https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/462572 ここまで直球の公金チューチュー、公金の使い方に厳しい目を向けるイツメンがどれほど苛烈な批判をしてくれるか楽しみです😆
首相官邸の自室で官房長官が管理する金庫は、さながら打ち出の小づちだ。毎月1億円が入ってきて、領収書なしで使える。うち1千万円は首相に渡すのが習わしらしい。官房機密費の実態を、官房長官経験者の一人が本紙取材班に語った▲そのカネが選挙に使われた疑惑が浮上した。2013年参院選では、当時の安倍晋三首相が自民党候補の応援に行った際に渡した陣中見舞い100万円に流用された疑いが持たれている▲機密費に関しては、元官房長官の故野中広務氏も政界引退後に証言していた。自民党の国対委員長や野党の大物議員、政治評論家らにもカネを届け、受け取らなかったのはジャーナリストの田原総一朗氏だけだったと▲正式名は内閣官房報償費。国内外の極秘情報を握る裏人脈など、支出相手をすぐに明かせないものもあろう。だが選挙で配ったり、評判を買ったりすることが機密とは到底思えない。透明化が進まないのは、このカネの持つ毒が政界に回ったから
岸田文雄首相の政務秘書官の山本高義氏(52)が昨年来、銀座の高級クラブに通いつめてきたことが週刊新潮の取材でわかった。その原資に浮上した官房機密費の扱いや首相秘書官が辞任するか否かの議論が浮上していることについてお伝えする。 【写真を見る】高級クラブをあとにする山本氏 記事をざっとおさらいしておこう。 ・岸田首相を30年にわたって支え続ける政務秘書官の山本氏が昨年秋以降、銀座のクラブに通いつめている。多い時で週に2・3回。たいてい1人でやってきて1回7~8万円ほどを支払う。 ・あるホステスがお気に入りで、いわゆる同伴のみならずアフターにも連れ出す。能登半島地震の後にも銀座通いは続いており、1200~1400万円程度の政務秘書官の収入だけでは賄い切れるものではなく、カネの出所が疑われる。 ・ある首相秘書官経験者は、通常でも遊ぶ余裕がないほど忙しい仕事なのに、震災対応や政治とカネの問題などで最
自民党の松野博一前官房長官を巡り、野党が昨年12月、松野氏が内閣官房報償費(官房機密費)を辞任までの2週間で4660万円使用したことを問題視している。官房機密費は官房長官が取扱責任者となる決まりがあるが、立憲民主党議員は「仮に松野氏が懐に入れていたら問題だ」と追及する。ただ、旧民主党政権も3年3カ月で34億8000万円の官房機密費を使用した事情があり、2週間換算では約4070万円となる。今回の松野氏のケースと大差がなくなる形だ。 蓮舫氏「自身の裏金語らず、更迭前に支出か」「官房機密費の支出先は官房長官で処理することが決まっている。歴代内閣が同じ形で法律にのっとっている。在任中の2年2カ月、月初めに受け渡しが行われていた。受け渡しの行為は内閣官房職員で行われていた。恐らく全ての内閣で同様だろう」 松野氏は13日、辞任直前の官房機密費の使用について、国会内で記者団にこう説明した。 官房機密費は
松野前官房長官が、昨年12月14日に退任する直前の2週間に内閣官房機密費4660万円を使用していたことが明らかになった。「しんぶん赤旗」が情報公開で入手した「政策推進費受払簿」で判明したとして、11日に「“闇金”抱え退任」と報道。13日の衆院予算委で、この件について野党から質問された林官房長官が事実と認めた。 【写真】この記事の関連写真を見る(17枚) 松野氏は昨年12月1日に機密費9660万円を自身が管理する「政策推進費」に振り分けたが、14日に後任の官房長官に就いた林氏が金庫を確認したところ、残っていたのは5000万円だったという。差額の4660万円は何に使われたのか。 当時は自民党派閥の政治資金パーティーの裏金化が問題になり、松野氏が直近5年間で1000万円を超える裏金のキックバックを受けていたことが新聞などに報じられた時期だ。松野氏は会見でもロクに説明できずヨレヨレで事実上、更迭さ
松野博一前官房長官が、自民党安倍派の政治資金パーティー裏金問題を受けて辞任する2023年12月14日までの14日間に、領収書不要の「内閣官房報償費」(官房機密費)4660万円の支出を受けていたと、林芳正官房長官が13日の衆院予算委員会で明らかにした。林氏は「支出先が一律に官房長官となる」とし、「松野氏個人に支出した事実はない」と説明したが、立憲民主党などは追及姿勢を強めている。 立憲の山岸一生氏に対する答弁。林氏は、官房報償費の中でも官房長官が自ら管理する「政策推進費」として支出されたと説明した。この期間は松野氏が所属する安倍派からパーティー収入のキックバック(還流)を受けた疑惑が報じられ、進退が取り沙汰された時期と合致する。
官房機密費を4660万円使用 松野前長官、辞任前の2週間で 2024年02月13日17時55分配信 松野博一前官房長官=1月26日、国会内 林芳正官房長官は13日の衆院予算委員会で、松野博一前官房長官が昨年12月1日から辞任した同月14日までの間に、官房機密費(内閣官房報償費)4660万円を使用していたことを明らかにした。林氏は具体的な使途の回答を拒んだ上で、「松野氏個人に支出した事実はない」と述べた。立憲民主党の山岸一生氏への答弁。 五輪機密費発言、火種に 野党、馳氏の参考人要求 松野氏は13日、国会内で記者団に「法律で、報償費の支出先は官房長官で処理すると決まっている。公益、国益にのっとった使用がされている」と説明し、不適切な支出はないとの認識を示した。 林氏は同日の記者会見で、「(松野氏の)判断と責任の下、適切に執行されたと認識している」と強調。支出の規模やタイミングについて「今年度
林官房長官は、いわゆる官房機密費について、去年12月、松野前官房長官から引き継ぐまでの2週間に4600万円余りが使用されたと明らかにする一方で、松野氏個人に支出した事実はないと説明しました。 林官房長官は13日の衆議院予算委員会で、いわゆる官房機密費について、去年12月1日から松野前官房長官が辞任した14日までの支出の状況を問われ、「官房長官の判断で機動的に使用する『政策推進費』は、支出先が一律に官房長官となる。去年12月に私に引き継がれるまでの間に4660万円が使用された」と述べました。 その一方で、「個別具体的な使途を答えることは一切差し控えるが、松野前官房長官個人に支出したかのように受け取られているとすれば、そうした事実はない」と説明しました。 松野 前官房長官は記者団に対し、自身の官房長官在任中のいわゆる官房機密費の取り扱いについて「在任中の2年2か月間、一貫して、おおむね月の初め
Published 2024/02/13 12:23 (JST) Updated 2024/02/13 12:39 (JST) 林芳正官房長官は13日の衆院予算委員会で、松野博一前官房長官が昨年12月1日から辞任した14日までの間に、使途が公表されない内閣官房報償費(機密費)を4660万円支出したと明らかにした。官房長官の判断で機動的に使用する政策推進費だと説明し「松野氏個人に支出したかのように受け取られているとすれば、そうした事実はない」と述べた。 質問した立憲民主党の山岸一生氏は、松野氏が所属する自民党安倍派の政治資金パーティー裏金事件で事実上更迭された経緯に触れ「渦中の人物が辞任直前に多額の現金を引き出している。おかしいと思わないのか」と批判した。
全国紙やテレビ局に先駆け、自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る裏金づくりを丹念に報じ、北海道に拠点を置く市民団体「メディア・アンビシャス」(代表=上田文雄・前札幌市長)から優れた報道内容として、2023年の「メディア・アンビシャス大賞」を受賞した「しんぶん赤旗」。その赤旗が再び政界に“赤旗砲”を放った。 11日付の赤旗は、自民党の最大派閥「安倍派」(清和政策研究会)のパーティーで裏金が発覚した「安倍派5人衆」の一人、松野博一前官房長官(61)が昨年12月、裏金問題が発覚してから官房長官を更迭されるまでの約2週間に4660万円の内閣官房機密費(報償費)を自身に支出していたことを報じたのだ。 松野氏は、2018年からの5年間で1051万円を政治資金収支報告書に記載せず裏金化していたことが、既に報じられている。国会で裏金の有無や理由について度々問われながら、曖昧な答弁を繰り返していた松野氏。そ
全国紙やテレビ局に先駆け、自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る裏金づくりを丹念に報じ、北海道に拠点を置く市民団体「メディア・アンビシャス」(代表=上田文雄・前札幌市長)から優れた報道内容として、2023年の「メディア・アンビシャス大賞」を受賞した「しんぶん赤旗」。その赤旗が再び政界に“赤旗砲”を放った。 松野前官房長官「差し控える」はもう通用しない…特捜部から任意聴取要請、「政治とカネ」追及した過去 11日付の赤旗は、自民党の最大派閥「安倍派」(清和政策研究会)のパーティーで裏金が発覚した「安倍派5人衆」の一人、松野博一前官房長官(61)が昨年12月、裏金問題が発覚してから官房長官を更迭されるまでの約2週間に4660万円の内閣官房機密費(報償費)を自身に支出していたことを報じたのだ。 松野氏は、2018年からの5年間で1051万円を政治資金収支報告書に記載せず裏金化していたことが、既に報
(写真)本紙が情報公開請求で入手した「政策推進費受払簿」の昨年12月1日分(左)と同月14日分。現在額が9660万円から5000万円になっており、4660万円を松野前官房長官が持ち出したことを示しています (拡大図はこちら) 自民党安倍派(清和政策研究会)のパーティーを巡る事件で裏金づくりが発覚した「安倍派5人衆」の一人、松野博一前官房長官が、事実上更迭されるまでの2週間に内閣官房機密費(報償費)4660万円を自身に支出していたことが10日、本紙の調べでわかりました。裏金でまともな説明ができない人物に、領収書が不要で内閣の「闇ガネ」の取り扱いを任せてきた岸田文雄首相の責任も問われます。(矢野昌弘) 本紙が情報公開で入手した「政策推進費受払簿」によると、疑惑が大きく報道された昨年12月1日に松野氏は官房機密費9660万円を「政策推進費」に振り分け、松野氏自身が管理する金庫へ現金で移していまし
(たぶん)報道されなかった日本の闇ニュース[68] (たぶん)報道されなかった日本の闇ニュース[68] (たぶん)報道されなかった日本の闇ニュースとは 【スクープ証言】総理秘書官が手渡しで「年間1200万円」官房機密費からバラまかれる「文化人工作費」を受け取った人々 (たぶん)報道されなかった日本の闇ニュースとは 最近、テレビでニュースをご覧になりましたか? 久しぶりにテレビのニュースを見て驚愕した。 トップニュースがメジャーリーグでの日本人選手の活躍、もしくは芸能人のゴシップだと? どこまで平和ボケすれば気が済むんだ、日本人。 それもこれも本分を忘れたマスコミが、権力に丸め込まれているからに他ならない。 情報の捏造なんかは御茶の子さいさい。 国民の怒りの矛先を、巧みな情報操作で別のところへ向けてしまう。 それ自体がすでに忌忌しき問題ではあるが、それよりもっと問題なのは、そのことにすら気づ
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金庫カラにし自民下野 機密費、突出の2.5億円支出2009年11月21日1時41分 印刷 ソーシャルブックマーク 平野博文官房長官は20日の記者会見で、04〜09年度の内閣官房報償費(官房機密費)の国庫からの支出記録を公表した。政権交代が決まった衆院選2日後の9月1日、当時の河村建夫官房長官が2億5千万円を内閣府に請求し、引き出していた。約半月後に平野氏が河村氏から引き継ぎを受けたときに、この引き出し分はすべて使われており、官邸内の残高はゼロになっていたという。 平野氏が公表したのは、機密費を管理する内閣府に歴代の官房長官が支出を請求した日付と金額の一覧。受け取った機密費をいつ何の目的で使ったかについては明らかにしなかった。 記録によると、自公政権時代には、年度末の調整を除いてほぼ毎月1億円、年間12億円前後が国庫から引き出されていた。ところが今年度は、河村氏が9月1日付で通常の2.5倍に
このところ内閣官房報償費、いわゆる「官房機密費」が国民の注目を浴びている。 キッカケは、石川県の馳浩知事が11月17日に東京都内で開かれた講演会で、2013年の東京夏季五輪招致活動をめぐり、当時の安倍晋三総理から「馳、カネはいくらでも出す。官房機密費もあるから」と告げられたことを自慢げに暴露した一件だった。 当時、馳氏は自民党の五輪招致推進本部長を務めており、IOC(国際オリンピック委員会)の委員約100人に対する贈答品として、1冊20万円の記念アルバムを官房機密費で製作した事実まで得意げに披露して、国民の怒りと不信を買う事態に発展した。 さらに、麻生太郎政権(2008年9月~2009年9月)で官房長官を務めた河村建夫元衆院議員も最近、複数のメディアの取材に応じる形で、官房機密費の生々しい使途の一端を明らかにしている。河村氏は、官房機密費は毎月1億円ほど支出され、麻生総理や自分(官房長官)
にわかに注目を集めている官房機密費(正確には内閣官房報償費)。“機密”というベールに包まれたカネは一体何のために存在し、何に使われてきたのか。これまで幾度となくこの問題を追及してきた本誌・週刊ポストだから書ける真実を、白日の下に晒す。【前後編の後編。前編から読む】 【写真】機密費を出されてもその場で返してきた田原総一朗氏。その理由は「貰ったら借りになるから」 1億円を持ち帰った首相 野党工作にも多額の機密費がアメとして使われてきた。1989年、竹下登内閣は「消費税」を導入するために、ひそかに機密費を大幅に増額した。国対経験豊富な自民党OBの証言だ。 「国民の猛批判の中で消費税法案を国会で成立させるには巨額の国会対策費が必要だったが、機密費予算を増額すると言えば野党が反発する。そこで外交機密費を増額し、官邸に上納させる仕組みを編み出した。20億円くらい上納させたと聞いている。 そのカネを使っ
にわかに注目を集めている官房機密費(正確には内閣官房報償費)。“機密”というベールに包まれたカネは一体何のために存在し、何に使われてきたのか。これまで幾度となくこの問題を追及してきた本誌・週刊ポストだから書ける真実を、白日の下に晒す。【前後編の後編。前編から読む】 1億円を持ち帰った首相 野党工作にも多額の機密費がアメとして使われてきた。1989年、竹下登内閣は「消費税」を導入するために、ひそかに機密費を大幅に増額した。国対経験豊富な自民党OBの証言だ。 「国民の猛批判の中で消費税法案を国会で成立させるには巨額の国会対策費が必要だったが、機密費予算を増額すると言えば野党が反発する。そこで外交機密費を増額し、官邸に上納させる仕組みを編み出した。20億円くらい上納させたと聞いている。 そのカネを使ってわれわれが野党幹部と内々に話をつけた。野党はあくまでも採決に反対するが、自民党が強行採決するの
にわかに注目を集めている官房機密費(正確には内閣官房報償費)。“機密”というベールに包まれたカネは一体何のために存在し、何に使われてきたのか。これまで幾度となくこの問題を追及してきた本誌・週刊ポストだから書ける真実を、白日の下に晒す。【前後編の前編。後編から読む】 【写真】機密費を出されてもその場で返してきた田原総一朗氏。その理由は「貰ったら借りになるから」 まさに“官邸の裏金”と言える機密費を歴代官房長官で最も多く使ったのは、菅義偉・前首相とされる。 安倍内閣の官房長官在任中の7年8か月に総額86億8000万円を支出した。小池晃・共産党書記局長は情報公開請求で開示された資料をもとに、菅氏は自民党総裁選に出馬表明する前日の2020年9月1日、空になっていた官房長官室の金庫に機密費9020万円を入れ、首相に就任した9月16日時点の残金は4200万円だったと指摘している。差額の4820万円が総
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記者会見で「五輪招致に関する発言はしない」と繰り返す馳浩・石川県知事=同県庁で2023年11月22日午後2時半、阿部弘賢撮影 東京オリンピック招致の内幕について、馳浩・石川県知事が突如繰り出した「暴露発言」が波紋を広げている。国際オリンピック委員会(IOC)委員に高価な特注品を贈ったという内容に加え、当時の安倍晋三首相から「官房機密費(内閣官房報償費)もあるぞ」と発破をかけられたというのだから、その衝撃は大きかった。馳氏は即座に火消しに走り、以降はこの問題に口をつぐんでいる。「石川の顔としていかにも軽い」――。身内の自民党関係者からも嘆きの声が聞こえてくる。 「安倍氏が『金はいくらでも』と」 事の発端は11月17日午後、東京都内での講演だった。馳氏は「メモを取らないで」と切り出し、五輪招致の内情に言及した。100人余りのIOC委員に対し、彼らの選手時代などの写真を集めたアルバムを1冊20万
これまで語られてこなかった“ブラックボックス”である「官房機密費」について思わぬところから重大発言が飛びだし、大きな注目を集めている。その渦中、麻生太郎政権時の官房長官として機密費のすべてを知る人物が、「機密費と五輪」の疑惑について口を開いた──。森友学園問題をスクープし、安倍政権の疑惑を追及してきたジャーナリスト・相澤冬樹氏がレポートする。【全文公開】 【写真】マイクを向けられる馳浩・石川県知事。他、プーチン大統領と握手する光沢あるスーツ姿の河村建夫氏なども 「語らないものなんだ」 秘密のベールに包まれた「官房機密費」(正確には内閣官房報償費)。その実態を垣間見せる発言が、世間を騒がせている。 馳浩石川県知事が講演で、2013年に開催が決まった東京五輪の招致活動に自民党の招致推進本部長としてあたった経験を語った。その場で国際オリンピック委員会(IOC)委員の現役選手時代の活躍を載せたアル
馳浩・石川県知事が、国際オリンピック委員会(IOC)委員に対し「官房機密費を使ってアルバムを1冊20万円で作成して渡した」と語った問題。馳氏は批判を受けて「発言を撤回する」と述べたきり説明を拒んでいる。官房機密費(正確には内閣官房報償費)は、官房長官が管理していて使途が明かされない“ブラックボックス”だとされてきただけに、馳氏の発言は注目された。 【写真】マイクを向けられた馳浩氏。他、プーチン大統領と握手する河村建夫氏、アルゼンチンでジャケパンスタイルで万歳する安倍晋三氏・森喜朗氏・猪瀬直樹氏 そうした中、麻生太郎内閣で官房長官を務めた河村建夫氏(81)が官房機密費について取材に応じた。官房長官経験者が機密費について詳細に語るのは異例のことだ。河村氏は、森友学園問題をスクープし安倍政権の疑惑を追及してきたジャーナリスト・相澤冬樹氏のインタビューに答え、馳氏の発言などについて詳細に語った。そ
馳浩・石川県知事が、国際オリンピック委員会(IOC)委員に対し「官房機密費を使ってアルバムを1冊20万円で作成して渡した」と語った問題。馳氏は批判を受けて「発言を撤回する」と述べたきり説明を拒んでいる。官房機密費(正確には内閣官房報償費)は、官房長官が管理していて使途が明かされない“ブラックボックス”だとされてきただけに、馳氏の発言は注目された。 そうした中、麻生太郎内閣で官房長官を務めた河村建夫氏(81)が官房機密費について取材に応じた。官房長官経験者が機密費について詳細に語るのは異例のことだ。河村氏は、森友学園問題をスクープし安倍政権の疑惑を追及してきたジャーナリスト・相澤冬樹氏のインタビューに答え、馳氏の発言などについて詳細に語った。その模様は、12月4日(月)発売の週刊ポストが詳しく報じる。 相澤氏の取材に対し河村氏は「馳さんは当たり前のことという軽い感覚で話したんだと思うよ」と語
馳浩・石川県知事が、国際オリンピック委員会(IOC)委員に対し「官房機密費を使ってアルバムを1冊20万円で作成して渡した」と語った問題。馳氏は批判を受けて「発言を撤回する」と述べたきり説明を拒んでいる。官房機密費(正確には内閣官房報償費)は、官房長官が管理していて使途が明かされない“ブラックボックス”だとされてきただけに、馳氏の発言は注目された。 そうした中、麻生太郎内閣で官房長官を務めた河村建夫氏(81)が官房機密費について取材に応じた。官房長官経験者が機密費について詳細に語るのは異例のことだ。河村氏は、森友学園問題をスクープし安倍政権の疑惑を追及してきたジャーナリスト・相澤冬樹氏のインタビューに答え、馳氏の発言などについて詳細に語った。その模様は、12月4日(月)発売の週刊ポストが詳しく報じる。 相澤氏の取材に対し河村氏は「馳さんは当たり前のことという軽い感覚で話したんだと思うよ」と語
東京五輪招致を巡り機密費を使ってIOC委員に贈答品を渡したとする発言を撤回した後の22日に、記者会見する石川県の馳浩知事=石川県庁で 石川県の馳浩知事が東京五輪の招致活動で内閣官房報償費(機密費)を用いて国際オリンピック委員会(IOC)委員に贈答品のアルバムを渡したと発言した問題を巡り、IOCは29日に「いかなる場合でも、アルバムは明らかにIOCの規定に沿った感謝の印だ」とする声明を出し、倫理規定には触れないとの認識を示した。 規定は五輪関係者への贈り物を禁じる一方、当時の招致ルールで慣習的な「ごくわずかな価値の贈り物」は認めていた。馳知事は17日の講演で、IOC委員の選手時代などの写真をまとめた1冊20万円のアルバムを作成したと説明。後に「誤解を与えかねない」として発言を全面撤回した。(共同)
「口が軽すぎる」「レスラーのリップサービスもほどほどに」。東京五輪の招致をめぐり、自民党の国会議員時代に内閣官房報償費(機密費)を使って、選定委員に1人20万円のアルバムを贈ったと発言し、その後、全面撤回した石川県の馳浩知事。当の本人はまるで何事もなかったように冗舌だが、県幹部や県議ら周囲は懸念しており、「これ以上問題を起こさないで」とやきもきしている。 29日、馳知事はデジタル技術の推進事例や民間空き店舗の有効利用の事例を視察するため、石川県能美市を訪問。農業法人や地域交流施設を訪れた。 デジタル化や農地の集約化を進める若手農家が、就農を決意したエピソードの一つとして「農家でももうかる」と、親から札束を見せられたという話をすると、知事は説明資料の札束の写真を指し、「これすごいね。本当にこれだけあったの? こんなになかった。イメージね」と口滑らかに語った。 自身の政治とカネをめぐる説明には
発言内容が事実だとしたら、国際オリンピック委員会(IOC)の倫理規定に抵触しかねない。撤回したからといって済まされる話ではない。 東京オリンピック・パラリンピックの招致を巡り、開催地選定の投票権を持つIOC委員に対して内閣官房報償費(機密費)を用いて贈答品を贈ったと、石川県の馳浩知事が講演で語った。 東京開催は2013年に正式決定され、自民党衆院議員だった馳氏は党の五輪招致推進本部長を務めていた。安倍晋三元首相から「国会を代表して必ず勝ち取れ」「金はいくらでも出す。官房機密費もあるから」と伝えられたという。 IOC委員105人全員に、それぞれが選手時代などに活躍した写真をまとめた1冊20万円のアルバムを作成したと説明し、委員の個人名も挙げた。 その日のうちに「誤解を与えかねない不適切な発言で、全面的に撤回する」とのコメントを出した。だが、どの部分が不適切だったのかは明言しなかった。 IOC
五輪機密費発言、火種に 野党、馳氏の参考人要求 2023年11月22日07時11分 東京五輪の開会式でともされた聖火=2021年7月、東京・国立競技場 東京五輪招致で、石川県の馳浩知事が官房機密費(内閣官房報償費)を使って国際オリンピック委員会(IOC)委員に贈答品を渡したという発言は、岸田政権にとって新たな火種となりそうだ。馳氏は「事実誤認」だったとして撤回したが、野党は21日、同氏の参考人招致を要求。政府を厳しく追及する方針だ。 馳氏の機密費発言「聞いてない」 IOCバッハ会長 馳氏は17日に東京都内で講演した。機密費を使い、IOC委員に贈答品を渡したとの趣旨を発言。安倍晋三首相から「必ず勝ち取れ。機密費もあるから」と指示を受け、委員に20万円のアルバムを配ったと言及したとされる。馳氏は2013年当時、自民党五輪招致推進本部長を務めていた。18日に発言を全面撤回したが、詳細な事実関係に
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