7月15日にBuzzFeed Japanを退職して、フリーの記者になることを決めました。2017年5月に読売新聞から転職して6年経ったタイミングで、エンターテイメント担当(芸能やSNSの話題担当)に異動になり「医療記事は書いてはならない」と会社から言い渡されたからです。
Buzzfeedがハフポストに買収されて報道部門が廃止、それに伴いメディカル部門ディレクターの岩永直子が医療記事執筆を禁じられたという報が先週に流れてきた。 正直ホッとした。Buzzfeed自体が閉鎖されて欲しいと思っていた為だ。 そして昨日には岩永が「医療記事を書きたいから」独立するという。だから金を振り込んでくれとの事だ。 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/naokoiwanaga.theletter.jp/posts/66023f60-16ef-11ee-ad5a-a36b89620c35 冗談ではない。これを機会に筆を折って欲しい。 はてなでは「お金出します」というコメントが沢山付いていたが彼女がコロナ禍で何をやったのか判っていないのだろうか?「脳外科医ですが病院から執刀とカテーテル検査禁止され閑職に回さされてます助けて」って投稿があったら助けるの? P
・高山義浩厚生労働省技術参与のfacebook投稿 https://www.facebook.com/story.php?story_fbid=2703278763058947&id=100001305489071 一部引用:">厚労省で働いている某氏から電話がきて「入ってもいいよ」と、「やり方を考えましょう」ということでした。 これ、私ですね。ただし、「入ってもいいよ」とは言ってません。その権限はないので。ただ、「やり方を考えましょう」とは申し上げました" ←この部分ですらBuzzFeed Japanのインタビューでは本人に確認しているようには感じられません。 ・BuzzFeed Japanも別の話題については https://twitter.com/togemaru_k/status/1230014022587535363 のようなファクトチェックもしているのですが、掲載インタビューで
前 https://anond.hatelabo.jp/20230702201919 PCRの簡単な説明タカラバイオ社が説明書とマニュアル類を公開しているので暇な時に是非読んで欲しい。 https://www.takara-bio.co.jp/research/prt/guide.htm 素人が簡単に説明すると、PCRはポリメラーゼ(核酸合成酵素)チェーンリアクションの略で、DNAが分裂したりRNAに転写する酵素を使ってDNA/RNAの一部分をどんどん増幅させちゃおうという検査だ。試薬(プライマーという)の中に増幅させたい塩基配列の一部に反応する成分を入れておく。で、この成分に蛍光剤をくっつけておくのだ。 PCR機械がやってる事も単純で、最初に一瞬95度まで加熱する。その後冷えたら65度加熱→冷却をずっと繰り返す。こんだけ。 最初の95度でDNAをほどいて一本ずつにする。65度は解けたRN
私は普段、インターネットメディアで医療担当の記者をしている。 先日、そんな自分が初めてコロナに感染したという体験記を書いたところ、そこで少しだけ触れた「イタリアンでバイトをしている」という部分がやけに注目されてしまった。 なぜ、ベテラン記者がまったく分野の違う飲食業界でバイトをしているのか、それほど生活に困っているのか、と心配もされた。 でも心配ご無用。私はこのバイトを始めて、大袈裟ではなく人生が面白くなってきている(もちろん副収入ができたことも嬉しいわけだが)。 私自身がそんな日々を覚えておきたいので、ここにちょこちょこ書き留めてみる。 いきなりオーナーシェフに呑みに誘われるきっかけは新型コロナの第7波がピークを迎えかけていた7月終わりの休日の午後のことだった。 近所で散歩中、通りかかったことはあるけれど、入ったことのないイタリアンの店の前に置かれている立て看板のメニューを見ていると、開
古田大輔 / Daisuke Furuta @masurakusuo 日本ファクトチェックセンター編集長が今のメインです。 ジャーナリスト/メディアコラボ代表 他にD-JEDI事務局長、NIRA客員研究員、早稲田大と近畿大で非常勤講師など。 過去職は朝日新聞記者,BuzzFeed Japan創刊編集長,Google News Labフェロー。CUNY alumni note.com/masurakusuo 古田大輔 / Daisuke Furuta @masurakusuo 岩永直子さん @nonbeepanda が「どうしても書きたい医療記事がある」とBuzzFeed Japanに面接に来たときのことを思い出します。HPVやコロナだけでなく、幅広い発信は皆さん知ってのとおりです。知識と経験とネットワークを活かし、凄い質と量の記事を書いてきました。これからもぜひ読みたい。 twitter.
この度、出版された『新・養生訓 健康本のテイスティング』(丸善出版)の対談で初めてお目にかかった岩田健太郎先生ですが、私も医療記者の端くれですから、もちろんその著書はよく読んでいました。 いつか取材したい、一緒に仕事をしてみたいと思っていた方との対談話ですから、依頼があった時はとても光栄で嬉しく思いました。ただ、最初の対談日が近づくにつれ、私は緊張してきました。 「岩田先生、おっかない人なんじゃないかな。アホな受け答えしたら怒られるんじゃないかな?」 岩田先生のご著書やブログで、自身がおかしいと思う医学の言説などについて舌鋒鋭く批判する姿を追いかけてきたこともあるのでしょう。笑顔でない顔写真も眼光鋭くおっかない...。しかし、それだけではないのです。 (神戸大学病院感染症内科のHPより 腕組みをして眼光鋭い...) 実は、前職、読売新聞の医療サイトyomiDr.の編集長を務めていた時に、実
「8割おじさん」単独取材 良識試される、感染症報道 岩永直子 BuzzFeed Japan 記者、編集者 新型コロナウイルスによって私たちの生活は大きく変わった。この新しい感染症について何をどう報じるべきか。終息の気配は見えないまま試行錯誤が続く。BuzzFeed(バズフィード)の実践からコロナ報道のあり方を考えてみたい。 正体不明な感染症をどう報じる? 私は読売新聞で20年、社会部、医療部の記者として働いた後、ネットメディア「BuzzFeed Japan」に転職し医療報道を担当している。自身で書くだけでなく、他の記者の医療取材に助言・編集をし、専門家による寄稿の編集も行う。 我々のコロナ報道は、正月休み明けの1月8日、寄稿者の一人である都立駒込病院感染症科部長、今村顕史さんのメールから始まった。 「中国の武漢で発生している原因不明のウイルス性肺炎。まだ不明なことだらけなので、もう少し待っ
今回の記事は国立がん研究センターがHPVワクチンや検診などの子宮頸がん対策について報告書を公表した際の記者会見を元に書いています。日本はメディアのセンセーショナルな報道でHPVワクチンの接種率が激減し、子宮頸がん検診の受診率も低い特殊な国です。女性たちが、守れる命を守れない状況に置かれているのです。メディアの一員としての反省を込めて、これからもHPVワクチンに関する記事を書き続けるつもりです。 実は、私が20年勤めた読売新聞から転職したのも、HPVワクチンの安全性や有効性を報じたこと(2016年)がきっかけです。ワクチンに反対する人から会社にクレームが殺到し、それを問題視した会社から医療担当を外され地方異動を命じられました。正確な医療情報を書き続けるために、新聞社を去らざるを得なくなったのです。
おや?道新記者へのフレンドリファイアですか? 岩永直子「名乗らない人はジャーナリストの資格はないので相手にしない」 道新記者⇒職員が身分や目的を尋ねたが明確な返答がなく、逃げ去ろうとした 岩永記者「反論しない」と言いながら… 「匿名ならジャーナリストの資格が無い」なら文責者名不明の記事は? 岩永直子「名乗らない人はジャーナリストの資格はないので相手にしない」 うわーこんな取材は読売新聞社時代に何度もやってきたけれど、相手も織り込み済みで何か言われたことはない。もちろん逮捕されることもない。この学長選考、それほど何か、表に出してはまずいことがあったと勘繰ってしまう。だから口封じで警察に引き渡したのでは?https://t.co/B66vlfjAIZ — 岩永直子 Naoko Iwanaga (@nonbeepanda) 2021年6月24日 記者が逮捕されたということに、地元の記者クラブは何
BuzzFeed Japanというインターネットメディアで医療記事を担当している記者の岩永直子と申します。noteでは初めまして、ですね。 この度、ご縁がありまして、感染症の専門医、岩田健太郎先生と「健康本」を批評する対談本を丸善出版さんから出版していただきました。 その名も『新・養生訓 健康本のテイスティング』です。 巷に出回る健康本には、医学的に見て、いい加減な情報を載せて読者を惑わせるものがいっぱいあります。 でも、新聞広告などを見ていると、何回も増刷を重ね、何十万部と売れている人気分野であることも確かですね。当然、その影響が気になります。だまされて健康被害を受けないためには何に気をつけたらいいのか、岩田先生と共に本の内容を味わいながら、考えていくやりとりをそのまま記録した本です。 『養生訓』と言えば、江戸時代の儒学者、貝原益軒先生が書かれた健康本の古典中の古典。その名を借りるのもお
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