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武満徹の検索結果1 - 40 件 / 68件

  • 作曲家・武満徹の「うた」 - 中今〇ノ丞の「まあるく生きる」

    みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。 今回ご紹介しますは、日本を代表する作曲家の「武満徹」(1930~1996年)さんです。 (日本コロムビアオフィシャルサイトより引用) 武満さんの音楽といえば、現代音楽のそれで、聴かれたらわかると思いますが、 非常に何回でわかりにくいというイメージがあります。 武満さんは、海外では賞荒らしといってもいいくらい、沢山の賞を取り、評価も 高いのですが、日本国内ではあまり聴かれていないし、その名もクラシックファン の一部に知られているくらいなのではないでしょうか? 難解な現代音楽を書かれてきた武満徹ですが、中にはポピュラー音楽とも言える 「合唱曲」を書いています。 今回はその合唱曲をいくつか紹介してみます。 聴かれたらわかると思いますが、その曲には素朴なメロディーがあり、そして どこか懐かしい歌詞と、音楽の原点ともいうべき「何か」があります。 宜しければ一度聴

      作曲家・武満徹の「うた」 - 中今〇ノ丞の「まあるく生きる」
    • 武満徹による映画「怪談」の音楽が怖すぎる... - 新型コロナウイルスと共に生きるしかない

      夏といえば海、花火、お祭り、スイカにかき氷 ...そして 怪談。 子供の頃は怖がりのくせに怖い話が好きで、夏は「あなたの知らない世界」をはじめとするコワ〜イ怪奇特集に釘付けでした。 決まって夜に眠れなくなるのですけど。 先日、楽しく読ませていただいているブロガーさんが「怪談」の筆者、小泉八雲氏に因んだ温泉宿を紹介されているのを拝読し 「怪談」が60年代に実写映画化されていたのを思い出しました。 その音楽を現代音楽の大家、武満徹氏が担当していたことも。 今回は武満徹氏による実験的な音楽、「怪談」について深堀りしたいと思います。 武満徹 (1930~1996) 生い立ち〜作曲家になるまで 作曲家として 映画「怪談」 怪談の原作者、小泉八雲 (1850-1904) 怪談における武満徹の音楽 おわりに 武満徹 (1930~1996) 国際的に名前が知られる現代音楽作曲家。 西洋音楽に東洋の楽器を取

        武満徹による映画「怪談」の音楽が怖すぎる... - 新型コロナウイルスと共に生きるしかない
      • 武満徹(作曲家)「さくら」 - 中今〇ノ丞の「まあるく生きる」

        みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。 今回は久しぶりに音楽の記事です。 現代音楽の作曲家である武満徹さんは、もう亡くなられて26年近く経ちます。 クラシック音楽を専門にやっておられる方しか、あまり知られていない方で あろうと思いますが、そのクラシック界では超有名な方で、小澤征爾さんと とともに世界で通用する音楽家として、世界では名の知れた日本人の音楽家です。 ※さらに詳しくはこちらをどうぞ www.nakaimamarunosuke.com 武満さんが編曲した「さくら」。 日本人にはお馴染みの歌ですが、武満さんの手にかかると、何にもない平凡な 歌の旋律が、まるで映像を見るように、まさに咲き乱れ、散りゆく桜のその姿が 頭に映像として浮かんでくるようです。 そう、繊細で情緒あふれる、日本人独特「わび・さび」の感性がそこかしこに ちりばめられてもいます。 私は実際に、もうかなり前になりますが、こ

          武満徹(作曲家)「さくら」 - 中今〇ノ丞の「まあるく生きる」
        • 聞こえない音に耳を澄ませて ~ 武満徹の創る沈黙の響き|riluskyE

          好きな日本映画 ~ 1980年以前黒澤や小津などの巨匠を除き、1980年代以前と限定して日本映画で好きな作品を選ぶとしたら、岡本喜八「日本のいちばん長い日」、市川 崑「鍵」、内田叶夢「飢餓海峡」、熊井啓「忍ぶ川」、蔵原惟繕「憎いあんちくしよう」、舛田利雄「赤いハンカチ」などはすぐに思いつきますが、俳優で選ぶならさらに100作近く挙げねばならなくなるでしょう。 戦後1950年代~70年代末までは、娯楽産業として始まった映画が20世紀芸術へと高められていく転換期だったと思います。だからこそ、その時期に作られた「新しい」映画には心の奥深くに残り続ける強い影響力があるのだと思います。 過渡期である80年代にも、印象に残る優れた日本映画はたくさんあるのですが、90年代以降は、映画を作る世代と見る世代が大きく交代して、作風や題材も時代の流れに応じて変化していったように思えます。 以上お断りをしたうえで

            聞こえない音に耳を澄ませて ~ 武満徹の創る沈黙の響き|riluskyE
          • 『武満徹ソングブックComplete』発売決定

            ショーロクラブによる『武満徹ソングブック』のコンプリート盤が日本コロムビアのBetter Daysレーベルから10月21日にリリースされることが発表された。 本作は、1996年に逝去した世界的作曲家・武満徹が遺したポップソングを、7人の“ヴォーカリスタス“を迎え、『武満徹ソングブック』 (SONGX-006)として2011年にリリースしたもので、未収録の音源を追加し、ショーロクラブのBetter Daysレーベル移籍第1弾としてリリースすることとなった。 また今回ヴォーカリスタスのメンバーとして、新たに畠山美由紀、優河が加わり、さらに武満徹と共に作品を多く創り続けた谷川俊太郎が参加している。 なお、今秋10月24日には東京・立川市にて、ショーロクラブwithアン・サリ―、おおたか静流で、武満徹の歌ものも演奏されるスペシャルコンサートが企画されている。(三) 沢田穣治(ショーロクラブ)からの

              『武満徹ソングブックComplete』発売決定
            • 小澤征爾死去 〜 小澤と武満徹、小澤と大江健三郎、小澤と村上春樹の3冊の対談本が面白かった - KJ's Books and Music

              小澤征爾が亡くなった。 私は小澤の音楽との相性が必ずしも良くなくて、ブログに名前を出したこともほとんどないし、CDも数えるほどしか持っていない。Macのミュージックに入れたのもチャイコフスキーの『白鳥の湖』全曲盤とチェロのムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(1927-2007)と組んだショスタコーヴィチやプロコフィエフ、グラズノフらを入れた2種類のCDくらいのものだ。後者は1枚がショスタコのチェロ協奏曲第1番とプロコフィエフの交響的協奏曲をカップリングしたCDで、もう1枚がショスタコの協奏曲第2番とグラズノフの「吟遊詩人の歌」、それにチャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」、これはもとは弦楽四重奏曲の第2楽章だったのをチェロと管弦楽のための編曲したバージョンが収められたCDだ。前者のエラート盤の方が録音が新しく、といっても1987年の録音だが、1988年末に買って1989年の初め頃に

                小澤征爾死去 〜 小澤と武満徹、小澤と大江健三郎、小澤と村上春樹の3冊の対談本が面白かった - KJ's Books and Music
              • 「音」と「形」がテーマの『サウンド&アート展』に一柳慧、武満徹らの作品 | CINRA

                『サウンド&アート展 -見る音楽、聴く形』が11月6日から東京・秋葉原の3331 Arts Chiyodaで開催される。 クリエイティブ・アート実行委員会と東京都教育委員会が共同開催する同展では、「音」「形」をテーマにした世界5か国19組の作家による約40点の作品を展示。新しい楽器や自動演奏装置を創りだすことにより、音楽づくりの基盤を変えていこうとする活動に目を向けることで、組織や社会の基盤の変革に思いを馳せるきっかけとなることを目指すという。 出展作品は、ルイージ・ルッソロ『イントナルモーリ』の複製、ベルナール・バシェとフランソワ・バシェ兄弟による音響彫刻作品、吉村弘『サウンド・チューブ』、藤田クレア『Invisible soundscape ~version 1:(1+√5)/2+x~』、ベルナール・バシェが考案した『バシェの教育音具』、金沢健一『音のかけら』、園部良『ハンドパン』、フ

                  「音」と「形」がテーマの『サウンド&アート展』に一柳慧、武満徹らの作品 | CINRA
                • 雨の朝きみは武満徹を思い出している

                  「社会的な存在形態としては、映画監督は映画を撮る職業だから映画を撮っているにすぎない。そしてそのことによって、すべての職業が屈辱である」と、大島渚氏は著書に書いていますが、作曲家である私もその苦い意識から遁れようはないのです。 作曲家という表現行為が否応なく職業化して制度に組み込まれていく。〔・・・〕 作曲家は、すくなくとも私という作曲家の現状は、お便りにあったような<他者の拘束から自由に、自分の内なる理法と感興にだけ従って飛翔し、音という質量も外延もない世界を築いてゆく>ようなものではありません。寧ろその後で指摘されているように、<作られたものを、演奏家や聴衆という「他者」に強制する次の瞬間に、作曲家を待ち構えているかもしれない戦慄の深さ>に怯える存在です。 私はけっして音と触れることの、また、音楽することの喜びを失ったわけではありません。それを知っているから、却って音楽を作る専門家であ

                  • 音楽プロデューサー 武満真樹さん 父・武満徹は猫がピアノの鍵盤を歩くと「なるほど」

                    酒好きで、私の友だちも飲み仲間に 父は作曲家の武満徹です。私は一人娘で、大学を卒業して家を出るまで両親といつも一緒でした。 父は早起きで、たっぷりの朝食を3人そろって食べました。仕事が忙しくても午後7時できっぱりとやめ、夕食を3人で食べ、後はビールを飲んだりテレビで野球を見たり。 よく父の(前衛的な)曲を聴いた人から「仕事中は怖くはなかった?」と聞かれますが、まったく怖くはなかったです。父はひょうきんな性格で、人間好きだったんです。 小学校低学年の時、父は自宅でふすまを開ければ一間という部屋にグランドピアノを置いて仕事をしていました。その下で遊んでも、外から子どもの遊び声が聞こえても文句を言いません。飼っていた猫が仕事中にピアノの鍵盤の上を歩いても怒るどころか、その音に耳を傾けて「なるほど」と納得していました。 小、中学生のころ、家に友だちを連れて来ると、父は小さな客がうれしくて、もてなす

                      音楽プロデューサー 武満真樹さん 父・武満徹は猫がピアノの鍵盤を歩くと「なるほど」
                    • 武満徹の作品の特徴及び評価。おすすめ代表作11選 | クラシック音楽ファン

                      出典:[amazon]20世紀傑作選②〜武満徹:管弦楽曲集 戦後日本を代表する作曲家、武満徹。オーケストラ曲に尺八や琵琶を取り入れるなど、新しいアイディアと繊細なメロディーで、いまもなお多くの人々に愛されています。現代音楽は「意味がわからない」や「聞きにくい」と思われてしまいがちですが、武満の音楽には自然の美しさや、思想家のような奥深さがあり、聞く人の心を安らかにしてくれます。この記事では、そんな武満作品の特徴や、おすすめ代表作を紹介します。 武満音楽の特徴 武満徹の音楽には、電子楽器、尺八や琵琶などの和楽器を用いたオーケストラ曲、映画音楽、舞台音楽まで多くのジャンルがあります。とくに円熟期の武満作品は、空間に響き渡る静けさと深淵さを特徴とするようになり、「武満トーン」と呼ばれる独特な世界観を作り上げました。 武満音楽の評価 1958年「ソン・カリギュラフィⅠ」が国内の作曲コンクールに入賞

                      • 新垣隆 on Twitter: "(本人) この時期になると、かつて渋谷で開催されていた現代音楽祭『ミュージック・トゥデイ』を思い出す。中学時、私は自分の曲を入れたカセットテープに手紙を添えて、会場のロビーにいる武満徹に手渡した。数日後、武満さんより葉書が届いた。 https://t.co/rnKDZXOh3V"

                        (本人) この時期になると、かつて渋谷で開催されていた現代音楽祭『ミュージック・トゥデイ』を思い出す。中学時、私は自分の曲を入れたカセットテープに手紙を添えて、会場のロビーにいる武満徹に手渡した。数日後、武満さんより葉書が届いた。 https://t.co/rnKDZXOh3V

                          新垣隆 on Twitter: "(本人) この時期になると、かつて渋谷で開催されていた現代音楽祭『ミュージック・トゥデイ』を思い出す。中学時、私は自分の曲を入れたカセットテープに手紙を添えて、会場のロビーにいる武満徹に手渡した。数日後、武満さんより葉書が届いた。 https://t.co/rnKDZXOh3V"
                        • 武満 徹 作曲『波の盆』

                          それは孤独な宇宙人が聞いた天上の音楽かもしれない 147時限目◎音楽 堀間ロクなな 20世紀後半の日本を代表する作曲家・武満徹とは相性が悪いのかもしれない、とずっと思ってきた。現代音楽の最前線でかれがつくった多彩な作品たちに重々敬服しながらも、そこにはつねに頭のなかで考えに考え抜かれた印象がつきまとい、こちらも脳ミソは刺激されるものの、首から下が自然と反応して動悸を急かすような昂揚までには至らないのだ。 あまりにも有名な『ノヴェンバー・ステップス』(1967年)にしても、わたしに言わせれば、ガラス細工のように精密に構成されたオーケストラの枠組みに、琵琶と尺八が自由に振る舞う長大なカデンツァが対置されて、小沢征爾指揮による初演以来、鶴田錦史と横山勝也がそこで気迫のこもった情念を迸らせたことによって聴衆を圧倒したのではなかったか。であればこそ、ふたりの名手が世を去ってからはとんと耳にする機会が

                            武満 徹 作曲『波の盆』
                          • 武満徹が残した甘く優しい詩情豊かな音楽――尾高忠明 指揮、NHK交響楽団が奏でる『波の盆 武満徹 映像音楽集』 | Mikiki by TOWER RECORDS

                            武満徹が愛した映画、テレビのために作曲した珠玉の名曲を新録音で――新たなる決定盤が誕生! 演奏会用の作品を書いていることを誰も知らないと不満を漏らしたのは、数々の名曲を映画のために書き下ろしたエン二オ・モリコーネだった。素晴らしいスコアを書く作家のこうした不満の声を聞くと、映画やドラマ、テレビなどの為に音楽を用意することは、作家に経済的充足以外には何ももたらさなかったのかと訝ってしまう。しかし実際には、こうした現場は作曲家としての技術的な熟練をもたらし、作曲のアイデアを試す実験の場を提供してきた。他にもいろいろ思いつくが、一番のメリットは、異なる表現に絡め取られて自身の意外な音楽性に気づくことではないかと思うし、聴き手も作家の意外な資質に気が付くことではないか。こんな作曲家(私)がこんな映画音楽を書くのか? その逆も然り。 武満徹は積極的に音楽以外の表現手段と交わりたくさんの音、音楽を残し

                              武満徹が残した甘く優しい詩情豊かな音楽――尾高忠明 指揮、NHK交響楽団が奏でる『波の盆 武満徹 映像音楽集』 | Mikiki by TOWER RECORDS
                            • 武満徹:合唱作品集(東京混声合唱団/山田和樹)

                              ジャンル クラシック カテゴリ 合唱曲(世俗曲), 映画音楽 作曲家 武満徹 Tōru Takemitsu 作詞家 秋山邦晴 Kuniharu Akiyama , 瀧口修造 Shuzo Takiguchi , 武満徹 Tōru Takemitsu , 谷川俊太郎 Shuntarō Tanikawa , 伝承 Traditional , 不詳 Anonymous 編曲者 沼尻竜典 Ryusuke Numajiri アーティスト 東京混声合唱団 Tokyo Philharmonic Chorus , 山田和樹 Kazuki Yamada

                                武満徹:合唱作品集(東京混声合唱団/山田和樹)
                              • 細川俊夫/武満徹/間宮芳生/近藤譲:合唱作品集(南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル/クリード)

                                ジャンル クラシック カテゴリ 合唱曲(世俗曲) 作曲家 近藤譲 Jo Kondo , 武満徹 Tōru Takemitsu , 伝承 Traditional , 細川俊夫 Toshio Hosokawa , 間宮芳生 Michio Mamiya 作詞家 秋山邦晴 Kuniharu Akiyama , 蒲原有明 Ariake Kambara , 武満徹 Tōru Takemitsu , 伝承 Traditional , ハインリヒ・ハイネ Heinrich Heine , 不詳 Anonymous 編曲者 武満徹 Tōru Takemitsu アーティスト マーカス・クリード Marcus Creed , フランツ・バッハ Franz Bach , 南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル South West German Radio Vocal Ensemble

                                  細川俊夫/武満徹/間宮芳生/近藤譲:合唱作品集(南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル/クリード)
                                • 作:山田太一 主演:笠智衆 音楽:武満徹 NHKドラマ『今朝の秋』再放送決定 - amass

                                  作:山田太一、主演:笠智衆、音楽:武満徹。NHK総合で1987年11月に放送されたドラマ『今朝の秋』が再放送決定。総合で12月29日(金)深夜放送。息子が余命3か月と知らされ、20年以上前に別れた元夫婦が再会。今、親として何をすべきなのか?悩みながら二人はやがて家族の絆の重さを感じ始める… ■『今朝の秋』(90分) 【初回放送】 NHK総合 1987年11月28日放送 【再放送予定】 NHK総合 2023年12月30日(土) 午前0時44分から午前2時15分(金曜深夜) 【 作 】 山田太一 【音楽】 武満徹 【出演】 笠智衆 杉村春子 杉浦直樹 倍賞美津子 加藤嘉 樹木希林 ほか 【内容】 離婚してひとり蓼科で暮らしていた鉱造(笠智衆)の元に、息子の嫁・悦子(倍賞美津子)が訪れ、夫・隆一(杉浦直樹)が余命3か月だと報せる。急ぎ東京へと駆けつけた鉱造の前に前妻・タキ(杉村春子)が現れる。隆

                                    作:山田太一 主演:笠智衆 音楽:武満徹 NHKドラマ『今朝の秋』再放送決定 - amass
                                  • 石川セリ 『翼 武満徹ポップ・ソングス』 - 幻の猫たち 改訂版

                                    石川セリ 『翼 武満徹ポップ・ソングス』 SERI TORU TAKEMITSU POP SONGS CD: DENON 発売元:日本コロムビア株式会社 COCY-78624 (1995年) ¥3,000(税込)(税抜価格¥2,913) Printed in Japan/Made in Japan 帯文: 「セリが帰(かえ)ってきた、セリは時代(きょう)の光と影をうたう。」 「筑紫哲也のニュース23 エンディング・テーマ「翼」収録」 1.小さな空 武満徹・詞/曲 服部隆之・編曲 4:38 1961年ころ ラジオ・ドラマ「ガン・キング」 サックス:Jake Concepcion キター:松原正樹 2.島へ 井澤満・詞 武満徹・曲 コシ ミハル・編曲 3:45 1983年 TVドラマ「島へ」(富岡多恵子・原作) キーボード:コシ ミハル パーカッション:浜口茂外他 マニピュレーター:木本靖夫

                                      石川セリ 『翼 武満徹ポップ・ソングス』 - 幻の猫たち 改訂版
                                    • 武満徹の「うた」

                                      1.ことば この巻には「うた」(ポップ・ソング)、テープ作品、舞台や放送のために書かれ た音楽、初期の未完のスケッチなどが収められる。これまでの4巻がまずオーケストラ曲、次に室内楽という「純音楽作品」からはじまり次に2巻にわかれた映 画音楽画がつづくという順序で、作曲家としての武満の中心的な領域をカバーしていたのに対して、これはどちらかというと周辺領域と考えられるもの、しかも 作曲家自身がその時々に置き去りにしたものを集めている。 これらの音楽をききながら、それぞれの作品をどう思うかとは別に、ひとはどのようにして音楽をこころざし、作曲家となっていくか、そして作曲家 として認知されたあと、最初の志はどうなったかを考えてみることも、なにかの意味があるかもしれない。 武 満徹は後から見れば、たいへん幸運な作曲家だったということになるだろう。「現代音楽」という西洋的音楽のフロンティア、つまり最先端

                                      • 小沼純一『武満徹逍遥』を読む - mmpoloの日記

                                        小沼純一『武満徹逍遥』(青土社)を読む。内容によく沿ったタイトルだと思う。武満徹に寄り添った散歩。360ページを超える本書に33編の武満に関するエッセイ。武満徹という作曲家を巡る何とも薄味の評論集。小沼を読むのは初めてなので略歴を見る。「1959年東京都生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専門は音楽文化論、音楽・文芸批評。第8回出光音楽賞(学術・研究部門)受賞。創作と批評を横断した活動を展開。(後略)」とある。 本書から武満の音楽についてわずかばかりしか教わることがなかった。逍遥とあるとおり、武満の周辺を歩き回ってあまり重要とも思えない事柄を書き綴っている印象だ。 些細なことながら校正ミスの指摘。「高階修爾」は「高階秀爾」の誤り(214ページ)、「エディンバラ国際フェスティヴヴァル」は「ヴ」が1個余分(351ページ)。 このくらいにしておきます。 武満徹逍遥 作者:小沼 純一 発売日: 20

                                          小沼純一『武満徹逍遥』を読む - mmpoloの日記
                                        • 武満眞樹が明かす、父 武満徹の深い映画愛 日本映画の巨匠に囲まれて作り上げた映像音楽の名曲

                                          昨年、没25年を迎えた世界的な作曲家・武満徹(1930年-1996年)は、多い時で年間300本以上も映画を観ていたという程の“シネフィル”で知られ、映画愛にあふれたエッセイなどの著作も多い。特に1983年に開館してミニシアター全盛期に人気を集めた「シネ・ヴィヴァン六本木」の映画パンフレット(※アンドレイ・タルコフスキー監督『ノスタルジア』やビクトル・エリセ監督『ミツバチのささやき』など)に掲載された、蓮實重彥との対談は今も語り継がれる伝説となっている。もちろん、武満は現代音楽の世界と同じように、映画やテレビといった“映像のための音楽”の分野にも比類なき業績を残しており、先日も彼がこのジャンルに遺した名曲をセレクトして、第一人者の尾高忠明が指揮するNHK交響楽団の演奏で新たに録音したアルバム『波の盆 武満徹 映像音楽集』がリリースされたばかり。 この度本盤について、かつて洋画の翻訳などに携わ

                                            武満眞樹が明かす、父 武満徹の深い映画愛 日本映画の巨匠に囲まれて作り上げた映像音楽の名曲
                                          • 武満徹 : “自然の声”に耳を傾け、現代音楽の可能性を切り開いた作曲家

                                            日本と西洋の音楽を融合させた作曲家として知られる武満徹。没後四半世紀を経た今でもその作品は世界各国のコンサートホールで演奏され続けている。20世紀を代表する音楽家の生涯を紹介する。 1966年、ニューヨーク・フィルハーモニックは創立125周年を祝う記念音楽会の一環として、現代音楽の作曲家18人に新作を委嘱した。この時に現在まで語り継がれる傑作が生まれた。武満徹の作曲した、琵琶と尺八、オーケストラのための《ノヴェンバー・ステップス》である。 この曲を初めて聴いたとき、私は美しい心象風景と崇高な精神に触れた気がして一瞬言葉を失った。小澤征爾の指揮による初演に立ち会ったレナード・バーンスタインも同じような体験をしたようだ。「なんと強い音楽だ。人間の生命の音楽だ」と述べたという。 曲は静かな水面にポンと滴が落ちたようなハープの1音で始まり、森の中に風が吹いたかのようにオーケストラの音色が左から右へ

                                              武満徹 : “自然の声”に耳を傾け、現代音楽の可能性を切り開いた作曲家
                                            • 「大友良英presents 武満徹の“うた”」 番組だけのSPセッション放送 Eテレ『クラシック音楽館』8月15日放送 - amass

                                              武満徹を尊敬してやまない大友良英が武満徹の「うた」をプロデュース。NHK Eテレ『クラシック音楽館「大友良英presents 武満徹の“うた”」』では、大友良英が武満徹作品のイメージに合わせて歌手と音楽家を集めた番組だけのスペシャル・セッションを放送。8月15日(日)放送 ■『クラシック音楽館「大友良英presents 武満徹の“うた”」』 NHK Eテレ 2021年08月15日 午後9:00 ~ 午後11:00 (120分) 大友良英が武満徹作品のイメージに合わせて歌手と音楽家を集めた番組だけの超豪華スペシャル・セッション▽コトリンゴ×「小さな空」、二階堂和美×「めぐり逢い」、青葉市子×「うたうだけ」、原田郁子×「明日ハ晴レカナ、曇リカナ」、七尾旅人×「死んだ男の残したものは」、浜田真理子×「翼」▽「無言館」からは「ブラック・エンジェルズ〜暗黒界からの13のイメージ〜」(クラム)・「弦楽

                                                「大友良英presents 武満徹の“うた”」 番組だけのSPセッション放送 Eテレ『クラシック音楽館』8月15日放送 - amass
                                              • 夏という季節に聴いて欲しい。武満徹「波の盆」 - ブー先生の音楽教室

                                                ようこそ!ブーです。 今日は、作曲家の武満徹さんの作品「波の盆」を紹介します。 聴きながら読んでね。↓ youtu.be 楽曲「波の盆」の説明 「波の盆」はサウンドトラックで全15曲収録されていますが、今回はその中の表題曲“波の盆”を少しだけ説明しようと思います。 上で紹介した動画(静止画ですが)は全曲入っているもので、始めの4分15秒までが“波の盆”です。 チェレスタやハープ、そしてビブラフォンなどの楽器を使うことによって、深海のように神秘的な様子や、海の底から水面へ向かって立ち上る泡のような揺らめき、海水の透明感を想像することができます。 ホルンの音色は、まるで異国の船を思い浮かばせるように深い響きです。 弦楽器は、揺れ動く波や人の感情のように、一拍づつに細かく強弱記号が書かれてありユラユラ、フワフワとした大海原のような包み込む暖かさも感じることが出来ます。 木管楽器は水面の煌めきや、

                                                  夏という季節に聴いて欲しい。武満徹「波の盆」 - ブー先生の音楽教室
                                                • 武満徹 / 雅楽「秋庭歌一具」TORU TAKEMITSU [ In An Autumn Garden ] 高音質 HQ - 一体全体

                                                  フラクタル(1) 映像(70) 奥の細道(3) Mandelbrot Fractal Zoom(1) フォークソング(3) アニメ(3) 写真(3) 物理学(1) 黄金比(1) 受動意識仮説(1) Heart Strings(1) 太陽系(1) 映画(10) ジェイムズ・ウエッブ宇宙望遠鏡(2) 哲学的対話(2) ジェイムズウエッブ宇宙望遠鏡(1) 能(1) 宇宙遊覧(1) ブラックホール(1) 鈴木大拙(1) 宇宙(3) カオス理論(1) 歴史(2) 南無阿弥陀仏(133) 散歩(611) 雅楽(4) ロック(16) ポップス(17) 音楽(29) 津軽三味線(5) 舞(2) 民謡(4) 古典(3) 日記(72) 波 光 音(1) 百人一首(8) classic(12) 徒然草(2) 雅楽(4) 邦楽(2) ポップス(11) 歌謡曲(9) 演歌(1) 漫才(2) Jazz(72)

                                                    武満徹 / 雅楽「秋庭歌一具」TORU TAKEMITSU [ In An Autumn Garden ] 高音質 HQ - 一体全体 
                                                  • インタビュー:荘村清志、新作は、武満徹が愛した「郷愁のショーロ」ほかを収めるバリオスとタレガの作品集 - CDJournal CDJ PUSH

                                                    ――ここ半年ほどコンサートは中止や延期になり、音楽大学のレッスンも通常の形では行なわれなかったでしょうが、どのように自分をコントロールされていましたか。 「本当に大変な時代になったと思います。演奏会もなく、生徒にも会えず、人に会うことがままならない時期が長かったですね。ただし、ここしばらくは徐々に改善され、仕事が動き出しています。もちろんいろいろな制約はあり、注意深く対処することが必要ですが、私はこの時期は充電期間にあてました。マイナスの要素ばかり考えていては前に進めませんので、時間にゆとりができたぶん、自分の中身を充実させるように心がけました。 趣味はたくさんあり、テニスはもう何十年も続けていますが、これはようやく最近になって練習が再開できるようになりました。映画を観るのは昔から大好きで、これがいちばん自分を豊かにしてくれると思っています。自粛期間は映画館に行けないため、ものすごい数のレ

                                                      インタビュー:荘村清志、新作は、武満徹が愛した「郷愁のショーロ」ほかを収めるバリオスとタレガの作品集 - CDJournal CDJ PUSH
                                                    • 武満徹:雨の庭/フォリオス/ユーカリプス II/ソン・カリグラフィ I, III (荘村清志/フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル/若杉弘)

                                                      ジャンル クラシック カテゴリ 器楽曲, 室内楽 作曲家 武満徹 Tōru Takemitsu アーティスト ユルク・ウィッテンバッハ Jürg Wyttenbach , 梅津南美子 Namiko Umezu , 江戸純子 Junko Edo , 多忠麿 Tadamaro Ono , イダ・カヴァフィアン Ida Kavafian , 工藤昭義 Akiyoshi Kudo , 小林健次 Kenji Kobayashi , ピーター・ゼルキン Peter Serkin , 荘村清志 Kiyoshi Shomura , 高橋忠男 Tadao Takahashi , 田中綾 Aya Tanaka , 十川みゆき Miyuki Togawa , オーレル・ニコレ Aurèle Nicolet , バーゼル・アンサンブル Basel Ensemble , 平尾真理 Mari Hirao , フィリッ

                                                        武満徹:雨の庭/フォリオス/ユーカリプス II/ソン・カリグラフィ I, III (荘村清志/フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル/若杉弘)
                                                      • 武満徹:鳥は星形の庭に降りる/精霊の庭/ソリチュード・ソノール/他(ボーンマス響/オルソップ)

                                                        選択曲を再生 ※「選択曲を試聴」をクリックすると、各トラックの冒頭30秒のみ再生できます。 最大15分間、何度でも再生可能です。 NMLに収録されている全タイトルを時間制限なく楽しむためには、こちらから会員登録をしてください。

                                                          武満徹:鳥は星形の庭に降りる/精霊の庭/ソリチュード・ソノール/他(ボーンマス響/オルソップ)
                                                        • 武満徹 主な作品 | History of music

                                                          4.主な作品 <管弦楽曲> 《弦楽のためのレクイエム》Requiem for Strings 1957 弦楽 《黒い絵画》 レオノーレ・フィニによせてTableau noire 1958 Orch 林光、入野義朗との共作作品「言葉と音楽のための3つの形象」のために書かれた 《樹の曲》Music of Trees 1961 Orch 《環礁》 Coral Island 1962 S,Orch 大岡信詞、ピアノ伴奏の編曲版あり 《弦楽器のためのコロナII》Corona II 1962 弦楽 図形楽譜。22人の弦楽奏者のための作品[3]。 《地平線のドーリア》The Dorian Horizon 1966 Orch 《グリーン》Green 1967 Orch 当初『ノヴェンバー・ステップス第2番』と題したが後に改題 《冬ウィンター》Winter 1971 Orch 1972年の札幌冬季オリンピッ

                                                            武満徹 主な作品 | History of music
                                                          • すべての職業が屈辱である(武満徹=大島渚)

                                                            「社会的な存在形態としては、映画監督は映画を撮る職業だから映画を撮っているにすぎない。そしてそのことによって、すべての職業が屈辱である」と、大島渚氏は著書に書いていますが、作曲家である私もその苦い意識から遁れようはないのです。 作曲家という表現行為が否応なく職業化して制度に組み込まれていく。〔・・・〕 作曲家は、すくなくとも私という作曲家の現状は、お便りにあったような<他者の拘束から自由に、自分の内なる理法と感興にだけ従って飛翔し、音という質量も外延もない世界を築いてゆく>ようなものではありません。寧ろその後で指摘されているように、<作られたものを、演奏家や聴衆という「他者」に強制する次の瞬間に、作曲家を待ち構えているかもしれない戦慄の深さ>に怯える存在です。 私はけっして音と触れることの、また、音楽することの喜びを失ったわけではありません。それを知っているから、却って音楽を作る専門家であ

                                                            • 武満 徹のノヴェンバー・ステップスの分析 その1 | 鎌倉スイス日記

                                                              少し中断していたけれど、再び分析について少し書いてみようと思う。とりあげたいのは、武満 徹の「ノヴェンバー・ステップス」。 我が国が世界に誇る名曲でありながら、その実体があまり知られていないことと、この曲について専門的な立場から書かれた書物はいくつか存在するけれど、ネット上には無いようなので(私がしらないだけかも知れないが…)。 概論 何回かに分けて書く予定ではあるが、まずこれがいわゆる段物で、武満自身が11の変奏であると語っているところの作品であることを述べておきたい。 練習番号が11まであり、これがそうだと考えてもよいのかも知れない。初演が11月だったため、11月の階段というタイトルをつけたものの、そのStepsという言葉を日本の段ものに置き換えてとらえるのが良いのではないかと主張する解説が存在する。 有名なのは秋山邦晴のものであろうが、彼は練習番号と少しずれて解釈している。 これにつ

                                                                武満 徹のノヴェンバー・ステップスの分析 その1 | 鎌倉スイス日記
                                                              • 武満 徹のノヴェンバー・ステップスの分析 その2 | 鎌倉スイス日記

                                                                概論 (続き) この音楽が東洋、それも日本という伝統に目を向けた作品であることは疑いようもない。 1950年代の武満にとって日本の伝統的な音楽には否定的であった。が、しかし、弦楽のためのレクイエムなどの中にある東洋思想的な発想は、1958年に見た文楽によって伝統的な響き、世界観への強い関心となって現れる。 1961年にNHKから委嘱を受けて書かれたテレビ番組「日本の文様」の音楽で筑前琵琶と箏を使っている。 こうした経緯についてはピーター・バート著小野光子訳の「武満徹の音楽」(音楽之友社刊)に詳しく書かれているが、章立てで書かれているのに、時系列がゴチャゴチャしていて読みにくいのは困ったところである。 ぼんやり読んでいると、1969年のケージショックが1960年頃の出来事のような気になってしまう…(笑)。 さて本題である。 この作品は弦楽を左右両翼に配しその奥に同じく左右に分かれて打楽器群、

                                                                  武満 徹のノヴェンバー・ステップスの分析 その2 | 鎌倉スイス日記
                                                                • 『谷川俊太郎が聞く 武満徹の素顔』を読む - mmpoloの日記

                                                                  谷川俊太郎・聞き手『谷川俊太郎が聞く 武満徹の素顔』(小学館)を読む。武満が亡くなった後、武満の親しかった友人たちや娘の武満真樹など8人に、谷川俊太郎が聞き手となって武満との交友や個人的な思い出などを聞いている。 その8人とは、小澤征爾、高橋悠治、坂本龍一、湯浅譲二、河毛俊作、恩地日出夫、宇佐美圭司、武満真樹。いずれも面白かったが、娘真樹の話がとても興味深かった。 谷川俊太郎  僕は(高橋)悠治の作品をそんなにたくさん聴いているわけじゃないけれども、作曲家としては、武満とはずいぶん違う世界に行ったよね。彼とは違う作曲家として、彼の作曲したものをどんなふうに見てる? 彼自身も少しずつ変化してきているわけだから、たとえばこの時期のは好きだけれども、この辺はあまりいいとは思えないとか。 高橋悠治  そんなに全部を聴いているわけでもないから難しいんだけど、《ノヴェンバー・ステップス》あたりまでは鋭

                                                                    『谷川俊太郎が聞く 武満徹の素顔』を読む - mmpoloの日記
                                                                  • スペシャルインタビュー 荘村清志×武満 徹 - ホールの催し物

                                                                    ~2021年2月19日(金)「荘村清志×武満 徹~武満 徹生誕90年記念~」~ 荘村清志(ギター) スペシャルインタビュー 文京区で生まれ一時期を過ごした、文京区ゆかりの作曲家・武満 徹。 武満 徹生誕90年を記念し、生前より深い親交のあった荘村清志によるギターリサイタルを開催! 武満 徹とのエピソードや、本公演への意気込みをうかがいました! ギター 荘村清志 Kiyoshi Shomura 9歳よりギターを始める。1963年に巨匠イエペスに認められ、翌年スペインで師事。 69年日本デビュー、71年には北米で28に及ぶ公演を行い、国際的評価を不動のものにした。74年にはNHK教育テレビ「ギターを弾こう」に講師として出演し、一躍全国にその名と実力が知られることになった。 2008年ビルバオ交響楽団の定期演奏会に出演。同団とは《アランフェス協奏曲》を録音、09年にCDをリリース、日本ツアーのソ

                                                                    • ブローウェル/中田章/ピアソラ/武満徹/ウォーレス:ギター作品集(ロス)

                                                                      ジャンル クラシック カテゴリ 器楽曲 作曲家 フランク・ウォーレス Frank Wallace , 武満徹 Tōru Takemitsu , 中田章 Akira Nakada , アストル・ピアソラ Astor Piazzolla , レオ・ブローウェル Leo Brouwer 編曲者 セルジオ・アサド Sérgio Assad , 武満徹 Tōru Takemitsu アーティスト デイヴィッド・ウィリアム・ロス David William Ross

                                                                        ブローウェル/中田章/ピアソラ/武満徹/ウォーレス:ギター作品集(ロス)
                                                                      • 『∂武満 徹』

                                                                        ∂武満徹 @lynブログ20200505B Lyn ∂SeesaaプログのTopへ ∂武満 徹(たけみつ とおる、1930年10月8日 - 1996年2月20日)は、日本の作曲家。 ほとんど独学で音楽を学んだが、若手芸術家集団「実験工房」に所属し、映画やテレビなどで幅広く前衛的な音楽活動を展開。和楽器を取り入れた『ノヴェンバー・ステップス』によって、日本を代表する現代音楽家となった。 ∂武満 徹

                                                                          『∂武満 徹』
                                                                        • 川崎弘二「武満徹の電子音楽」 武満徹の生涯を圧巻の網羅性と詳細さで紡ぐ、1000ページ超の大年代記! | Mikiki by TOWER RECORDS

                                                                          武満徹の生涯を圧巻の網羅性と詳細さで紡ぐ、1000ページ超の大年代記! 1948年、ピエール・シェフェールが世界初のミュージック・コンクレート作品《5つのエチュード》を発表し〈電子音楽〉が産声をあげた。つまり今年2018年は電子音楽70周年という節目に当たるわけだが、この年を祝福するにふさわしい書籍が誕生した。「日本の電子音楽」(2006)から12年、電子音楽研究の第一人者、川崎弘二氏の待望の最新刊が発刊。そのテーマは武満徹。 武満徹が日本現代音楽発展に如何に貢献したかは今更語るまでもない……。本当にそうか? 本書より以前に、ここまで詳細に武満徹を語った書籍がかつてあっただろうか? 月並みな感想だがまずその体積に驚かされる。1000ページを優に超える情報量。注釈や索引の充実具合も目を見張るものがあるがそれを差し引いても凄まじい量の文章に圧倒される。しかも内容の充実具合、即ち密度も尋常ではな

                                                                            川崎弘二「武満徹の電子音楽」 武満徹の生涯を圧巻の網羅性と詳細さで紡ぐ、1000ページ超の大年代記! | Mikiki by TOWER RECORDS
                                                                          • 武満徹における反復記号の使用法

                                                                            This paper clarifies Japanese composer Toru Takemitsu’s usage of the repeat sign and considers the influence of other works from the same period and his aesthetic change. In the 1960s, Takemitsu uses the repeat sign in two ways. One of the usages works as the base of “Tone Cluster” and introduces high level “Indeterminacy”. The other is inspired by the technique of the Polish composer Witold Lutos

                                                                            • 日本のギター作品集 1 - 武満徹/ブローウェル:ギター作品集(福田進一)

                                                                              選択曲を再生 ※「選択曲を試聴」をクリックすると、各トラックの冒頭30秒のみ再生できます。 最大15分間、何度でも再生可能です。 NMLに収録されている全タイトルを時間制限なく楽しむためには、こちらから会員登録をしてください。

                                                                                日本のギター作品集 1 - 武満徹/ブローウェル:ギター作品集(福田進一)
                                                                              • 『武満徹著作集 4』 - sekibang 3.0

                                                                                武満徹著作集 4 作者:武満 徹 新潮社 Amazon 文化人類学者、川田順造との書簡集『音・ことば・人間』(1980年)と、大江健三郎との対談集『オペラをつくる』(1990年)を収録。いずれも異分野で活躍する人物との対話の本で、著作集の3巻を読んだときも感じたことだけれど、第一級の知識人と渡り合っている武満の教養の深さに慄く。こういう音楽家は、いま、存在しているんだろうか、とも思うし、昔の知識人の大きさ/豊かさについても考えてしまう(知識人、という存在自体がもはや絶滅した感じがする)。『オペラをつくる』のほうは、なんというかとらえどころがない本で(結局、武満徹はオペラを作り終えることなく亡くなってしまっている)どちらかといえば大江健三郎のほうが自分の創作についてさらけ出している気もする。面白いのは『音・ことば・人間』のほう。ここではときにグローバリズムにおける日本、みたいなことが語られて

                                                                                  『武満徹著作集 4』 - sekibang 3.0
                                                                                • 湯浅譲二の語る武満徹 - mmpoloの日記

                                                                                  湯浅譲二が「官能美生んだ豊穣な創造力――アルチザンとしての武満徹」という短文で、武満について大胆な評価をしている。 武満が亡くなった時、彼を悼んで「武満徹は世界の音楽を変えた作曲家だった」と言った評論家がいたが、それは正しくなかったと湯浅は言う。それはケージやクセナキスのように音楽という概念をさえ変革する力を持つ作曲家に価する言葉だ、と。湯浅の評価はその通りだろう。 武満はその点ではむしろベリオに近い、と。武満音楽の魅力は、響きの美しさ、特に1970年以後の後半生の音楽ではしなやかな官能性にある。それは天性の感性と絶えざる努力によって生み出された絶妙の管弦楽法、楽器法に負うところが大きい。この点でこそ、武満は20世紀後半の、まさに世界の第一人者の名にふさわしい。それはベリオのようにアルチザン(職人的芸術家)がなし得る世界なのだ、と湯浅は言い切っている。 湯浅の武満についてのこの短文は、『朝

                                                                                    湯浅譲二の語る武満徹 - mmpoloの日記