「週刊新潮」の発売前日に速報が届く! メールマガジン登録 デイリー新潮とは? 広告掲載について お問い合わせ 著作権・リンクについて ご購入について 免責事項 プライバシーポリシー データポリシー 運営:株式会社新潮社 Copyright © SHINCHOSHA All Rights Reserved. すべての画像・データについて無断転用・無断転載を禁じます。
タグ検索の該当結果が少ないため、タイトル検索結果を表示しています。
10月28日。東京・将棋会館において第81期A級順位戦4回戦▲永瀬拓矢王座(32歳)ー△佐藤天彦九段(34歳)戦がおこなわれました。 10時に始まった対局は、途中から佐藤九段がマスクをしていなかったという理由により、深夜0時6分、佐藤九段の反則負けとなりました。総手数は124手。過去に例のない決定での終局です。 リーグ成績は永瀬王座2勝2敗、佐藤九段1勝3敗となりました。 前例なき終局 永瀬王座先手で戦型は角換わり腰掛銀。永瀬王座が仕掛けたのに対して佐藤九段も反発し、激しい中盤の戦いとなりました。 佐藤九段は相手の攻めをしのぎながら、自玉の上部を開拓していきます。佐藤九段がややリードしている時間は長いものの、永瀬王座も容易に崩れず、見応えのある最終盤に入ったかと思われました。 本局は朝日新聞社のYouTubeチャンネルでも中継されていました。112手目。佐藤九段は飛車を逆サイドに転換します
将棋の第17回朝日杯オープン戦決勝、藤井聡太8冠(竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖=21)対永瀬拓矢九段(31)が10日、東京・有楽町の「有楽町朝日ホール」で行われた。 昨年8~10月の王座戦5番勝負の再現となった対局は、先手の永瀬が勝ち、初優勝を飾った。藤井の2年連続5回目の優勝はならなかった。 初優勝を目指す永瀬が、練習将棋仲間の藤井を相手に矢倉をぶつけた。「胸を借りるだけ、一生懸命やるだけと思っていました」。意表を突く作戦は、藤井の持ち時間(各40分)を削るという点で功を奏した。「角換わりでは勝負にならないので、違う戦型にしようと思いました」と終局後に話した。 午前中の準決勝の西田拓也五段(32)戦はお互いの玉が敵陣に入った。219手もの長手数の末に振り切った。「300手でもおかしくない。体感として少ないかと思いました」とケロッとしていた。そんな気力が8冠にも通じた。
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
王座戦第3局は先手で挑戦者の藤井聡太竜王・名人(21=王位・叡王・棋王・王将・棋聖を合わせて七冠)が永瀬拓矢王座(31)に逆転で勝利し、2勝1敗とした。長年にわたって将棋界を追うライターの大川慎太郎氏が現場取材。永瀬王座に聞いた言葉などをお届けする(段位などは以降省略)。 もう決まったと思っていたのだ。 9月27日、午後8時10分頃。日本将棋連盟の職員が「検討陣がそろそろということなので、終局直後のコメントを取材されるメディアの方は対局フロアに移動をお願いします」と知らせた。 他の記者とぞろぞろ連れ立って、対局場「名古屋マリオットアソシアホテル」のエレベーターに乗り込む。移動しながら、「(藤井が)こういう負け方をするのは珍しいな。いや、永瀬が強かったのだ」などと、王座の完璧な指し回しを反芻していた。 対局室がある階のエレベーターホールに降りる。あとは藤井が投了した後に、将棋連盟職員の合図で
“王将リーグ”特集は3年目。2018年、第68期のテーマは「戦国」。2019年、第69期は「才能と努力」に定めた。 2020年。将棋界のみならず世界が大きく動いたこの年、第70期王将リーグ特集は「ニューノーマル」を主題とした。 時節柄センシティブな話題となり得る可能性もあるだけに、8人の棋士と個々に相対した時の想定が描きずらかったというのも本音だ。対談形式を設定した舞台裏はここにある。 「対談ですか? では、自分は藤井二冠を希望します!」 相手の設定は王将・渡辺明を含めてすべて「取材者一任」とボールを返投されていた中で、永瀬拓矢ただ一人が対談相手を希望した。そして、藤井聡太ももちろんそれを快諾。ペアリングに頭を悩ませていただけに、永瀬の快答と屈託のない笑顔が心強かった。 未知の病の流行で暗く停滞する日本中を明るく照らしたのは将棋界だった。 棋士たちの奮闘と勝ち星の行方は、誰をも過剰なほどに
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
9月27日(水)に第71期王座戦五番勝負第3局が行われ、挑戦者の藤井聡太七冠(21)が永瀬拓矢王座(31)に勝利しました。 これにより、シリーズの通算成績は藤井七冠の2勝1敗となりました。 永瀬王座は、角道を止めて雁木を採用しました。序盤の駆け引きについてYahoo!ニュースで解説していますので、以下のリンク先をご参照ください。 運命の一戦!永瀬拓矢王座と藤井聡太七冠、新たな戦術で火花散る ー第71期王座戦五番勝負第3局ー 永瀬王座は、7筋に転換した飛車を中心に据え、序盤で位を取った9筋から攻勢をかけました。永瀬王座としては、戦略通りで理想的な展開だったでしょう。 中盤以降も永瀬王座の指し回しは素晴らしく、藤井七冠は次第に追いつめられていきました。 中継映像では、藤井七冠は肩を落とし意気消沈している様子が伝わり、勝負の行方は決まったかのように思われました。 しかし、終盤で衝撃の逆転が起こり
10月11日、将棋界の全タイトル八冠を手中に収めた藤井聡太。その瞬間、盤を挟んで向かい合っていたのが永瀬拓矢王座だった。最後の砦となって立ちはだかった31歳は10歳年下の八冠への尊敬を隠さない。2人はどのように出会い、切磋琢磨してきたのか。その軌跡を観戦記者が振り返る。(全2回の第1回/後編は#2へ) 対局日の夜がいちばんありがたいです いつ頃からだろう。永瀬拓矢の取材を対局日の夜にするようになったのは。 棋士は本当に忙しくなった。いちばんの理由は将棋AIによる序盤研究で勉強時間が増大したことだ。オフを削ってパソコンに向かう者も増えており、研究合戦はピークに達しているようにも映る。「今は将棋が趣味じゃないと生き残れないと思う」と語ったのは、多趣味で有名な佐々木勇気だ(そう語る彼もトップのA級棋士なのだが)。だから棋士への後日取材のタイミングも気を遣う。大きな負担になってはいけない。 ある時
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
“王将リーグ”特集は3年目。2018年、第68期のテーマは「戦国」。2019年、第69期は「才能と努力」に定めた。 2020年。将棋界のみならず世界が大きく動いたこの年、第70期王将リーグ特集は「ニューノーマル」を主題とした。 時節柄センシティブな話題となり得る可能性もあるだけに、8人の棋士と個々に相対した時の想定が描きずらかったというのも本音だ。対談形式を設定した舞台裏はここにある。 「対談ですか? では、自分は藤井二冠を希望します!」 相手の設定は王将・渡辺明を含めてすべて「取材者一任」とボールを返投されていた中で、永瀬拓矢ただ一人が対談相手を希望した。そして、藤井聡太ももちろんそれを快諾。ペアリングに頭を悩ませていただけに、永瀬の快答と屈託のない笑顔が心強かった。 未知の病の流行で暗く停滞する日本中を明るく照らしたのは将棋界だった。 棋士たちの奮闘と勝ち星の行方は、誰をも過剰なほどに
永瀬拓矢王座が明かす藤井新名人の強さの源「引き出しが本当に多い。天才のカテゴリーのなかでも頭ひとつ、ふたつ違う」 藤井新名人誕生となった名人戦第5局を、藤井の研究パートナーであり、藤井が持たない唯一の称号「王座」を持つ永瀬拓矢王座(30)が解説した。スポーツ報知の取材に、藤井は何が強いのか、藤井に勝つためにはどうすべきなのか、王座を持つ者としての思いを語った。 永瀬は本局について「1日目は渡辺ペースなのかなと思ったのですが、2日目に入って徐々に藤井名人が力を発揮された。渡辺前名人が中盤から藤井玉に攻めかかったところを逆に藤井名人がとらえて、形勢を好転させた印象です。最後もぎりぎりなんですけど、あまり時間を使わずに指されていたので、藤井名人としてはある程度めどが立っていたのかなと思いました」と振り返る。 永瀬が藤井の研究パートナーとなったのは、藤井が14歳のころ。練習対局では、永瀬が、藤井が
九歳の誕生日、同居していた祖父から将棋の盤と駒をもらったのが、始めるきっかけになりました。祖父は孫とのコミュニケーションの道具として、将棋を思い付いたのでしょう。もの静かで優しく、放射線技師の仕事を引退後、老後の趣味としてたしなんでいたようです。 私もすぐに将棋に夢中に。平日は近所の将棋道場に通い詰め、週末は父の経営する川崎市内のラーメン店でお客さんに水を出す手伝いをした後、店の近くの道場へ行くようになりました。 父のラーメンは「家系」と呼ばれるとんこつしょうゆ味で、脂の量も調節してくれます。味付け卵やチャーシューも手が込んでいます。父のラーメンが一番好きです。父は研究熱心で、店で出すキムチの勉強をするため、本場の韓国まで行ったことも。私が十歳前後のころだったでしょうか。その後も十年おきぐらいに、一流とされるラーメン店に弟子入りのような形で修業に出て、家をしばらく空けることがありました。
永瀬王座は、努力する天才が集う将棋界にあって、人一倍研究に打ち込むことで知られる。そんな姿勢に“軍曹”の愛称で多くの将棋ファンを持つ。打ちひしがれてもおかしくない残酷な敗戦直後も、その姿勢を貫く立ち振る舞いには、感服するほかなかった。 10-0だったとしても、逆転負けがあるのが将棋 そんな永瀬王座の姿とともに同時に思い出したのは十数年前、筆者が棋士の取材をし始めた頃のこと。サッカー好きで知られる野月浩貴八段に「将棋の醍醐味・恐ろしさは何でしょうか?」と質問すると、こんな例え話をしてくれた。 〈サッカーで前半に2点を取って、追加点を挙げて3-0でアディショナルタイムに入れば“勝ち”が確定した状況ですよね。ただ将棋の場合、内容的にそれくらいの差……極端に言えば10-0だったとしても、一手間違えてしまえば逆転負けを喫することがあるのです〉 永瀬への拍手は八冠と同等かそれ以上 その逆転劇が将棋界の
永瀬拓矢 1992年9月5日、神奈川県生まれ。2004年、安恵照剛八段門下として奨励会入り。 09年、四段昇段。18年、第4期叡王戦で初タイトルを獲得。19年、第67期王座戦で王座を獲得し、以後4連覇を果たす。22年、敬愛し練習パートナーでもある藤井聡太に棋聖戦で挑戦し、1勝3敗で惜敗。豊富な練習量を誇り、対局以外のほとんどの日は他の棋士との研究会に充てている。将棋に対する厳しい姿勢から、「軍曹」の異名を持つ。粘り強い棋風の居飛車党で、最近は終盤の切れ味も増している。マンガとアニメ鑑賞が唯一の息抜き。 「最初の10局は自分が圧倒していましたが…」 藤井聡太に永瀬拓矢が挑む棋聖戦五番勝負が2022年6月3日に開幕した。20年5月現在、将棋界には3人のタイトルホルダーがおり、そのうちの藤井と永瀬がタイトル戦で顔を合わせるのは今回が初となる。将棋ファンが待ち望んだ番勝負が、ついに実現することにな
横浜市出身の永瀬拓矢さん(26)は、将棋の第4期叡王(えいおう)戦7番勝負で、高見泰地叡王(25)を4連勝で破り、念願の目標にたどり着いた。3度目の挑戦でつかんだタイトル。「ようやく結果を出すことができた。2度失敗しましたが、その経験と悔しさは無駄ではなかった」。群雄割拠の将棋界に新たな顔が登場した。 平成30年度は36勝9敗、勝率8割という抜群の成績を残し、余勢を駆って叡王戦の挑戦権をつかんだ。第1局の舞台は台湾の台北市。海外に出掛けるのは初めてで「パスポートを作ってうれしかった」と子供のような笑いを見せた。 対局相手は幼い頃からのライバル。「絶対に負けられない」との思いで臨んだ。苦しい展開となったが、持ち前の粘りで終盤に逆転。初戦勝利で流れをつかみ、一気に突っ走った。 将棋は6歳の頃、祖父から教えられた。夢中になり、16年、棋士養成機関の奨励会に入会。最終関門となる三段リーグに入った2
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
1.第34期竜王戦 挑戦者決定戦 三番勝負第34期竜王戦 挑戦者決定戦 三番勝負の概要、ルール、放送予定をお伝えします。 (1)概要■ 棋戦名 :第34期竜王戦 挑戦者決定戦 三番勝負 ■ 対局日 :2021年8月12日(木) ■ 対局相手:永瀬拓矢王座 ■ 対局場所:東京将棋会館 ■ 持ち時間:5時間 (2)ルール各組のランキング戦で勝ち残った棋士が本戦トーナメントで対局します。本戦トーナメントの決勝戦は三番勝負で争われ、勝者がタイトル挑戦権を獲得します。タイトル戦は七番勝負で行われます。 (3)放送予定■ AbemaTV ⇒将棋チャンネル ■ 将棋プレミアム ⇒こちら ※囲碁将棋チャンネルのインターネット配信サービス。月額990円(税込)。 (4)永瀬拓矢王座の紹介■ 棋士番号:276 ■ 生年月日:1992年9月5日(28歳) ■ 出身地 :神奈川県横浜市 ■ 師匠 :安恵照剛八段
9月21日。第5期叡王戦七番勝負第9局▲豊島将之竜王(30歳)-△永瀬拓矢叡王(28歳)戦がおこなわれました。10時に始まった対局は23時7分に終局。結果は111手で挑戦者の豊島竜王の勝ちとなりました。 豊島挑戦者はこれで4勝3敗2持将棋1千日手。長きに渡っておこなわれた叡王戦七番勝負の幕が下ろされるとともに、新叡王誕生となりました。 豊島? 強いよね「豊島竜王はなぜ藤井二冠に5連勝しているのか?」 筆者は最近、この質問を何度マスコミの方から尋ねられたかわかりません。 「それはやっぱり豊島さんが強いからでしょうね」 身も蓋もない言い方をすれば、そんなことになるのでしょう。 豊島挑戦者リードで迎えた終盤。永瀬叡王も手段を尽くして粘ります。そして観戦者からは、相入玉、持将棋の可能性もささやかれ始めます。振り返ってみれば、第2局、第3局ともに思わぬ展開から持将棋となりました。 しかし本局、豊島挑
2016年、23歳の永瀬拓矢六段は初めてタイトル戦の大舞台に立った。羽生善治棋聖との第87期棋聖戦五番勝負は、2勝1敗と追い込みながら第4、5局を連敗し敗退した。 私は第3局の副立会と、第4局の観戦記を担当したが、永瀬の対局姿が気になった。外からの日差しを気にして対局席の位置を変えさせるなど、神経質であまりにも余裕がなかったのだ。羽生はそれを見透かしたかのように、第4局では永瀬の矢倉に対し、古いタイプの急戦を採用し、第5局では後手で1手損角換わりと、経験が多い形に誘導した。永瀬はあと1勝まで迫りながら、先手番で連敗。初挑戦でのタイトル奪取はならなかった。 「藤井聡太四段 炎の七番勝負」で唯一藤井に勝利 永瀬は人生のすべてを将棋に費やしてきた。観戦記で取材したとき、「1月は対局と研究会が28日でした。正月三が日だけはVSの相手がいませんでした」と言われて、言葉を返せなかったことがある。それを
「今年の取材はいつ頃になりますか? 対談の相手は…」 まだ企画の原型が定まっていなかった夏の初め、永瀬からかけられたこの一言でバラバラだったパズルの外殻が固まった。 近藤は渡辺を。 豊島は糸谷を。 藤井は広瀬を。 そして永瀬は羽生を。 どれも「必然」のごとく、ぴたりとピースがはまっていく。それぞれの指名理由にもぜひ注目してほしい。 節目の70期を迎えた昨期の王将戦七番勝負は渡辺明と永瀬拓矢の激突となった。 「一局でも多く渡辺王将に将棋を教えていただきたい」――。 七番勝負期間中、永瀬は何度も何度も、繰り返しこの言葉を口にした。勝負を、勝利を渇望し、喜怒哀楽を爆発させた。 7つの永世位を持つ羽生善治は、まもなく27度目の王将リーグの舞台に立つ。 盤を挟まずに相対す稀な機会に、その眼差しは柔らかく温かい。 勝負の世界に身を捧げ大舞台を渡り歩く永瀬拓矢をもってしても、「憧れの人」を前にただカチコ
みなさま。 こんにちは(^^)♪ お元気でしょうか? 先日、将棋の永瀬拓矢王座のお父さんが経営しているラーメン「川崎家」榎町店に行ってきました。 川崎家に行くのは、3度目となります。 以前のブログは、こちらです。 hachi555.hatenadiary.jp なぜ、今回、川崎家に行く事になったかと言うと、AbemaTV将棋チャンネルのAbemaトーナメントで永瀬拓矢王座が、川崎家に行って「チーム川崎家、応援します。」と言うと、煮玉子がサービスで着いて来ると言ったからです(^^)/ 今年もこのキャンペーン(?)、楽しみにしていました。 今回は、お店の前に開店時間10分前に着きました。 こちらは、お店の前の写真です。 1年ぶりの川崎家、美味しいラーメンが食べれるので、開店するのが楽しみです。 開店と共にお店に入った我々は、「川崎家 人気ナンバーワン」の「くきわかめラーメン」を頼みました。 も
「今年の取材はいつ頃になりますか? 対談の相手は…」 まだ企画の原型が定まっていなかった夏の初め、永瀬からかけられたこの一言でバラバラだったパズルの外殻が固まった。 近藤は渡辺を。 豊島は糸谷を。 藤井は広瀬を。 そして永瀬は羽生を。 どれも「必然」のごとく、ぴたりとピースがはまっていく。それぞれの指名理由にもぜひ注目してほしい。 節目の70期を迎えた昨期の王将戦七番勝負は渡辺明と永瀬拓矢の激突となった。 「一局でも多く渡辺王将に将棋を教えていただきたい」――。 七番勝負期間中、永瀬は何度も何度も、繰り返しこの言葉を口にした。勝負を、勝利を渇望し、喜怒哀楽を爆発させた。 7つの永世位を持つ羽生善治は、まもなく27度目の王将リーグの舞台に立つ。 盤を挟まずに相対す稀な機会に、その眼差しは柔らかく温かい。 勝負の世界に身を捧げ大舞台を渡り歩く永瀬拓矢をもってしても、「憧れの人」を前にただカチコ
こんにちは(^^♪ 久しぶりに投稿します。 みなさま。 お元気ですか? オリンピック、楽しいですね。 侍ジャパンも金メダル取りましたね。 どの競技も、どの選手も素晴らしかったです。 多くの感動をありがとうございます。 いよいよオリンピックも、明日で終わりですね。 実は、オリンピックの野球のチケットが当たっていたのですが、 コロナの影響で無観客になり、見ることができなかったのは残念でした。 さて、今日は、 将棋の永瀬拓矢王座のお父さんの経営する「川崎家」に家族で行ってきました。 ABEMAで、永瀬王座が率いるチーム「川崎家」の動画を見て、どうしても「川崎家」のラーメンが食べたくなって、行く事にしました。 永瀬王座は、将棋の8つのタイトルの一つ、「王座」を獲得しています。 「川崎家」の場所は、京急川崎駅から徒歩9分のところにあります。 我々は車で行き、途中、大雨に見舞われ視界が悪かったのですが
将棋の藤井聡太七冠(21)=竜王、名人、王位、叡王、棋王、王将、棋聖=が11日、京都市「ウェスティン都ホテル京都」で指された第71期王座戦五番勝負第4局で永瀬拓矢王座(31)を後手の138手で破り、3勝1敗で王座を初獲得。タイトル戦番勝負で一度も敗退のないまま、前人未到の八冠完全制覇を達成した。これまで数々の記録を作ってきた藤井が、大きな頂にたどり着いた。 * * * * * 永瀬さんは中盤に入っても手厚く指し回し、リードを保ち続けました。理想的な展開で勝ちに近づいていました。ただ最後は変化が膨大すぎることもあり形勢も混沌(こんとん)。終わりの見えない展開になりました。 122手目△5五銀の局面では藤井玉に詰みがありました。ですが、その手も、金を打ちたいところで銀を打った。藤井さんの凄(すご)みを感じました。金は馬にもあてていて、迫ってる感じがするのですが、銀は何をしてもいいですよと万歳を
2023年の将棋界の一大ニュースといえば、藤井聡太「八冠」(21)の誕生である。その藤井と研究を共にし、タイトルを懸けて死闘を繰り広げたのが永瀬拓矢九段(31)だ。将棋観戦記者の大川慎太郎氏が、永瀬本人にインタビュー。激闘の記憶と、八冠が敗れざる理由を聞いた。 *** 【写真】はかまを着けた藤井聡太八冠の堂々たる歩き姿 「負けの痛みは思ったよりもありましたね。いや、猛烈な痛みと言ってもいいかもしれません。でもあまりに痛すぎて、感じなくなってきているような状況です」 光があれば影もあるように、勝者がいれば敗者が生まれるのが勝負の世界だ。最強棋士である藤井に喫した敗北を、永瀬は冒頭のように振り返った。 2023年10月11日、藤井が第71期王座戦五番勝負第4局で勝利して、将棋界初の八冠全制覇を成し遂げた。 「私には永瀬先生しかいませんから」 この王座戦五番勝負は、4連覇中の永瀬には名誉王座の永
第71期王座戦5番勝負を制し、色紙を手に笑顔を見せる藤井聡太八冠=11日午後10時43分、京都市で(潟沼義樹撮影) 将棋の永瀬拓矢王座(31)に藤井聡太七冠(21)=竜王・名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖、愛知県瀬戸市=が挑戦する第71期王座戦5番勝負の第4局が11日、京都市で指された。後手番の藤井七冠が138手で勝ち、シリーズ成績3勝1敗で王座のタイトルを奪取。史上初めて、八大タイトル独占を達成した。 将棋界のタイトル独占は、故升田幸三実力制第4代名人、故大山康晴15世名人、羽生善治九段(53)に次いで4人目。羽生九段は1996年に25歳で当時の七大タイトルを独占したが、2017年に「叡王」がタイトルに加わってから八冠を同時に保持した棋士はいなかった。
将棋の永瀬拓矢九段(31)が9日、藤井聡太名人・竜王(21)との死闘の末に失冠した王座戦五番勝負(8月31日~10月11日)の終幕から約1カ月が経過した現在の心境を語った。 8日午前10時から将棋会館(東京都渋谷区)で第82期名人戦・A級順位戦5回戦の広瀬章人八段(36)戦に臨んだ永瀬九段は、やや劣勢のまま突入した最終盤の競り合いを制して今期順位戦を3勝2敗で折り返した。終局は午後11時57分。感想戦が終了すると時刻は9日の午前1時を指していたが、朗らかな様子で取材に応じた。 史上初の八冠独占を目指した藤井名人の挑戦を受けた王座戦では第1局に先勝。タイとされた後の第3、4局はいずれも勝勢になったが、いずれも最後の最後に逆転負けを喫し、1勝3敗で王座のタイトルを失った。 「(王座戦を終えた後の1カ月で)驚いたことは2点あります。想像以上に堪(こた)えたことと、想像以上に立ち直りが早かったこと
1.第34期竜王戦 挑戦者決定戦 三番勝負第34期竜王戦 挑戦者決定戦 三番勝負の概要、ルール、放送予定をお伝えします。 (1)概要■ 棋戦名 :第34期竜王戦 挑戦者決定戦 三番勝負 ■ 対局日 :2021年8月30日(月) ■ 対局相手:永瀬拓矢王座 ■ 対局場所:東京将棋会館 ■ 持ち時間:5時間 (2)放送予定■ AbemaTV 8月30日(月) 09:30 〜 8月31日(火) 03:00 将棋チャンネル (3)永瀬拓矢王座のプロフィール■ 棋士番号:276 ■ 生年月日:1992年9月5日(28歳) ■ 出身地 :神奈川県横浜市 ■ 師匠 :安恵照剛八段 ■ 竜王戦 :1組(1組:4期) ■ 順位戦 :A級(A級:1期) ■ 今年度の成績 :10勝6敗(0.6250) ■ 過去の対戦成績 :藤井二冠の5勝1敗。
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く