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橘玲の検索結果1 - 7 件 / 7件

  • 非正規と正社員の格差は「身分差別」役職定年は「大いなる矛盾」、橘玲氏が喝破

    しみず・まさひろ/慶應義塾大学法学部政治学科卒業。大手証券系シンクタンク、週刊ダイヤモンド編集部記者、共同通信経済部記者を経て、2019年5月より現職。日本証券アナリスト協会検定会員。最近、ツイッター(@ShimizuMshr)を始めました。 有料記事限定公開 ダイヤモンド・オンラインの有料会員限定記事を、特別に無料で公開します。 バックナンバー一覧 『キリンの「内部資料」が物語る氷河期世代の惨状…“バブルとゆとりの板挟み”鮮明』に続き、ベストセラー作家の橘玲氏に、行き詰まりを見せている日本の人事制度の問題点について話を聞いた。特集『どの世代が損をしたか?氷河期部長&課長の憂鬱 出世・給料・役職定年』の#18では、橘氏が非正規の待遇は「身分差別」であると喝破。役職定年が抱える大きな矛盾点についても、独自解説してもらった。(ダイヤモンド編集部編集委員 清水理裕) 日本における正社員と非正規

      非正規と正社員の格差は「身分差別」役職定年は「大いなる矛盾」、橘玲氏が喝破
    • メディアはなぜ、トランスジェンダーと敵対するフェミニストについて触れないのか? 週刊プレイボーイ連載(582) – 橘玲 公式BLOG

      トランスジェンダーが戸籍上の性別を変える際に必要とされていた「生殖能力を失わせる」手術を、最高裁が違憲と判断しました。近年、日本の司法はグローバルスタンダードに判断を合わせる傾向がありますが、これもそうした「リベラル化」のケースと考えていいでしょう。 ただし判決では、「生殖腺がないか、その機能を永続的に欠く」という生殖不能要件を不要としたものの、「変更する性別に似た外観を備えている」という外観要件については十分に審理が行なわれていないとして、高裁に差し戻しました。 (生物学的には女として生まれたが性自認が男の)トランス男性は、これまでも男性器の形成を求められておらず、生殖不能要件を否定したこの判決によって、身体に大きな負担をかける手術なしで「自分らしい」ジェンダーで生きることができるようになりました。 これには多くのひとが同意するでしょうが、メディアは「トランスジェンダー問題」の核心に触れ

      • 莫大な富をもつとてつもなく賢い者「テクノ・リバタリアン」が、お互いに利用し合ったり、敵対したりしながら、人類の未来をつくっている

        知識社会が高度化するにつれて、とてつもなく高い論理的・数学的知能をもつ者に富が集中する現象が顕著になってきた。シリコンバレーに集まる彼ら(そのほとんどは男性)は「テクノ・リバタリアン」と呼ばれている。 リバタリアニズムは「自由原理主義」のことだが、IT起業家はなぜ「自由」にこだわるのか。それは、彼らの特異な能力が自由な社会・経済のもとでしか花を咲かせることができず、国家や法のきびしい規制のあるところでは枯れてしまうからだ。 そしていま、テクノ・リバタリアンたちは指数関数的(エクスポネンシャル)に高度化する強大なテクノロジーを駆使して、(自分たちに)最適化された世界をつくろうとしている。そんな話を新刊の『テクノ・リバタリアン 世界を変える唯一の思想』(文春新書)で書いたが、ここではその番外編として、本書では詳しく触れることができなかった生成AI(人工知能)をめぐる人間関係の波乱万丈を紹介して

          莫大な富をもつとてつもなく賢い者「テクノ・リバタリアン」が、お互いに利用し合ったり、敵対したりしながら、人類の未来をつくっている
        • 競争の本質は競争しないこと。強者の土俵では戦わず、しかし戦う武器は捨てない

          作家 2002年、金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)、『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』『橘玲の中国私論』(以上ダイヤモンド社)『「言ってはいけない? --残酷すぎる真実』(新潮新書)などがある。最新刊は、『シンプルで合理的な人生設計』(ダイヤモンド社)。メルマガ『世の中の仕組みと人生のデザイン』配信など精力的に活動の場を広げている。 シンプルで合理的な人生設計 「日本人は合理性を憎んでいる。だからこそ、合理的に生きることが成功法則になる!」 前著『幸福の「資本」論』で幸福を3つの資本で定義づけた橘玲氏が、「人生の成功法則」について「合理性」を軸に3つの資本を再検証。最新の学術的知見を織り交ぜなら、現代人が「自由に生きる」ための理論、手段、実践を突き詰める。 バックナンバー一覧 戦う場所は絞るが武器は捨て

            競争の本質は競争しないこと。強者の土俵では戦わず、しかし戦う武器は捨てない
          • 非正規と正社員の格差は「身分差別」役職定年は「大いなる矛盾」、橘玲氏が喝破

            しみず・まさひろ/慶應義塾大学法学部政治学科卒業。大手証券系シンクタンク、週刊ダイヤモンド編集部記者、共同通信経済部記者を経て、2019年5月より現職。日本証券アナリスト協会検定会員。最近、ツイッター(@ShimizuMshr)を始めました。 有料記事限定公開 ダイヤモンド・オンラインの有料会員限定記事を、特別に無料で公開します。 バックナンバー一覧 かけがえのない人生を無駄にする 部下なし部長&部下なし課長 実はダイヤモンドの記事(ダイヤモンド・オンラインの特集『中高年の給料激減!主要企業のデータ初公開!大企業の5割導入 役職定年の悲哀』)を読むまで、よく知りませんでした。まさか役職定年で年収が3割も減るとは。年収1000万円でも、妻が専業主婦で、東京で暮らしていたら生活はいっぱいいっぱいですよね。子どもを私立に入れていたりすると、年収700万円に下がったら、家計が回らなくなるでしょう。

              非正規と正社員の格差は「身分差別」役職定年は「大いなる矛盾」、橘玲氏が喝破
            • バカと無知|3分で読める本要約

              自分自身の「バカと無知」に気づくためのヒント。 誰もが「バカと無知」な部分を持っていることを認めることが、より良い人生への第一歩です。 本書では、自分自身の「バカと無知」に気づくためのヒントを多数紹介。 自分の弱点を克服し、より理性的な行動ができるようになるでしょう。 3分で読める本要約(管理人) ①自分より優れた者は「損失」、劣ったものは「報酬」噂話は、集団の中で生き延びる強力なツールだ。 面と向かって批判すれば紛争になり、最悪の場合報復されて殺されてしまう。 だが噂によって悪い風評を広めるのなら、報復を避けつつライバルにダメージを与えることができる。 こうして、「自分についての噂を気にしつつ、他人について噂を流す」という極めて高度なコミュニケーション能力が必要とされるようになった。 些細な批判に過剰に反応するのは、噂によって生死が決まる時代の名残である。 近年の脳科学では、「下方比較」

                バカと無知|3分で読める本要約
              • 膨大な遺伝子の組み合わせの得点化から「成人後の所得、刑務所に入る可能性まで」個人の“遺伝的な未来”を高い確率で予測できるようになった

                ジェンセンやマレー、ハーンスタインの「優生学」とリベラルな行動遺伝学者であるハーデンの主張はほぼ同じ 「優生学」「ゲノムブラインド」「反優生学」という、遺伝についての3つの政治的立場のうち、ゲノムブラインドが“反科学”として否定されるなら、残りは2つになる。だが私は、ハーデンのこの分類には問題があると考える。 「優生学(eugenics)」はダーウィンのいとこで、統計学の祖でもあるフランシス・ゴルトンが1883年に命名した言葉で、その後、ロナルド・フィッシャーやカール・ピアソンなど、統計学を確立した者たちに引き継がれた「進歩思想」だ。 それ以前から、育種によってよりよい(人間にとって役に立つ)植物・動物をつくる手法は広く知られていた。ダーウィンの進化論に影響を受けたゴルトンら19世紀末のエリートたちは、適切な“交配”で人為的に人間を「進化」させられると考えた。社会主義者(H・G・ウェルズ)

                  膨大な遺伝子の組み合わせの得点化から「成人後の所得、刑務所に入る可能性まで」個人の“遺伝的な未来”を高い確率で予測できるようになった
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