愛知県の大村秀章知事(60)に対するリコール運動(解職請求)をめぐり、ネット上で「署名した人の個人情報が漏洩(ろうえい)する」といったデマが流れた問題に進展があった。発起人である「高須クリニック」の高須克弥院長(75)が、デマ情報を流布したとする著名人3人を、愛知県警に刑事告発し、ツイッター社にアカウントの凍結・停止を求めて通告したのだ。 「私たちは現在、愛知県と日本のために署名運動を行っているのに、極めて悪質な妨害行為というしかない」 高須院長は1日、名古屋市で開いた緊急会見でこう語った。 大村氏は、税金が投入された昨年の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」で、昭和天皇の写真をバーナーで焼き、その灰を足で踏みつけるような映像作品などの公開を認めた。高須院長は8月25日から、リコールの署名活動を始めている。 ところが、多数のフォロワー数を持つ著名人らが、「署名参加者の個人情報が漏洩する」とし