10日の夕方、台風の影響で停電していた千葉県市原市の住宅で、66歳の男性が熱中症の疑いで死亡しました。取材に応じた男性の妻は「台風の影響でクーラーがつかなかった。自分にもっとできたことがあったのではないかと思うと悔しいです」と涙ながらに話しました。 今月9日の未明、停電によって部屋の中が真っ暗になりクーラーが使えなくなると、芳満さんは寝室のベッドの上で、顔を真っ赤にして滝のような汗をかいていたといいます。 起床後、経営する隣の宿泊施設の事務所で過ごしていましたがクーラーも効かず暑かったため、自宅に戻りこの日は主にベッドに横になって過ごしていました。 停電は翌日も続きました。 うのさんによりますと、9日の夜から10日朝にかけて室内は30度以上になっていたといい、目を覚ました芳満さんは大粒の汗をかきながら「氷水が飲みたい」と訴えたということです。 うのさんは氷と飲み物を買うためスーパーやコンビ