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ラノベの検索結果1 - 19 件 / 19件

  • 110年前の女性の投書「女にモテない夫を持った私の感想」

    文通相手を探していたところ、1914年(大正3年)に出版された少女向け雑誌『處女』(処女の旧字)を発見した。 この雑誌は大正時代の少女が読者投稿を行うものであり、文通相手の募集も紙面で行われていたのだ。 しかし文通を出そうにも紙面に住所を書いている少女たちはもうほとんどが死んでいるので、しかたなく1914年『處女』9月号に掲載されていた投書を読んでいたところ、ある女性が「女にもてない夫を持つた私の感想」というものを投稿していた。 最初は単なる愚痴かと思ったが、読み込むうちになんかなんだか気分が落ち込んでしまった。 とりあえず書き起こすことにする。 「女にもてない夫を持った私の感想」投稿者:宇佐美米子 私がこの家に嫁いでからもう今年でちょうど5年になります。夢のように過ぎた5年の間には可成(かなり)色々な事がありましたが、楽しいことも悲しい事もみな断片のことであって、私の心に根深く止まってい

      110年前の女性の投書「女にモテない夫を持った私の感想」
    • 妻が小説を書いたことにモヤモヤしている

      妻が小説を書いていたのを知ったのはつい先日のことだった。 とある賞に応募するために執筆したそうで、以前から小説を書くことはあったのだという。そんなこと全然知らなかったが、一度俺に読んでみてほしいとUSBを渡してくれたのは嬉しかった。 昨日早速読んでみると驚いた。文章は分かり易いし、銀行強盗の一人称視点のストーリーも面白い。ジャンルとしてはミステリーで、次々に謎が現れるのも海外ドラマのようで悪くない。ただ一つ、気になったのは話の途中にセックスの描写があったことでそこの描写が妙に生々しくリアリティがあった。もしこれを実体験に基づいて書いているのであれば当然俺との体験を基にしているはずだ。しかし順序は俺とは違っていたし、やったことのない体位についても書いてあり正直非常にモヤモヤした。 小説はフィクションなんだからセックスの描写もフィクションであることはもちろん理解している。経験したことのみ書ける

        妻が小説を書いたことにモヤモヤしている
      • 芸人・ヒコロヒーの本棚代わりの1箱と、何度も読み返したくなる本 | ブルータス| BRUTUS.jp

        繰り返し会いたくなる、本は一番身近な娯楽 というのも、20代の頃の貧乏生活が長すぎて、本というものを持てるような生活ではなかったんです。本当にお金がなかったので(笑)。でも読書は好きだったので、本は買うものではなく図書館で借りて返すもの。だから本棚を置く必要性もなくて。その延長線上で生活が続いているので、今でも本は買っても読み終わったら売ることが多い。もしくは後輩や友人が家に遊びに来た時にあげる。 「好きなの持っていっていいよー」と言うと、気づくとなくなっていたり。自分が読んで面白かった本は、もっと読みたい人の元に届いてほしいと思うんです。だったら小学校とかに寄贈した方が世間の役に立ちそうではあるけれど、なんだかそれはすごく厚かましいような気がして。 そんな生活の中でも繰り返し読みたくなる本というのがあるわけで、どうしているかといえば、ベッド脇に積んであったり、段ボール箱に詰めて置いておい

          芸人・ヒコロヒーの本棚代わりの1箱と、何度も読み返したくなる本 | ブルータス| BRUTUS.jp
        • やり直せない過去は変えてしまえばいい『グレート・ギャッツビー』

          おっさんになって再読すると、違った面が浮かび上がって面白い。 若いころに読んだときは、自己中男の醜さや、頭空っぽの女の美しさが印象的だった。自己陶酔的な語り手に鼻白んだことも覚えている。 だが、いま読み返すと、ギャッツビーのひたむきな愛が眩しく、可愛そうなくらい未熟で愚かに見える。人生を折り返して、やり直したくてもできなくなった親爺からすると、ギャッツビーの愚かしさは、一周回って愛おしいものになる。 ギャッツビーを「愚か」というのは言い過ぎじゃない? そういうツッコミが聞こえる。 貧乏な生まれながら身一つでのし上がって大金持ちになったギャッツビーが、有り余るカネを湯水のように使って夜な夜なパーティを開く―――愚かに見えるかもしれないが、ちゃんと理由があるからで、それを「愚か」と呼ぶのは言い過ぎだろう……というツッコミだ。 しかし、私が「愚か」と感じるのは、そこじゃない。例えば、語り手である

            やり直せない過去は変えてしまえばいい『グレート・ギャッツビー』
          • 手持ちの写真に「連続テレビ小説」のテロップを乗せて朝ドラ風味にする遊びをしていたら、誰でも載せられる素材が提供されカオスな朝ドラ風味祭りになる

            場合によっては動画でやってる人もいて手が込んでる…! 特にタグとかがないので検索性が悪いのが玉に瑕ですかね(まあそもそも一堂に会するコトを想定してないだろうけど)。

              手持ちの写真に「連続テレビ小説」のテロップを乗せて朝ドラ風味にする遊びをしていたら、誰でも載せられる素材が提供されカオスな朝ドラ風味祭りになる
            • 海外文学入門者に贈る海外文学の買い方、選び方、探し方【レーベル解説編】 - ウラジーミルの微笑

              もうすぐ絶滅するというリアルの書店に寄せて(下) この記事は、海外文学の世界を渉猟するためのガイドマップとなることを目指している。 後編である本稿では、各出版社/各種レーベルの解説記事を載せている。なお、いずれも書き手の強い独断と偏見で書いているため、異なる意見もあるかもしれない。また、取捨選択をして書いているため、網羅性はない。そのあたりはぜひご容赦いただきたい。 前編には海外文学にまつわる基本情報を書いているので、そちらも併せてお読みいただきたい。 岩波書店 重版出来 言わずと知れた老舗出版社。我が国の「文庫」の創始者である。海外文学に関しては、「文庫書下ろし」*1が多いが、現代文学作品がまれに単行本で刊行されることもある。 出版社URL:https://www.iwanami.co.jp/ 直販サイト:なし(出版社サイトから注文は可) 岩波文庫 帯*2の色でジャンル分けをしており、白

                海外文学入門者に贈る海外文学の買い方、選び方、探し方【レーベル解説編】 - ウラジーミルの微笑
              • ドラクエ小説版キャラクター名訴訟、控訴審でも作家側敗訴(栗原潔) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                ドラゴンクエストの小説版の作家が、映画において主人公名を無断で使用された件で、スクウェア・エニックスや東宝等を著作権侵害等で東京地裁に訴え、敗訴した件について、昨年の12月に記事を書いています(【ドラクエ】キャラクター名は著作物ではないとの判決文公開(想定内))。その控訴審の判決文がちょっと前に公開されていました(しばらく気が付きませんでした)。 一般に、裁判所で判決が出てから裁判所のサイトに掲載されるまでには、数カ月単位で時間がかかることがあります(当事者の個人情報や機密情報の黒塗りの確認等に時間がかかるようです)。そして、裁判所のサイトの掲載は(掲載日順ではなく)判決日順なので、裁判所サイトで「最近の裁判例」で検索すると、最近に公開されたが判決日はちょっと前である判決文を見逃すことになってしまうので注意が必要です。 さて、控訴審も原告敗訴です。この裁判の主な争点は、苦労して創作した主人

                  ドラクエ小説版キャラクター名訴訟、控訴審でも作家側敗訴(栗原潔) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                • 「Re:Monster」金斬児狐×「無職転生」理不尽な孫の手 “異世界転生”草創期を知る作家2人の初対談 - コミックナタリー 特集・インタビュー

                  ナタリー コミック 特集・インタビュー 「Re:Monster」金斬児狐×「無職転生」理不尽な孫の手 “異世界転生”草創期を知る作家2人の初対談 TVアニメ「Re:Monster」 PR 2024年6月5日 4月からTVアニメが放送中の「Re:Monster」は、人間からゴブリンに転生してしまう……というシチュエーションから始まる異世界ファンタジーアクション。主人公のゴブ朗が転生前より手にしていた特殊能力を駆使し、仲間のゴブリンたちとともに成長していく姿が描かれている。また流行りの異世界転生ものか……と思われる方もいるかもしれないが、実はその掲載時期は投稿サイト・小説家になろうで異世界ものが流行り始めた、その草創期にまで遡る。なんと「Re:Monster」の原作小説が掲載され始めたのは、今から13年前。まだ小説家になろうで異世界ファンタジーが最盛ジャンルとなっていない、2011年のことだっ

                    「Re:Monster」金斬児狐×「無職転生」理不尽な孫の手 “異世界転生”草創期を知る作家2人の初対談 - コミックナタリー 特集・インタビュー
                  • 「トラペジウム」アイドルはどのように“誕生”し、“存在”していくのか? 【藤津亮太のアニメの門V 107回】 | アニメ!アニメ!

                    元・乃木坂46の高山一実が雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載した長編小説『トラペジウム』。現役アイドルが綴った「アイドルを目指す少女の青春物語」が、『ぼっち・ざ・ろっく!』『SPY×FAMILY』などを手掛けるスタジオ・CloverWorksによってアニメ映画化を果たした。

                      「トラペジウム」アイドルはどのように“誕生”し、“存在”していくのか? 【藤津亮太のアニメの門V 107回】 | アニメ!アニメ!
                    • 前島賢の本棚晒し【復刻版】01:上遠野浩平『ブギーポップは笑わない』|前島賢

                      【期間限定無料公開中】 本記事は、電子書籍ストアeBookJapanに、連載「前島賢の本棚晒し」第29回として2015年2月20日に掲載されたものを、加筆修正の上再公開したものです。 記述は基本的に連載当時のもので、現在とは異なる場合がありますが、ご了承ください。 連載時に大変お世話になりました、そして、再公開を快諾頂きました株式会社イーブックイニシアティブジャパンの皆様に厚く御礼申し上げます。 ブギーポップは笑わない 電子書籍版 / 著者:上遠野浩平 イラスト:緒方剛志 :B00060395904:ebookjapan ヤフー店 - 通販 - Yahoo!ショッピング 著者:上遠野浩平 イラスト:緒方剛志出版社:KADOKAWA連載誌/レーベル:電撃文庫提供開始日:2015/01/10タグ store.shopping.yahoo.co.jp 上遠野浩平の「ブギーポップ」シリーズが、つい

                        前島賢の本棚晒し【復刻版】01:上遠野浩平『ブギーポップは笑わない』|前島賢
                      • 異世界系ラノベは売れる?ネット発特化の出版社、売上100億突破で過去最高 アニメ化多数も課題あり | オタク総研

                        異世界系ラノベは売れる?ネット発特化の出版社、売上100億突破で過去最高 アニメ化多数も課題あり

                          異世界系ラノベは売れる?ネット発特化の出版社、売上100億突破で過去最高 アニメ化多数も課題あり | オタク総研
                        • マイナージャンルの同人界隈であった”あるひとりのオタクのこじらせ極大感情エピソード”が予想外な展開過ぎる

                          いかゴリラ@COMIC OGYAAA!!新連載 @ika_redhot 的な漫画をコミックオギャーにて連載中です🌞 名前変えるの怖くてユーザーネームが一生新連載ですが新シリーズは15回くらい載っています… お気に入り回貼っておきます🔽 comic-ogyaaa.com/episode/140796… 2024-06-07 20:01:51 リンク COMIC OGYAAA!! (コミックオギャー)|おもしろい、がうまれるところ 第6話 / いかゴリラのめいっぱい! 元気が出るマンガ - いかゴリラ | COMIC OGYAAA!! (コミックオギャー)|おもしろい、がうまれるところ 笑いの神に愛されたオタク・いかゴリラが帰ってきた!! 「オタクだよ! いかゴリラの元気が出るマンガ」「いかゴリラのもっと! 元気が出るマンガ」に続く第3弾がついに開幕! 1 リンク www.amazon.c

                            マイナージャンルの同人界隈であった”あるひとりのオタクのこじらせ極大感情エピソード”が予想外な展開過ぎる
                          • 開拓したい!KADOKAWAのおすすめ新作ラノベ30選 - 読書する日々と備忘録

                            【BW】KADOKAWA作品コイン50%還元キャンペーン(6/11まで) 今回は2024年5月5日までに配信されたKADOKAWA作品のうち、60,000点以上がコイン50%還元!ということで対象商品の中から今年発売のおすすめ新作ラノベ30作品をセレクトしました。気になる作品があったらこの機会にぜひ読んでみて下さい。 こちらにも一部該当する新作ラノベを紹介しています。 ※紹介作品のタイトルリンクは該当書籍のBookWalkerページに飛びます。 1.セピア×セパレート 復活停止 (電撃文庫) セピア×セパレート 復活停止(1) posted with ヨメレバ 夏海 公司/れおえん KADOKAWA 2024年01月10日 楽天ブックス Amazon Kindle honto 紀伊國屋書店 バックアップから生命を再生できる近未来。世界を変えた最先端企業で働くエンジニア園晴壱が、全人類の記憶

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                            • 「激推しぽよ」本を読まない人も、息をするように本を読む人も楽しめる“とてもマレな本”の内容は… | 文春オンライン

                              『生命活動として極めて正常』(八潮久道 著)KADOKAWA 日々ものすごい数の本をひたすら読み続けている人もいれば、ふだんは全く読まないという人もいる。 あんまり本を読まない人にはわかりにくい話であっても、息をするように本を読んでいる人にとっては、とってもよく見る話だった、ということは珍しくない。 両者が楽しく読める本というのはなかなかない。本書は、そのとても稀な例である。みじかく言うなら、激推しぽよ。 ふつう、本の紹介欄に、激推しぽよ、とは書かない。その語尾は一体どこからきたのか。でも、そうせよと迫る何かがある。 表題作を含む七篇をおさめる。とても不穏な書名であって、えっ、となる。日本語として不思議なところは全くないのに、どこか奇妙な手触りがある。SFか? という気持ちが湧き、いや、ホラーかもしれない、という想像が浮かぶ。もしかすると医療ものなのかもしれない。 そのどれもが半ばあたりで

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                              • 「本のない家庭」で育った、ポール・オースター...ジャンルを超越し、人間を見つめた「文学の天才」の人生とは?

                                <卓越した物語で読者を魅了した米現代文学の巨匠ポール・オースター。その知性と革新に満ちた、偉大な足跡を振り返る> 4月30日に77歳で死去したポール・オースターは、1950年代のニュージャージー州の「本のない家庭」で育った。人間の行動や変化する世界の複雑性にこだわるオースター流の視点を養ったのは、そんな世界だ。 文学に情熱を傾け、書くことに魅了されていた「ニューヨークのユダヤ人青年」時代には、コロンビア大学で英文学を学んだ。 「ニューヨーク三部作」を発表し、文学シーンに根を下ろしたのは80年代。実存主義や不安というレンズを通じて、ハードボイルド小説と力みのないポストモダン文学の形式を巧みに融合した超ジャンル的な作品群だ。 「三部作」を構成する『ガラスの街』(邦訳・新潮社)、『幽霊たち』(同)、『鍵のかかった部屋』(邦訳・白水社)は見事に入り組んだプロット、謎めいた登場人物、言語やアイデンテ

                                  「本のない家庭」で育った、ポール・オースター...ジャンルを超越し、人間を見つめた「文学の天才」の人生とは?
                                • ガルシア=マルケスの短編・中編小説を読むためのガイド - 世界のねじを巻くブログ

                                  『百年の孤独』を読む前に ガブリエル・ガルシア=マルケスの代表作『百年の孤独』を読む前に、 頭を"マジックリアリズム慣れ"させておこうと、短編集を読むことにしました。 アマゾンなどで手に入りやすく、お手頃価格な版を3つほど紹介しておきます。 (※ちなみにねじまき自身は、 インタビュー集・文学論を2冊と、短編を数編読んだことがあるレベルで、 ほぼガルシアマルケス初心者、ということを事前に書いておきます) ガルシア=マルケス中短篇傑作選 (河出文庫) まずは比較的新しめのこの中短篇集より紹介。 ガルシア=マルケス中短篇傑作選 (河出文庫) 作者:ガブリエル・ガルシア=マルケス 河出書房新社 Amazon 「大佐に手紙は来ない」「純真なエレンディラと邪悪な祖母の信じがたくも痛ましい物語」など、世界文学最高峰が創りだした永遠の物語。著者の多面的な魅力を凝縮した新訳アンソロジー。 収録されている作品

                                    ガルシア=マルケスの短編・中編小説を読むためのガイド - 世界のねじを巻くブログ
                                  • ラテンアメリカ文学の傑作『百年の孤独』文庫版の装幀が解禁 筒井康隆が解説を寄稿

                                    ガルシア=マルケスによる世界的ベストセラー『百年の孤独』『百年の孤独』は、1967年にアルゼンチンのスダメリカナ社から刊行され、現在まで46言語に翻訳されて5000万部を売り上げている世界的ベストセラー。 Netflixが映像化の権利を獲得するなど、今なお大きな話題を呼んでいる。世界の名だたる作家たちが賛辞を惜しまず、その影響下にあることを公言している世界文学屈指の名著だ。 Netflix実写作品の公式予告 作者のガブリエル・ガルシア=マルケスさんは、1927年コロンビア生まれ。ボゴタ大学法学部中退。新聞記者として欧州各地を転々としたのち、1955年に処女作『落葉』でデビューした。 1967年に『百年の孤独』を刊行すると、一躍世界的な注目を集めると、『族長の秋』『予告された殺人の記録』『コレラの時代の愛』『迷宮の将軍』など、次々と歴史的傑作を発表し、1982年にはノーベル文学賞を受賞してい

                                      ラテンアメリカ文学の傑作『百年の孤独』文庫版の装幀が解禁 筒井康隆が解説を寄稿
                                    • 中心なき宇宙を泡のように漂い続ける〈ブギーポップ〉の物語たち 「ユリイカ2019年4月号 特集=上遠野浩平」寄稿|Ryuichi Taniguchi

                                      漂っていた泡に触れた。そんな出会いだった。 1998年2月にライトノベルレーベルの電撃文庫から刊行された上遠野浩平の『ブギーポップは笑わない』を、すぐに手にとって読んだという記憶がない。1996年2月から書き続けているウエブ日記を見返してみても、『ブギーポップは笑わない』を買って読んだという記述がない。電撃文庫の存在はすでに知っていて、『ブギーポップは笑わない』が大賞となった第4回電撃小説大賞で金賞となり、同時に発売された橋本紡の『猫目狩り』は読んだ記憶がある。『ブギーポップは笑わない』に反応していないのは、積極的に読んでいたSFだと認識できず、学園が舞台のホラーか何か思って後回しにしたからかもしれない。 それでも、2月のうちに『ブギーポップは笑わない』が評判になっていることには気がついた。誰かのウエブサイトのBBSだったか日記上だったか、泡のようにポツポツと浮かび上がっては漂い始めた称賛

                                        中心なき宇宙を泡のように漂い続ける〈ブギーポップ〉の物語たち 「ユリイカ2019年4月号 特集=上遠野浩平」寄稿|Ryuichi Taniguchi
                                      • 「ライトノベルのブックガイド」のブックガイド|コイづミ

                                        このあいだ行われた文学フリマ東京38やコミティアで頒布されたSFGという同人雑誌で「ライトノベル・クロニクル」というコーナーを担当させてもらいました。 #文学フリマ東京 『SFG』は今回、「バゴプラライターズ」(え-59)で頒布します 今回の特集は「電脳SF」です。サイバーパンク、AI、ロボットなどなど古今東西のSF作品をがっつり紹介しています@ta8ne さんの表紙が目印。これぞ電脳!という一作です。 明日から内容を少しずつ告知していきます pic.twitter.com/w0o4dPTtzH — SFG (@SFGeneration) May 15, 2024 【文フリの告知①】 『SFG』にて、「ライトノベル・クロニクル」のコーナーを担当しました。 テーマは「ライトノベルのなかの都市」です。 広く都市SFを紹介するのはもちろん、聖地などの話もしています。過去の記事に見劣りしない記事に

                                          「ライトノベルのブックガイド」のブックガイド|コイづミ
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