日本将棋連盟が対局中の棋士・女流棋士にマスクの着用を義務付ける臨時対局規定を2月1日から実施することが28日、分かった。 新型コロナウイルスの感染が広がった2020年春以降、対局者のマスク着用はほとんど常識化していたが、これまでは連盟として着用を「推奨」することにとどまり、規定化はされていなかった。 臨時対局規定は、対局中の棋士・女流棋士が一時的なケースを除いてマスク(原則として不織布マスク)を着用しなくてはならないことを義務として定めており、着用しない場合は違反行為として反則負けとする。 ただし、健康上やむを得ない理由があり、事前に届け出て連盟理事会の承認を得た場合は例外となる。反則負けの判定は立会人が行い、立会人がいない対局では代行者が行う。2月1日から当面の間は実施し、期限は理事会が判断する。 棋士は長時間にわたって思考し続けるため、マスクを着用したままだと呼吸がしにくくなりパフォー