道内唯一!わずか2年で消滅した「亀田市」が函館市の隣にあった! 2020/06/11 北海道を学ぶ 函館市, 歴史, 渡島管内, 行政, 道南圏12121view 市町村合併は道内でも繰り返されてきました。そんな合併の歴史の中で、道内では唯一、市同士が合併して、1つの市が消滅した事例があります。それはどこかご存知でしょうか。 結論から申しますと、亀田市と函館市です。函館市は2004年に亀田半島の4町村との合併を果たしましたが、それよりもっと以前に市同士が合併した記録があるのです。どのような市だったのか、どのようにして函館市に吸収されたのか、歴史を振り返ります。 五稜郭の北側を区域とした亀田函館市は言うまでもなく、古くから栄えた函館山・函館港を抱える港町。一方で、亀田市は函館市の北に隣接。五稜郭そのものは函館市ですが、五稜郭の東と北をかすめ、五稜郭駅までを含む行政区になります。 亀田川の中流