週刊朝日の休刊発表を受け、新聞社系総合週刊誌としてしのぎを削ってきたサンデー毎日と週刊朝日の編集長らが集まり、週刊誌の来し方行く末を語り合うオンラインイベントが4月18日開かれた。ともに創刊101年というライバルの顔合わせで、両誌で連載を持つ放送作家・コラムニストの山田美保子さんが司会として仕切った。週刊朝日の最後の編集長・渡部薫さん、サンデー毎日の城倉由光・編集長らが「今だから言える手の内」を明かし、名残を惜しんだ。【坂井友子】 「フェイクニュースかと」週刊朝日休刊の衝撃 週刊朝日からは渡部編集長のほかに、堀井正明・元編集長代理が、サンデー毎日からは城倉編集長のほかに、堀和世・元編集次長、飯山太郎・編集次長が登壇。「サンデーの方が最初に休刊すると思っていたのでびっくりした」。山田さんがこう切り出すと笑いが起き、渡部編集長は「もっとお叱りをいただくかと思ったが、読者の方からは残念だとねぎら