逃げようとしたが催涙ガスに阻まれ、警察に包囲された大学に戻ってきたデモ参加者(11月18日) Tyrone Siu-REUTERS <実弾使用を警告した警察はキャンパスに突入、立てこもった学生の強制排除を開始した> 11月18日未明、民主活動家数百人が立てこもった香港理工大学のキャンパスは炎に包まれ、踏み込もうとする警官隊の前進を阻んでいた。その数時間前、デモ隊が破壊力の大きな武器を使用した場合、「実弾」を使用する可能性がある、と警察は警告していた。 今年の6月以来、香港は政府への抗議デモに揺れている。750万人都市の、若者を中心とした多くの住民が、中国の支配下で自由が奪われることに激怒している。 北京政府は政府に楯突く活動は容認しないと繰り返し警告しており、混乱の拡大を止めるためには軍隊さえ派遣するのではないかと懸念されている。 AFPによると、18日の夜明け前、いくつかの爆発音が聞こえ