視覚、味覚、嗅覚、触覚、聴覚の五感が敏感な事は健康な証拠でもあります。 鼻が詰まっていないのに匂いがわからないなど嗅覚に異常が起こるのはなぜでしょうか?その原因はタバコにあるかもしれません。 喫煙者の2割は嗅覚障害だと言われています。また、喫煙は味覚障害も引き起こします。 匂いを感じる嗅覚の機能が低下する「嗅覚障害」はアルツハイマー型認知症やパーキンソン病などの病気の前兆の症状として起こる事があります。 今回は匂いがしなくなる「嗅覚障害」である「副鼻腔炎」になる原因とその対処法について解説していきます。 副鼻腔炎とは 副鼻腔炎とは鼻腔に隣接する骨内の空洞に起こる炎症性疾患です。 副鼻腔炎は鼻の粘膜が腫れたり鼻茸(はなたけ)という「できもの」ができて空気や匂いが鼻腔内の嗅細胞に正常に届かなくなり匂いを感じなくなります。 花粉症やハウスダストなどのアレルギー性鼻炎でも副鼻腔炎の症状が起こる事が