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不正指令電磁的記録の検索結果1 - 34 件 / 34件

  • 高木浩光@自宅の日記 - 総務省が不正指令電磁的記録罪の典型的誤解を再生産中、原因を絶たねばならない

    ■ 総務省が不正指令電磁的記録罪の典型的誤解を再生産中、原因を絶たねばならない 昨日からこれが話題になりつつある。 総務省の資料より。ウイルスがダメなのはわかるけど、どこからがウイルスと捉えられるのかが問題。「ユーザーの意図に反する動作」っていわれても「ユーザー」のリテラシによるから難しいなぁ。 pic.twitter.com/hpGnPmUWlS — はぁこ🌸ビール女子麦子開発中 (@paco_itengineer) June 23, 2019 みんなに役立たないことにプログラミング技術を使った奴はタイーホ了解!!!!!!!!!自分のためにしか役に立たなかったり面白いだけで役に立たないことにプログラミング技術を使っているみなさん!!!!!!! pic.twitter.com/YUjSTzmUkj — sksat@OtakuAssembly (@sksat_tty) June 24, 2

    • (その1)「不正指令電磁的記録に関する罪」について、最高裁判所へ情報公開請求をしました - ろば電子が詰まつてゐる

      兵庫県警が「不正指令電磁的記録に関する罪(刑法168条の2および3)」について起こした無限アラート事件について、前回の続きです。 今回は、兵庫県警ではなく最高裁判所へ情報公開請求をしました。そのためナンバリングを(その1)と振り直しました。二つは並列して進めていきます。これまでの動きを追いたい方は、Twitterのmomentにまとめてあるのでこちらで追ってください。 https://twitter.com/i/moments/1145015327027154944 今回の概要 - 最高裁判所への情報公開請求 前回の記事、(その6)兵庫県警へ「不正指令電磁的記録に関する罪」の情報公開請求をしましたでも書きましたが、今回の無限アラート事件のひとつの要因は法務省が曖昧すぎる法律の条文を放置しているという点もあります。 現在の「不正指令電磁的記録に関する罪」は、この曖昧な条文を「運用でカバー」し

        (その1)「不正指令電磁的記録に関する罪」について、最高裁判所へ情報公開請求をしました - ろば電子が詰まつてゐる
      • 事件番号 令和2(あ)457 事件名  不正指令電磁的記録保管被告事件 裁判年月日 令和4年1月20日 / 裁判例結果詳細 | 裁判所 - Courts in Japan

        事件番号 令和2(あ)457 事件名 不正指令電磁的記録保管被告事件 裁判年月日 令和4年1月20日 法廷名 最高裁判所第一小法廷 裁判種別 判決 結果 破棄自判 判例集等巻・号・頁 刑集 第76巻1号1頁 判示事項 1 刑法168条の2第1項にいう「その意図に沿うべき動作をさせず,又はその意図に反する動作をさせるべき不正な指令を与える電磁的記録」に当たるか否かの判断方法 2 ウェブサイトの閲覧者の同意を得ることなくその電子計算機を使用して仮想通貨のマイニングを行わせるプログラムコードが不正指令電磁的記録に当たらないとされた事例 裁判要旨 1 刑法168条の2第1項の反意図性(「その意図に沿うべき動作をさせず,又はその意図に反する動作をさせるべき」という要件)は,当該プログラムについて一般の使用者が認識すべき動作と実際の動作が異なる場合に肯定されるものと解するのが相当であり,一般の使用者が

        • (その2)「不正指令電磁的記録に関する罪」について、最高裁判所へ情報公開請求をしました - ろば電子が詰まつてゐる

          不正指令電磁的記録に関する罪(刑法168条の2および3)について、前回の記事では、最高裁判所へ情報公開請求をしました。具体的な請求は、以下の項目です。 令状審査に関する統計 平成23年度から平成30年度までの期間における,刑法168条の2及び168条の3の罪に関する令状(逮捕状,勾留状及び捜索,差押,検証許可状)の請求数及び審査結果が記載された文書。 刑事裁判官のIT研修 平成23年度から平成30年度までの期間において、刑事事件を担当する裁判官を対象として実施された,情報技術(IT)についての研修に関する以下の文書。 (1)研修の表題,実施期間並びに外部講師を招聘した場合にはその講師名及び所属が記載されたもの。 (2)各研修において裁判官に提示または配布された資料。 なお、これまでの動きを追いたい方は、Twitterのmomentにまとめてあるので追ってください。ブクマ推奨。 https:

            (その2)「不正指令電磁的記録に関する罪」について、最高裁判所へ情報公開請求をしました - ろば電子が詰まつてゐる
          • 高木浩光氏が危惧する、「不正指令電磁的記録に関する罪」のずれた前提と善なるエンジニアが犯罪者にされかねない未来(Coinhive裁判解説 後編)

            高木浩光氏が危惧する、「不正指令電磁的記録に関する罪」のずれた前提と善なるエンジニアが犯罪者にされかねない未来(Coinhive裁判解説 後編):私たちは当事者なんです(1/3 ページ) 一審無罪となったCoinhive裁判。しかし判決の裏には、条文の誤読や残された論点がある。裁判で被告人証人となった高木浩光氏が、裁判、法律解釈について詳しく解説した。

              高木浩光氏が危惧する、「不正指令電磁的記録に関する罪」のずれた前提と善なるエンジニアが犯罪者にされかねない未来(Coinhive裁判解説 後編)
            • [PDF] 令和2年(あ)第457号 不正指令電磁的記録保管被告事件 (全文)

              • 高木浩光@自宅の日記 - 不正指令電磁的記録罪の構成要件、最高裁判決を前に私はこう考える, 追記(21日)最高裁判決は検察控訴棄却(一審の無罪が確定へ)

                ■ 不正指令電磁的記録罪の構成要件、最高裁判決を前に私はこう考える Coinhive事件の上告審判決言渡しが明日に迫ってきた。私としては、昨年4月のL&T91*1で自説を述べたところである。言いたいことは書き切ったのだったが、読み返してみると、紙幅の都合でギシギシに詰めてロジックを書き込んだため、いささか意味を理解されにくい箇所があるところに悔いが残った。どこかに補足を書いておきたいと思っていたのだが、本業に勤しんでいるうちにとうとう直前になってしまった。もはや書いても判決には何ら影響しないが、判決前のうちに書いてしまっておきたい。 私見の要旨 L&T91で述べた私の見解の根幹は、改めて要約(説明の順番を入れ替え単純化するなどして要約)すると以下の通りである。 一審判決が、「意図に反する動作」該当性(反意図性)を肯定し「不正な」該当性(不正性)を否定して無罪としたものであったところ、反意図

                • 高木浩光@自宅の日記 - 続・検察官は解説書の文章を読み違えていたことが判明(なぜ不正指令電磁的記録に該当しないのか その4)

                  ■ 続・検察官は解説書の文章を読み違えていたことが判明(なぜ不正指令電磁的記録に該当しないのか その4) Law & Technology誌に、板倉先生から解題をいただき、横浜地裁のコインハイブ事件無罪判決についての評釈を書かせていただいた。 Law & Technology No.85, 民事法研究会, 2019年10月 板倉陽一郎, 解題 コインハイブ事件, pp.15-19 高木浩光, コインハイブ事件で否定された不正指令電磁的記録該当性とその論点, pp.20-30 横浜地裁でモロさん事案が無罪判決となり、その後、検察側が東京高裁に控訴し、公判が未だ開かれない状況にある中、ここ(日記)に書こうと思っていたことを、法学雑誌の判例評釈スタイルで書いた。内容は基本的に4月26日の日本ハッカー協会のセミナーでお話し*1したこと*2(の一部)であるが、いくつか新たな根拠も見つけたのでそれを含

                  • (その6)兵庫県警へ「不正指令電磁的記録に関する罪」の情報公開請求をしました - ろば電子が詰まつてゐる

                    しばらく間が開いてしまいました。本業の方が忙しかったり色々あって2ヶ月ぶりですが、マイペースで続けます。兵庫県警へ情報公開請求をしていた公文書が届きましたので、今回はそちらを見ていきたいと思います。 が、その前にいったんあらすじをつけておきましょう。 これまでのあらすじ 「JavaScriptのforループでalertウィンドウを出すだけ」という、いわゆるジョークプログラムへのリンクを張った3人が、兵庫県警によって1名(未成年)が補導、2人が書類送検される予定という事案が発生しました。 本件に対し、兵庫県警の捜査が極めてずさんかつ法律の解釈が曖昧すぎることから、「どのような内容をもって犯罪行為とするかの構成要件等を記載した文書」を兵庫県警へ情報公開請求しました。 請求されるのを待っている間に他にも調べていたところ、警察庁が47都道府県警に対して通達「丁情対発第108号・丁情解発第27号」を

                      (その6)兵庫県警へ「不正指令電磁的記録に関する罪」の情報公開請求をしました - ろば電子が詰まつてゐる
                    • 不正指令電磁的記録とは? 開発者が自分の身を守るために知っておきたい法律知識【伏石ちゃんは意図に反したい】

                      CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

                        不正指令電磁的記録とは? 開発者が自分の身を守るために知っておきたい法律知識【伏石ちゃんは意図に反したい】
                      • (PDF) 永井善之「自己の運営するウェブサイトに、その閲覧者の電子計算機に仮想通貨(暗号資産)のマイニングをその同意なく実行させるコードを設置したことについて、不正指令電磁的記録保管罪の成立が否定された事例」新・判例解説Watch 刑法No.145

                        • Hiromitsu Takagi on Twitter: "ハア? 毎度ながらまたテキトーなコメントしとるなあ。日本では普通に不正指令電磁的記録供用罪。 https://t.co/cFshCyPFiM https://t.co/ATEUumq6Kx"

                          ハア? 毎度ながらまたテキトーなコメントしとるなあ。日本では普通に不正指令電磁的記録供用罪。 https://t.co/cFshCyPFiM https://t.co/ATEUumq6Kx

                            Hiromitsu Takagi on Twitter: "ハア? 毎度ながらまたテキトーなコメントしとるなあ。日本では普通に不正指令電磁的記録供用罪。 https://t.co/cFshCyPFiM https://t.co/ATEUumq6Kx"
                          • コインハイブへの機能的リンクは「保管」にあたるかーコインハイブ事件控訴審判決と不正指令電磁的記録保管罪 – iC弁護士 齋藤 理央

                            刑事弁護 コインハイブへの機能的リンクは「保管」にあたるかーコインハイブ事件控訴審判決と不正指令電磁的記録保管罪 2020.02.11 コインハイブ事件で保管の客体とされたプログラムについて コインハイブ事件に逆転有罪判決をくだした東京高等裁判所控訴審判決ですが、これまで無罪である事を前提に検討が必須ではない論点と捉え得たリンク相当情報の不正指令電磁的記録該当性について、検討なく有罪判決を下しています。 しかし、コインハイブプログラム本体の不正指令電磁的記録該当性を否定した場合は格別、これを肯定する場合さらにコインハイブ本体ではなくリンク相当のHTMLコードを不正指令電磁的記録と判断できるかというかなり大きな壁があり、無罪判決であれば格別、有罪としながらもこの壁を何の検討もなく飛び越えている点で、高裁判断はかなり問題があるように思われます。 不正指令電磁的記録保管罪の構成要件について ここ

                              コインハイブへの機能的リンクは「保管」にあたるかーコインハイブ事件控訴審判決と不正指令電磁的記録保管罪 – iC弁護士 齋藤 理央
                            • Yosuke HASEGAWA on Twitter: "log4jの脆弱性に関して実際に観測された攻撃や様々に難読化された攻撃パターンなどについて、本来であれば広く共有されたほうが脅威の理解や対策に役立つ情報が、日本国内では不正指令電磁的記録に該当するのではないかという懸念から表立っての共有が敬遠される様をいくつも見かけた。"

                              log4jの脆弱性に関して実際に観測された攻撃や様々に難読化された攻撃パターンなどについて、本来であれば広く共有されたほうが脅威の理解や対策に役立つ情報が、日本国内では不正指令電磁的記録に該当するのではないかという懸念から表立っての共有が敬遠される様をいくつも見かけた。

                                Yosuke HASEGAWA on Twitter: "log4jの脆弱性に関して実際に観測された攻撃や様々に難読化された攻撃パターンなどについて、本来であれば広く共有されたほうが脅威の理解や対策に役立つ情報が、日本国内では不正指令電磁的記録に該当するのではないかという懸念から表立っての共有が敬遠される様をいくつも見かけた。"
                              • 4月27日〜『Wizard Bible事件から考えるサイバーセキュリティ』という新しい本のクラウドファンディングが始まります。同人誌『Webセキュリティのミライ 不正指令電磁的記録問題に寄せて』を大幅バージョンアップし書籍化するプロジェクト。今回の本は私と @ipusiron さんの共著企画です! #技術書典

                                齊藤貴義@サイバーメガネ@練馬区光が丘と福島県相馬市で働くWebエンジニア@ChatGPT開発受託中 @miraihack 単著『スクレイピング・ハッキング・ラボ』(インプレスR&D) 職歴:メディカルネット→ティーカップ→インフォバーン→feedpath→オールアバウト→手嶋屋→ライブドア→enish→フルスピード→他。高校生クイズ選手権全国大会出場。Linuxユーザー。はてなブロガー。バツイチ。渋谷と福島県相馬市の2拠点生活。 hatebu.jp 齊藤貴義@サイバーメガネ@練馬区光が丘と福島県相馬市で働くWebエンジニア@ChatGPT開発受託中 @miraihack インプレスR&D『スクレイピング・ハッキング・ラボ』本日より発売となりました。AmazonのKindle版もダウンロードできる状態です。同人誌版より更に画像のスクレイピング、プロキシやTorを使った匿名スクレイピング、P

                                  4月27日〜『Wizard Bible事件から考えるサイバーセキュリティ』という新しい本のクラウドファンディングが始まります。同人誌『Webセキュリティのミライ 不正指令電磁的記録問題に寄せて』を大幅バージョンアップし書籍化するプロジェクト。今回の本は私と @ipusiron さんの共著企画です! #技術書典
                                • 不正指令電磁的記録:気になる情報セキュリティ用語 - 叡智の三猿

                                  刑法のひとつでいわゆるコンピュータ・ウイルスの作成、提供、供用、取得、保管行為による罰則です(不正指令電磁的記録に関する罪)。 ウイルス供用罪:正当な理由がないのに、コンピュータ・ウイルスを、その使用者の意図とは無関係に勝手に実行される状態にした場合や、その状態にしようとした行為。 ウイルスの取得・保管罪:正当な理由がないのに、その使用者の意図とは無関係に勝手に実行されるようにする目的で、コンピュータ・ウイルスやコンピュータ・ウイルスのソースコードを取得、保管する行為。 刑法には、コンピュータや電磁的記録を対象としたIT関連の行為を規制する条項がある。次の不適切な行為のうち、不正指令電磁的記録に関する罪に抵触する可能性があるものはどれか。 ア 会社がライセンス購入したソフトウェアパッケージを、無断で個人所有のPCにインストールした。 イ キャンペーンに応募した人の個人情報を、応募者に無断で

                                    不正指令電磁的記録:気になる情報セキュリティ用語 - 叡智の三猿
                                  • 【富山県警】「不正指令電磁的記録に関する罪」 における構成要件に関する開示結果について

                                    開示請求を行った内容 富山県警において刑法第百六十八条の二又は第百六十八条の三(不正指令電磁的記録に関する罪)に基づく取締り その他の運用を行うにあたり、どのような内容をもって犯罪行為とするかの構成要件等を記載した文書(具体例を含む) 開示対象となった文書は以下の10文書 ①不正指令電磁的記録に関する罪の取締りの推進及び取締りに当たっての留意事項について(平成31年2月15日付 警察庁丁情対発第108号、丁情解発第27号): 既に全面公開済み こちらを参照 ②刑法等の一部を改正する法律の施行に伴う不正指令電磁的記録に関する罪の取締りに当たって留意すべき事項について(連絡)

                                      【富山県警】「不正指令電磁的記録に関する罪」 における構成要件に関する開示結果について
                                    • 第198回国会 294 不正指令電磁的記録に関する罪の解釈に関する質問主意書

                                      質問答弁経過情報 (注)下記の表で内容 がない箇所は、現時点で情報が未定のもの、もしくは情報がないことが確定したものです。

                                      • 高木浩光氏が危惧する、「不正指令電磁的記録に関する罪」のずれた前提と善なるエンジニアが犯罪者にされかねない未来(Coinhive裁判解説 後編)

                                        高木浩光氏が危惧する、「不正指令電磁的記録に関する罪」のずれた前提と善なるエンジニアが犯罪者にされかねない未来(Coinhive裁判解説 後編):私たちは当事者なんです(3/3 ページ) 関連記事 被告弁護人と高木浩光氏は何と闘ったのか、そしてエンジニアは警察に逮捕されたらどう闘えばいいのか(Coinhive事件解説 前編) Coinhive、Wizard Bible、ブラクラ補導――ウイルス作成罪をめぐる摘発が相次ぐ昨今、エンジニアはどのように自身の身を守るべきか、そもそもウイルス作成罪をどのように解釈し、適用すべきか。Coinhive事件の被告人弁護を担当した平野弁護士と証人として証言した高木浩光氏が詳しく解説した 「『一回転』でググれ」と言ったら、逮捕されますか? 情報セキュリティの啓発を目指した、技術系コメディー自主制作アニメ「こうしす!」の@ITバージョン。第13列車は「不正指令

                                          高木浩光氏が危惧する、「不正指令電磁的記録に関する罪」のずれた前提と善なるエンジニアが犯罪者にされかねない未来(Coinhive裁判解説 後編)
                                        • 『事件番号 令和2(あ)457 事件名  不正指令電磁的記録保管被告事件 裁判年月日 令和4年1月20日 / 裁判例結果詳細 | 裁判所 - Courts in Japan』へのコメント

                                          世の中 事件番号 令和2(あ)457 事件名  不正指令電磁的記録保管被告事件 裁判年月日 令和4年1月20日 / 裁判例結果詳細 | 裁判所 - Courts in Japan

                                            『事件番号 令和2(あ)457 事件名  不正指令電磁的記録保管被告事件 裁判年月日 令和4年1月20日 / 裁判例結果詳細 | 裁判所 - Courts in Japan』へのコメント
                                          • スドー🦀 on Twitter: "モロさん一人を無罪にするのに不正指令電磁的記録一般の問題点を指摘するのはなぜなのか,という質問がありました。上告審だからです。憲法の議論が重要になります。条文自体が違憲である,あるいは条文自体は合憲でも緩く解釈すると違憲になるということを主張していかないとならない"

                                            モロさん一人を無罪にするのに不正指令電磁的記録一般の問題点を指摘するのはなぜなのか,という質問がありました。上告審だからです。憲法の議論が重要になります。条文自体が違憲である,あるいは条文自体は合憲でも緩く解釈すると違憲になるということを主張していかないとならない

                                              スドー🦀 on Twitter: "モロさん一人を無罪にするのに不正指令電磁的記録一般の問題点を指摘するのはなぜなのか,という質問がありました。上告審だからです。憲法の議論が重要になります。条文自体が違憲である,あるいは条文自体は合憲でも緩く解釈すると違憲になるということを主張していかないとならない"
                                            • 不正指令電磁的記録 (コンピュータウイルス) に関する罪の保護法益は「プログラムに対する社会一般の信頼」で「文書に対する公衆の信用」と同様だそうですが法学的にこうしたふわふわ表現でも良いのでしょうか?

                                              水谷 哲 (Satoshi Mizutani)さんの回答: 「社会一般の信頼」「公衆の信用」の部分でしょうか。 これは「ふわふわ表現」ではなく変数を定義しているだけです。 実際の出来事というインスタンスごとに、実状をバインドします。 通常は「常識」の内容をそのまま参照渡しします。 争う場合は証拠や証拠にもとづいた主張や反証で厳密に値を定めます。 税金や公害などの場合には、数字をハードコードすることもあります。 また定量的なものであっても、全部ハードコードするとは限りません。 刑法の場合は定性的なものが多く、変数を定義しておくだけの法律が大半です。 一部、年齢条件などハードコードされ...

                                                不正指令電磁的記録 (コンピュータウイルス) に関する罪の保護法益は「プログラムに対する社会一般の信頼」で「文書に対する公衆の信用」と同様だそうですが法学的にこうしたふわふわ表現でも良いのでしょうか?
                                              • 日本ハッカー協会セミナー「不正指令電磁的記録罪の傾向と対策」

                                                昨今、アラートループなど以前は問題ないとされていたプログラムでもIT技術者が逮捕・補導される危険が高まっている。その結果、IT技術者の勉強会や研究発表が自粛され、日本のIT技術者の萎縮を招いている。現在Coinhive裁判の被告側代理人を務める平野敬先生により、自分が巻き込まれたらどうしたらよいのかを語ってもらい...

                                                  日本ハッカー協会セミナー「不正指令電磁的記録罪の傾向と対策」
                                                • 『高木浩光@自宅の日記 - 総務省が不正指令電磁的記録罪の典型的誤解を再生産中、原因を絶たねばならない』へのコメント

                                                  ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有

                                                    『高木浩光@自宅の日記 - 総務省が不正指令電磁的記録罪の典型的誤解を再生産中、原因を絶たねばならない』へのコメント
                                                  • 令和2(あ)457 不正指令電磁的記録保管被告事件 令和4年1月20日 最高裁判所第一小法廷

                                                    本件公訴事実(訴因変更後のもの)の要旨は,「被告人は,インターネット上のウェブサイト『X』の運営者であるが,X閲覧者が使用する電子計算機の中央処理装置に同閲覧者の同意を得ることなく仮想通貨モネロの取引履歴の承認作業等の演算を行わせてそれによる報酬を取得しようと考え,正当な理由がないのに,人の電子計算機における実行の用に供する目的で,平成29年10月30日から同年11月8日までの間,X閲覧者が使用する電子計算機の中央処理装置に前記演算を行わせるプログラムコードが蔵置されたサーバコンピュータに同閲覧者の同意を得ることなく同電子計算機をアクセスさせ同プログラムコードを取得させて同電子計算機に前記演算を行わせる不正指令電磁的記録であるプログラムコード(以下「本件プログラムコード」という。)を,サーバコンピュータ上のXを構成するファイル内に蔵置して保管し,もって人が電子計算機を使用するに際してその意

                                                      令和2(あ)457 不正指令電磁的記録保管被告事件 令和4年1月20日 最高裁判所第一小法廷
                                                    • Webセキュリティのミライ 不正指令電磁的記録問題に寄せて:ミライ・ハッキング・ラボ

                                                      ◆注意 本書は技術書典6で頒布した書籍です。 紙媒体は完売したため、電子データのみの販売になります。 ◆技術書典「刺され!技術書アワード」大賞受賞 本書は、技術書典「刺され!技術書アワード」において大賞を受賞しました。 本書をアップグレードした内容である『Wizard Bible事件から考えるサイバーセキュリティ』が一般販売されました。 詳細は下記のWebページを参照ください。 https://hatebu.jp/entry/wizardbiblepublish https://peaks.cc/5FDFFA4C/wizard_bible_security ◆本書の内容 不正指令電磁的記録に関する罪は刑法168条で規定されている犯罪で、コンピュータに不正な動作をさせることを目的とした行為に関わる罪です。作成・提供・供用の3つの罪にわかれています。 ブラウザで仮想通貨をマイニングさせるCoi

                                                        Webセキュリティのミライ 不正指令電磁的記録問題に寄せて:ミライ・ハッキング・ラボ
                                                      • リーチサイト「はるか夢の址」刑事事件−著作権法違反、不正指令電磁的記録作成等判決(下級裁裁判例集)− : 駒沢公園行政書士事務所日記

                                                        駒沢公園行政書士事務所日記 美術・音楽・写真・デザイン・IT系の利用規約・著作権契約書作成、ライセンス監査業務を行う行政書士大塚大のブログ。 2004年開始。このブログでは主に著作権法・不正競争防止法、営業秘密保護、ライセンス契約にかかわる知財判決を取上げています。https://www.ootsuka-houmu.com なお、ブログの内容は加除訂正されることがあります。判決内容については、判決文をご確認ください。 最高裁判所HP 下級裁裁判例集より リーチサイト「はるか夢の址」刑事事件 大阪地裁平成31.1.17平成29(わ)4356著作権法違反、不正指令電磁的記録作成等PDF 大阪地方裁判所 第14刑事部 裁判官  飯島健太郎 *裁判所サイト公表 2019.ーー *キーワード:リーチサイト、刑事事件、併合罪 -------------------- ■事案 漫画などの書籍データの無断

                                                          リーチサイト「はるか夢の址」刑事事件−著作権法違反、不正指令電磁的記録作成等判決(下級裁裁判例集)− : 駒沢公園行政書士事務所日記
                                                        • Coinhive事件高裁判決文「不正指令電磁的記録が、電子計算機の破壊や情報の窃用を伴うプログラムに限定されると解すべき理由はない」

                                                          スドー🦀 @stdaux 「不正指令電磁的記録が、電子計算機の破壊や情報の窃用を伴うプログラムに限定されると解すべき理由はないし……消費電力や処理速度の低下等が、使用者の気付かない程度のものであったとしても、反意図性や不正性を左右するものではない」(p13) 2020-02-09 19:07:45

                                                            Coinhive事件高裁判決文「不正指令電磁的記録が、電子計算機の破壊や情報の窃用を伴うプログラムに限定されると解すべき理由はない」
                                                          • 【宮崎県警】「不正指令電磁的記録に関する罪」 における構成要件に関する開示結果について

                                                            【宮崎県警】「不正指令電磁的記録に関する罪」 における構成要件に関する開示結果について 開示請求を行った内容 宮崎県警において刑法第百六十八条の二又は第百六十八条の三(不正指令電磁的記録に関する罪)に基づく取締り その他の運用を行うにあたり、どのような内容をもって犯罪行為とするかの構成要件等を記載した文書(具体例を含む) 開示された文書 開示対象となった文書は以下の2文書 ①不正指令電磁的記録に関する罪の取締りの推進及び取締りに当たっての留意事項について(平成31年2月15日付 警察庁丁情対発第108号、丁情解発第27号): 既に全面公開済み こちらを参照 ②ウイルス罪相談対応マニュアル(宮崎県警) ウイルス罪相談対応マニュアル(宮崎県警) 6.84 MB Download 情報公開条例と公文書の取り扱い方法について 本サイト上に掲載されている公文書の取り扱い方法(例:保存・転載あるいは頒

                                                              【宮崎県警】「不正指令電磁的記録に関する罪」 における構成要件に関する開示結果について
                                                            • 不正指令電磁的記録に関する罪/ウイルス作成罪・供用罪とは? | 誹謗中傷弁護士相談Cafe

                                                              「ウイルス作成罪」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。 今回は、ウイルス作成罪やウイルス供用罪とはいったいどのような犯罪か、有罪となった場合にはどんな刑罰が科せられるのか、分かりやすく解説します。後半では具体的な事例も紹介していますので、是非お読みください。 ウイルスに関する犯罪とウイルス作成罪 ウイルス作成罪とは、正式には「不正指令電磁的記録に関する罪」という犯罪の一種です。 つまり、コンピュータ・ウイルスに関する犯罪のことです。 作成罪の他にも、ウイルス供用罪や取得罪などいくつかの種類がありますが、詳細は後ほどご紹介します。 私達の今の生活はパソコンやスマートフォンなどコンピュータなしでは成り立たないと言っても過言ではないのではないでしょうか。 日本でも急速に情報処理の高度化が進み、これに対応するため2011年に刑法が改正されました。 刑法に「不正指令電磁的記録に

                                                                不正指令電磁的記録に関する罪/ウイルス作成罪・供用罪とは? | 誹謗中傷弁護士相談Cafe
                                                              • Hiromitsu Takagi on Twitter: "日本では既に刑法の不正指令電磁的記録罪で解決している件。供用罪のみ成立し作成罪不成立の場合と、作成罪成立の場合、どちらも判決が出ている。 記事はGDPRを引き合いに出して問題解決の困難を述べているが、日本は刑法で解決したことを知っ… https://t.co/J75T2widuw"

                                                                日本では既に刑法の不正指令電磁的記録罪で解決している件。供用罪のみ成立し作成罪不成立の場合と、作成罪成立の場合、どちらも判決が出ている。 記事はGDPRを引き合いに出して問題解決の困難を述べているが、日本は刑法で解決したことを知っ… https://t.co/J75T2widuw

                                                                  Hiromitsu Takagi on Twitter: "日本では既に刑法の不正指令電磁的記録罪で解決している件。供用罪のみ成立し作成罪不成立の場合と、作成罪成立の場合、どちらも判決が出ている。 記事はGDPRを引き合いに出して問題解決の困難を述べているが、日本は刑法で解決したことを知っ… https://t.co/J75T2widuw"
                                                                • 「不正指令電磁的記録に関する罪」「会計の計算問題」「PPM」の解説 | IT study camp 〜よく分かるITパスポート試験の解説〜

                                                                  不正指令電磁的記録に関する罪とは? 「不正指令電磁的記録に関する罪」とは、コンピュータに、不正な指令を与える(使用者の意図とは関係なく、無関係に勝手に実行させる目的で)電磁的記録(コンピュータウィルス)などを作成、提供、取得、保管行為など、行うことに対して、罪として罰されることが、法律で定められています。なお、2011年の刑法改正(刑法168条の2及び、168条の3)で新設された犯罪類型です。 なお、「不正指令電磁的記録に関する罪」は、「ウィルス作成・提供罪」「ウィルス供用罪」「ウィルスの取得・保管罪」の罪があります。その詳細は次の通りです。 ・ウィルス作成・提供罪:正当な目的がないのに、使用者の意図とは無関係に勝手に実行させるようにする目的で、コンピュータ・ウィルスのプログラムを作成、提供する行為に対して罰せられます。3年以下の懲役又は、50万円以下の罰金が課せられる犯罪になります。 ・

                                                                  • N on Twitter: "学部生のレポートかな? 第254号 コインハイブ事件上告審判決 ~最一小判令和4年1月20日-不正指令電磁的記録保管被告事件 東京都立大学 客員教授 前田 雅英 https://t.co/d0Cu9KCFFF"

                                                                    学部生のレポートかな? 第254号 コインハイブ事件上告審判決 ~最一小判令和4年1月20日-不正指令電磁的記録保管被告事件 東京都立大学 客員教授 前田 雅英 https://t.co/d0Cu9KCFFF

                                                                      N on Twitter: "学部生のレポートかな? 第254号 コインハイブ事件上告審判決 ~最一小判令和4年1月20日-不正指令電磁的記録保管被告事件 東京都立大学 客員教授 前田 雅英 https://t.co/d0Cu9KCFFF"
                                                                    • 不正指令電磁的記録に関する罪の解釈に関する質問主意書

                                                                      不正指令電磁的記録に関する罪の解釈に関する質問主意書 不正指令電磁的記録に関する罪(刑法第一六八条の二)についての大コンメンタール刑法の解説を参照すると、同罪の「その意図に沿うべき動作をさせず、又はその意図に反する動作をさせるべき」との要件について、 「不正指令電磁的記録に関する罪は、電子計算機のプログラムに対する社会一般の信頼を保護法益とするものであるから、あるプログラムが使用者の「意図に沿うべき動作をさせず、又はその意図に反する動作をさせる」(中略)ものであるか否かが問題となる場合における、その「意図」についても、そのような信頼を害するものであるか否かという観点から規範的に判断されるべきであると考えられる。すなわち、その「意図」については、個別具体的な使用者の実際の認識を基準として判断するのではなく、当該プログラムの機能の内容や機能に関する説明内容、想定される利用方法等を総合的に考慮し

                                                                      1