税収が見込みよりも34億円上回る 2021年6月30日の記者懇談会にて、川口市は「市民税と固定資産税、都市計画税を合わせた市税の税収が今年度当初見込みより、計34億円上回り計934億円になる」と発表した。 また、奥ノ木信夫市長は「住宅が東京と比較して安いことなどから、東京から移住してくる若い、高収入の市民が増えている」と理由を推測した。 これについて川口市役所税制課に尋ねると「(「若い高収入の転入が増えている」という話は)あくまでも市長の思い」と前置きしつつも「近年、川口駅や東川口駅周辺の開発が進んでいる。多くのマンションが建ち、即日完売であったという話も仄聞(そくぶん)している」と回答があった。 気になるのは、川口市がとりわけ“人気”を集める理由だ。同じく京浜東北線沿線には、大宮や浦和といった埼玉県を代表する街もある。それでもなお、川口市が選ばれるのはなぜか。川口市在住で埼玉県の住環境事