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渡辺千賀の検索結果1 - 14 件 / 14件

  • 米政界を揺るがすQアノンの正体は2ちゃんを乗っ取ったジム・ワトキンズ?

    Photo by Markus Winkler on Unsplash なんということでしょう。アメリカの政治を揺るがす陰謀論Qアノンの中核「Qアノン」は、2ちゃんねるを西村博之氏(以下「ひろゆき」)から乗っ取ったジム・ワトキンズの可能性が濃厚らしいのであります。 誰が言っているかというと、Qアノン(というオンライン上のペルソナ)が活動していた8chanの創設者、フレデリック・ブレナン。 長くなってしまったので目次: Qアノンとは2ちゃんねる・4chan・8chanの関係2ちゃんをめぐる「ひろゆき」vs ジム・ワトキンズの戦いジム・ワトキンズの8chan獲得Qアノンというオンラインペルソナの登場とジム・ワトキンズの野望ナチスドイツとQアノン (9/25追記 このポスト自体が根拠のない陰謀説と言ってる人たちがいる。確かに末尾に書いてある情報ソースまでたどり着かない人も多いと思うのではじめに書

      米政界を揺るがすQアノンの正体は2ちゃんを乗っ取ったジム・ワトキンズ?
    • コロナウィルスは武漢で始まった時から超凶悪だった

      WHOの中国調査団 チームリードのDr. Bruce Aylwardの2時間に渡る独自記者会見。2月25日とずいぶん前のものだが、どれだけコロナが恐ろしい病気か今見ても意味があると思うので以下大事なところを抜き出して列記。この調査団によって書かれたWHO-China Joint Mission Reportも公開されている。記者会見もレポートも3月5日のコロナウィルス 怖いからもリンクしたが、多分2時間見るのはパラノイアの私くらいでしょう。 ちなみに私はこの会見を見て、コロナに対する恐怖が著しく増大し、AmazonでPPE(医療用手袋・防護服・ゴーグル)をオーダーしてしまったのだが、よく考えたら基本どこにもいかないから必要ないので、地元の病院に寄付。「なんで世界中の人がトイレットペーパー買い占めに走るのか」という疑問が世間に渦巻いているが、たぶんこれは「やばい、でも自分でできることがない」

        コロナウィルスは武漢で始まった時から超凶悪だった
      • ソフトバンクは大丈夫なのかと(頼まれもしないのに)心配する今日この頃

        Jp Valery WeWorkのCEOがついに辞職に追い込まれそうだが、一方で噂が高まりつつあるのが、投資したビジョンファンド側の進退である。 ビジョンファンドは、1000億ドルというこれまでと二桁違うレベルのベンチャーファンドということで驚嘆された。しかしさらに驚くべきことに、そのうち4割はなんと優先株で調達しているのである。4割の投資家には、投資事業が儲かろうが儲からなかろうが毎年7%の配当を出さなければならない。ベンチャーキャピタル業界の常識を覆すハイリスクなファンドである。 「数千億円規模の売上があるレイトステージのベンチャーが未公開のまま多数存在するのは今だけの特殊事情。この状態が続いている間に優良ベンチャーに多額の投資をするアービトラージのチャンス!」 ・・・・と思ったかどうかは知らないが、ビジョンファンドは2017年から2年かからずに10兆円を投資しつくした。すごいですね。

          ソフトバンクは大丈夫なのかと(頼まれもしないのに)心配する今日この頃
        • アメリカのコロナウィルス対応とリスクに対応するには計画が必要なことについて

          風邪をひくと2ヶ月治らない渡辺です。風邪といっても咳が出るのとだるいだけで熱が出るわけでもなく、咳は薬で止められるんですが、今回は日本から帰国後また咳がひどくなって3日間ほど家庭内隔離してました(前後の状況から全く意味はないけれどなんとなく。)でも明日がちょうど2ヶ月目なのでそろそろ完治するはず。皆さんにおかれましてはお元気ですか。 ++++ さて、そんな風邪とは全く異なるCOvid 19、コロナウィルスに対して、アメリカは異常な厳戒ぶりである。 その施策はたとえば: 武漢やダイヤモンドプリンセスからの国内引き上げには旅客機ではなく貨物機を利用 最初の武漢からの引き上げでは、一旦他の州から隔絶されたアラスカ州アンカレッジに着陸して感染者はそこで隔離・入院、さらに軍用基地に着陸し、飛行機格納庫を利用した隔離施設に収容 ダイヤモンドプリンセスからの引き上げは、カリフォルニアとテキサスの病院併設

            アメリカのコロナウィルス対応とリスクに対応するには計画が必要なことについて
          • ピケティも暗号通貨もわかるようになるラクラク浸透圧勉強法

            Photo by Lee Campbell on Unsplash 「全く新しい分野を習得したい」「対象領域が体系化されておらず何から手をつけていいかわからない」といった時に非常に力を持つ勉強法、それは「大量に聞くこと」。 要は大量の情報に触れているうちにだんだん全体像が浮かび上がってきて、その全体感がわかった上で個別の項目に戻って深掘りすると「ああそういうことね」というのが簡単にやってきやすくなる、ということ。「大量の情報」に触れればなんでもいいので、大量に本を読むのでも良いのだが、よくわからないことを理解する上で「聞く」という方法特有のメリットがある。 なんといっても「読む」のは意志の力が必要だが「聞く」ではひたすら耳から流し込むことを強制しやすい。特に「全然わからないこと」に関してはこの特質が威力を発揮する。ジョギングしながら、庭仕事をしながら、料理しながら、掃除しながら、子供の髪の

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            • 年間1.8兆円をコンテンツ制作にかけるNetflixのカルチャー

              Photo by Mollie Sivaram on Unsplash Netflixのトップのリード・ヘイスティングスがビジネススクールの教授と共著したNetflixの社内意思決定・人事方法の本、No Rules Rulesが昨日出版された。ヘイスティングスは地味な人なのであまり知られていないが、現在のシリコンバレーのトップの中でも異彩を放ち、かつ歴史に残る名社長だと思う。それほど長い本ではないので、本日聴き終わりました。 (余談ながら私の情報収集は最近すべからく音声。ポッドキャスト+オーディオブック。英語は音にすると単位時間あたりの情報量が日本語より多いこともあって、2〜3倍速くらいで聞けば(私が)読むスピードとあまり変わらないし、たるいところは聴き飛ばせばいい。それ以上に、聴きながら別のことができるのが素晴らしい。) Netflixは「いつでも好きなだけ休暇が取れる」という「no v

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              • フィクション:コロナウィルス 流行から2年後の世界

                Photo by Clay Banks on Unsplash (以下フィクションです。) 「千葉でサーフィンしてたら波に巻かれちゃってさ」 タイキが頬の擦り傷を指差しながら顔をしかめて言った。 「擦り傷って痛いよねー」 リコが携帯をチラチラと見ながら笑った。 ゼミ仲間で集まるのは久しぶりだ。 居酒屋のこじんまりした部屋では、不釣り合いに大きな空気清浄機がゴォーと音を立てている。最近の居酒屋はどこもみんなこういうカラオケボックス風の個室が並ぶ作りだ。 個室のドアが開いて、フード付きの全身ツナギに透明なプラスチックのフェイスシールドをしたウェイターの姿が見えた。ずいぶん前に頼んだドリンクがやっときたようだ。ウェイターは、ビニールの手袋をした手でテーブルの隅においてあったいくつかの携帯を押しやると、グラスが乗ったトレーをおき、さっと身を引いてすばやくドアを閉じた。 ウェイターはタイキやリコのよ

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                • コロナウィルス怖い

                  私はとんでもなく臆病者で、常に最悪のケースを考えている。 例えば、ホテルに泊まる時は必ず非常口を確認する。ドアまで行ってみるだけではなく、その非常口の外側がどうなっているのかも実際に入って確認する。「非常口を開けたら非常階段」と思っている方も多いと思うが、ほとんどの場合、備品置き場の小部屋があってシーツやらタオルやらが積まれていたりする。そしてそこにもう1つドアがあって、その先に非常階段がある。何でそんなところまで確認するかというと、「火事の時はあっという間に煙が充満して、床に近いところしか見えなくなる」、そして「過去の火災の動画などを見るに、火元に近い場合に逃げる時間は最大1分程度しかない」と想定しているからである。(もちろん、ちゃんとした耐火設計だったらそんなことはないと思うが、耐火設計の度合いを試すために火をつけてみるわけにもいかない。) 先日も、いつもの通り日本のとあるホテルで非常

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                  • オンラインで個人情報がどれくらい取られているかわかるBlacklightとは

                    Photo by Leon Seibert on Unsplash Facebook・インスタグラムの広告は過去5ー6年の間に3段階進化を遂げた。 欲しいと言ったり書いたりしたものが出てくる欲しいと心の中で思ったものが出てくる欲しいと思う前に出てくる 私の場合、ここ数年インスタグラムの広告に出てくるものをちょくちょく買っていることもあって、最近はFacebookやインスタの広告に出てくるものは「Facebookのお勧めならきっと私が気にいるものなのだろう」と、やや半信半疑でも買ってしまうこともあるくらい(何でも返品可能だし)。 なんでこんなにFacebookは私の好みを知っているかというと、もちろん、私がFacebook上で誰とつながっているか、特にその中のどの人とメッセージをやりとりしているか、誰のポストをLikeしているかなどからフレンドグラフ(人的繋がりのネットワーク)を見ているから

                      オンラインで個人情報がどれくらい取られているかわかるBlacklightとは
                    • 戦後の闇市状態のPPE・人工呼吸器の世界争奪戦、そしてモサド

                      Photo by Quino Al (以下、4/21のtweetのまとめ) 日本でも無いと大騒ぎのマスクだが、もちろん世界でも無い。そして修羅の国もびっくりな争奪戦が世界のあちこちで繰り広げられている。 ドイツはスイスが輸入したマスクの出荷をブロック、一方でドイツに輸送中のマスクはタイの空港で飛行機から飛行機への積み替え中にアメリカが横取り。 アメリカはさらに国内でも、国・州・病院が相互に争っている。アメリカだけで世界の感染者の 1/3〜1/4 がいる状態でそんなことしてる場合ではないのだが、「医療機器、PPEの確保は州が自分でやれ」と大統領が公言していることもあり、国に横取りされるのを恐れた州や病院はマスク等を秘密裏に取り寄せようと画策している。 ■マスク争奪戦の例 マサチューセッツ州は、3月だけで300万枚のマスクが国に奪取され、アメフトチームPatriotsのプライベートジェットを直

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                      • 脳内BGMとテスラの自動運転

                        Ayoub Rai 最近知って驚いたのが、どうも他の人の頭の中ではBGM が演奏されないらしい。 私の脳は「今起こっていること」に適した音楽が勝手に流れる仕様になっている。 たとえば、料理でもするか、と思うと、3分クッキングのテーマ音楽が ♪ チャララッラッラッラッラッ チャララッラッラッラッラッ と鳴り出す。 せっかくホテルのバレーパーキングを安く予約したのに、カードキーを忘れてしまった(=携帯アプリがないと車が動かないが、スマホをバレーの人に預けるわけには行かないので絶体絶命)。そんな時には、サザエさんの主題歌が、 ♪ 財布を忘れて 愉快なサザエさん みんなが笑ってるー と流れて、つい一人で笑ってしまう。 また、以前、インドネシアの人里離れたダイビングリゾートで、船に上がってくると熱いおしぼりを渡してくれる、といういたせりつくせり、夢のようなところがあったのだが、その時は大瀧詠一の「カ

                          脳内BGMとテスラの自動運転
                        • 100兆円のElon経済圏

                          Photo by SpaceX on Unsplash Elon Muskが5月13日に 「TeslaはBitcoinでの支払い受付をやめる。なぜならBitcoinは環境によくないから」 とTweetしたことでBitcoinの価格急落が始まり、$51,000から5月19日には一瞬$30,000まで下落した。 しかしその2時間後にElon Muskが「Teslaはダイヤモンドハンド」、続けて「Master of Coin(TeslaのCFOの正式役職)のおかげ」とtweetしたこともあって下げ止まった。Teslaは2月に$1.5 billion分のBitcoinを購入したことを発表しているが、これは売らない、ということであろう。(ただしTeslaは1Qの終わりに$272 million分のBitcoinを売却している) 「💎 🙌 」は、Gamestopで話題になったRedditのWall

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                          • Facebook・インスタ広告の調教方法

                            Photo by Alex Haney on Unsplash Qアノン関連アカウントは全て禁止、と今日発表して「3年遅いよ」と批判轟々のFacebookですが、そのパーソナライゼーションは恐ろしいほど。しかしながら「みんなパーソナライズされた楽しい広告を見ているようなのに自分のFB・インスタの広告はつまらない」と思っている人もいるのではないでしょうか。 さて、そんなあなたなのために、「FB・インスタ調教方法」をリストアップしてみました。私のFB・インスタは何年もかけて既に素敵なオンラインショップに育てたので今更リセットしたくないのですが、試した方はその後どうなったか教えてください。 現在の状態を消す Facebookのad settingを調整 自分のトップページの右上の下向き三角からSettings & Privacyを選び、そこからさらにSettingsを選ぶ ↓ 左のサイドバーをス

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                            • 家改善に燃えるロックダウン中のアメリカ

                              Photo by Roselyn Tirado on Unsplash アメリカ(の多くの都市圏)では3月からずっとロックダウンが続いている。 「ロックダウン」とまで呼ぶのはちょっと言い過ぎでそれなりに出かけることはできるがいろいろな行動が制限された状態である。しかしその「制限」の内容は、多分日本の方の想像を超してハードコアだ。スーパーや小売は、店内に入れる人数が制限され、それを超すと入り口の外で6フィート(約2メートル)間隔で待たされる。我が家の近くのスタバは、長らく「店舗に入れるのは1人だけ」だったが最近「5人まで」になった。それを超したら、注文済みの人も含め外で待つ。最近では行列ができそうな店の外には6フィートおきに地面にマークがかいててある。レジを待つ際も同じく6フィート間隔で、店内の床にマークがある。みんな真面目にやっている。 私の家のあるサンタクララ・カウンティという行政区は、

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