『のルール』という小学校高学年女子向けの書籍が、大人の、しかも男性からの支持を受け、異例のヒット作となっている。「社員研修に使いたい」「マネジメントのための本」といった声が上がるが、一体どんな内容なのだろうか。 児童実用書では後発 話題の児童実用書『自分をもっと好きになる【ハピかわ】のルール』 には、給食の配膳のコツやランドセルの手入れの仕方など、小学生ならではの情報が載っている一方で《知らないことを、素直に「知らない」と言える人って、ステキ!》《ネガティブなあいづちはNG!》と大人でも参考になりそうなコミュニケーションの工夫も紹介されている。 池田書店が展開する「ハピかわ」シリーズの1作目が『のルール』 編集担当の池田書店の老沼友美さんに話を聞いた。 「小学4年生から6年生の女子向けの『キラキラ系実用書』の新しいシリーズとして、2019年に発売したのが『のルール』でした。女子小学生が好む