並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

41 - 75 件 / 75件

新着順 人気順

海洋生物の検索結果41 - 75 件 / 75件

  • ツツイカの「カモフラージュ能力」が水槽の掃除中に偶然発見される! - ナゾロジー

    イカは、周囲の環境色に合わせて擬態することで有名ですが、実はそのカモフラージュ能力が知られているのは、主に「コウイカ(cuttlefish)」というグループです。 もう一方の「ツツイカ(Squid)」では、そのような能力はいまだ報告されていません。 しかしこのほど、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究により、ツツイカでもカモフラージュ能力が確認されました。 実験室の条件下でツツイカの擬態がカメラで撮影されたのは、今回が初のことです。 研究の詳細は、2022年3月28日付で科学雑誌『Scientific Reports』に掲載されています。 Video Shows Off a Squid’s Unexpected Camouflage Skill For The First Time https://www.sciencealert.com/some-squid-show-incredi

      ツツイカの「カモフラージュ能力」が水槽の掃除中に偶然発見される! - ナゾロジー
    • たった1滴の海水に潜む幻想的な生命を捉えた写真集

      by Angel Fitor 体の大きいものから小さいものまで、海にはさまざまな生物が生息しています。水中環境を専門とするプロの写真家、アンヘル・フィトール氏が、1滴の海水に潜む生物を捉えた写真の数々を公開しました。 These Gorgeous Photos Capture Life Inside a Drop of Seawater | Science | Smithsonian Magazine https://www.smithsonianmag.com/science-nature/these-gorgeous-photos-capture-life-inside-drop-seawater-180981297/ 以下の写真はカイアシ類と呼ばれる甲殻類の生き物です。卵から成虫になるまでに、6つの幼生期と6つの幼体期を経て成長し、それぞれの段階で新しい脚が生えます。 by Ange

        たった1滴の海水に潜む幻想的な生命を捉えた写真集
      • 人工知能を使用してクジラと会話するプロジェクトとは?

        クジラは高い知能を持ち、独特の音を発して仲間同士でコミュニケーションを取ることが確認されています。「クジラの歌」と呼ばれるこの音をAIで解析し、クジラがどのようなコミュニケーションを行っているのかを解読して会話を試みるプロジェクトが、海洋学者や機械学習の専門家の手により進められています。 Are We on the Verge of Chatting with Whales? | Hakai Magazine https://www.hakaimagazine.com/features/are-we-on-the-verge-of-chatting-with-whales/ 2017年、ハーバード大学で行われた1年間の学際的交流「ハーバード大学ラドクリフ研究所フェローシッププログラム」で、クジラの歌を解読するプロジェクト「CETI(Cetacean Translation Initiati

          人工知能を使用してクジラと会話するプロジェクトとは?
        • 甲殻類がどんな進化をしてもカニのような形態に収斂してしまう「カニ化」(カーシニゼーション)という現象があるらしい「やはり旨くなるのかな?」

          超ジュラルミンおじさん(24) @ilovegrupan 「カニ」への進化を繰り返した甲殻類の系譜が明らかに! タラバガニがヤドカリに分類される理由 nazology.net/archives/84855 甲殻類の異なる種がそれぞれ独自にカニ化(収斂進化)してるの面白い。 「カニの形は最適解なのか、、」と思ったら脱カニ化してカニを辞めてる奴もいるらしく謎だ。 pic.twitter.com/VdKWzFpxbw 2022-07-29 08:28:16 リンク Wikipedia カーシニゼーション カーシニゼーション(英: carcinization)またはカニ化とは、カニに似ていない形態の甲殻類が、カニに似た形態に進化するという、収斂進化の一例である。 L・A・ボラダイルが "カニへ進化するための自然の試みの一つ" と表現し、進化生物学に導入したものである。多くのカーシニゼーションした甲

            甲殻類がどんな進化をしてもカニのような形態に収斂してしまう「カニ化」(カーシニゼーション)という現象があるらしい「やはり旨くなるのかな?」
          • アラスカの深海で悪魔のような目をもつ透明なイカが撮影される - ナゾロジー

            アラスカの深海には、まるで悪魔のような目をした透明なイカが生息していたようです。 米国海洋大気庁(NOAA)の海洋探査チームはアラスカ沖を調査中、奇妙な姿のイカを至近距離で撮影することに成功しました。 特徴的なその目と透明な体を持つこのイカはどのような生物なのでしょうか。 NOAAのYouTubeチャンネル「NOAA Ocean Exploration」でその詳細な姿を見ることができます。 Watch a see-through squid with demon-like eyes swim in Alaska’s deep waters https://www.livescience.com/animals/squids/watch-a-see-through-squid-with-demon-like-eyes-swim-in-alaskas-deep-waters Glass squ

              アラスカの深海で悪魔のような目をもつ透明なイカが撮影される - ナゾロジー
            • 19世紀のマッコウクジラが「捕鯨船の避け方」を共有していた可能性

              現代人はスマートフォンアプリやSNSを活用して、さまざまなニュースを共有しています。現代からさかのぼること約200年前の海では、クジラが群れの中で「捕鯨船を回避する方法を共有していた可能性が高い」ことが、19世紀の航海日誌をデジタル化して解析する研究により判明しました。 Adaptation of sperm whales to open-boat whalers: rapid social learning on a large scale? | Biology Letters https://royalsocietypublishing.org/doi/10.1098/rsbl.2021.0030 Sperm whales taught each other how to avoid 19th century whalers' harpoons | World News | Sky N

                19世紀のマッコウクジラが「捕鯨船の避け方」を共有していた可能性
              • 海藻で遊ぶ「ケルピング」がクジラの間でブームになっているとの研究結果、肌についた寄生虫を取るのに役立っている可能性も

                クジラやイルカ、シャチなど知能が高い海の哺乳類の間では、歌のはやりすたりがあったり、人間の船を破壊する遊びが流行したりしていることが報告されています。さらに、クジラの行動を撮影したSNSの投稿100件を分析する研究により、海藻を頭に乗せて転がしたり、胸びれでお手玉にしたりして遊ぶ「ケルピング」という行動が、クジラの間でブームになっていることがわかりました。 JMSE | Free Full-Text | What’s at Play: Humpback Whale Interaction with Seaweed Is a Global Phenomenon https://www.mdpi.com/2077-1312/11/9/1802 Playful whales can use seaweed as a hat – or exfoliant. This "kelping" behav

                  海藻で遊ぶ「ケルピング」がクジラの間でブームになっているとの研究結果、肌についた寄生虫を取るのに役立っている可能性も
                • クジラのヒレの中には「5本指の手」が残っていた 衝撃の写真を公開 - ナゾロジー

                  今日のクジラを見ると、かつてこの生き物が陸を歩いていたとは想像もつきません。 しかし、数千万年前のクジラは、4つ足の大型犬ほどのサイズで、地上を歩き回っていたのです。 デンマーク自然史博物館(Natural History Museum of Denmark)の生物学者であるマーク・D・シェルツ氏はこのほど、その名残を示す衝撃的なクジラの解剖写真をツイッター上で公開しました。 なんとクジラのヒレの中には、陸上時代を思わせる「5本指の手」が入っているのです。 ※以下に写真を掲載しています。かなり生々しいので、苦手な方はご注意ください。

                    クジラのヒレの中には「5本指の手」が残っていた 衝撃の写真を公開 - ナゾロジー
                  • ヒゲクジラは1600キロ先の仲間にも届く「発声システム」を進化させていた! - ナゾロジー

                    今から50年以上前、人類はクジラが歌うことを初めて発見しました。 それを機に、クジラにとっては「発声」こそが最も大切なコミュニケーション手段であることが明らかになっています。 特に広大な海で群れも作らずに暮らすシロナガスクジラは非常に大きな声で鳴き、何百キロも遠方まで歌を届かせることが知られています。 しかしハクジラの発声方法についてはこれまで研究でわかっていますが、シロナガスクジラのようなヒゲクジラはハクジラと同じ発声器官を持たないため、どうやって声を出しているのか不明でした 南デンマーク大学(SDU)の研究チームは今回、ヒゲクジラ類の標本を解剖することで、その謎を解き明かすことに成功しました。 またこの発声システムから考えると、ヒゲクジラたちの声は最大で約1600キロ離れた相手にも届くと予想されています。 研究の詳細は2024年2月21日付で科学雑誌『Nature』に掲載されています。

                      ヒゲクジラは1600キロ先の仲間にも届く「発声システム」を進化させていた! - ナゾロジー
                    • 【動画】危急種のナガスクジラ、1000頭の大群に遭遇した

                      見渡す限りの海面をナガスクジラの群れが埋め尽くし、その吐く息によって水平線はかすんでいた。 2022年1月、極地探検クルーズ船「ナショナル ジオグラフィック・エンデュアランス」号の乗客と乗員は、南極半島の近くでこの神秘的な光景に遭遇した。商業捕鯨によってナガスクジラが絶滅の危機に追い込まれてからは、観測されることのなかった規模の大群だ。(参考記事:「【動画】巨大クジラが300頭を超える「大宴会」、撮影に成功」) 「コロネーション島の北を航行していた私たちを出迎えたのは、信じられないような光景でした。水平線のあちらこちらでクジラたちが潮を吹き上げていたのです」と、動物学者のコナー・ライアン氏は語る。ライアン氏は、クルーズ旅行会社「リンドブラッド・エクスペディションズ」が運航する「ナショナル ジオグラフィック・エンデュアランス」号の専属博物学者でもある。 「近づくにつれ、私たちは、クジラたちが

                        【動画】危急種のナガスクジラ、1000頭の大群に遭遇した
                      • 非常に希少な「ピンクのマンタ」が写真に収められる、なぜピンク色なのかは不明

                        by kristianlainephotography オーストラリアのグレート・バリア・リーフの沖で、非常に珍しい「ピンク色のマンタ」が撮影されたと報じられています。 How did this rare pink manta, photographed in Australia, get its color? https://www.nationalgeographic.com/animals/2020/02/pink-manta-ray-australia-rare/ Startling New Photos Reveal The World's Only Known Pink Manta Ray https://www.sciencealert.com/photographer-takes-incredible-new-images-of-the-only-known-pink-ma

                          非常に希少な「ピンクのマンタ」が写真に収められる、なぜピンク色なのかは不明
                        • タコの睡眠サイクルは人間に似ていることが判明、「夢」を見ている可能性も

                          タコは無脊椎動物でありながら非常に発達した神経系を持っており、高い知能を持っていることが知られています。そんなタコの睡眠サイクルを研究したところ、タコも人間と似たような睡眠サイクルを持っていることが判明し、寝ている間に「夢」を見ている可能性もあると研究者が報告しました。 Cyclic alternation of quiet and active sleep states in the octopus: iScience https://www.cell.com/iscience/fulltext/S2589-0042(21)00191-7 Octopuses have two alternating sleep states, study shows | EurekAlert! Science News https://www.eurekalert.org/pub_releases/20

                            タコの睡眠サイクルは人間に似ていることが判明、「夢」を見ている可能性も
                          • 健康なサンゴ礁の音を水中スピーカーで流すと損傷したサンゴ礁が再生することが判明

                            熱帯の外洋に面した海岸でよく発達するサンゴ礁は、近年地球温暖化や乱獲、水質汚染などの影響で深刻な喪失の危機にひんしています。アメリカ・マサチューセッツ州のウッズホール海洋研究所に勤めるナデージュ・アオキ氏らの研究チームが、損傷したサンゴ礁に対し健康なサンゴ礁で録音した音を聞かせると、サンゴの発育状況が改善したことを報告しました。 Soundscape enrichment increases larval settlement rates for the brooding coral Porites astreoides | Royal Society Open Science https://royalsocietypublishing.org/doi/10.1098/rsos.231514 Playing thriving reef sounds on underwater speak

                              健康なサンゴ礁の音を水中スピーカーで流すと損傷したサンゴ礁が再生することが判明
                            • 「親指の生えたイルカ」が見つかる!怪我ではなく本物の親指と呼べるもの - ナゾロジー

                              親指の生えたイルカに遭遇!親指をもつイルカは今年7月、ギリシャ本土とペロポネソス半島に挟まれたコリント湾にて発見されました。 コリント湾にはイルカが豊富に生息しており、マイルカ(学名:Delphinus delphis)、ハナゴンドウ(学名:Grampus griseus)、スジイルカ(学名:Stenella coeruleoalba)など複数種のイルカが共存しています。 PCRIの研究チームによると、親指をもつイルカはスジイルカだったとのことです。 コリント湾に生息するイルカ。左上:マイルカ、右上:スジイルカ、左下:ハナゴンドウ、右下:バンドウイルカ / Credit: Pelagos Cetacean Research Institute(youtube, 2023)幸いにも、このイルカは至って健康で病気やケガの兆候もなく、泳ぎも上手で、みにくいアヒルの子のように仲間はずれにされている

                                「親指の生えたイルカ」が見つかる!怪我ではなく本物の親指と呼べるもの - ナゾロジー
                              • 凍らないし光る!血液中に不凍液が流れる珍しい魚が北極圏で発見される : カラパイア

                                自然界に存在する光る生き物(生物発光)には目がない私だが、とてつもなくレアな魚が北極圏で発見された。 グリーンランド沖の氷山を掘削していた科学者が、緑と赤に光る魚を発見したのだ。光るだけでなく、極寒の海の中でも凍らないのである。 この魚は「Liparis gibbus」というクサウオ属の仲間で、「不凍化タンパク質の遺伝子が最高レベルで発現した魚」であるという。

                                  凍らないし光る!血液中に不凍液が流れる珍しい魚が北極圏で発見される : カラパイア
                                • 数々の死闘を切り抜けてきた。ホホジロザメの体に刻まれた無数の戦いの傷跡 : カラパイア

                                  頭から尻尾にいたるまで、無数の傷が生々しく残るホホジロザメの泳ぐ姿をとらえた映像が公開された。 「白い死神」とも呼ばれるホホジロザメの天敵は、「海の覇者」シャチである。知能の高いシャチは氷の下からの奇襲、群れでの協力、挟み撃ちなど、高度な狩りの技術を持っており、狙われたらひとたまりもない。ホホジロザメと言えども例え逃げられたところで無傷では済まされないのだ。 他にも海には圧倒的な驚異的存在がある。それはほかならぬ人間だ。人間が仕掛けた罠にかかったり、船を駆動させるスクリューなどに巻き込まれたらやはりただでは済まされないだろう。

                                    数々の死闘を切り抜けてきた。ホホジロザメの体に刻まれた無数の戦いの傷跡 : カラパイア
                                  • 視覚が極端に発達した白亜紀の奇妙なカニの生態 - ナゾロジー

                                    2005年南米コロンビアのアンデス山脈で非常に奇妙な姿をしたカニの化石が発見されました。 それは約9500万年前白亜紀に生息していたと考えられる、非常に大きな目とオールのような脚を持った甲殻類で、2019年にイェール大学の研究チームにより新種として登録が行われました。 その生物は「Callichimaera perplexa(カリキマエラ・ペルプレクサ)」と名付けられています。 今回、米国イェール大学(Yale University)とハーバード大学(Harvard University)の古生物研究チームは、この奇妙な古代のカニの特徴の1つである大きな目を分析した新しい研究結果を報告しました。 それによると、カリキマエラの目は異常に高い光学特性を持っていたことがわかり、視覚に頼った捕食者だったと示されています。 研究の詳細は、科学誌『iScience』に2022年1月に掲載されています。

                                      視覚が極端に発達した白亜紀の奇妙なカニの生態 - ナゾロジー
                                    • タコをMRIにのせて種ごとの脳構造の違いを調査 - ナゾロジー

                                      タコはとても知能が高く、認知機能は一部の小型哺乳類に匹敵すると言われています。 しかし、タコの生態と中枢神経系との関連性については専門家の関心も高く、研究が進んでいるにもかかわらず、その知識のほとんどは、沿岸部に棲むマダコから得られたものです。 そこで、クイーンズランド大学(University of Queensland・豪)の研究チームは、深海およびサンゴ礁に分布する各種のタコの脳を比較。 その結果、タコの脳構造は、住んでいる場所や習慣によって大きく異なることが明らかになりました。 夜行性か昼行性か、単独か社会的かでもガラリと変わるようです。 研究は、11月18日付けで学術誌『Current Biology』に掲載されています。

                                        タコをMRIにのせて種ごとの脳構造の違いを調査 - ナゾロジー
                                      • 【現代初の絶滅】泳げない海水魚ハンドフィッシュが公式に「絶滅認定」される! - ナゾロジー

                                        愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、本サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味は映画鑑賞で、月に30〜40本観ることも。 高等学校での理科教員を経て、現職に就く。ナゾロジーにて「身近な科学」をテーマにディレクションを行っています。アニメ・ゲームなどのインドア系と、登山・サイクリングなどのアウトドア系の趣味を両方嗜むお天気屋。乗り物やワクワクするガジェットも大好き。専門は化学。将来の夢はマッドサイエンティスト……?

                                          【現代初の絶滅】泳げない海水魚ハンドフィッシュが公式に「絶滅認定」される! - ナゾロジー
                                        • シャチがロープに絡んだクジラを助ける瞬間が目撃される - ナゾロジー

                                          今月10日、オーストラリア南西のブレマー湾(Bremer Bay)にて、ロープに絡まって弱っていたザトウクジラをシャチの群れが助ける瞬間が目撃されました。 普通、両者は食い・食われるの関係として知られ、シャチは群れでクジラを狩って捕食します。 しかし今回見られたのは、シャチがロープをほどいてクジラを助けるという真逆の行為。 意図的に助けたとは言えないものの、これは初めての観察例とのことです。 Watch an Orca Pod Free a Humpback Whale From a Coil of Rope, Possibly Saving Its Life https://www.sciencealert.com/a-pod-of-orcas-freed-a-humpback-whale-from-a-coil-of-rope-possibly-saving-its-life Pod

                                            シャチがロープに絡んだクジラを助ける瞬間が目撃される - ナゾロジー
                                          • 小さなイカは「恐竜絶滅の直後に」急激に種を増やしたことが明らかに - ナゾロジー

                                            ダンゴイカ(Bobtail squid)とミミイカ(Bottletail squid)は、ともにダンゴイカ目(Sepiolida)に属する小さな頭足類です。 体長1〜8センチ足らずですが、採集が簡単で、繁殖も早く、大量に飼育できることから、実験用のモデル生物としても扱われています。 大型のイカやタコと同じように高い知性を持つとされますが、意外にもその進化の歴史はあまり知られていません。 しかし今回、国際研究チームの調査により、ダンゴイカとミミイカは、約6600万年前の恐竜絶滅後に一挙に種を増やし、繁栄し始めたことが分かりました。 研究は、6月29日付けで科学誌『Communications Biology』に掲載されています。 Diversity of tiny bobtail squid driven by ancient biogeographic events, finds new

                                              小さなイカは「恐竜絶滅の直後に」急激に種を増やしたことが明らかに - ナゾロジー
                                            • カニに催眠術をかけ、サメの目を欺く。イカの驚くべき擬態能力 : カラパイア

                                              イカやタコなど、頭足類のスペックが半端じゃないということは、カラパイアの読者ならみんな知っているはずだ。 あんなにおいしくなければ人間という最大の天敵から逃れられたのにと思うと、複雑な気持ちになるが、今回はコウイカ科の中でも世界最大種とされるコブシメの登場だ。 イカの中でも最上級の擬態能力を持つコブシメは、カニに催眠術をかけ動かなくなったところを捕食するという驚くべきスキルをもっている。 更に天敵であるサメの目を逃れる為に、周りの景色と同化するように擬態し、一瞬にして消え去るというのだ。

                                                カニに催眠術をかけ、サメの目を欺く。イカの驚くべき擬態能力 : カラパイア
                                              • 世界最大の光る脊椎動物は「発光する深海サメ」だと判明、巨大なサメがわざわざ光る理由とは?

                                                by Mallefet et al., Front. Mar. Sci., 2021 エサとなる魚をおびき寄せるために頭部の突起を光らせるチョウチンアンコウなど、海の生き物はしばしば生物発光により体から光を発することが知られています。ニュージーランド沖で見つかった深海性のサメの研究により、生物発光を行う脊椎動物としては最大の種が特定されました。 Frontiers | Bioluminescence of the Largest Luminous Vertebrate, the Kitefin Shark, Dalatias licha: First Insights and Comparative Aspects | Marine Science https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fmars.2021.633582/full We

                                                  世界最大の光る脊椎動物は「発光する深海サメ」だと判明、巨大なサメがわざわざ光る理由とは?
                                                • 真っ白のクジラ、今年も元気に泳いでいた!(オーストラリア) : カラパイア

                                                  1991年に、オーストラリアの海で初めて目撃された神々しい白さを持つザトウクジラの“ミガルー”。 毎年1年に1度の移動の時期になると、東海岸から北へ向かうザトウクジラの群れの中にミガルーがいるのが捉えられているが、今年も元気に泳いでいる姿が目撃された。

                                                    真っ白のクジラ、今年も元気に泳いでいた!(オーストラリア) : カラパイア
                                                  • 三葉虫には「三叉の角」を持ちカブトムシのようにバトルしていた種がいた! - ナゾロジー

                                                    愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、本サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味は映画鑑賞で、月に30〜40本観ることも。 以前はKAIN名義で記事投稿をしていましたが、現在はナゾロジーのディレクションも担当することに。大学では電気電子工学、大学院では知識科学を専攻。科学進歩と共に分断されがちな分野間交流の場、一般の人々が科学知識とふれあう場の創出を目指しています。 Unique trilobite trident could be the oldest evidence of male sexual combat https://phys.org/news/2023-01-unique-trilobite-trident-oldest-evidence.html Analysis of ‘prong

                                                      三葉虫には「三叉の角」を持ちカブトムシのようにバトルしていた種がいた! - ナゾロジー
                                                    • まるでチューバッカみたいな全身モフモフの新種カニを発見! - ナゾロジー

                                                      まるでチューバッカみたいな、全身モフモフの新種カニが発見されました。 西オーストラリア博物館(Western Australian Museum)の発表によると、本種は、カイカムリ科(Dromiidae)というグループに属するスポンジ・クラブ(Sponge crab)の一種とのこと。 スポンジ・クラブは、その名の通り、海綿(Sponge)を集めて、自分の体に合うようにハサミで剪定し、それを身につけてカモフラージュを行います。 ただ、ここまで全身モフモフのスポンジ・クラブは、過去に前例がないそうです。 研究の詳細は、2022年4月28日付で科学雑誌『Zootaxa』に掲載されました。 New sponge crab species found off WA coast named after Charles Darwin’s research boat https://www.abc.net

                                                        まるでチューバッカみたいな全身モフモフの新種カニを発見! - ナゾロジー
                                                      • 複数の個体が連結してあらゆる方向への「ジェット推進」を可能にしたクラゲ! - ナゾロジー

                                                        クダクラゲ目の一種「シダレザクラクラゲ(学名:Nanomia bijuga)」は、十数個あるベルのような器官を使って、水中を遊泳します。 その泳ぎ方は、ベルの中に取り込んだ水をポンプのように噴出して前進力を得る、いわゆる「ジェット推進」です。 しかもそれぞれのベルは個別に制御され、すべての動きを同期させることも、あるいはバラバラに機能させることもできます。 米オレゴン大学(University of Oregon)の研究チームは今回、この2種類の異なる泳ぎ方を詳しく調査。 その結果、2つの泳ぎ方は「速度」と「エネルギー効率」の面で違いがあり、その時々のニーズに合わせて使い分けられていることが確かめられました。 この発見は、水中遊泳型のソフトロボットの設計や開発に役立つと期待されています。 研究の詳細は、2022年11月28日付で科学雑誌『PNAS』に掲載されました。 What this j

                                                          複数の個体が連結してあらゆる方向への「ジェット推進」を可能にしたクラゲ! - ナゾロジー
                                                        • 1億年前の共生かたる希少な化石 二枚貝に隠れたエビ3匹

                                                          古代の二枚貝の中に残っていた、化石化した3匹のエビのうちの1匹。(PHOTOGRAPH BY SCHOOL OF ENVIRONMENTAL AND RURAL SCIENCE, UNIVERSITY OF NEW ENGLAND) およそ1億年前、恐竜が陸上をかっ歩していたころ、3匹の小さなエビが「家を探し」に出かけた。捕食者に見つからない隠れ家を求めていたのだ。でも、安全なシェルターとなるサンゴはない。困ったエビたちは大きな二枚貝を隠れ家にすることにした。幅が25センチほどもある居心地のよさそうな貝だったからだ。エビは貝に入り身を落ち着かせたが、不幸なことに貝に泥が押し寄せてきた。安全なシェルターのはずだった我が家は、一瞬のうちに彼らの墓へと変わった――。 それから、時は流れて2016年、オーストラリア人農夫がこの二枚貝を発見した。二枚貝は中に体長約3センチのエビ3匹を入れたまま化石化

                                                            1億年前の共生かたる希少な化石 二枚貝に隠れたエビ3匹
                                                          • 「ブタ面のサメ」が見つかる

                                                            イタリアで珍種のサメが死体で漂流していたのが発見され、その風貌が「ブタに似ている」とSNSで話題を呼んでいます。 Sailors 'creeped out' after finding animal with body of shark and face of pig - Mirror Online https://www.mirror.co.uk/news/weird-news/sailors-creeped-out-after-finding-24943440 ‘Pig-faced Shark’ Discovered in Italy Leaves Sailors Baffled. Pictures are Viral https://www.news18.com/news/buzz/pig-faced-shark-discovered-in-italy-leaves-sailors-

                                                              「ブタ面のサメ」が見つかる
                                                            • メガロドンに致命的な攻撃を受けたと思われるマッコウクジラの化石が発見される : カラパイア

                                                              約2300万年前から350万年前にかけて、海には史上最大級の強力な捕食者が存在した。絶滅種のサメ、メガロドンだ。 太古の海では、ハクジラ類最大のマッコウクジラといえども、メガロドンの脅威とは無縁でいられなかったようだ。 米ノースカロライナ州で新第三紀(約2300万年前から250万年前)の物と思われるマッコウクジラの歯の化石が発見された。そこには巨大なサメのものと思わしき歯形が残っていたのである。 『Acta Palaeontologica Polonica』(8月9日付)に掲載された研究によると、それは巨大ザメがマッコウクジラと争った痕跡で、そのサメこそがメガロドンである可能性があるという。

                                                                メガロドンに致命的な攻撃を受けたと思われるマッコウクジラの化石が発見される : カラパイア
                                                              • 左右で目の大きさも色も違うオッドアイ深海生物「イチゴイカ」の高画質映像! - ナゾロジー

                                                                米モントレーベイ水族館研究所(MBARI)は、先月24日、カリフォルニア沖で珍しい深海イカが見つかったと報告しました。 正式名称は「カリフォルニアシラタマイカ(学名:Histioteuthis heteropsis)」といいますが、鮮やかな赤い皮膚と、そこに散りばめられた無数の黒い斑点から、通称・イチゴイカ(strawberry squid )として親しまれています。 しかし、それ以上に注目すべき特徴は、目が右と左でまったく違うことです。 片方は普通の小さな黒い目であるのに対し、もう片方は大きな緑色の目をしています。 なぜ左右で目が違うのか、また、何のために形の違う目を持っているのでしょうか? Weird-eyed strawberry squid spotted in ‘twilight zone’ off California’s coast https://www.livescien

                                                                  左右で目の大きさも色も違うオッドアイ深海生物「イチゴイカ」の高画質映像! - ナゾロジー
                                                                • まるで「宇宙船」のような新種の深海クラゲを発見! - ナゾロジー

                                                                  まるで「宇宙船」のような新種の深海クラゲが発見されました。 今回、米カリフォルニア州・モントレー湾水族館研究所(MBARI)のチームが新種として記載したのは、カムリクラゲ目(Coronatae)の「アトゥーラ(Atolla)属」に分類されるクラゲです。 アトゥーラが分布するのは、水深1000〜4000mの漸深層(ぜんしんそう)で、太陽光の届かない領域であるため、別名・ミッドナイトゾーン(midnight zone)とも呼ばれます。 報告によると、今回の新種の記載には約15年を要したとのことです。 研究の詳細は、2022年3月16日付で科学雑誌『Animals』に掲載されています。 Scientists discover a new species of deep-sea crown jelly in Monterey Bay https://phys.org/news/2022-04-sc

                                                                    まるで「宇宙船」のような新種の深海クラゲを発見! - ナゾロジー
                                                                  • 漁師が発見した「エイリアンみたいな透明な生物」がSNSで話題に! - ナゾロジー

                                                                    愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、本サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味は映画鑑賞で、月に30〜40本観ることも。 以前はKAIN名義で記事投稿をしていましたが、現在はナゾロジーのディレクションも担当することに。大学では電気電子工学、大学院では知識科学を専攻。科学進歩と共に分断されがちな分野間交流の場、一般の人々が科学知識とふれあう場の創出を目指しています。 Fisherman Catches Bizarre Alien-Like, Transparent Sea Creature With Black Eye, Countless Legs or Teeth [Watch] https://www.sciencetimes.com/articles/41751/20230109/fisher

                                                                      漁師が発見した「エイリアンみたいな透明な生物」がSNSで話題に! - ナゾロジー
                                                                    • 迫り来る巨大な触手!メキシコ湾でダイオウイカの泳ぐ姿の撮影に成功(米研究) : カラパイア

                                                                      ヨーロッパに伝わる巨大頭足類の怪物伝説「クラーケン」のモデルとなった生物と言えば、そう、ダイオウイカだ。 今回、深海の暗闇をうごめくダイオウイカの生きている姿が、メキシコ湾では初めて撮影されたそうだ。 撮影に挑んだのは、アメリカ海洋大気庁(NOAA)海洋探査研究局のチームで、場所はニューオリンズから南東に160キロの地点の、深度759メートルの深海だ。 このあたりの古い地図にはしばしば怪物が描かれ、船乗りに注意を促しているものがある。まさしくクラーケンの正体なのかもしれない。

                                                                        迫り来る巨大な触手!メキシコ湾でダイオウイカの泳ぐ姿の撮影に成功(米研究) : カラパイア
                                                                      • 水深800メートルでうごめく「巨大イカのムービー」がまるでホラー映画のよう

                                                                        メキシコ湾の水深759mで、巨大なダイオウイカが10本の足を広げるその瞬間が撮影されました。生きた巨大イカがアメリカの海中で撮影されたのはこれが初めてとのことですが、その映像はホラー映画さながらとなっています。 Journey into Midnight: Light and Life Below the Twilight Zone: Mission Logs: June 20: NOAA Office of Ocean Exploration and Research https://oceanexplorer.noaa.gov/explorations/19biolum/logs/jun20/jun20.html Haunting Video Shows a Giant Squid Emerge From The Darkness in The Gulf of Mexico https

                                                                          水深800メートルでうごめく「巨大イカのムービー」がまるでホラー映画のよう