プロの翻訳者によるブラインドテストでも、グーグル、アマゾン、マイクロソフトなどなみいる大手IT企業による競合製品を大きく引き離したことで話題になった機械翻訳ツール「DeepL」。 機械翻訳のブランドとしては最後発ながら、人工知能を活用したニュアンスの訳出や口語の翻訳、そして訳文出力のスピード感でユーザーの心をわし掴みにしている。2020年3月には日本語にも対応、日本人ユーザーも急増中だ。 来日中のヤロスワフ・クテロフスキーCEOに、コミュニケーション戦略研究家である岡本純子氏がインタビューした。前編:機械翻訳DeepL CEOが語る「行間を読むAI」「ニューロネットワークの美」に続き以下、お届けする。 「生きている間に結果が出る」仕事を ──コンピューター・サイエンスがご専門です。計算機のテクノロジーにはずっと情熱を感じてこられましたか? はい。10歳くらいからプログラミングやコーディング