以下の記事と統合する。 nainaiteiyan.hatenablog.com 知覚は多様性に富む。 知覚は知識と影響し合う。 知覚は知識からはじまる。 こんなことは始めからわかっていた。 知識をつけなければ感性は磨かれない。 芸術も学問である所以。 才能という言葉がある。 常識は変わった。
読んだ本 引用元:版元ドットコム 瀬戸賢一『メタファー思考』講談社新書(1995) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ プラトン「修辞学は哲学よりも劣る」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 メタファーは真理を語らない ドイツの詩人であり批評家であったレッシングはそのように断言した。 今日、言葉は無力である。 無力であるどころか、凶器にもなっている。 言葉の無価値性は何によるのか。 そこを考えたい。 ・・・ メタファーとアナロジーの違い 『メタファー思考』によれば、メタファーは「点」であり、アナロジーは「面」なのだという。 メタファーは言い換えのようなものである。 ドイツの作家、ジャン・パウルは世界について、「いまだみえざる分母のための分子と表現した。 式で表すことができる。 「世界=いまだみえ
立命館大学文学部は、2020年度より国際化の更なる推進、専攻横断型の学びを展開するため、入学定員を55人増やす。これまでの7学域17専攻を8学域18専攻2クロスメジャーの体制に刷新する。 従来、英語科教員養成および日本語教員養成に力を入れてきた「コミュニケーション学域」を「国際コミュニケーション学域」と「言語コミュニケーション学域」の2学域に拡大・発展させる。 「国際コミュニケーション学域」では、約半数の科目を英語開講にし、短期留学生との共修科目も倍増させるなど、新学習指導要領で求められている実践的な学びに対応できる英語科教員の養成や国際社会で活躍できる人材の輩出を目指す。 「言語コミュニケーション学域」では、日本語教員養成課程の更なる充実を図る。日本語教育推進法が成立、外国人への日本語教育のニーズは企業や教育機関において年々高まっている。日本語教員養成課程に加えて、国語科の教員免許も取得
この記事の続きです。 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com 結果的に支給決定となりました。 また、今月に振り込まれることもわかりました。 結果的に、振り込みまで6ヶ月かかりました。 ただ、気になった点があります。 なぜか3級→2級に変更とのこと。 詳細はプライバシーのこともあるので、割愛します。 ただ、支給額がほぼ倍になったことだけは報告させていただきます。 正社員をほぼ諦めている僕としては、ありがたいお話です。 年金をしっかり納めて良かったと思っております。 この記事をもって、障害年金の体験記を終了したいと思います。 受給を考えている方の、ひとつの目安となれば、との思いから書きました。 ご覧頂きありがとうございました。 補足 : 2021年8月13日07時、振り込み確認済み。
例えばAさんがいる。 Aさんは本ばかり読む。そして、新品の本を買い漁っては、読んだあとにメルカリで売る。 そしてメルカリから得た代金でまた新しい本を買う。そのサイクルで本を買うとする。 この場合、Aさんの本を買えば買うほど、本当に欲しい高価な本がメルカリ市場に出回り、それらを安く買える確率が上がる。 逆に、 「あまり本を買わず、処分として要らない本だけ」をメルカリで売る人たちから本を買うとする。 この場合、その人たちは得た代金で別の商品、サービスに使うとする。 ユーザーがこのような人たちから本を買い続けるとどうなるだろうか。 メルカリの市場には本が出回りにくくなるのではないだろうか。 もちろん実体としての経済は複雑である。単純ではないだろう。 ちょっと面白そうなお話だな、と感じた。 つづく
フランクル『虚無感について』のつづきを読む。 nainaiteiyan.hatenablog.com 250項まで読み進める。 フランクルはサルトル『存在と無』から何を教訓とすべきか語る。 20世紀は科学の勃興の時代。 脳科学、生物学、心理学など、あらゆる方面から人間を説明する試みが行われた。 非人道的な人体実験や、倫理性に欠ける心理学の実験なども行われた。 現象を単一の要素から説明しようとする「還元主義」こそ今日のニヒリズムであるとフランクルは語る。 加えて、人間は常に自分自身を規定する存在であるとフランクルは語る。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 今日はカフカ『城』を軽く立ち読みしてみた。(分厚いので購入する気は失せた) あらすじの欄を見ると、『城』は、職業が人間の唯一の存在形式となった現代人の疎外された姿について抉り出す、とある。 個人的な解
nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 1. 松岡正剛『資本主義問題』角川ソフィア文庫 (2021) 2. 松岡正剛『感ビジネス』角川ソフィア文庫 (2019) 3. 仲正昌樹『ドゥルーズ+ガタリ<アンチ・オイディプス>入門講義』作品社 (2018) 4. 松岡正剛『感ビジネス』角川ソフィア文庫 (2019) 5. 松岡正剛『感ビジネス』角川ソフィア文庫 (2019) 6. 中沢新一『新版 はじまりのレーニン』岩波現代文庫 (2017) 7. 小坂井敏晶『格差という虚構』ちくま新書 (2021) 8. 小坂井敏晶『格差という虚構』ちくま新書 (2021) 9. 和田静香『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?国会議員に聞いてみた。』左右社 (2021) 10. 和田静香『時給はいつも最低賃
3日間に分けて、今日観終える。 これは実話の物語である。(以下ネタバレなし) 画像引用:映画.com http://www.eiga.com/movie/89815/ あらすじをざっくりいうと、高級クラブで用心棒をしていたトニー(画像左側)が問題を起こして仕事を辞める。 その後、トニーはピアニストであるドクター・シャーリー(画像右側)の運転手として雇われることになり、ツアーを刊行する。 舞台は1962年のアメリカで黒人差別がひどい。そんな差別とピアニストが戦う。そしてトニーの正義感が感動をうむ。 僕は英文科出身で黒人差別に関する基礎的な知識を持っていたつもりであったが、今回の映画ではもっとえげつない差別が描写されていた。 今でも残っている差別問題は、もはやこの時代に生きていた人、生まれた人がいる限り完全にはなくならないだろう。 それは、エスカレーターに乗ったら片方を空ける、という習慣並みに
久しぶりに長い文章を書きます。(2000字弱) 今日、歴史に関する記事をとりあえず2つ書きました。 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com 何故こんな記事を書いたのか。 それは、今起きている社会現象を説明する際に、日本国民については、社会学、心理学、生物学、栄養学、言語学などでは説明しきれないからです。 また、僕は考えずにいられなかったからです。 コロナ禍において、本当は何が起きているのか。 仮説はいくつか用意できますが、根拠が足りない、というのが悔しいのです。 仮説 ・日本はアメリカの犬であり、明治維新以前の歴史を忘れ、欧米の真似をし始めた頃から日本の堕落が始まった ・新自由主義、能力主義が同調圧力を助長したetc 僕は、今起きている現象はだいたい「お金」「アメリカ」で説明がつくと考えています。 nainaiteiy
※この記事はセンシティブな内容を含みます。 また、個人の意見なので、拡大解釈、誤解のないようにお願い致します。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この記事はブランコ・ミラノヴィッチ『資本主義だけ残った』みすず書房2021年を参考に書きます。 結論から書きます。 フェミニズムが加速し、平等へ向かうほど格差が拡大する、ということです。 まず、現実的な感覚として、有名な女優さんやテレビに出るモデルさん、女性のお医者さん、女性の社長さんが、一般的な会社員の年収400万円の男性、あるいは派遣社員さん、フリーターさんや生活保護の方たちと結婚することはあるでしょうか。 ほとんどないと思われます。あくまで現実的な感覚を前提としてます。 女性の方々には非常に申し訳ないのですが、過去にマッチングアプリを利用し、設定を医者として、マッチング確率を検証したことがあります。(もちろん法に触
結論から言います。 今僕は(29歳)ですが彼女を作る段階にはないと断言します。 むしろ、切磋琢磨できるような、ビジネスパートナー的な女性を求めています。 ハッキリ言います。その辺に歩いている女子高生と仮に会話したとしても全く面白くないです。 現に、28歳の頃、jkと遊んでいました。彼女の主張は幼稚すぎました。 「あいつゆるせねー」 「マジだるい」 小学生ですか? jKから学べることはなんでしょうか。正直なところ、ほとんどないです。 愚痴のオンパレードでした。 まるで小学生を相手にしているような感覚。 身体が美しいのは認めます。ただ、心はまだまだ発展途上です。もちろん僕もです。 発展途上同士がくっついたところで何になるのでしょうか。 結婚の本質はお互い精神的・経済的に自立しているところにあります。 本来、人と一緒にくらすということは、我慢の連続なのです。 好きとか、幸せとか、そういう次元で生
非認知能力 (grid、好奇心等) というものが近年話題になっている。 端的に言えば、IQと言われるもの以外の能力である。 参考文献:小塩真司『非認知能力』北大路書房2021年 例えば、自己制御力が年収や健康に影響を与えると本書には書かれている。 端的に言えば、目の前のマシュマロを長く我慢できた子供は、将来年収が高くなる傾向がある、といった話である。 本書でも、単純には言えないとは書かれている。 そもそも、「我慢できる」という本質的な定義が難しいからだと思われる。 例えば被実験者は、 「ルールは守らなければ罰を受ける」という信念を持っているかもしれない。 「我慢することは美徳だ」と思っているからかもしれない。 「マシュマロは不味い」と経験でわかっているかもしれない。 「お腹がすいていない」からかもしれない。 「空腹は最高のスパイス」という言葉をたまに目にする。 これは経済学用語、「限界効用
まず第一章を読み終える。 ざっくりまとめる。 本書はチンパンジーとボノボの行動研究の知見や歴史学、生物学などから人間の善悪を考察する本である。 チンパンジーは一般的に攻撃性が著しく高いとされ、ボノボはそれと対照で穏やかとされる。 一章の結論としては、比較的穏やかなボノボですら、人間よりも攻撃性を有するという帰結であった。 世界中のあらゆる部族において数少ない、国家の干渉をいっさい受けない無政府状態であったニューギニアのダニ族についての研究では、残酷な暴力行為があったものの、それでもボノボよりも攻撃性は少ないという結論であった。 集団という単位でみればそのような帰結になる。 その一方で、家庭内暴力に関してはしばしば人間も男性は攻撃性を示す。 この点についても、それでも他の類人猿の攻撃性には全く及ばないという。 以上が第一章のまとめである。 本書はルソーの性善説、ホッブズの性悪説を掘り下げる本
今日読んだ本: エディエンヌ・ド・ラ・ボエシ『自発的隷属論』 ホセ・オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』 吉田隼人『死にたいのに死ねないので本を読む:絶望するあなたのための読書案内』 アントニオ・ネグリ/マイケル・ハート『アセンブリ:新たな民主主義の編成』 ヴァイアニャク・プラサード『悪いがん治療:誤った政策とエビデンスがどのようにがん患者を痛めつけるのか』 永井彰/日暮雅夫/舟場保之『批判的社会理論の今日的可能性』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ 時勢に適応させたものは真実とは似て非なるもの 力の源泉が欲望である時と使命である時には雲泥の差がある 自発的隷属の要因⇒教育による習慣 心理学的に言えば内在化されたスキーマ 本と知は剣よりも勝る "トルコ大王は、書物と学識というものが、ほかのいかなるものにもまして、人間に、自己を知り圧政を憎む能
こんばんは 感想です。大事な点というよりかは、僕が大事だと思ったことを今日はまず書きます。 ・アウトプット前提で日々の観察を怠らない。アンテナは大事。 ・定期的に映画館に行く。 ・マンダラチャートを書いてみる。定期的に見直す。 ・脳は一度に3つの情報までしか処理できない。脳のキャパを考えて勉強をする。 僕もビジネス本に関しては相当な量を読んでいますので、だいたいのことは知っています。ただ、新しい発見もあります。でなければ買いませんからね。 まず、僕はインプットの大切さをこの本で改めて実感しました。 「インプットなんて読書だけでいい!」そう思って今までやってきたところが大きいですね。 僕はこれを機に手帳を買いました。いつでも気づいたらメモできるようにします。 著者 (『ストレスフリー大全』、『神・時間術』などを書いている精神科医の樺沢氏) が社会人になっても年間100本の映画を観ているという
過去の稚拙な文章などはご容赦頂きたい。 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hat
人生は草「フクロウよ、聞いてくれないか」 フクロウ「なんだね。草。」 人生は草「本の内容って、誰が書くかでだいたい決まると思うんだ。」 フクロウ「それは、当たり前じゃないかい?」 人生は草「なんだろ、オレが言いたいのは、精神科医ならこういうこと書きそうだな、社長ならこういう事書きそうだな、作家ならこういうこと書きそうだなっていう予想がだいたい当たるんだよ。」 フクロウ「ホーホー。で、なんだい。それが嫌なのか?」 人生は草「嫌というか、つまんないんだよね。書いているのは人間ではなくて、実は職業なんじゃないかと思えてくるんだよ。」 フクロウ「それはどうかな。全員がそうとは限らない。そうじゃないかい?」 人生は草「いや、オレの経験上、だいたいそう。」 フクロウ「ホー。ま、それはそれでいいじゃないの。問題はなんだね?」 人生は草「いいや。ただ聞いて欲しかっただけさ。」 フクロウ「いちいち気にしてい
ふぅ、、、 地獄でした。 冷や汗出て頭ガリガリかいたり。 自分が制御できなくなるかもしれないという恐怖。 尋常じゃないです。 認知行動療法なんてしてる場合かよ、もう終わった、入院したいし、将来生活保護だな、そんな予感がしました。 キンプリにもパニック障害の方いますよね。 相当辛いと思います。 僕はもう、完治させようなんて思いません。 共存です。 仕事も似てませんか? 毎日完璧に100%こなすなんて不可能です。 出来が悪くて当たり前。人間だもの。 ショーペンハウアーの本読んでゆっくりします。 皆様も、健康には本当に気をつけて下さい。 ちなみに、幸福であることを自覚できない人は幸福ではないみたいです。
今日読んだ本: 櫛原克哉『メンタルクリニックの社会学』 岡本祐一郎『アメリカ現代思想の教室』 塩谷舞『ここじゃない世界に行きたかった』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ 今日はとっていないので省略 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 ポストモダン系の思想は資本主義のオルタナティブ (alternative:代替の) を示せていないということは仲正氏『ポストモダン・ニヒリズム』においても書かれていた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ラカンの精神分析を社会理論に応用した左派中の左派、哲学者スラヴォイ・ジジェクもオルタナティブを示せていないとされた。 そんな行き詰まりのなか、近年では少し動きがあると書かれていた。 例えば「新反動主義」が挙げられた。 昨日も書いたように、リバ
臨床心理学では「反芻」という用語が出てくる。 それは、過呼吸に似ている。 つまりは、考え事が「過剰に」増えているということ。 そんなときは「マインドフルネスです」といっても、簡単なことではない。 「コーピング」といって、リフレッシュする活動や、何か気をそらす方法も考えられる。そのひとつとして、逓減の法則を僕は用いる。 そういうとき、僕はひたすら歩き続ける。 一歩一歩、時には歩数を数える。 風を感じる。 疲れるかもしれない。 でもそんなとき、実はちょっとしたことでも満足感を覚える。 お腹がすく。でも目の前に集中する。 家に帰る。 もしくはカフェに入る。 そこで味わうコーヒーはいつも以上に多い。 暖かい部屋にいつも以上に幸せを感じる。 何故なら、これは逓減の法則に則していると思うからである。 つまりは、「空腹は最高のスパイス」である。 つづく
今日読んだ本: アンソニー・グラフトン『アルベルティ』白水社 フィリップ・ソレルス『バタイユと友たち』別冊水声通信 トマス・ウルフ『天使よ故郷を見よ』講談社学芸文庫 秋嶋亮『無思考国家』白馬社 モーリス・ブランショ『焔の文学』紀伊國屋書店 テリー・イーグルトン『文学という出来事』平凡社 アントワーヌ・コンパニョン『第二の手、または引用の作業』水声社 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ ツァラトゥストラ「詩人たちは嘘をつきすぎる」 バタイユ「人は言葉へと還元することはいつも不完全なままに終わる」 毎日積み上がっていくのはゴミの塊 魂は積み上がらずに空になっていく 空白を埋めよ。文学によって。 難しい本だけを鞄に入れてカフェへ行く。ある種の絶望。 「話すことはトートロジーに陥ること」 「われわれは互いに注釈をし合ってばかりいる」 引用とは対象を流通
「小説の現在地」と題した最終講義に登壇した作家の奥泉光さん(中央)。ゲストに作家の島田雅彦さん(左)が招かれ、書評家の江南亜美子さんが司会を務めた=東大阪市で2024年2月4日午後3時18分、清水有香撮影 文学はなぜ必要か。そんな壮大なテーマに正面から向き合う濃密な2時間だった。近畿大で24年間、教壇に立った小説家、奥泉光さん(68)の最終講義。「小説の現在地」と題して、歴史の扱い方や資本主義との関係性などテーマは多岐にわたった。 文系軽視の風潮もあり、「文学なんて役に立たないと言われる」とこぼす学生に、「何を言っているんだ。最も重要なことをやっているんだ」と本気で伝えてきたという奥泉さん。文学部の存在意義についても、一つの答えを提示した。 奥泉さんは2000年、近畿大文芸学部の助教授に就任。03年に特任教授となり、現役作家として学生たちの創作指導にあたってきた。その締めくくりとなる2月4
精神医学が日本より進んでいるアメリカでは、 ポジティブ精神医学・ポジティブ心理学といった概念があります。 また、うつの方を対象とした、ポジティブサイコセラピーというプログラムでは、ひとつとして、その日良かったことを3つ書くことでうつの軽減をはかるというものがあります。感謝の手紙を書くといったプログラムもあります。『ポジティブ精神医学』より 認知行動療法でも、感謝の心を持つ訓練、自尊心の向上のため自分の良いところを書き出す実習があります。 僕も取り入れてみようと思いました。ではいきます。 1. スタバのシリアルが美味しかった! →バナナ・ストロベリー味など、いろいろあるみたいです。 2. ドトールで本をのんびり読めた! →だらだらできる休日は素晴らしいです。 3. 今日も継続してブログを書けた! → 継続は力なり、、、!
玄田有史『希望のつくり方』岩波新書(2010年)を読む。 正直なところ、あまり読んでいて気持ちの良いものではなかった。 著書は「希望学」の研究をしてきたとのことであるが、研究から得られた量的なデータが全くない。 加えて本書の内容はほとんど僕が今まで学んできたことばかりという印象である。 きわめつけは、高みから見下ろされている感がするところである。 安全地帯(つまりは大学教授という地位)から書かれたナラティブには気迫がない。 そして希薄。 これを読むといっそう希望が見えなくなる思いである。 ただ、僕の考え方は著書とあまり変わらない。だからこそ余計にやるせなさを感じる。 人生が決定論のように決まりきっていてはつまらない。 かといって先に行きが不明であっても不安。 希望は人間が作り出した虚構ではないだろうか。 希望について考える時間があれば僕はポジティブ心理学を勉強したほうが有意義だと思うし、今
マクロで起きる現象はミクロでも同じように起きていたりします。 インドにはカーストがあります。 多分、日本の学校にもカーストがあります。 それは、僕が肌で実感していたことであり、実際、リーダータイプ、普通の人たち、いじめられるタイプ、といった階級なるものがありました。 僕は時々リーダータイプの人間からベルトを鞭のようにしならせて暴力を受けたものです。 認められたい。という感情は、「あの集団よりも上でいたい」という感情に近いのではないでしょうか。 もしそうであるならば、困ったものです。 承認欲求のない人はいないと思うからです。 見定められるなんて、気持ちよくないものです。 しかし。 いったい何の「基準」でカーストは作られるのでしょうか。 おそらく、集団のイデオロギーで決まると思うのです。 「日本人男性は稼がねばならない」というイデオロギーがあるために、年収で「この私に見合うか」判断されてしまう
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