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民族問題の検索結果1 - 3 件 / 3件

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民族問題に関するエントリは3件あります。 歴史 が関連タグです。 人気エントリには 『中国の民族問題を経済で語る「識者」たちの偽善』などがあります。
  • 中国の民族問題を経済で語る「識者」たちの偽善

    <「漢民族の援助なくして少数民族は生きていけない」と語るのはDV愛好者のような暴論だ> 世界的に注目されるようになった中国の内モンゴル自治区や新疆ウイグル自治区の民族問題。それらを取り上げる日本のメディアや「学者」も増えてきたが、現実離れした解説や政治的意図を持つ見解も多い。特に顕著なのが経済と結び付けた見解だ。 民族問題を経済と関連させ、経済的格差に問題の原因を求めようとする「識者」は、少数民族地域を貧しく、漢民族地域を豊かだとみているらしい。諸民族と漢民族との格差が解消されれば政治的な衝突もなくなる、と夢想している。 漢民族は伝統的に万里の長城以南と横断山脈以東の地に住んできた。現代中国の領土では4割を漢民族が占め、それ以外を諸民族の土地が占める。漢民族地域に資源は乏しく、レアメタルや石油、天然ガスなどはモンゴル草原と東トルキスタンから産出する。 漢民族は豊かになったが、それは諸民族の

      中国の民族問題を経済で語る「識者」たちの偽善
    • ミャンマー少数民族問題の新たな火種──仏教徒ゲリラ「アラカン軍」という難題

      <少数民族が武装闘争を続けるミャンマーで新たな混迷を呼ぶ「アラカン軍」が支持される複雑な理由> 「ゲリラになったのは、15歳のときだった。貧しさから抜け出すにはそうするしかないと思ったから」 丸顔に人懐っこい笑みを浮かべたアウン(29)が、意外な経歴をさらりと明かした。デニムにTシャツ姿、カフェでミャンマー式の甘いコーヒーをしきりに勧める今どきの青年が、ジャングルで銃を片手に国軍と戦う姿はどうにも想像できない。 アウンはラカイン人という少数民族の出だ。彼らが暮らすミャンマー西部のラカイン州は、2017年8月に起きたイスラム系少数民族ロヒンギャに対する大規模な弾圧によって、一躍世に名を知られるようになった。仏教徒であるラカイン人はロヒンギャに対する差別や暴力に加担し、民族対立をあおったとして、世界に「悪名」をはせている。 昨年、同州を取材したときは事件から間もないこともあり、多くのラカイン人

        ミャンマー少数民族問題の新たな火種──仏教徒ゲリラ「アラカン軍」という難題
      • 「なぜアフガニスタンはずっと揉めているのか」その本質は"民族問題"にある だから「安定した国」が成立しない

        アフガニスタンには、パシュトゥーン人やタジク人などのイラン系民族が多く居住しています。アフガニスタンの最大民族はパシュトゥーン人で、全人口の約4割を占めます。タリバンもパシュトゥーン人の出身者がほとんどです。逃亡したガニ元大統領やカルザイ元大統領もパシュトゥーン人です。「アフガン」はパシュトゥーン人の別称で「山の民」を意味します。「スタン」とは「~の土地」を意味するペルシア語です。 タジク人はパシュトゥーン人に次いで多く、全人口の3割弱を占めます。タジク人はアフガニスタンの北側の隣国、タジキスタンにおける最大の民族です。 パシュトゥーン人やタジク人はかつてのソグド人などの、古代イラン系民族の血統を引いていると考えられます。元の時代の中国では、ウイグル人やチベット系タングート人などの中国西域に住む人々とともに、「色目人」と呼ばれまていました。

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