倉田夏樹 彼は革新を欲したが、しかしやがて来たような、 全西洋の教会の統一を永久に打ち毀すような 改革を欲したのではなかった ――ヤスパース『ニコラウス・クザーヌス』 「中世」(Moyen Age / Mittelalter)という時代の定義は難しい。14世紀のペトラルカ(Francesco Petrarca, 1304-1374)などイタリアの人文主義者(Umanista)によってこの時代概念「中世」(Medium Tempus)は提唱され、イタリアの歴史家ベネデット・クローチェ(Benedetto Croce, 1866-1952)の「歴史を思惟することは確かにこれを時代区分することである」(『歴史叙述の理論と歴史』〔Teoria e storia della striografia, 1920〕)という言葉は、「すべての真の歴史は現代史である」(同書)と同様有名だ。ドイツ人のプロテス
我々の日常に「エネルギー」が必要不可欠であることは言うまでもないだろう。エネルギー無くしては、スマホ、パソコン、電車、自動車、工場、さらにはビルの空調やエレベーターでさえ動かない。もちろん、自宅で観るテレビや料理をするコンロでもエネルギーを消費する。 【写真】脱炭素とEV化の欺瞞が暴露されつつある 我々の日常生活、社会生活はエネルギー無しでは到底成り立たないのだ。 そして、「現代文明」を支えるエネルギーが「いつまでもつのか」という大きな疑問が沸き上がっている。 もちろん、明日、来年無くなるというような話ではない。だが、数十年単位では「エネルギーの枯渇」がかなり深刻な問題になるであろう。また、100年ぐらいで「実際の枯渇」に直面するかもしれない(後述)。 もちろん、人力車や馬車なども人間や馬が生み出すエネルギーで動くし、風車も風で動く。このような古代から我々が手に入れていた「エネルギー」が無
FableやStardew Valley、Rimworld、The Simsにインスパイアされた新作として、昨年5月にアナウンスされたBad Ridge Gamesの中世ファンタジーオープンワールドRPGライフシム「Mirthwood」ですが、今年後半のリリースに大きな期待が掛かるなか、本日迎えたSteamオープンワールドサバイバルクラフトフェスの開幕に併せて、Bad Ridge Gamesが本作初のパブリックデモをリリースしました。 また、本作の続報としてゲーム内の冒険を主導するAIストーリーテラーのディテールが報じられており、AIがゲームプレイ中に(季節や暦限定のアクティビティを含む)様々なイベントを発生させ、ゲームの難易度を動的に調整するほか、プレイヤーの好みに応じて、ダークなサバイバルやのんびりした冒険、農業シムなど、多彩なサンドボックス経験とそれぞれに全く異なるプレイスルーを選ぶ
リアルな騎士の生活とは?騎士とはなにか、どのようにしてなるのか。叙任の儀式から武器や戦闘訓練、貴婦人との宮廷愛まで、中世史の第一人者がときあかす騎士の真相。✦・………・✦・………・✦… リアルな騎士の生活とは? 騎士とはなにか、どのようにしてなるのか。 叙任の儀式から武器や戦闘訓練、貴婦人との宮廷愛まで、中世史の第一人者がときあかす騎士の真相。 ✦・………・✦・………・✦・………・✦ アドバイスのまとめ 訓練を怠らないこと。梯子の裏側を上るのはいい練習になる。 戦場で叙任されよう。そのほうが手っ取り早い。 甲冑はミラノで買う。 馬に乗るときは足を伸ばす。 的から目をそらさないこと。槍の先端を見てはいけない。 必要のない危険な誓いはしない。 最愛の女性には賢い人を見つけよう。 …(以下略、本文より) ✦・………・✦・………・✦・………・✦ 騎士になるにはどうすればいいか。騎士はどのような生活
中世日本のナゾの慣習「うわなり打ち」…なぜ妻たちは“夫の不倫相手”を襲撃したのか? 『室町は今日もハードボイルド』より #2 現在、確認される限り、うわなり打ちの最古の史料は、平安時代の中頃のものである。寛弘7年(1010)2月、摂関政治の全盛期を築いた藤原道長(966~1027)の侍女が、自分の夫の愛人の屋敷を30人ばかりの下女とともに破壊している(『権記』)。この侍女は、翌々年2月にも別の女の家を襲撃しており、そのときの事件は道長自身の日記にも、ちゃんと「宇波成打(うわなりうち)」と書かれている(『御堂関白記』)。うわなり打ちの習俗は、おおよそ11世紀初頭に成立したものだったようだ。では、なぜこの時期にうわなり打ちは生まれたのだろうか? 女性史・家族史の研究成果によれば、この10~11世紀という時期は、ちょうど貴族層を中心に婚姻形態が確立してきて「一夫一妻制」が出来上がってくる時代とさ
現代文明のエネルギー 我々の日常に「エネルギー」が必要不可欠であることは言うまでもないだろう。エネルギー無くしては、スマホ、パソコン、電車、自動車、工場、さらにはビルの空調やエレベーターでさえ動かない。もちろん、自宅で観るテレビや料理をするコンロでもエネルギーを消費する。 我々の日常生活、社会生活はエネルギー無しでは到底成り立たないのだ。 そして、「現代文明」を支えるエネルギーが「いつまでもつのか」という大きな疑問が沸き上がっている。 もちろん、明日、来年無くなるというような話ではない。だが、数十年単位では「エネルギーの枯渇」がかなり深刻な問題になるであろう。また、100年ぐらいで「実際の枯渇」に直面するかもしれない(後述)。 もちろん、人力車や馬車なども人間や馬が生み出すエネルギーで動くし、風車も風で動く。このような古代から我々が手に入れていた「エネルギー」が無くなってしまうのではない。
Plaionは5月23日、Nintendo Switchにてリリースされた『キングダムカム・デリバランス ROYAL EDITION』のパッケージ版を発売した。定価は税込5980円となっている。『キングダムカム・デリバランス ROYAL EDITION』は、『キングダムカム・デリバランス』にすべてのDLCを収録した完全版となっている。 『キングダムカム・デリバランス』は、Warhouse Studiosが手がけた一人称視点の中世オープンワールドRPG。忠実に再現した15世紀ボヘミアを舞台に、鍛冶屋のひとり息子ヘンリーの視点から、神聖ローマ帝国の壮大な冒険が描かれる。4月19日には、本作の続編となる『Kingdom Come: Deliverance II』を2024年内にリリースすると発表。続編を控えたこのタイミング、予習、もしくは復習として前作を今から遊ぶならNintendo Switc
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