ユーザーの位置×天気にあわせて広告を出し分ける ウェザーニューズ社は2020年7月から、アプリ内で天気連動広告を提供している。1km単位で把握したユーザーの位置情報と気象情報をもとに、広告を表示する。 同社広報部によると、気温が高い日にだけ広告を出したい飲料メーカーや、売り上げが増える晴れの日に集客したいクリーニング店から需要があるという。雨の日に来客が減る傾向にあるスーパーが、雨の日クーポンを出す事例もある。 21年7月からは、動画広告も開始した。開始から半月ほどで、既に新規の問い合わせが複数件あった。 同社では、天気予報の番組を生放送している。放送内容に合わせた動画広告を出稿することで、広告もユーザー自身にとって役に立つコンテンツの一部のように受けとめてもらえるというメリットを認識していたことから、アプリ内の動画広告にも乗り出した。具体的には、天候によって頭痛などが生じる「天気痛」の予