トヨタ自動車九州の宮田工場(福岡県宮若市)で派遣社員として働いてきた20代の男性はスマートフォンの画面を見ながら淡々とこう話す。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済の減速は雇用にかつてない暗い影を落としつつある。 「どうなるか分からない」 福岡県宗像市のJR教育大前駅。徒歩数分のコンビニ付近に午後3時前、近くのマンションから男性が三々五々集まり、次々到着する小型バスに足早に乗り込む。行き先はトヨタの宮田工場。彼らはそこで働く派遣社員らだ。新型コロナウイルスの感染拡大で国は緊急事態宣言を発令。福岡は最初対象になった7都府県の1つだが、工場は自粛の対象外。働き方への影響は今のところ軽微にとどまる。
日産、不正は350億円規模=西川氏関与せず-社内調査結果 2019年09月09日23時25分 日産自動車は9日夜、前会長カルロス・ゴーン被告らによる報酬不正に関する社内調査結果を公表した。一連の不正の規模は全体で約350億円に上り、同社はゴーン被告と前代表取締役のグレッグ・ケリー被告に対して損害賠償請求などの法的措置を取る。一方で、西川広人社長の不正関与はなかったとした。 【特集】「ゴーン」だけではない「強欲経営者」列伝 このうち「ストック・アプリシエーション・ライト(SAR)」と呼ばれる株価連動型の役員報酬制度の不正については、ケリー被告らの偽装工作により、当時副社長だった西川氏の報酬が約4700万円不正に増額されていたと認定。さらに元取締役2人と現・元執行役員4人にも同様の方法で不正に報酬が支払われていた。 ただ社内調査は、西川氏らについて、不正な手法で増額されたことを知らなかったなど
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、日産自動車によるイギリスなどの部品メーカーへの支払いが遅れていることが明らかになりました。これについて日産は経理の手続きが混乱しているためだと説明しています。 日産は1日、NHKの取材に対して支払いの遅れが生じていることを認めたうえで、理由については社内や社外との経理の手続きが混乱しているためだと説明しています。 そのうえで、95%以上の部品メーカーには先月31日までに支払いを済ませており、残りのメーカーにもできるかぎり早く支払うと説明しています。 日産は「混乱が起きたことを申し訳なく思っており、部品メーカーの支援と理解に感謝しています」とコメントしています。 ヨーロッパでは日産をはじめ自動車メーカー各社が先月後半以降、ほとんどの生産を取りやめる事態に直面しています。 イギリスの自動車工業会はこうした操業停止が続くことを強く懸念していて、部品メーカーを
日産自動車と本田技研工業は3月15日、自動車の電動化・知能化に向け、戦略的パートナーシップの検討を開始する覚書を締結したと発表した。 パートナーシップ領域は、自動車車載ソフトウェアプラットフォーム、バッテリーEVに関するコアコンポーネント、商品の相互補完など、幅広いスコープで検討する。「カーボンニュートラルおよび交通事故ゼロ社会に向けた取り組みをさらに加速するためには、環境対応技術・電動化技術・ソフトウェア開発などの領域に関する強化が不可欠」としている。 日産自動車株の内田誠氏(代表執行役社長 兼 最高経営責任者)は、「今後加速するモビリティへの変革に対し、中長期的な視点で備えをしていくことが重要であり、今回、両社が共通の課題意識のもと、合意に至ったことは大変意義深いものだと考えています。今後、両社で論議を重ね、持続的成長に向けて、WIN-WINとなる結論が見いだせることを期待しています」
3月15日 日産自動車とホンダは15日、自動車の電動化・知能化に向け戦略的パートナーシップの検討を開始する覚書を締結したと発表した。写真は日産のロゴで、2023年4月にニューヨーク市マンハッタンで撮影(2024年 ロイター/David 'Dee' Delgado) [東京 15日 ロイター] - 日産自動車(7201.T), opens new tabとホンダ(7267.T), opens new tabは15日、EV(電気自動車)を中心とした電動化・知能化分野での業務提携の検討を始めると正式に発表、覚書を締結した。EVの基幹部品の共通化や共同調達、⾞載ソフトウエア、商品の相互補完など幅広く検討を進める。両社で規模を拡大しコスト競争力を高め、EVで先行する米中勢などに対抗する。 都内で行った共同記者会見で、ホンダの三部敏宏社長は、提携を検討する背景について、事業環境が急激に変化する中で「(
東京工業大学と日産自動車らの研究グループが、人工光合成用光触媒の効率化に寄与する高性能なフォトン・アップコンバージョン(UC)の固体材料を開発したと発表。高効率かつ超低閾値でありながら空気中で安定という前例のない固体UC材料であり、次世代の脱炭素技術として期待される人工光合成の効率化に貢献できるという。 東京工業大学は2022年1月11日、日産自動車、出光興産と共同で、人工光合成用光触媒の効率化に寄与する高性能なフォトン・アップコンバージョン(UC)の固体材料を開発したと発表した。高効率かつ超低閾値でありながら空気中で安定という前例のない固体UC材料であり、次世代の脱炭素技術として期待される人工光合成の効率化に貢献んできるという。 人工光合成は太陽光と水とCO2を用い、酸素と水素、有機物などの貯蔵可能なエネルギーを人工的に生成できる技術として盛んな研究が行われている。しかし、実用化に向けた
テスラが充電器部門で大量解雇を行ったニュースが伝えられ、テスラがEVの充電サービスから撤退するかのような言説がSNSや一般メディアの記事などで飛び交っています。はたして、このニュースをどう受け止めるべきなのか。GWボケに喝を入れつつ論考してみます。 充電サービスから撤退なんてするはずはない ニッポンがGWに浮かれる4月30日、アメリカで、テスラが充電器部門の幹部や社員を大量解雇したというニュースが伝えられました。 テスラの充電方式は北米標準充電規格(NACS=North American Charging Standard)として公開(SAE J3400)されており、日本のトヨタや日産も今後北米で発売するEVに採用していくことを発表しているほか、フォードやGMなどのアメリカメーカー、メルセデス・ベンツやBMWなどの欧州メーカーも今後は北米発売のEVにNACSを採用することになっています。
九州旅客鉄道株式会社(JR九州)、住友商事、住友商事九州(福岡市)が出資し設立したでんきの駅(福岡市)は3日21日、系統用蓄電池事業の第1号案件として熊本市で建設を進めてきた系統用蓄電所「でんきの駅川尻」を完工した。 鉄道沿線特有の土地形状に合わせた専用設計の「バッテリー・ステーション」システムを構築した。蓄電池は、住友商事と日産自動車の合弁会社であるフォーアールエナジー(横浜市)が提供するリユース(再使用=中古)品のEV(電気自動車)用バッテリーを定置用にシステム化した「EVバッテリー・ステーション」を採用した。蓄電事業としての運用は、でんきの駅が担当する。 定格出力は1.5MW、実効容量は6.0MWh。リユースEVバッテリーを約350台分収納し、電池交換が可能。また、スケールアップ(高出力・大容量化)のための制御技術を導入した。今後、設備の本格稼働に向け各種試験を行った後、需給調整市場
ゴーン被告が無断出国 夫妻でインタビュー応じる(写真:ロイター/アフロ) 日産自動車の元幹部は、“ゴルゴ13”の登場を切望している。超一流のスナイパー、デューク東郷である。 元幹部の年賀状には「日産の今を憂うる」と書かれていた。年賀状を投函したのは、カルロス・ゴーン被告が海外に高飛びする前だった。会ったのは5年ぶりだったかもしれない。ゴーン被告の手で僻地の日産ディーラー社長という名のマネージャー(販売員)に左遷され、3つか4つのディーラーの経営をやり遂げ、定年を迎えた。年賀状に書かれた住まいの所在地が何度も変わったのを筆者は憶えている。 幹部会でゴーン被告の話に疑問を呈して、「ドント・ティーチ・ミー」(Don’t teach me)と言われた経験を持つ。別の会議で疑問・反論を試みたところ「ネバー・ティーチ・ミー」(Never teach me、黙らっしゃい)と叱責されたそうである。ゴーン被
2021年、欧州日産は初代『シルビア』からインスピレーションを得たフルエレクトリック(BEV)シルビアのデザインを公開したが、早ければ2024年にもグローバルモデルとして発売される可能性があることがわかった。 日産デザインヨーロッパのバイスプレジデントであるマシュー・ウィーバー氏は、未来のEVスポーツカーのためにデザインを依頼され、第一世代シルビア(左モノクロ写真)を参考にデザインしたという。 日産 シルビアEV ティザーイメージ初代シルビアは1964年の東京モーターショーで「ダットサン クーペ1500」としてデビュー、翌1965年に発売された。このモデルは「ダットサン・フェアレディ1600 SP311」と同じシャーシを採用したセミハンドメイドの特殊モデルだった。当時120万円という高額もあり、1968年までの3年間でわずか544台しか製造されていないが、「日本の自動車技術180選」にも選
アメリカのメディアが「EVのタイヤはエンジン車の4~5倍のスピードで消耗する」といった内容のニュースを報じたことが話題となっています。 EVについては駆動用バッテリーの製造を含めたLCA(ライフサイクルアセスメント、生産から廃棄までの環境負荷)においてエンジン車より不利ではないか、という意見もありますが、タイヤの消耗まで早いとなれば、LCA的にはネガティブな移動手段となってしまうからです。 たしかにハイパフォーマンスEVなどはエンジン車をはるかに上回る最大トルクを出しているモデルが散見されます。 モーターの特性で発進時に最大トルクを発生することができるので、こうしたクルマでゼロ発進からの加速を楽しんでいると、あっという間にタイヤが減ってしまうということもあり得ます。 <次ページに続く> 【日産 アリア】>価格やスペックはこちら >ユーザーレビューはこちら >専門家のレビューはこちら >中古
茨城県3Dayを完全にやりきったWakaです!! それでは本日も明るく元気に張り切ってまいりましょー!! マイナスイオン全身で浴びきって東京に戻ってまいりました! とにかく最高の時間を過ごすことができましたので 今日はそのレポートをしていきたいと思います!! 初日は昨日の記事でたっぷり書かせて頂きましたので,,, (約2,500文字くらい書いてました,,,) 改めて今回参加したキャンペーンの説明から!! 日産キャラバンと高萩市がタッグを組み キャラバンでの車中泊を体験し 高萩市の自然を満喫しよう!! ざっくりいうとこんなコンセプトで 1人6,000円で ・キャラバン(ガソリン代込) ・Day1,Day2のアクティビティ ┗初日は乗馬とセグウェイにチャレンジ ┗二日目は雨で中止(本来は釣りプロと海釣り体験) ・夕食/朝食BBQの食材 ・その他完璧に揃えられた備品 というまさに至れり尽くせりの
おそらくメルセデス・ベンツは「EVとしての効率」を追求すべきと考えたのであろう 報じられるところによると、メルセデスベンツはレンジエクステンダーEVの計画を撤回し、代わりに簡素化されたエレクトリックドライブトレインに焦点を当てる、とのこと。 レンジエクステンダーEVとは、(駆動力としては機能しない)発電のみを担当する内燃機関を搭載し、これによって発生させた電力を用いてエレクトリックモーターを駆動させ走行するEVを指しており、日産の「e-POWER」の作動原理を思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。 なぜメルセデス・ベンツは戦略の変更を? 今回メルセデス・ベンツは戦略を変更し、一つの可能性を切り捨てたということになりますが、上級内部関係者の弁として紹介されているのが「私たちは、パッケージングと路上テストの両方のために、既存モデルをベースに(レンジエクステンダーの)プロトタイプを作成しまし
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