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  • 視聴メモ「サブジェクト・ライブラリアンの将来像 -- 日本の大学図書館への導入拡大に向けて --」: egamiday 3

    オンラインシンポジウムの視聴メモと感想です。 「サブジェクト・ライブラリアンの将来像 -- 日本の大学図書館への導入拡大に向けて --」(〈むすび、ひらくアジア4〉 アジア研究図書館開館記念シンポジウム) 2021年3月15日 http://u-parl.lib.u-tokyo.ac.jp/archives/japanese/mh4 参考文献です。 ・田中あずさ『サブジェクト・ライブラリアン 海の向こうアメリカの学術図書館の仕事』(笠間書院) https://kasamashoin.jp/2017/12/post_4082.html ・オダメモリー: 「サブジェクトライブラリアンの将来像」に参加して http://oda-senin.blogspot.com/2021/03/blog-post_15.html 視聴して、および、その後諸々のところから聞こえてくる言説を聞いての、極私的感想・

    • 「サブジェクトライブラリアンの将来像」に参加して

      本日3月15日、東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門の主催で標記のシンポジウムがオンラインで開かれ参加した。この図書館は昨年10月に開設され、この4月からここに3名の「サブジェクトライブラリアン」が配置されるということである。東京大学にこうしたポストができるというのは画期的なことであるだろう。 http://u-parl.lib.u-tokyo.ac.jp/archives/japanese/mh4 プログラム [ 第1部 ] 9:30 〈開会の辞〉 蓑輪 顕量(U-PARL部門長、人文社会系研究科教授) 9:35 〈アジア研究図書館の紹介〉 小野塚知二(アジア研究図書館館長、経済学研究科教授) 9:50 〈趣旨説明〉 中尾道子(U-PARL特任研究員) 10:15 〈報告1〉 吉村亜弥子(シカゴ大学図書館日本研究ライブラリアン) ■  米国サブジェクト・ライブラリア

      • 東京大学附属図書館、サブジェクト・ライブラリアン教員を公募:2021年4月に設置予定のアジア研究図書館研究開発部門に配置

          東京大学附属図書館、サブジェクト・ライブラリアン教員を公募:2021年4月に設置予定のアジア研究図書館研究開発部門に配置
        • クリエネ(出口戦略なしの緩和がコロナ禍を引き延ばす) on Twitter: "「分水嶺」(河合香織、岩波書店)電子書籍版p37,38部分引用 20年2月下旬、専門家会議メンバーでコロナ対策提言を発表しようとしたところ、厚労省に文言の修正を求められ、エアロゾル感染可能性についても削除を要求された。そこで折れ… https://t.co/NZAwaXD9dk"

          「分水嶺」(河合香織、岩波書店)電子書籍版p37,38部分引用 20年2月下旬、専門家会議メンバーでコロナ対策提言を発表しようとしたところ、厚労省に文言の修正を求められ、エアロゾル感染可能性についても削除を要求された。そこで折れ… https://t.co/NZAwaXD9dk

            クリエネ(出口戦略なしの緩和がコロナ禍を引き延ばす) on Twitter: "「分水嶺」(河合香織、岩波書店)電子書籍版p37,38部分引用 20年2月下旬、専門家会議メンバーでコロナ対策提言を発表しようとしたところ、厚労省に文言の修正を求められ、エアロゾル感染可能性についても削除を要求された。そこで折れ… https://t.co/NZAwaXD9dk"
          • 専門知を再考する « 名古屋大学出版会

            著訳者紹介 (所属等は初版第1刷発行時のものです。) 【著 者】 ハリー・コリンズ (Harry Collins) 英国ウェールズのカーディフ大学教授。30年以上にわたって重力波物理学の社会学的研究に取り組み続ける「科学的知識の社会学」の泰斗であり、1974年のデビュー論文以降、様々な領域の著者たちとの共同研究を重ねながら、科学的知識の真相を求めて膨大な数の論文と著書を世に問い続けている。日本でも、科学技術論の事例紹介がなされたトレヴァー・ピンチとの共著、いわゆる「ゴーレムシリーズ」をはじめ3冊が邦訳されている(福岡伸一訳『七つの科学事件ファイル —— 科学論争の顛末』化学同人、1997年、村上陽一郎・平川秀幸訳『迷路のなかのテクノロジー』化学同人、2001年、鈴木俊洋訳『我々みんなが科学の専門家なのか?』法政大学出版局、2017年)。 ロバート・エヴァンズ (Robert Evans)

            • 2年半の新型コロナ対策で痛感した政治の力 「科学が政治に曲げられない社会を」

              コロナに物価高も重なり、強まる分断——今、対策を呼びかける記事を書くと、「高齢者がコロナで死ぬのは当たり前だ」とか、「高齢者を優先して、若い世代が経済的に追い詰められてもいいのか」などという声が投げつけられます。最近、コロナ対策を巡って、再び社会の分断が強まっているのを感じます。 コロナの影響だけでなく、物価高やその他の経済の問題も相まっているのでしょうか。 ウクライナ侵攻も重なり、コロナだけでなく、物価高を含めたプラスアルファの難しさがどんどん積み重なってきています。脆弱な国では破綻も生じています。政治のリーダーもここに来て対策の方針を変え始めているのはそうした影響かもしれません。 こういう時こそ、どういう施策を打っていくのかは政治のリーダーが決断すべきところです。選挙で国民に選ばれた人たちが指し示してくれることに、一市民としても期待があります。 専門家は選挙で選ばれた人間ではないので、

                2年半の新型コロナ対策で痛感した政治の力 「科学が政治に曲げられない社会を」
              • わたしたちは「知外法権」にいる|文豪未満|岩井圭也

                岩井圭也『プリズン・ドクター』 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店 セブンネット 奨学金免除の為しぶしぶ刑務所の医者になった是永史郎。患者にナメられ助手に怒られ、憂鬱な日々を送る。そんなある日の夜、自殺を予告した受刑者が変死した。胸をかきむしった痕、覚せい剤の使用歴。これは自殺か、病死か?「朝までに死因を特定せよ!」所長命令を受け、史郎は美人研究員・有島に検査を依頼するが――手に汗握る医療ミステリ。 幻冬舎plusで立ち読み・購入 Amazon 楽天ブックス 紀伊國屋書店 セブンネット

                  わたしたちは「知外法権」にいる|文豪未満|岩井圭也
                • Yoko Iwama 岩間陽子 on Twitter: "一つの意見として聞いてください。今回の事態で、メディアの大切さが改めて実感されていると思います。日本のメディアが生き残りたければ、社員のレベルアップが必須です。今の日本の学卒レベルの政治・経済の知識で、現在の社会情勢に太刀打ちでき… https://t.co/EWf8UptOXN"

                  一つの意見として聞いてください。今回の事態で、メディアの大切さが改めて実感されていると思います。日本のメディアが生き残りたければ、社員のレベルアップが必須です。今の日本の学卒レベルの政治・経済の知識で、現在の社会情勢に太刀打ちでき… https://t.co/EWf8UptOXN

                    Yoko Iwama 岩間陽子 on Twitter: "一つの意見として聞いてください。今回の事態で、メディアの大切さが改めて実感されていると思います。日本のメディアが生き残りたければ、社員のレベルアップが必須です。今の日本の学卒レベルの政治・経済の知識で、現在の社会情勢に太刀打ちでき… https://t.co/EWf8UptOXN"
                  • 「博士離れ」浮き彫り、学生2年連続減 就職状況厳しく - 日本経済新聞

                    2022年度に大学院博士課程に在籍する学生数は7万5267人で、2年連続で減少したことが24日、文部科学省が公表した学校基本調査(速報値)で分かった。大学の学部生数が8年連続で増加するなか、大学院の人気薄が続いている。博士課程修了者の就職状況は厳しく、将来不安が「博士離れ」につながっている懸念がある。調査によると、全国の大学院の博士課程学生数は直近10年は7万人台で推移し、22年度は前年度比で

                      「博士離れ」浮き彫り、学生2年連続減 就職状況厳しく - 日本経済新聞
                    • 動員 on Twitter: "霞ヶ関関係のレクチャーは愛国心でやってます、という有識者は多いと思うけどそろそろ「それやとこんなもんしか出まへんで」と言った方がいいと思う。そもそも我々の商売は広く売れるものではないのでちゃんと値段設定しないと生活の心配のない大学教員か年金生活者くらいしか外交安保の話をしなくなる"

                      霞ヶ関関係のレクチャーは愛国心でやってます、という有識者は多いと思うけどそろそろ「それやとこんなもんしか出まへんで」と言った方がいいと思う。そもそも我々の商売は広く売れるものではないのでちゃんと値段設定しないと生活の心配のない大学教員か年金生活者くらいしか外交安保の話をしなくなる

                        動員 on Twitter: "霞ヶ関関係のレクチャーは愛国心でやってます、という有識者は多いと思うけどそろそろ「それやとこんなもんしか出まへんで」と言った方がいいと思う。そもそも我々の商売は広く売れるものではないのでちゃんと値段設定しないと生活の心配のない大学教員か年金生活者くらいしか外交安保の話をしなくなる"
                      • CA2019 – 学術界とソーシャルメディア―Twitter活用の功罪と希望― / 横山広美

                        学術界とソーシャルメディア―Twitter活用の功罪と希望― 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構:横山広美(よこやまひろみ) 概要 学術界とソーシャルメディア、特にTwitterではたびたび激しい軋轢や炎上が見られる。学術に関するあらゆる情報がオープンに議論されることは好ましいことであるが、付随して起きる軋轢により失われるものにも注意が必要である。ここでは科学技術社会論の観点から問題の整理を試み、ソーシャルメディアと学術界の付き合い方について、分断された「島」同士をつなぐ、知性にユーモアを加えた場の醸成を提案する。 研究者の社会的責任論から考えるソーシャルメディア 昨今、ソーシャルメディアの中でも特にTwitterで、研究者の発言が注目され参照されることが多い。新型コロナウイルス感染症、ロシアによるウクライナ侵攻、ハラスメントなど注目されるソーシャルメディア上の議論でも、研究

                          CA2019 – 学術界とソーシャルメディア―Twitter活用の功罪と希望― / 横山広美
                        • 「バズる(?)アウトリーチのすすめ―公益性のある情報発信に向けて」開催レポート

                          2019年7月22日に開催したイベント「バズる(?)アウトリーチのすすめ―公益性のある情報発信に向けて」の開催レポートをお届けします。 趣旨と登壇者の紹介については過去の投稿をご覧ください。 (2019年7月22日「バズる(?)アウトリーチのすすめ―公益性のある情報発信に向けて」開催のお知らせ) 各登壇者の講演 今回はHistorians’ Workshop初の試みとして、講演内容を動画に収めてみました。 動画編集は広島大学D1の北川涼太さんが担当してくれました。(北川くん、本当にありがとう!) 以下、講演内容の重要トピックを箇条書きで列挙しています。気になるトピックがあれば是非動画の方で詳細を確認してみてくださいね! 北村先生の講演「ワイルドならどうする?」 [youtube https://www.youtube.com/watch?v=VaTFeT7a7m4&w=560&h=315]

                            「バズる(?)アウトリーチのすすめ―公益性のある情報発信に向けて」開催レポート
                          • 非正規雇用から正規雇用へ - 活動日誌

                            北海道東部、浦幌町で学芸員をしていますが、ここは博物館や浦幌町の公式サイトではありません。大学での専攻は植生学(植物生態学)ですが、浦幌のこと、十勝のこと全般を担当できるよう猛勉強中です。鉄道が好きなので、十勝の鉄道について、新たに資料収集や調査研究に努めていきたいと思っています。また、地域博物館・小規模博物館の役割、専門職の非正規雇用問題、図書館との連携(MLA連携)に関心があります。カトリックですがエキュメニカルなつもり。日本共産党員ですが唯物論ではなく連携協同を模索しているつもり。鉄道マニアですが模型や写真も本格的にはやらず乗って愛でているだけ。研究関係はこちらをご覧下さい。 https://researchmap.jp/read0149873/

                              非正規雇用から正規雇用へ - 活動日誌
                            • 学術出版協会(SSP)、学術出版界において役割ごとに必要とされる専門職としてのスキル等をマッピングしたキャリア開発のためのツール“Professional Skills Map”を公開

                                学術出版協会(SSP)、学術出版界において役割ごとに必要とされる専門職としてのスキル等をマッピングしたキャリア開発のためのツール“Professional Skills Map”を公開
                              • E2274 – 韓国・国立世宗図書館の政策情報サービス・文化プログラム

                                韓国・国立世宗図書館の政策情報サービス・文化プログラム 関西館アジア情報課・田中福太郎(たなかふくたろう) 2013年12月に開館した韓国・国立世宗図書館(E1595参照)は,2020年6月には,政策情報ポータルサイトであるPOINTをリニューアルするなど,設置目的である政策情報専門図書館としての役割の強化に努めているほか,公共図書館が少ない地域住民のための複合文化センターとして公務員や地域住民を対象とした多様な文化プログラムを実施している。 本稿では,同館が近年提供している政策情報サービスと文化プログラムを中心に紹介したい。 ●政策情報ポータルサイトPOINT 政策情報ポータルサイトであるPOINTは,国民の誰もが容易に政府の政策に関連する情報にアクセスできるようにするとともに,政府および公的機関の職員に対して政策活動に必要な情報を提供することを目的としている。トップページからは,各省庁

                                  E2274 – 韓国・国立世宗図書館の政策情報サービス・文化プログラム
                                • E2375 – フランス国立図書館(BnF)における研究活動

                                  フランス国立図書館(BnF)における研究活動 関西館図書館協力課・野村明日香(のむらあすか) 2020年9月,フランス国立図書館(BnF)が,同館における研究活動についてまとめた報告書“La recherche à la Bibliothèque national de France”を公開した。BnFの設立に関する1994年1月3日付のデクレ(行政命令)にある通り,資料の収集・保存・管理・提供だけでなく,所蔵資料に関する研究プロジェクトの実施も同館の使命の一つである。その成果は,シンポジウム,展示会,刊行物,ウェブサイトや,人文・社会科学分野のブログのプラットフォーム“hypotheses.org”上のページ等で発表されている。毎年刊行される活動報告書で,各年の研究内容等について言及されているが,研究活動に焦点を当てた報告書は今回初めて作成された。本稿では,報告書の内容を中心に,BnFの

                                    E2375 – フランス国立図書館(BnF)における研究活動
                                  • E2358 – ロックダウン下の英国公共図書館レポートに見る図書館の貢献

                                    ロックダウン下の英国公共図書館レポートに見る図書館の貢献 筑波大学大学院人間総合科学学術院・土屋深優(つちやみゆう) 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大により,英国では2020年3月から6月まで最初のロックダウン体制が敷かれ,公共図書館も少なくとも4か月の休館を余儀なくされた。ロックダウン期間中の公共図書館サービスについて,図書館関連慈善団体であるLibraries ConnectedおよびCarnegie UK Trustが調査レポートを公開した。本稿では両レポートについて概要を紹介する。 Libraries Connectedは2020年10月に調査レポート“Libraries in Lockdown: Connecting Communities in Crisis”およびそのサマリーを公開した。これらのレポートは132館へのアンケート,18人のサービス担当責任者へ

                                      E2358 – ロックダウン下の英国公共図書館レポートに見る図書館の貢献
                                    • 大学院を出て大学教員以外のキャリアを歩むこと - 児島功和の研究室(ウェブ)

                                      7月4日に開催予定だったイベントを体調不良で延期/中止した。今から考えれば、ワクチン接種の副反応だったのではないかと思うが、とにかく高熱で開催できなかった。 yoshikazukojima.hatenablog.com その後、授業や学内業務の合間をぬって、中原淳・小林祐児・パーソル総合研究所『働くみんなの必修講義 転職学:人生が豊かになる科学的なキャリア行動とは』(以下では『転職学』)を読んだのだが、とても面白かった。 www.kadokawa.co.jp 簡単な感想はTwitterでも書いた(ココ)。今回書きたいのは、本書で書かれていることは、先のイベントで紹介しようと思っていた Christopher L. Caterine『Leaving Academia: A Practical Guide』(Princeton University Press, 2020)の議論と重なるところ

                                        大学院を出て大学教員以外のキャリアを歩むこと - 児島功和の研究室(ウェブ)
                                      • まぐれもの on Twitter: "ルパン最新作観てるんだけどさ…ほんと食事と酒と建築と車とファッションについては詳しいスタッフを専門ポストで付けるなりしたほうがいいよ…イメージが貧困すぎる…"

                                        ルパン最新作観てるんだけどさ…ほんと食事と酒と建築と車とファッションについては詳しいスタッフを専門ポストで付けるなりしたほうがいいよ…イメージが貧困すぎる…

                                          まぐれもの on Twitter: "ルパン最新作観てるんだけどさ…ほんと食事と酒と建築と車とファッションについては詳しいスタッフを専門ポストで付けるなりしたほうがいいよ…イメージが貧困すぎる…"
                                        • フランス・文化省、地域の図書館で求められる能力に関してまとめた“Le référentiel national des compétences des bibliothèques territoriales”等を公開

                                            フランス・文化省、地域の図書館で求められる能力に関してまとめた“Le référentiel national des compétences des bibliothèques territoriales”等を公開
                                          • URA等の活用に関する議論のまとめ等 - 研究大学コンソーシアムホームページ

                                            <外部リンク> PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。 Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

                                            • E2570 – 博物館・公民館と課題共有:非正規雇用職員セミナー<報告>

                                              博物館・公民館と課題共有:非正規雇用職員セミナー<報告> 日本図書館協会非正規雇用職員に関する委員会・利光朝子(としみつあさこ) 日本図書館協会(JLA)非正規雇用職員に関する委員会は,2022年11月28日非正規雇用職員セミナー「社会教育施設で働く非正規雇用職員」をオンライン形式で開催した。 2021年度の文部科学省の社会教育調査の中間報告によると,博物館・公民館・図書館の非正規雇用職員率(全職員における非常勤および指定管理者の職員の割合)はそれぞれ62.4%・80.5%・74.7%と差はあるものの高い水準である。当委員会では毎年図書館の非正規雇用職員についてのセミナーを開催してきたが,雇用問題のみならず専門職制度を考える上でも他の社会教育施設の非正規雇用職員の現状を知る必要があるとの認識から,今回のセミナーでは,博物館・公民館・図書館のそれぞれの専門職による現状報告とセミナー参加者を交

                                                E2570 – 博物館・公民館と課題共有:非正規雇用職員セミナー<報告>
                                              • 新書の役割――「ナチスは良いこともした」と主張したがる人たち(田野 大輔)

                                                歪んだイメージの氾濫 こうした危惧すべき状況は、「売らんかな」で出版される一般書のセンセーショナリズムによっても助長されている。 その種の書籍では、「ヒトラーのすぐれた経済政策を見習うべきだ」とか、「ナチスはこんなすごい発明もしていた」といった人目を引く主張が行われているが、ナチスの戦争目的や人種主義、噓や不正と切り離した「先進性」の評価はあまりに一面的で、とうてい学術的検証にたえるものではない。 このような著しく歪んだイメージは、ナチズムがもつ社会的な意味合いの大きさを考えれば、民主主義社会の基盤をむしばむ深刻な問題だと言わざるをえないだろう。 ナチスの免罪につながる不正確な情報の氾濫をくい止めるためには、専門知識をもつ研究者によるチェックが欠かせない。だが研究者の仕事は基本的には論文を書くことなので、いつまでも一般書の質保証に関わっているわけにはいかない。 また、「ポリコレ勢力」の一員

                                                  新書の役割――「ナチスは良いこともした」と主張したがる人たち(田野 大輔)