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  • Python 3.12で増えた並列処理と、これまでの並列処理の挙動を比べてみる - Qiita

    この記事ですることを3行で Pythonの標準ライブラリでできる並列実行を、あらためて総当たりで速度比較しよう ウォーターフォールチャートで、それぞれの並列処理の処理時間の特徴を可視化しよう boto3の実行をモデルケースにして、どの並列処理が一番早いのかを調べよう この記事の結論を先に Python 3.12から本格的に使えるようになったサブインタープリターは、CPUで実行する処理について言えば、従来のサブプロセスよりも高速 boto3の実行は、サブインタープリターよりも署名付きURLの非同期実行のほうが速い → S3からの10ファイルの取得であれば、実行時間を90%削減できます → Bedrockの3回実行であれば、実行時間を60%削減できます 今回使ったソースコードはこちらに置いています。 お手持ちの環境で再実行できるようにしていますので、気になる方はぜひ。 どうしてこの記事を書くの

      Python 3.12で増えた並列処理と、これまでの並列処理の挙動を比べてみる - Qiita
    • C言語向けコルーチン非同期 I/O ライブラリ neco を使ってみた。

      はじめに C言語でコルーチンを扱う方法は色々ありますが、専用の命令を専用の記述方法で実装しなければならなかったりなど、あまりとっつきやすいものではありませんでした。 今日 X/Twitter のタイムラインで見付けた neco はまさにそんな悩みを解消できる物でした。 neco とは neco はコルーチンを使った非同期 I/O ライブラリです。 コルーチン: 開始、スリープ、一時停止、再開、移譲、および結合。 同期: チャネル、ジェネレータ、ミューテックス、条件変数、および待機グループ。 デッドラインとキャンセルのサポート。 ファイルディスクリプタを使った Posix フレンドリーなインターフェース。 ネットワーク、シグナル、ランダムデータ、ストリーム、およびバッファ付き I/O の追加 API。 公正かつ決定論的なスケジューラを備えた軽量ランタイム。 高速なユーザースペースのコンテキス

        C言語向けコルーチン非同期 I/O ライブラリ neco を使ってみた。
      • GitHub - tidwall/neco: Concurrency library for C (coroutines)

        Coroutines: starting, sleeping, suspending, resuming, yielding, and joining. Synchronization: channels, generators, mutexes, condition variables, and waitgroups. Support for deadlines and cancelation. Posix friendly interface using file descriptors. Additional APIs for networking, signals, random data, streams, and buffered I/O. Lightweight runtime with a fair and deterministic scheduler. Fast use

          GitHub - tidwall/neco: Concurrency library for C (coroutines)
        • PythonのマルチスレッドWSGIサーバーの選定 - methaneのブログ

          今までuWSGIをシングルスレッド、マルチプロセスで使っていたのだけれども、昔に比べて外部のAPI呼び出しが増えているのでマルチスレッド化を検討している。 uWSGI uWSGIでマルチスレッドを有効にした時は、各workerスレッドがacceptする形で動作する。スレッド数以上の接続をacceptすることがないので安心。 プロセス内のスレッド間ではmutexで排他されて、同時にacceptを実行するのは1スレッドのみに制限されている。つまりthendering herd問題はプロセス間でしか起こらない。マルチスレッド化でプロセス数はむしろCPUコア数まで減らせるので、thendering herd問題はむしろ今よりも軽減できる。(ちなみにプロセス間でもロックしてthendering herdを許さないオプションもあるけど、プロセス間同期は怖いので使っていなかった。) ただしuWSGIのマ

            PythonのマルチスレッドWSGIサーバーの選定 - methaneのブログ
          • Pythonの非同期処理の基礎とOpenAI APIへ並列リクエストする実践例

            こんにちは、commmuneでデータサイエンティストをしているひぐです。 人間が苦手なマルチタスクをLLMに任せたら、効果的に処理してくれるのではないか?というモチベーションのもと、Pythonの非同期処理を使って並列かつストリーミングでChatGPTの回答を出力するアプリを作りました🤖 例えば下記は、ある課題を入力すると、深さ・広さ・構造・時間軸という異なる観点で解像度を上げてくれるアプリケーションです。 アプリに関する登壇資料↓ このアプリ作成にあたってPythonの非同期処理を勉強したところ、最初は多くの専門用語(コルーチン、イベントループ...)や独自の記法により、全体像をつかむのに苦戦しました。一方で、学んでみると予想以上にシンプルな記法で実装できること、そして応用範囲が広くて便利だと理解しました。 この記事では、そんな少し取っつきにくけど便利なPythonの非同期処理にフォー

              Pythonの非同期処理の基礎とOpenAI APIへ並列リクエストする実践例
            • Pythonにasyncioってあるけどよく知らなかったので調べた

              1.はじめに Pythonのasyncioは、async・await構文を利用して並行処理を行うため公式ライブラリです。 筆者はいくつかのライブラリでasync・awaitまたはasyncioなるキーワードを目にしつつも、理解を後回しにしてきました。この度一念発起して情報を整理し、同じような人たちのために情報をまとめました。 まず、asyncioの基本的な使い方を改めて整理しました。 特に、並行処理のタスク遷移と例外周りについて、パッと検索した範囲ではあまり情報が見つからなかったため、深掘りしてまとめました。 執筆当時の検索結果では、asyncioの古い書き方や機能を利用しているものも多くありました。この記事ではなるべく執筆現在の最新バージョン(Python 3.11)で推奨されている書き方でサンプルを作ってあります。 ただし、asyncioについて色々と書いたものの、async・awai

                Pythonにasyncioってあるけどよく知らなかったので調べた
              • シングルスレッドやマルチプロセスなどの並行処理の話について、 すぐに忘れてしまいます。 どうしたらもっと知識が定着すると思いますか? 色んなライブラリーでAPIサーバーを立ててパフォーマンスの差などを見てみたりするのですが、結局よくわかりませんでした。 | mond

                シングルスレッドやマルチプロセスなどの並行処理の話について、 すぐに忘れてしまいます。 どうしたらもっと知識が定着すると思いますか? 色んなライブラリーでAPIサーバーを立ててパフォーマンスの差などを見てみたりするのですが、結局よくわかりませんでした。 フレームワークに頼って実装していると、そのフレームワークが内部でどの様な仕組みで並列または並行処理しているのかが理解できず、ただ使っているだけの状態になり得ます。 フレームワークの設計者からすると、プログラマがそれらを気にしなくても利用できるというのがプロジェクトのゴールでもあるので、それはそれで正しいのですが「並列処理」や「並行処理」を理解したいというモチベーションでは逆にそれが邪魔をしてしまうかもしれません。 並行処理や並列処理を学ぶのであれば、API サーバ等といった物ではなく、コード片で学び始めるのが良いと思います。 例えば Rub

                  シングルスレッドやマルチプロセスなどの並行処理の話について、 すぐに忘れてしまいます。 どうしたらもっと知識が定着すると思いますか? 色んなライブラリーでAPIサーバーを立ててパフォーマンスの差などを見てみたりするのですが、結局よくわかりませんでした。 | mond
                • Python3.12で新たにサポートされたsub-interpretersの紹介 | gihyo.jp

                  門脇(@satoru_kadowaki)です。11月の「Python Monthly Topics」は、Python 3.12の新機能であるsub-interpretersについて紹介します。 2023年10月2日に「 Python 3.12.0 」がリリースされました。今回も気になる新機能が多く、本記事で紹介するsub-interpretersもPythonで並列処理を行うための新機能です。 Python 3.12の新機能については以下のリンクを参照してください。 What’s New In Python 3.12 -Python 3.12.0 Documentation 本記事ではPythonにおける並列実行のこれまでと、sub-interpretersが現状どのように使用できるかについて説明します。 なお、執筆にあたり先日開催されたPyCon APAC 2023において、sub-in

                    Python3.12で新たにサポートされたsub-interpretersの紹介 | gihyo.jp
                  • Rustによる並列処理でDynamoDBへのデータ投入を20倍高速化してみた

                    はじめに 言語として高速だと謳われているRust。そのRustを使用してDynamoDBへのデータ登録処理を直列処理と複数の並列アルゴリズム処理で速度比較してみました。 DynamoDB DynamoDBは公式で以下のように謳われています。 Amazon DynamoDB の応答時間は 1 桁ミリ秒で、最も要求の厳しいアプリケーションでも一貫してこのパフォーマンスを発揮できます。例を挙げると、2022 年の Amazon プライムデーに Amazon DynamoDB は、1 桁ミリ秒のパフォーマンスで、数兆回の API コールに対して 1 秒あたり 1 億 520 万件のリクエストを確実に処理しました。 上記だけみると爆速のようにも思われますが、読み込みと書き込み双方に以下の制限があります。 BatchWriteItemのデータ投入は1回で25リクエストまで、Queryのデータ取得は1回

                      Rustによる並列処理でDynamoDBへのデータ投入を20倍高速化してみた
                    • C++でジョブシステムを作ってみる(1)

                      ジョブシステム (Job System) ゲームエンジンの勉強をしているとジョブシステムの話がよく出てくるので、実際にC++20で実装してみました。マルチスレッドに慣れていないため、正しいアプローチである確信はありません。重要なミスがあったら教えていただけると助かります。 コードは標準ライブラリにある機能は素直に使い、シンプルな実装を目指します。また、この記事の全てのコードはパブリックドメインとします。 これから、3つのステップでジョブシステムを実装していきます。 ジョブを並列実行する機能 ジョブ同士に依存関係を設定する機能 大きなジョブを分割して並列化する機能 この記事ではステップ1の最も基本的なジョブシステムを実装することを目標にします。 実装に入る前に、雰囲気を伝えるために、各ステップにおけるインターフェイスを示します。 // スレッド数4としてジョブシステムを作成 JobSyste

                        C++でジョブシステムを作ってみる(1)
                      • [Python] Boto3でのスレッドセーフまとめ。3種類のオブジェクトこれだけ覚えておけばOK | DevelopersIO

                        基本的にはclientが唯一の(マルチスレッドにおける)スレッドセーフなオブジェクトです。しかしネットワーク実装の関係から、マルチプロセスでは使用しないのが無難なようです。つまりマルチプロセスでは、すべてのBoto3オブジェクトは共有できません。 clientについて補足 clientはそのまま使用する分にはスレッドセーフですが、一部注意しなければいけない点があります。こちらをドキュメントから引用します。 Shared Metadata: Clients expose metadata to the end user through a few attributes (namely meta, exceptions and waiter_names). These are safe to read but any mutations should not be considered thr

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                        • 並列処理がとても苦手なPythonはプロセスを分けよう コードを書く時に意識したい2つのTipsと2つの落とし穴

                          Go、Python、Kotlin、Rust、TypeScript の5つの言語について「並列処理、並行処理の手法」というテーマに絞り解説する「並列処理をGo/Rust/Kotlin/Python/JSで解説!思想の違いを体感しよう」。Python編では橘氏が登壇。Pythonで並列処理を行う際の設計方針と、実装上の癖について話します。 西川氏の自己紹介 西川大亮氏(以下、西川):ここからはPython編の「ちょっとしたデータ分析の並列化」というタイトルで、西川から話します。 GOに勤める西川です。今やっているのは、タクシーやハイヤーの営業支援。「お客さんを乗っけていない時間、どこを走ったらいいの?」とか「どういうところで待っていたら注文来やすいの?」というところのナビをする、「お客様探索ナビ」というサービスのいろいろなことをしています。小さなサービスなのでいろいろやっている感じですね。 P

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                          • ペペロンチーノで学ぶ非同期プログラミングによる並行処理 - Qiita

                            非同期プログラミングについて、イメージだけを超速で掴むための記事を書きました。非同期プログラミングが全くわからない人、具体的には、「async await ってなに……?」「for 文で実行していくのと何が違うの……?」レベルの人を想定しています。 非同期プログラングって何? 同期的じゃないプログラミングです。同期的ということは、プログラムが上から下に順々に実行されるということです。つまり、普通のプログラムはだいたい同期的です。言い換えれば、非同期プログラミングは順番が入れ替わる(可能性)のあるプログラムです。なぜそんなことをするかについては後述します。 ペペロンチーノを作りたい あなたはペペロンチーノを作りたいとします。以下のタスクが必要です。 パスタを茹でる(5 分) ニンニクを切る(1 分) ソースを作る(4 分)、ただしニンニクを切っている必要がある 盛り付けをする(0 分)、ただ

                              ペペロンチーノで学ぶ非同期プログラミングによる並行処理 - Qiita
                            • Goルーチンとチャネルを使用した並行・並列処理 具体的なコードをよく起こるトラブルとともに紹介

                              Go、Python、Kotlin、Rust、TypeScript の5つの言語について「並列処理、並行処理の手法」というテーマに絞り解説する「並列処理をGo/Rust/Kotlin/Python/JSで解説!思想の違いを体感しよう」。Go編では森下篤氏が登壇。Goの並列・並行処理のやり方を紹介します。 Goの並列・並行処理 森下篤氏(以下、森下):私のところでは、Golangについて説明します。弊社は会社名もGOなので非常にわかりにくいのですが、基本的には大文字で「GO」と書くと会社を示すことが多いです。(スライドを示して)小文字の「Go」やスライドのアイコンを使った時には、言語のGoと思ってもらえると助かります。 まず、Goでの並列・並行処理について話します。独自の軽量スレッドであるGoルーチンというものがあって、Goルーチン同士の同期・非同期通信の仕組みであるチャネルが構文に含まれてい

                                Goルーチンとチャネルを使用した並行・並列処理 具体的なコードをよく起こるトラブルとともに紹介
                              • 難しい問題をコンパイラレベルで弾くことができるRustの並行処理 データ共有の有無から見る、2つのサンプルコード

                                Go、Python、Kotlin、Rust、TypeScript の5つの言語について「並列処理、並行処理の手法」というテーマに絞り解説する「並列処理をGo/Rust/Kotlin/Python/JSで解説!思想の違いを体感しよう」。Rust編では鈴木文太氏が登壇。Rustの並行処理について、データ共有がないパターン、データ共有があるパターンそれぞれのコードを紹介します。 鈴木氏の自己紹介と、今日話すこと 鈴木文太氏(以下、鈴木):よろしくお願いします。「Rustにおける並行処理」について発表していきたいと思います。私はGO株式会社の鈴木文太と申します。2021年6月に入社して、今はタクシー事業者向けの管理画面の開発などをやっています。 今回話すことについてですが、まずプロセスと並行・並列処理の基本について少しお話ししたあとに、スレッド間でデータ共有がない場合のRustのコードと、スレッド

                                  難しい問題をコンパイラレベルで弾くことができるRustの並行処理 データ共有の有無から見る、2つのサンプルコード
                                • 新しく公開された Distributed Load Testing on AWS (DLT) ワークショップを試した - kakakakakku blog

                                  負荷テストを実行したいけど,ラップトップや Amazon EC2 インスタンス1台から実行すると負荷テストを実行する側がボトルネックになってしまって,期待した負荷テストにならないという悩みはよくあると思う🔥 そこで負荷テスト専用の SaaS などを活用して負荷テストを実現する案もあるけど,AWS では「AWS ソリューションライブラリ(サービスではない)」として負荷テストを実行・管理する「Distributed Load Testing on AWS (DLT)」が提供されている❗️ aws.amazon.com 僕自身は2年ほど前に Distributed Load Testing on AWS (DLT) を検証したことがあるけど,最近 Distributed Load Testing on AWS (DLT) を体験するワークショップ(日本語🇯🇵)が公開されたらしく,復習も兼ね

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                                  • MySQLのMVCCとトランザクション内における集計について

                                    この記事は何? トランザクション分離レベルがRead CommittedなときのMVCCの挙動とトランザクション内における集計で学びがあったので忘備録として共有します。 そもそも、MVCCとは? MVCC(Multi-Version Concurrency Control)は、各トランザクションに一意なバージョンを付与する技術です。データへの同時アクセスが行われた際、各トランザクションが独自のデータバージョンを持つことで、データへの競合を回避させ、並列処理を実現します。このアプローチにより、読み取りと書き込みの操作が相互にブロックされず、システム全体の効率とパフォーマンスが向上します。 Read Committedのトランザクション分離レベルにおけるMVCCの特性は、トランザクション内でデータを読み取る際、そのトランザクションが開始された時点でのコミット済みのデータのみを参照できることです

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                                    • AsyncCacheのススメ(非同期処理の多重実行防止のための個人的ベタープラクティス)

                                      この記事は何? ボタンをタップすることでAPIコールなどの非同期処理を実行するような実装をしている場合に、ボタン連打によって非同期処理が何度も呼び出されてしまう問題を回避するため実装について、個人的なベタープラクティスを伝える記事です。 この記事が対象としている読者 Flutterを使い始めてまだ日が浅い開発者 「Flutterらしい書き方って何だろう」と考えるようになった開発者 「AsyncCacheって何?」と気になった開発者 結論 非同期処理を重複して実行させないような実装を行う際には、asyncパッケージの AsyncCache.ephemeral() を使うと手軽に多重実行を防止できるため便利でおすすめです。 cacheStrategy = AsyncCache.ephemeral(); ~ 省略 ~ ElevatedButton( onPressed: () async { a

                                        AsyncCacheのススメ(非同期処理の多重実行防止のための個人的ベタープラクティス)
                                      • USB Type-Cによる並列バッテリ充電、この手法は消費者に何をもたらすのか?

                                        はじめに USB Type-Cでは、旧世代のUSBと比べてはるかに高い柔軟性が得られます。そのため、USB Type-C(以下、USB-C)に対応するポートは、民生用機器において標準的に使用されるようになりました。そうした機器では、より多くの電力に対応しつつ、より長いバッテリ寿命を実現することが強く求められています。つまり、より高い電力レベルで充電できるようにしなければならないということです。本稿では、まず並列に接続したバッテリを充電(以下、並列バッテリ充電)するためのアーキテクチャについて説明します。その基本とユース・ケースについて押さえた上で、USB-Cを利用して充電を行う方法と得られる効果について解説します。更に、USB-Cを利用した並列バッテリ充電が民生機器の市場にもたらすメリットとデメリットについてまとめます。 並列バッテリ充電とは何なのか? バッテリ管理(バッテリ・マネージメン

                                          USB Type-Cによる並列バッテリ充電、この手法は消費者に何をもたらすのか?
                                        • Rubyの並列並行処理のこれまでとこれから - クックパッド開発者ブログ

                                          技術部の笹田です。今日で退職するので、バタバタと返却などの準備をしています。 本記事では、Rubyの並行並列処理の改善についての私の取り組みについて、おもに RubyKaigi 2022 と 2023 で発表した内容をもとにご紹介します。 並行と並列はよく似た言葉ですが、本記事では次のような意味で使います。 並行処理(concurrent processing)は、「複数の独立した実行単位が、待っていればいつか終わる(もしくは、処理が進む)」という論理的な概念で、古典的にはタイムシェアリングシステムなどが挙げられます。 並列処理(parallel processing)は、「複数の独立した実行単位のうちのいくつかが、あるタイミングで同時に動いている」という物理的な概念で、古典的には複数のCPU上で同時に実行させる、というものです。最近では、1つのCPU上で複数コアが同時に動いている、という

                                            Rubyの並列並行処理のこれまでとこれから - クックパッド開発者ブログ
                                          • PEP 703 - 兼雑記

                                            https://peps.python.org/pep-0703/ Python の GIL 外す話。これすごく楽しい読みものでした。参照カウントのところが一番人気だと思うのですが、他のところも色々良い。こういう、「んーこういうことするとこういう問題が起きない?」と思ったら次の章くらいでそれが説明される、みたいな読みものは大変好きです 参照カウント: オブジェクトっていうのは作ったスレッドが解放するというのがほとんどなんだから、その場合はロックをいらなくする、他に渡ったら普通の参照カウントぽくする、という話。 Swift に 2018 年に導入された 話らしい。他のスレッドに渡された後で DECREF すると他スレッド用の参照カウントが負になりうるのだけど、その時に queue に入れるということをして、ややこしいので、なんかこれ無しですむ方法はないのかなぁ……と Immortalize

                                              PEP 703 - 兼雑記
                                            • Effect – The best way to build robust apps in TypeScript

                                              Maximum Type-safety (incl. error handling)Makes your code more composable, reusable and testableExtensive library with a rich ecosystem of packagesClustering and Workflows (Alpha)

                                                Effect – The best way to build robust apps in TypeScript
                                              • Pythonがグローバルインタプリタロックの解消へ、マルチスレッド処理の高速化実現

                                                Python Software Foundationのステアリングカウンシル(Steering Council)は、Pythonのグローバルインタプリタロック(Global Interpreter Lock)を解消する方向で開発を進めていくことを明らかにしました。 グローバルインタプリタロックとは? グローバルインタプリタロックとは、その名前が示すとおりインタープリタ全体で1つのロックを持つことです。 これによりシングルスレッドのプログラムにおいては細かなロック制御が不要となって速度の向上がはかれる一方、マルチスレッドの平行性は制限されるという欠点があります。 また、スレッドセーフではないC言語などによるライブラリとの結合が容易となっています。 Pythonの標準実装であるCPythonでは、以前からグローバルインタプリタロックが採用されていました。 グローバルインタプリタロックを解消する

                                                  Pythonがグローバルインタプリタロックの解消へ、マルチスレッド処理の高速化実現
                                                • ChatGPTの画期的な点とは ~並列処理ができるのが大きな強み【これからはじめるChatGPTの基礎知識】

                                                    ChatGPTの画期的な点とは ~並列処理ができるのが大きな強み【これからはじめるChatGPTの基礎知識】
                                                  • SQLite、複数クライアントからの同時書き込みを可能にする「BEGIN CONCURRENT」文を実装へ

                                                    SQLite、複数クライアントからの同時書き込みを可能にする「BEGIN CONCURRENT」文を実装へ SQLiteの開発チームは、複数クライアントからの同時書き込みを可能にするBEGIN CONCURRENT文を実装していることを明らかにしました。 これまでSQLiteでは書き込みの同時実行はできず、つねに1つのクライアントだけが書き込み可能でした。 同時書き込み処理は、データベースのジャーナルモードが「wal」(Write-Ahead-log)もしくはwalを改良した「wal2」で、BEGIN CONCURRENT文を実行した場合に可能となります。 どのように同時書き込み処理が行われるのかについては、上記のWebページの説明を引用しましょう。 ロックが延期されることで同時書き込みが可能に まず、書き込み時のロックがCOMMITまで延期されることで同時書き込みが実現されると説明されて

                                                      SQLite、複数クライアントからの同時書き込みを可能にする「BEGIN CONCURRENT」文を実装へ
                                                    • 徐々に高度になるリングバッファの話 - Software Transactional Memo

                                                      リングバッファのイメージ図 1. リングバッファとは何か 機能的にはFirst In First Out (FIFO)とも呼ばれるキューの一種であるが、リング状にバッファを置いてそれの中でReadとWriteのインデックスがグルグルと回る構造をとる事によって容量に上限ができることと引き換えに高速な読み書き速度を得たものである。キューを単に実装するだけなら山ほど方法があって線形リストを使ってもいいしスタックを2つ使っても原理的には可能だ。その中でもリングバッファを用いた方法の利点はひとえに性能の高さでありメモリ確保などを行わないお陰でシステム系の様々な場所で使われている。 これの実装自体は情報系の大学生の演習レベルの難度であるが少し奥が深い。まずリングバッファのスタンダードなインタフェースと実装は以下のようなものである。 class RingBuffer { public: explicit

                                                        徐々に高度になるリングバッファの話 - Software Transactional Memo
                                                      • 遺伝的アルゴリズムに並列化プログラミングの実施と考察 - Qiita

                                                        前回の続きです 遺伝的アルゴリズムのサンプルコード 参考文献 「C言語による画像処理入門」2000/11/1 (著)安居院 猛、長尾 智晴 文献のAmazon 準備 # -*- coding: utf-8 -*- import numpy as np import matplotlib.pyplot as plt from threading import Thread class threadAndReturn(Thread): def __init__(self, group=None, target=None, name=None, args=(), kwargs=None, *, daemon=None): Thread.__init__(self, group, target, name, args, kwargs, daemon=daemon) self._return = N

                                                          遺伝的アルゴリズムに並列化プログラミングの実施と考察 - Qiita
                                                        • Javaの並列/並行処理の基本

                                                          2023.06.29 JJUG Java仕様勉強会資料

                                                            Javaの並列/並行処理の基本
                                                          • KVSあるいはKVSベースのNewSQLに高速なAuto Incrementを実装する | CyberAgent Developers Blog

                                                            AI事業本部の黒崎( @kuro_m88 )です。 MySQL、PostgreSQLのようなRDBとAmazon DynamoDBやCloud SpannerのようなNoSQL、NewSQL系のDBを比較したときに、後者はRDBのauto incrementのような機能を実装しようとすると前者と比較して性能が出ない問題があります。この問題に対してRedisのLua Scriptingを用いて採番用のキャッシュを実装し、併用することで高速化した事例を紹介します。 本記事ではAmazon DynamoDBやCloud Spannerが採用されている環境を想定します。特に特定のDBに依存した考え方ではないので、その他のKVSやKVSベースのNewSQLにも応用できる考え方かと思います。手法を検討するのに使ったコードはGoで実装しました。 前提 前提としてKVSのような分散DBにおいて、auto

                                                              KVSあるいはKVSベースのNewSQLに高速なAuto Incrementを実装する | CyberAgent Developers Blog
                                                            • 並行処理の基礎を学ぼう - Enablement Workshop for Gophers

                                                              はじめに 2023年5月10日に開催されたEnablement Workshop for Gophersで「並行処理の基礎を学ぼう」というタイトルで講義を行ないました。 Enablement Workshop for Gophersは、ナレッジワークが学生向けに提供する手を動かしながら基礎を学ぶ"Enablement"の機会です。 今回のテーマは2023年6月21日〜23日に行われるEnablement Internship for Gophersに合わせて『並行処理』です。 具体的には主に以下のような並行処理の基礎や最近または今後のアップデートについてお話しました。 ゴールーチンとチャネル syncパッケージ コンテキスト 講義の様子はYouTubeで公開されています。 ゴールーチンとチャネル Goの有名な特徴の1つとしてゴールーチンとチャネルを用いた並行処理があります。 講義では、ゴー

                                                                並行処理の基礎を学ぼう - Enablement Workshop for Gophers
                                                              • Understanding React Concurrency

                                                                React v18.0 has broken ground by introducing a long-awaited feature: Concurrency! Unfortunately, despite a deluge of resources explaining how to use it, explanations of how it works are sparse. As it is a low-level feature, it’s not critical to understand React’s idea of concurrency, but it doesn’t hurt! This post does not attempt to exhaustively document React’s Concurrent API and best practices.

                                                                  Understanding React Concurrency
                                                                • リレーショナルデータベースシステムを趣味で開発している者です。 現在、開発中のシステムを並行トランザクションへ対応させることを検討しており、どのような手法があるのか調べたところ、SS2PLもしくはS2PLという手法が私と同じように自作をされている方々の中では多く採用されているようだと分かりました。 一方で、PostgreSQLやMySQLなどのプロダクションレベルで利用されているシステムではMVCCと呼ばれる手法が採用されているということも分かりました。 きっと後者の方が多くの場合で高いスループットが得ら

                                                                  リレーショナルデータベースシステムを趣味で開発している者です。 現在、開発中のシステムを並行トランザクションへ対応させることを検討しており、どのような手法があるのか調べたところ、SS2PLもしくはS2PLという手法が私と同じように自作をされている方々の中では多く採用されているようだと分かりました。 一方で、PostgreSQLやMySQLなどのプロダクションレベルで利用されているシステムではMVCCと呼ばれる手法が採用されているということも分かりました。 きっと後者の方が多くの場合で高いスループットが得られるということなのだと思うので、可能であればMVCCを採用したいのですが、あまり初学者向けの実装例も見当たらず、どうしたものかと悩んでおります。 SS2PL/S2PLとMVCCの実装の難易度・工数はどの程度違うものなのでしょうか? また、初めてリレーショナルデータベースシステムを開発する者

                                                                    リレーショナルデータベースシステムを趣味で開発している者です。 現在、開発中のシステムを並行トランザクションへ対応させることを検討しており、どのような手法があるのか調べたところ、SS2PLもしくはS2PLという手法が私と同じように自作をされている方々の中では多く採用されているようだと分かりました。 一方で、PostgreSQLやMySQLなどのプロダクションレベルで利用されているシステムではMVCCと呼ばれる手法が採用されているということも分かりました。 きっと後者の方が多くの場合で高いスループットが得ら
                                                                  • How Async/Await Really Works in C# - .NET Blog

                                                                    Several weeks ago, the .NET Blog featured a post What is .NET, and why should you choose it?. It provided a high-level overview of the platform, summarizing various components and design decisions, and promising more in-depth posts on the covered areas. This post is the first such follow-up, deep-diving into the history leading to, the design decisions behind, and implementation details of async/a

                                                                      How Async/Await Really Works in C# - .NET Blog
                                                                    • JestとVitestのisolateについて

                                                                      現状 Vitest が Jest など他のテスティングフレームワークに比べて遅くなる場合があることがわかっています。 (確実に遅くなるとはいえない。が、私自身もテストの速度が遅くなったことを経験しています。) また Vitest を実行する場合、--single-threadオプションをつけると速くなるということもわかっています。 (0.29.0以前は --no-threads) 公式 Docs にも最大3倍速くなることが記載されています。 WARNING This option is different from Jest's --runInBand. Vitest uses workers not only for running tests in parallel, but also to provide isolation. By disabling this option, yo

                                                                        JestとVitestのisolateについて
                                                                      • 「Rust Atomics and Locks」を読んだ

                                                                        「Rust Atomics and Locks」を読んだ #2023-02-05 発売前からすごく楽しみにしていた本で、発売日に買って年末から一生懸命読んでいた。 今なら以下から無料で読める。 https://marabos.nl/atomics/ 内容としては求めるものが分かりやすく書かれており、すでに2023 年に読んで良かった本の1つに入りそう。 目次書籍を通して得たかった知識 #例えば以下のようなコードを書いた際に、println!でどのような数値のペアが表示されるのか。結論から書くと0 0,10 20といった値がまずは思い浮かぶと思うが、0 20というペアで表示される可能性もあるとされており、その際以下のような疑問・不明点があった。 0 20と表示になるのはどのような条件で何が起こった場合なのか強いメモリモデルとされるx86でも0 20というペアは発生するのか本ケースにおいてx8

                                                                          「Rust Atomics and Locks」を読んだ
                                                                        • 言語のスレッド実装の雑な話(Green threadからGoのgoroutineまで)

                                                                          Twitterで "green thread" という単語をたまたま見かけたので、知っていることをつぶやいたよ。 Green thread 言語のスレッドとOSのスレッドの関係 N:1 mapping 言語のスレッドの全てがひとつのOSのスレッドの上で実行されるもの。その代表が上記のJavaのgreen thread。 OSのシステムコールを呼ぶときには必ずnonblockingモードを使い、EAGAIN または EWOULDBLOCKが返ってきたときには他のスレッドの実行権に譲るようにする必要がある。うっかりシステムコールでブロックされてしまうと、全部のスレッドが巻き添えになって動けなくなる。 スレッドの生成やコンテキストの切り替えは軽い。しかし、マルチコアを生かすことができないため、シングルコアの環境でのみ使用される。 1:1 mapping OSのスレッドと言語のスレッドが1対1対応

                                                                            言語のスレッド実装の雑な話(Green threadからGoのgoroutineまで)
                                                                          • 並行・並列プログラミングと同期・排他制御とイミュータブル性の話〜その1「背景: クロック周波数の停滞とコア数の増加」 - Qiita

                                                                            大学の授業で講義資料を作ったので,Qiitaにも展開しておきます. 背景: クロック周波数の停滞とコア数の増加 コンピュータはクロック周波数に同期して計算をします.おおむね1秒間にクロック周波数の数で示されるだけの数の機械語命令を実行できると考えると良いです.たとえばクロック周波数が1GHzであれば,1GHz=1,000MHz=1,000,000(百万)kHz=1,000,000,000(10億)Hzですので,1秒間に1,000,000,000(10億)個の機械語命令を実行できるというような感じです.もちろんこれは概算です. いわゆるヘネパタ本(J. L. Hennessy & D. A. Patterson: Computer Architecture: A Quantitative Approach, 6th edition. Morgan Kaufmann, 2017; 邦訳 中條・

                                                                              並行・並列プログラミングと同期・排他制御とイミュータブル性の話〜その1「背景: クロック周波数の停滞とコア数の増加」 - Qiita
                                                                            • GitHub - sourcegraph/conc: Better structured concurrency for go

                                                                              A tag already exists with the provided branch name. Many Git commands accept both tag and branch names, so creating this branch may cause unexpected behavior. Are you sure you want to create this branch?

                                                                                GitHub - sourcegraph/conc: Better structured concurrency for go
                                                                              • WebWorkerでゴリゴリの重い処理をさせて横から制御したい時の手段 | g200kg Music & Software

                                                                                これは Javascript のかなり細かい部分の話なので似たようなケースで困った事がある人以外にとってはどうでも良い話だと思いますが......。 JavaScript は元々シングルスレッド構造なのであまり重い処理をさせるには向いていないのだ、という事は昔から言われていました。 重い処理をしようとした時にまず影響を受けやすいのは UI 周りの動作です。 UI をちゃんと動かしつつ重い処理をさせるためには、処理を小分けにしてタイマーから駆動する等の手法がとられます。 またこの時、コールバックで小分けにした処理を繋げるとソースが見づらくなるので Promise や async/await を使う、という手段が定石となっていったのですが、そもそも、ひとまとまりの重い処理をやらせたいならやっぱり別スレッドで走らせたい、という事で WebWorker というものが作られました。 これによって J

                                                                                  WebWorkerでゴリゴリの重い処理をさせて横から制御したい時の手段 | g200kg Music & Software
                                                                                • Swift の「async let ...」と「TaskGroup」の使い分け早見表

                                                                                  /// `TaskGroup` を使って実装された `race(lhs:rhs:)` /// 本文中に実装を掲載しています let result = await race( lhs: { try? await Task.sleep(for: .seconds(100)) return 100 }, rhs: { try? await Task.sleep(for: .seconds(1)) return 1 } ) print(result) // 1 /// 同期的に `Int` が返ります(処理に0秒かかるとする、同期関数) func num0() -> Int { return 0 } /// 非同期的に `Int` が返ります(処理に1秒かかるとする、非同期関数) func num1() async -> Int { try! await Task.sleep(for: .seco

                                                                                    Swift の「async let ...」と「TaskGroup」の使い分け早見表