衆議院予算委員会で1月28日、安倍晋三首相の地元事務所が「桜を見る会」に支援者らを幅広く会に招待した問題が取り上げられ、安倍首相が「(会への参加者を)募集ではなく、募っているという認識」と答弁する一幕があった。 続きを読む
自民党の政治資金パーティー裏金事件で、衆院に続き3月14日には参院でも政治倫理審査会(政倫審)が開かれた。これは参院の歴史上、初めてのことだ。 【表情に注目】政倫審に向かう世耕氏 「橋本聖子元五輪担当相、西田昌司参院議員、そして安倍派5人衆のひとりである世耕弘成前参院幹事長が出席しました。注目されたのは世耕氏です。安倍派は2022年4月に幹部会で還流廃止の方針が決まりましたが、その後の8月、再び幹部会が開かれ還流について協議され、そこで復活が決まったと言われています。 世耕氏はその会議に出席していますから、『なぜ還流が決まったのか』を知るキーパーソンとされていました。 しかし、『8月の会合で現金還付の復活が決まったことはない』『(なぜ復活したか)残念ながら分からない』という答弁に終始、またしても政倫審はセレモニーで終わりました」(政治担当記者) そうしたなか耳目を集めたのが、自民党和歌山県
10月からの消費税10%への引き上げを間近に控え、そもそも懐が寒い庶民の間では駆け込み需要に目立った動きが見られない一方、珍しい現象が起きている。企業の「駆け込み減資」が急増しているのだ。 この機会にキャッシュレス決済の普及をもくろむ政府は、増税対策として、10月から来年6月までキャッシュレス決済時に2~5%のポイントを還元する制度の実施を決定。これは売り上げの落ち込みが予想される中小企業の支援策を兼ね、ポイント還元制度の対象は「資本金5000万円以下または従業員50人以下」の中小事業者に限る。 そこで、百貨店やスーパーなどの小売業を中心に資本金を5000万円以下に減らして「中小企業」になる事例が続出しているという。 「今年1月から8月で小売業の減資は471件が確認され、前年同期の286件から6割以上も増えました。18年は通年で434件、17年は424件だったので、今年はすでにそれを上回る
悪いのは全部秘書!世耕弘成氏「報告ない」「裏金支出ない」「議員やめない」であふれる憤激…理事長を務める近大教職員組合は「なぜか秘書を訴えない」 社会・政治 投稿日:2024.01.21 15:45FLASH編集部 自民党安倍派「5人衆」の一人、世耕弘成・前参院幹事長が、派閥の裏金事件をめぐり、収支報告書不記載について「秘書に任せきり」と説明したことが波紋を広げている。 1月19日、世耕氏は会見で、派閥から受けた政治資金パーティー収入のキックバック総額が、2018年からの5年間で1542万円だったと明らかにしたうえで、こう釈明した。 関連記事:安倍首相の腰巾着「萩生田光一」のリーゼント番長時代【写真あり】 「秘書に任せきりにしていた。秘書が私に報告しないまま、政治資金収支報告書の簿外で管理していた還付金について、把握することができなかった」 さらに世耕氏は、不記載分は「政治活動に使った」とし
「解散がないなら、ここまで焦って決めることもなかった。今回も二階(俊博元幹事長)氏の勝利で、世耕(弘成参院幹事長)氏はカリカリしている」 【写真】再逮捕された「美人すぎる寝屋川市議」の写真集全カット こう話すのは、和歌山県の自民党県議。公職選挙法改正で「10増10減」で選挙区が1減となる和歌山県。新和歌山1区と新和歌山2区の動向が注目されていたが、自民党和歌山県連は、6月13日、1区に参議院議員で鶴保庸介元沖縄及び北方対策大臣、2区は二階俊博元幹事長の擁立を決めた。 現在の2区が地元の、元総務相で石田真敏氏は比例区にまわり、上位で処遇されるように党本部に上申するという。そして、和歌山県内でもう一人の国会議員は世耕氏である。 この豪華なメンバーが、新しい区割りになった2つの選挙区でしのぎを削っていたのだ。特に激しい争いをしていたのが、二階氏と世耕氏だ。 二階氏は新和歌山2区の決定が出ると「当
自民党の世耕弘成参院幹事長は6日の参院本会議の代表質問で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と同党との関係について 「『日本人は贖罪(しょくざい)を続けよ』として多額の献金を強いてきたこの団体の教義に賛同するわが党議員は一人もいない」と述べた。 【表でみる】旧統一教会と関わりが明らかになった主な政治家 世耕氏は「教団などが主張する一部の政策がたまたまわが党の政策と同一だったことはあるかもしれないが、信者数万人と言われる一宗教団体が政策決定に影響を与えることはありえない」と指摘した。 取り沙汰されている自民議員への旧統一教会の選挙支援に関しては「相手からの申し出でボランティア支援を受けてしまい、その延長でメッセージを送ったり、あいさつをしたりしたことに尽きる」としたうえで、「社会的に問題のある団体に結果として箔(はく)づけをすることになり、真摯(しんし)に反省をしなければならない。岸田文雄首
検察はわざとこのタイミングを狙ったのだろうか──。自民党派閥の裏金事件をめぐり、2日に一斉に報じられた萩生田光一前政調会長と世耕弘成前参院幹事長(離党)の不起訴処分のことだ。 萩生田氏は2018年からの5年間で2728万円、世耕氏は同期間に1542万円を安倍派からキックバック(還流)されていたのに政治資金収支報告書に記載しなかったとして、政治資金規正法違反容疑で刑事告発されていた。結局、東京地検特捜部は2日、2人とも「嫌疑不十分」で不起訴としたのだ。 「フザケルナ!」萩生田光一氏が自民安倍派で総スカン 裏金処分でのズルい立ち回りはもう限界 ゴールデンウイーク中で報道機関は取材が手薄。不起訴の事実が短く報じられただけだったが、この処分にネットは大炎上した。2日夜から3日にかけて、「萩生田光一」や「東京地検特捜部」がX(旧ツイッター)のトレンド入り。〈巨悪を見て見ぬふりする東京地検特捜部を誰か
世耕弘成経済産業相は9日の閣議後会見で、韓国の文在寅大統領が日本の輸出規制撤回を求めたことに関し、現時点で撤回の考えがないことをあらためて示した。写真は韓国の港湾都市平沢の半導体工場で2008年3月撮影(2019年 ロイター/Lee Jae-Won) 世耕弘成経済産業相は9日の閣議後会見で、韓国の文在寅大統領が日本の輸出規制撤回を求めたことに関し、現時点で撤回の考えがないことをあらためて示した。文大統領が併せて求めている日韓両政府の協議に関しても「適切な輸出管理上の措置で、協議の対象ではない」と述べ、否定的な考えを示した。 日本側の輸出規制について韓国当局から事実確認を求められていることには「事務レベルで対応する」と語った。 一方、世耕氏は、世界貿易機関(WTO)の紛争解決手続きを巡って「2国間協議の要請を受けたという事実はない」と強調。韓国向けの輸出規制強化は「国際合意に基づいた『不断の
自民党の世耕弘成参議院幹事長の資金管理団体が、関西電力の経営幹部らに金品を渡していた福井県高浜町の元助役が関係する会社の社長から合わせて600万円の献金を受けていたことが分かりました。 世耕氏の事務所は「純粋な個人の支援者からの献金であり、返金する考えはない」としています。 政治資金収支報告書によりますと、世耕氏の資金管理団体「紀成会」は平成27年までの4年間、兵庫県高砂市のメンテナンス会社「柳田産業」の社長から毎年、個人献金の上限の150万円、合わせて600万円の献金を受けていました。 「柳田産業」は関西電力の経営幹部らに3億円を超える金品を渡していた高浜町の森山栄治元助役が以前、相談役を務めていて工事経歴書によりますと、関西電力や子会社から昨年度までの5年間で149億円余りの原発関連の工事を受注していました。 NHKの取材に対し世耕氏の事務所は「純粋な個人の支援者からの献金でありお断り
河井克行前法務大臣と妻の案里議員が逮捕された選挙違反事件で、逮捕容疑となった現金の提供先の中に含まれている広島県三原市の天満祥典市長が三原市議会の議長に辞職の意向を伝えたことがわかりました。 前の法務大臣の河井克行容疑者(57)と妻で参議院議員の案里容疑者(46)は去年7月の参議院選挙をめぐって、地元議員らに票の取りまとめを依頼し報酬として現金を配ったとして公職選挙法違反の買収の疑いで逮捕され、検察当局は地元議員や後援会幹部など94人におよそ2570万円を配った疑いがあるとみて捜査を進めています。 現金が配られた疑いがある94人の中には三原市の天満祥典市長が含まれていることが関係者への取材でわかっていますが、天満市長は現金の授受を否定しています。 25日、三原市議会の仁ノ岡範之議長が市役所で取材に応じ、天満祥典市長から24日夜、辞職の意向を口頭で伝えられたとしたうえで、「市長の意向を受理し
自民党・安倍派のキックバックをめぐり、安倍派幹部の西村議員と世耕議員は29日、2022年3月に幹部会合があったことを初めて認めました。一方で「キックバックについては話し合ってない」としています。 自民党・世耕前参院幹事長 「議長公邸において、細田議長、安倍会長、西村事務総長、私で打ち合わせが行われたという記録が出てまいりました。派閥のパーティーについては全く議論していません」 安倍派の前の事務総長・西村康稔氏と前の参院幹事長・世耕弘成氏は、それぞれ記者団に対し、キックバックの中止が決まる前の2022年3月、安倍元総理と細田前衆議院議長の4人で会談したことを認めました。 ただ、その年の夏に予定されていた参議院選挙についての会合で、キックバックについては一切、話し合われなかったということです。 世耕氏は今月行われた政治倫理審査会では、「スケジュール表にも記憶にも残っていない」と説明していました
参院政治倫理審査会を終え、記者団の取材に応じる自民党の世耕弘成前参院幹事長=国会内で2024年3月14日午前11時54分、竹内幹撮影 14日の参院政治倫理審査会(政倫審)で、世耕弘成・前自民党参院幹事長はパーティー券収入のキックバック(還流)について「秘書に任せていたので知らなかった」などと、あいまいな説明に終始した。これに対し、公明党議員は過去のX(ツイッター)での投稿を取り上げて矛盾を追及。連立政権を組む与党から「ブーメラン」が飛んできた形だ。 【写真】世耕氏、過去に何書いた? 追求された投稿 世耕氏は自民党が野党だった2010年1月、当時民主党の幹事長だった小沢一郎氏の資金管理団体を巡る政治資金規正法違反事件に関連し、Xで「私の事務所は初当選以来、1円単位できちんと記帳しています」とアピール。2月には「収支報告時には、貴重な限られた時間を犠牲にして、担当秘書にひとつひとつ質問しながら
安倍晋三首相主催「桜を見る会」の招待状発送を内閣府が外部委託したさいの「仕様書」について、政府は29日、内閣府の正式な文書だと認めました。「仕様書」は、日本共産党の田村智子議員が内閣府から提出を受け、25日の参院行政監視委員会で取り上げたもの。政府は自らの提出資料であるにもかかわらず、「仕様書」に記された「総理・長官等の推薦者(60、61、62、63)」の意味は「分からない」などと確認を拒否してきました。 (写真)内閣府が業者に委託した2016年の「桜を見る会」招待状の発送業務の仕様書。本紙がつけた下線の部分には、「総理・長官等の推薦者」「与党推薦者」に60台の番号を指定した記述がある=内閣府提出 自民党の森山裕国対委員長は29日、立憲民主党の安住淳国対委員長と会談し、「仕様書」は「内閣府として提出した資料だ」と、政府の説明を伝達。招待状の区分番号についても「招待状の発送を効率的に行うため
首相答弁について、ホテル側は本紙の取材に対し、「(首相側に)一般論として答えたと説明したが、例外があったとは答えていない。主催者に明細書を提示しないケースはなく例外はない」と電子メールで回答した。 この日の質疑で、立憲民主党の辻元清美氏は二〇一三、一四、一六の各年の懇親会場となったANAインターコンチネンタルホテル東京に、一三年以降の七年間に同ホテルで開かれたパーティー・宴席について質問し、電子メールで回答があったと紹介した。 メールの文面によると、ホテル側は(1)パーティー主催者には明細書を発行する(2)金額を手書きし、宛名を空欄にした領収書は発行しない(3)ホテル主催でない数百人規模の宴会で、参加者個人から会費形式で代金は受け取らない。主催者がまとめて支払う(4)主催者が政治家や関連団体である場合に、これらの対応を変えたことはない-と答えた。
悪質なマルチ商法だとして二〇一七年に消費者庁から業務停止命令を受けた暗号資産(仮想通貨)販売会社「48(よつば)ホールディングス」(札幌市中央区)の役員が、「桜を見る会」に出席した際の写真が、組織的に会員勧誘に使われていたことが、関係者の話で分かった。前日に安倍晋三首相の後援会が東京都内で開いた「前夜祭」で、安倍首相夫妻と写った写真も会員間に出回っており、会員は「写真を見せると『すごいね』となり、信用してくれた」と話している。(石井紀代美) 48社は、一五年十二月、新しい仮想通貨だとする「クローバーコイン」の販売を開始。購入した会員が新規会員を勧誘すると報酬が出るマルチ商法だった。「購入すれば一カ月半後には十倍に値上がりする」などとして会員数を伸ばし、一七年七月時点で会員は約三万五千人だった。 本紙の取材に応じた東海地方の女性会員によると、一六年に上位会員が開いたセミナーで、48社役員(当
物価高を受けて、自民党の世耕参議院幹事長は、今後も電気料金や食料品の値上がりが続く場合、十分な経済対策を講じるため補正予算案を編成する必要があるという考えを改めて示しました。 物価高に対応するため、岸田総理大臣はガソリンなどの燃料油の高騰対策をまとめた上で、電気やガス料金への対応も含めた追加の経済対策を検討する考えを示しています。 これについて自民党の世耕参議院幹事長は徳島市での講演で「当面は予備費で対応できるが、寒くなれば電気代も心配になるし、ウクライナでの戦争が続き食料品が値上がりするなら補正予算案を編成して国民の不安に応えることが重要だ」と強調しました。 一方、世耕氏が所属する安倍派で当面は会長を置かずに運営していく方針が決まったことをめぐり、会長の選出には今後2、3年かかるという見通しを示した上で「派閥が分裂すれば政治の混乱につながるので、暫定的でも団結していく」と述べました。
自民党の森山裕総務会長は11日、派閥裏金事件で離党勧告処分を受けた世耕弘成前参院幹事長(和歌山選挙区)が改選になる来年の参院選で、対抗馬擁立を見送るべきだとの考えを示した。和歌山市で開いた党の政治刷新車座対話で「実績や今後を考えれば、しかるべき対応があっていい」と述べた。世耕氏は党公認を得られない見通しだ。 【写真】拘置所に向かう田中角栄氏 昔はもっと国会議員を捕まえていた 東京地検特捜部が逮捕、起訴した主な国会議員と事件 森山氏は記者団の取材に、自身が2005年の郵政選挙で公認を得られず刺客候補を送り込まれた経験に触れ「それで本当に良かったのかといまだに思う。県連に委ねるが、賢明な判断をお願いしたい」と求めた。 自民は衆院選の和歌山1区で鶴保庸介元沖縄北方担当相がくら替えを断念し、2区は二階俊博元幹事長が不出馬を決め、県内候補が不在の状況。森山氏は車座対話で、来年の参院選対応と合わせて「
参院本会議での代表質問が25日始まり、自民党の世耕参院幹事長は、岸田首相の決断力と発信力について、異例の苦言を呈した。 【画像】「弱さを感じる」首相を異例の酷評 世耕氏は「残念ながら岸田首相の決断と言葉についてはいくばくかの弱さを感じざるを得ない」と述べ、今回の減税にまつわる一連の動きでその弱さが顕著に露呈したと指摘した。 具体的には、9月25日に岸田首相が税収増の国民への還元を表明した際についてとりあげ「還元という言葉がわかりにくかった。自分で決断するのではなく検討を丸投げしたように国民に映った。総理のパッションが伝わらなかった」と苦言を呈した。 さらに世耕氏は「還元という言葉がひとり歩きして、給付なのか減税なのか様々な憶測を呼び、世の中に対しても総理が何をやろうとしているのか、全く伝わらなかった」と続け、生活困窮者への給付と所得減税で対応すると述べていたら、多くの国民も岸田首相の姿勢を
自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、会談に臨む(右から)岸田首相、麻生副総裁、茂木幹事長=2日午後、国会 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で、岸田文雄首相ら党執行部は2日、安倍派の衆院側、参院側でトップだった塩谷立、世耕弘成両氏に対し党則に基づく離党勧告処分を科す方針を固めた。首相が麻生太郎副総裁、茂木敏充幹事長らと国会内で会談し、確認した。同派幹部を務めた下村博文、西村康稔両氏に選挙非公認より1段階重い党員資格停止1年を科し、高木毅、松野博一両氏に同6カ月を科す案も示された。4日の党紀委員会で最終的に決まる。関係者が明らかにした。 裏金処分39人、党紀委要請 不記載500万円超で 首相は裏金問題に対する厳しい世論を踏まえ、安倍派幹部に当初想定より重い処分を科す判断に傾いたもようだ。ただ党内には異論もあり、調整を続ける。官邸で記者団に「手続きを経て厳しく判断したい」と述べ、
自民党安倍派による政治資金パーティー収入の裏金化疑惑を受け、同派の世耕弘成参院幹事長は辞任する意向を固め、政権関係者に伝えた。 【主な経歴】浜田 靖一(はまだ やすかず)氏 松野博一官房長官ら閣僚4人、萩生田光一政調会長、高木毅国対委員長も交代する見通しで、岸田文雄首相は高木氏の後任に浜田靖一前防衛相を充てる方向で検討に入った。14日にも閣僚などの後任を決定したい考えだ。 首相は13日、麻生太郎副総裁、茂木敏充幹事長ら党四役と会談し、今後の対応を協議した。 4閣僚は松野氏のほか、西村康稔経済産業相、鈴木淳司総務相、宮下一郎農林水産相。松野、西村、世耕、萩生田、高木各氏は政治資金パーティー収入の還流を受け、収支報告書に記載していなかった疑いがある。 首相は副大臣5人も交代させる方針だ。萩生田氏は近く辞表を提出する見通しだが、首相は今月下旬の2024年度予算案決定後に受理する方向で検討している
自民党の世耕弘成前参院幹事長の求心力が急降下している。14日の参院政治倫理審査会(政倫審)では、安倍派(清和政策研究会)の参院側のトップとして同派のパーティー収入不記載事件の経緯を尋ねられたが「記憶にない」を連発し、身内からも不審の目を向けられた。露出の多い衣装の女性ダンサーを招いた党和歌山県連主催の会合を巡っては、出席した自身の秘書を厳重注意したことも明かした。衆院に転出して首相を目指すという目標にも黄信号がともっている。 【写真】「きわどいサービス」で有名だった女性ダンサーチーム さまざまなコスチュームがあるという ■西田氏「調べて報告する責任がある」 「私自身は参院への連絡役の立場との認識から、派閥全体のお金に関わることに口をはさむのは良くないと思った。積極的に(確認を)しなかったことを大変後悔し、反省している」 世耕氏は政倫審で、安倍派のパーティー券の販売ノルマの超過額を還流した経
「今回の自民党裏金疑惑は、倫理の底が抜けた、非常識極まりない行為。法律違反であり、明確な犯罪行為」 【写真】裏金疑惑で理事長の世耕弘成氏を真っ向追及! 近畿大教職員組合「X」への支持ジワリ 自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件を巡り、市民有志でつくる「自民党ウラガネ・脱税を許さない会」(藤田高景代表)が1日に参員議員会館で開いた会見。同会はこの日、最大派閥「安倍派」(清和政策研究会)の幹部ら10人を所得税法違反(脱税)の疑いがあるとして、東京地検に告発状を提出。出席者から検察や税務当局に対して厳罰処分を求める声が上がる中、作家で反貧困活動家の雨宮処凛さんが最初に切り出した言葉は、告発された安倍派幹部の一人である世耕弘成前参院幹事長(61)に対する“感慨”だった。 「生活保護費の引き下げ、その旗振り役だったのが世耕さんでした」 第2次安倍政権発足以降の2013年頃から、様々な生活弱者支援
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