決済手数料に悩む加盟店が、逆に決済手数料を受け取れる アララキャッシュレスの逆転の発想:金融ディスラプション(1/3 ページ) この数年で急速に浸透したキャッシュレス決済。しかし、この秋からPayPayなどのコード決済サービスが加盟店手数料無料を終了することもあり、手数料の高さが課題となっている。特に影響を受けているのが、食品スーパーなどの薄利多売の店舗だ。これに対し、手数料の高い決済サービスではなく、独自のコード決済サービスを導入する動きがある。 各決済サービスの利用には手数料がかかり、それは加盟店である店舗側が負担する。一般的なクレジットカードでは2~3%程度、コード決済ではPayPayが条件付きながら1.6%を打ち出し、業界最安値をうたう。 しかし、食品スーパーの営業利益率は1~3%が普通で、各キャッシュレスサービスを導入すると、利益の多くが吹き飛んでしまうという構造だ。 そのため各