその日暮らしの貧しい生活を送るキム一家を中心にした作品。長男ギウがIT企業を経営する裕福なパク一家の家庭教師になったことをきっかけに、2つの家族の出会いが悲喜劇へと発展していく、というあらすじだ。 劇中でパク社長の妻ヨンギョが家政婦に作らせた「ジャージャー・ラーメン」。ジャージャー麺のインスタント「チャパゲティ」と、もちもちした麺とピリッとした味のラーメン「ノグリ」を掛けあわせたもので、韓国では「チャパグリ」と呼ばれる。英語訳ではこのなじみのない料理を理解してもらうべく「ラーメン」と「うどん」を掛け合わせた造語「ramdong (r

                                                                                  ポン・ジュノ『パラサイト』に登場「ジャージャー・ラーメン」の作り方動画 | CINRA
                                                                                • ポン・ジュノ監督ら、イ・ソンギュンさんの死で警察とメディア非難

                                                                                  韓国・ソウルで行われた記者会見で、俳優イ・ソンギュンさんの死について語るポン・ジュノ監督(2024年1月12日撮影)。(c)Jung Yeon-je / AFP 【1月12日 AFP】韓国の映画監督ポン・ジュノ(Bong Joon-ho)氏や俳優らは12日に会見を開き、俳優イ・ソンギュン(Lee Sun-kyun)さんが亡くなる前の警察とメディアの行動について調査を要請した。 イさんは2019年に米アカデミー賞(Academy Awards)を受賞したポン監督の映画『パラサイト 半地下の家族(Parasite)』への出演で国際的に知られた。 韓国当局は昨年10月、違法薬物使用の容疑でイさんに対する捜査を開始。その2か月後の12月、イさんは首都ソウル中心部の公園に止められた車の中で遺体で発見された。 イさんの死後、警察は捜査情報を漏らし、メディアの過熱報道やSNSでの誹謗(ひぼう)中傷を招い

                                                                                    ポン・ジュノ監督ら、イ・ソンギュンさんの死で警察とメディア非難

                                                                                  新着記事