北海道ではクマの出没が相次いでいますが、空知の奈井江町では地元の猟友会が町から要請を受けてもクマの駆除に参加しない方針を明らかにしました。報酬などで折り合いがつかなかったということです。 北海道猟友会砂川支部奈井江部会・山岸辰人部会長:「やっぱりヒグマは相手が違う。鉄砲持っているからって、米軍の特殊部隊相手にするようなもんだよ。この条件ではちょっとやってられない」。 怒りをあらわにするのは、猟友会の奈井江部会のトップ山岸辰人さん。去年、奈井江町ではクマが20件目撃されていて、ゴルフ場に出没した際には町から要請を受けて猟友会の山岸さんらが出動したといいます。 山岸辰人部会長:「100%ボランティア無償で」。 環境省によりますと、道内のクマの捕獲数は2014年度は555頭だったのが昨年度は1422頭に。ここ10年で3倍近くに増えています。 奈井江町は、去年市街地にクマが出たことを受け、先月、猟
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で多くの飲食店が休業している北九州市の繁華街で、ねずみの大群が出没しています。ねずみの駆除業者は休業で餌が少なくなったことなどから、活発に活動をしているのではないかと指摘しています。 映像を見た全国のねずみ駆除業者などで作る協議会の谷川力委員長によると、生ゴミなどが主食のドブネズミと見られ、ふだんはビルとビルの間の狭い空間や植え込みの中にいるということです。 また、ねずみが増えているわけではなく、人通りが減って警戒心が低くなっていることに加え、飲食店の休業で餌が少なくなったことから人前に現れ、活発に活動しているのではないかと指摘しています。そして、餌を求めて住宅街などに活動範囲を広げることも懸念されるということです。 谷川委員長は「世界中でこのような事例が増えている。繁華街に定着していたねずみが住宅地に広がるおそれがあるのか調べていきたい」と話しています。
コードネーム「OSO(オソ)18」、別の名を「忍者グマ」と呼ばれる最凶ヒグマをご存じか。3年前に北海道で発見されて以降、65頭もの乳牛を殺傷しているシリアルキラーだ。神出鬼没で酪農などへの被害も深刻。なんとか退治しようと闘う地元民の前に立ちはだかるのは、意外にも同じ“人間”たちだった。北の大地で今、何が起きているのか。その実態に迫る現地ルポである。 【写真を見る】「OSO18」とされるヒグマ 巨体を思わせる足跡に注目 *** 「この目でOSOを一番最初に見ました。クマは自分より高いところにいる動物を強いと認識するらしく、自分とクマの位置が逆だったら、ほぼ間違いなく死んでいたと思います」 奇しくもクマを見下ろす格好だったゆえ、九死に一生を得たと振り返るのは、北海道標茶(しべちゃ)町の酪農家・高橋雄大さん(35)。2019年7月に、彼が最凶ヒグマと遭遇して以降、確実にOSOと断定できる個体を目
全国各地でクマによる被害が相次いでいる。秋田県内で今年に入りクマに襲われるなどしてけがをした人は24日時点で57人で、これまでで最も被害が多かった年の3倍近くに上っている。全国でも少なくとも160人以上が被害に遭っており、国が統計を取り始めて以降最も被害の多かった3年前を上回り、過去最多を更新している。一方、今月5日に秋田県美郷町の作業小屋に立てこもったクマ3頭が駆除された際には、全国各地から苦情や批判の声が殺到し、大きな物議を呼んだ。人が安全な生活を営むためにクマを駆除するのはいけないことなのか。支部長が実際に現地まで足を運び駆除に抗議したという環境保護団体「日本熊森協会」の森山まり子名誉会長に、クマと人が共存するための方法を聞いた。(取材・文=佐藤佑輔) 【写真】人とクマの共存は可能か…飼い主とじゃれ合うクマの姿 一般財団法人日本熊森協会は1997年、兵庫県西宮市で設立された。元中学校
日本各地で相次いで報告されているクマによる被害。22日は岐阜県や山形県でけが人が出ました。 クマに襲われてけがをするなど、被害にあった人の数をNHKがまとめたところ、今年度はこれまでに17の道府県で少なくとも160人にのぼり、国が統計を取り始めて以降、最も多かった3年前の158人を上回る被害となっていることがわかりました。 例年、クマが冬眠に入る12月ごろにかけて各地で被害が相次いでいることから、国や自治体などが対策の徹底を呼びかけています。 環境省によりますと、ことし4月から先月までにクマによる被害にあった人の数は合わせて109人に上っています。 その後、10月に入ってからの被害について、NHKが各地域局の取材をもとに集計したところ、被害にあった人は少なくとも51人で、環境省の9月までの集計とあわせると17の道府県で160人に上っています。 これは、環境省が統計を取り始めて以降、最も多い
キョンは住宅地にも出没し、家庭菜園を食い荒らす=千葉県自然保護課提供 「ギャー」と悲鳴のような不気味な声で鳴き、農作物の食害などが問題になっているシカ科の特定外来生物「キョン」が、房総半島を北上している。繁殖力が強いために、駆除に取り組む自治体も拡大を止めきれない状況で、すでに利根川を越えた茨城県内でも見つかっている。地元の猟師らは駆除したキョンの有効活用方法を提案して、キョンの阻止を訴えている。 【写真】「くくりわな」で捕らえた「キョン」はこちら * * * 「この地域には、キョンがいっぱいいる。人間より出合うんだから」 太平洋に面した千葉県いすみ市。地元の石川雄揮さん(46)に連れられていった竹林で、体長70センチほどのキョンがうずくまっていた。脚には、くくりわなに使った細いワイヤが巻きついていた。 キョンは日本のシカより小型で、中国東南部や台湾に生息する野生動物だ。本来は日本
ここ10年で、千葉県内の推定生息数が3倍に爆増しているキョン。住民への被害もあり、自治体は駆除が急務となるなか、動物保護派からのクレームも少なくない。そして、ついに千葉県がキョン対策に本腰を入れた。 〈画像〉捕獲したキョンは有効活用。千葉県内のジビエ専門店で売られているキョンカレー 「人ではなくキョンの市にしたらどうか」というびっくりクレームもキョンの見た目は確かにかわいらしい。まるでバンビのようで、つぶらな黒い瞳をしている。千葉県いすみ市に別荘を持ち、ここで週末だけ過ごすという60歳の女性は言う。 「娘や息子家族が遊びに来たときにバーベキューをしていると、キョンが現れることがあるんです。小さな孫たちはそれを見て喜ぶし、キョンはこちらから近づかなければ逃げないので、微笑ましく見てるんですよ」 しかし、かわいいだけではない。 「キョンは昼夜とわず現れて庭の花もみかんの葉も食べちゃうから、庭が
岩手県内ではことしブナの木にほとんど実がついてない状況となっています。ブナの実はクマの主要なエサとされていることから人里などにエサを求めて近づくクマが多くなるおそれがあるとして、県は警戒を呼びかけています。 林野庁東北森林管理局は、毎年秋にブナの実り具合を調べていて、ことし岩手県は2年前の2021年以来の「大凶作」と判断されました。 岩手県内の24か所で調査が行われ、このうち「ごくわずかに実がついている」が1か所、それ以外は「まったく実がついていない」とされました。 ことしは調査が行われていない福島を除く東北の5県すべてで「大凶作」と判断されています。 ブナの実はクマの主要なエサとされていて大凶作となったことしはクマがエサを求めて人里に近づくおそれがあります。 岩手県は、山に入る人に向けて事前に出没情報や被害情報を確認することや単独ではなく、複数で行動すること、鈴やラジオなど音の出るものを
メガソーラーは山林を切り開いて設置されることが多い。(写真:GYRO PHOTOGRAPHY/アフロイメージマート) メガソーラーと言えば、再生可能エネルギーの雄として全国に建設が進む。だが、その裏で不都合な真実も見えてきた。 森林破壊に景観悪化、地滑り・土砂崩れ、反射光……いくつもの問題が指摘されている。そこに新たな問題が浮上した。 「メガソーラーの敷地が、シカの餌場となり、ゴキブリホイホイのごとくシカを引き寄せています。繁殖している気配もあります」 そう指摘するのは、認定鳥獣捕獲等事業者TSJの仲村篤志さん。千葉県君津市に建設された総面積50haにも及ぶメガソーラーで、敷地内に出没するシカの捕獲に従事したのだという。 すると4か月で100頭以上も捕獲された。それも経験の少ない人に仕掛けさせた罠である。捕獲率を考えると、その数倍のシカがいるに違いない。 ちなみに君津市のシカ捕獲数は、これ
日本熊森協会にドングリ等を送り、山に運んでもらうという活動が、2004年頃から継続的に行われています。関西圏のヴィーガンカフェ等でどんぐりを受付け、協会に送るという間接的な活動もあるようです。 2020年は、特にクマが人里に出没する件数が多く、連日補殺される等の哀しいニュースが流れてきます。なんとかしたいと私も思いますし、実際にその気持ちを行動に移したいと、せめてドングリを拾って届けたいと考えておいでの方もいらっしゃると思います。 しかし、それは本当にクマのためになる行動でしょうか? 「かわいそうだから」「飢え死にしてしまうから」という気持ちも、「クマに餌をやる」という行動になってしまうと、結果的にクマを苦しめてしまう(殺されるクマを増やしてしまう)ことにつながります。 クマを助けたいというやさしい気持ちを否定するものではありませんが、クマのためにはなりませんし、誰かを傷つけてしまうかもし
住宅街に連日出没したクマを駆除した札幌市に対し、道内外から300件以上の意見が寄せられています。その多くが、クマを駆除した対応に対し批判的な内容だということです。 これについて、札幌市には14日と15日の2日間で道内外からおよそ310件の意見が寄せられています。 寄せられた意見の多くは「なぜクマを駆除したのか」「麻酔で眠らせて山に返すことはできなかったのか」といったクマを駆除した対応に対し、批判的な内容だということです。 一方、クマが出没した地域に住む人からは「もっと早く駆除することはできなかったのか」といった意見も寄せられていて、クマを駆除した対応への賛否が分かれています。 これに対し、札幌市は「クマが人に慣れてきて住民が襲われる危険があった。麻酔では効果が出るまでの間、興奮して暴れてけが人がでるおそれもあり、駆除の判断をした。今後、電気柵を設置するなどクマを駆除しなくてもいいような対策
はじめに 2020年6月17日に「新潟県南魚沼市の山中にクマの親子3頭が放たれていた」というニュース動画が配信されました。このクマの親子は、2019年12月に同市市街地の診療所内で冬眠に入ろうとしていたところを麻酔銃で捕獲されたもので、かけつけた日本熊森協会が市に放獣を提案、協会が預かり三条市で一時的に飼育していました。この3頭が、5月上旬に南魚沼市の山中に放たれていたという内容です。この配信記事は投稿の翌日に削除されました。 7月現在、本件については熊森協会の公式HPやブログ、会員向け会報等で確認することができるのみで、同協会の努力により新潟県で唯一放獣が成功した事例として、チャリティサイトなどでも自らの成果として紹介されています。 しかし削除された配信記事中では、南魚沼市役所が「住民の合意を得たうえで放すことを考えていた」「放獣は協会の独断で行われ、遺憾」とコメントしており、協会が喧伝
1日午前6時半すぎ、福島県会津若松市の中心部で頭から血を流して倒れている女性が発見され、その後死亡が確認されました。警察は当初クマに襲われた可能性があるとみて調べていましたが、現場の状況などから、車が関与した疑いが強まり、ひき逃げの疑いもあるとみて捜査しています。(1日午後1時50分に記事を更新しました。) ▼【画像を見る】女性は市内中心部にある住宅街の駐車場に倒れていた 警察などによりますと、1日午前6時35分ごろ、会津若松市旭町で近くに住む女性から「駐車場で頭から血を流して女性が倒れている」と消防に通報がありました。 発見した男性「私が見たときは意識が無くて呼吸が止まっていた。駐車場から入って2~3メートルのところ(に倒れていた)」 倒れていた女性は、近くに住む無職・石山貞(さだ)さん(88)で、心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、およそ1時間後に死亡が確認されました。石山さんの顔
読売新聞オンラインは10月28日、「クマ駆除の秋田県に『お前も死んでしまえ』など抗議電話殺到…佐竹知事『業務妨害です』」との記事を配信した。クマの駆除に反対する人が県庁や市役所などに電話をかけてきて、常軌を逸した抗議を行う「カスタマーハラスメント(カスハラ)」が横行、北海道や東北各地の自治体や関係団体に多大な被害をもたらしている。 【写真を見る】1位は北海道ではなかった!「クマ捕獲数・都道府県ランキング」 *** 読売新聞の記事では、秋田県庁にかかってきた抗議電話の内容が紹介されている。《「クマを殺すなら、お前も死んでしまえ」「お前らみたいな能力のないやつがなぜ県庁で働いているんだ」》というもので、文字通りの暴言だ。 県自然保護課は抗議電話の件数を集計していなかったが、10月6日から1週間、《鳥獣保護管理チームの電話5台は鳴りっぱなしの状態》になった。「クマがかわいそう」という駆除反対の意
謎多いニホンオオカミの素性がわかってきた。 ニホンオオカミは、日本列島(本州、九州、四国)に生息し、100~120年前に絶滅した(最後に確認されたのは、1905年奈良県の東吉野)。これまで大陸に住むハイイロオオカミの亜種とされていたが、詳しい系統はわかっていなかった。 総合研究大学院大学(神奈川)を中心とする研究チームは、各地の標本から9頭のニホンオオカミの遺伝子情報を取り出して解析し、他種のオオカミやイヌ属の動物と比べた研究が「bioRxiv」に発表された。 The Japanese wolf is most closely related to modern dogs and its ancestral genome has been widely inherited by dogs throughout East Eurasia それによると、ニホンオオカミは他のオオカミとは遺伝的に
東北地方を中心にクマによる被害が相次いでいますが、東京都内では2023年度、町田市や八王子市、それに奥多摩町など多摩地域でクマとみられる動物の目撃やふんの発見のほか、捕獲されたといった情報が寄せられており、11月30日までにあわせて161件となっています。 2022年度の同じ時期の11月30日(177件)までと比べて16件少なくなっていますが、目撃などの情報が多い場所に行く際は、クマ鈴を付けて鳴らすなどの対策をしっかりしてお出かけください。 東京都によりますと、都内では2023年度、多摩地域で、クマとみられる動物の目撃やふんの発見のほか、捕獲されたといった情報が寄せられており、11月30日までにあわせて161件となっています。 これは2022年度の同じ時期の11月30日までの177件と比べて16件少なくなっています。 地域別では、奥多摩町が66件と最も多く、次いで檜原村が23件、八王子市が
クマの出没や人身被害が全国で増える中、長野県は大量出没した際に新たに「警報」を発令する方針を示した。県は原則、人や農作物に被害を与えたクマ以外は、捕獲しても駆除せずに人の怖さなどを学ばせて山に返す「学習放獣」を行っているが、「警報」が出たときは捕獲・駆除を優先させるとしている。 【画像】捕獲されたクマを山に返す 全国で相次ぐクマの被害2023年度、全国で相次いだクマの目撃や人的被害。長野県内でも1月末までに前の年の倍近い1401件の目撃があった。 人身被害は11件12人に上り、2023年10月には飯山市でわなにかかったクマに襲われ、男性が死亡する事故も起きた。 こうした状況を受け、県は専門家などとクマ対策を検討している。 2月13日の会合で県が示したのが、大量出没した際、新たに「警報」を発令すること。発令した場合、捕獲・駆除を優先させる。 「学習放獣」長野県は全国最多県は原則として、人や農
クマの駆除に対する執拗(しつよう)なクレームが、全国で問題になっています。 ハンターの男性は、報酬など自治体からの支援が少なすぎる現状に「命がけでそんな馬鹿げたことをやってられるか」と苦言を呈しています。 【画像】クマ討伐隊「パートに命かけられない」OSO越えクマも【詳細版】 ■「野生生物と社会」学会…緊急声明を発表 アナウンス:「この地区において、クマが目撃されています」 緊張した雰囲気に包まれた秋田県の大館市。クマがいるのは、カキの木の上です。親子なのでしょうか、2頭のクマがカキを食べています。 警察:「上がってる人、危ない」 2頭のクマは20時間以上、登り降りを繰り返していたといいます。何度か爆竹を鳴らし続けると、クマの姿は見えなくなりました。 過去最悪のペースで広がるクマ被害。自治体では駆除など対策に追われています。 しかし、先日も番組が伝えたように、クマの駆除を巡っては、自治体に
クマを駆除した行政などに対して、「殺すな」と抗議の電話が殺到しています。行政に30件電話を掛けたという人物が取材に応じました。 【画像】クマ駆除に抗議電話30件…女性を直撃「人の責任だ」秋田知事「感情論多い」【詳細版】 ■抗議した女性「悪者じゃない」「人の責任」 自治体に抗議した女性:「当たり前のように馬鹿みたいに(クマが)来たら殺す。それしかできないのっておかしい。みんな野生の生き物って、癒やしてるわけじゃない。クマは怖い汚い恐ろしいというイメージを植え付けられている。悪者じゃないよ、そう思わない?」 「人間がクマのテリトリーを侵している」とテレビ朝日に意見を寄せたのは、北海道や秋田など複数の自治体にクマの駆除について抗議の電話を掛けたという女性です。今回、番組は直接話を聞きました。 自治体に抗議した女性:「もう数え切れないです、(抗議電話は)30件くらい」 過去最多を更新し続ける、クマ
しげた @shigettashigeta これだけ衝突してもあいつら生きてるし逃亡するやつもいる 何年か前に2tダンプではねたやつも逃亡してった(そしてしげたは始末書を書かされた twitter.com/akiakiakira117… 2023-10-18 11:02:00 hito hamahatsu @HHamahatsu 鹿は怖い 暗い夜道の真ん中に立ってでかいお鹿🦌がこちらをゆっくり目が光り、キューブレーキ‼️何度か兵庫と岡山の県境の山の中で体験怖かった🥶 知り合いはこの通りの一発で廃車に😭 twitter.com/akiakiakira117… 2023-10-18 10:00:03
北海道と本州で相次ぐクマの出没と被害について、「野生生物と社会」学会は12日、要因や対策などに関する緊急声明を出した。自治体などに電話をしつこくかけて捕獲への抗議を続けるような行為については「かえって共存を妨げる」として、対策の必要性への理解を求めた。 【写真】頭に突き刺さったヒグマの牙「もうだめだ」生還を果たした猟師の秘策 環境省のまとめでは、2023年度は10月末時点でヒグマとツキノワグマによる人身被害は180人で、統計を取り始めて以来最多。死者も5人に上り、その後も被害が続いている。 声明ではこの秋の大量出没について「直接の要因は、ブナ科堅果類(どんぐり)の大凶作」としつつ、これまで数年おきに大量出没はあり、その規模も大きくなってきたと指摘。過去10年ほどの間に個体数が増えたり、分布域が広がったりして、市街地の近くにすむクマも増え、集落の放置されたカキなどに味をしめたことや、00年以
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北海道ではクマの出没が相次いでいますが、空知の奈井江町では地元の猟友会が町から要請を受けてもクマの駆除に参加しない方針を明らかにしました。報酬などで折り合いがつかなかったということです。 北海道猟友会砂川支部奈井江部会・山岸辰人部会長:「やっぱりヒグマは相手が違う。鉄砲持っているからって、米軍の特殊部隊相手にするようなもんだよ。この条件ではちょっとやってられない」。 怒りをあらわにするのは、猟友会の奈井江部会のトップ山岸辰人さん。去年、奈井江町ではクマが20件目撃されていて、ゴルフ場に出没した際には町から要請を受けて猟友会の山岸さんらが出動したといいます。 山岸辰人部会長:「100%ボランティア無償で」。 環境省によりますと、道内のクマの捕獲数は2014年度は555頭だったのが昨年度は1422頭に。ここ10年で3倍近くに増えています。 奈井江町は、去年市街地にクマが出たことを受け、先月、猟
全国各地で出没が相次ぐクマ。人が襲われる被害も起きており、自治体は駆除など対策に追われているが、駆除をめぐり、自治体には「クマを殺すな」などと苦情が寄せられている。 【写真】北海道中を恐怖の渦に叩き落とした「最凶クマ」OSO18の「最期の姿」 前編記事『「夜道を歩くときは気をつけろ」「お前も死ね」最凶ヒグマ「OSO18」駆除ハンターが受けた「ヤバすぎる誹謗中傷」』でも紹介したように、執拗な抗議は自治体だけではなく、命をかけてクマに対峙するハンター個人にも向けられ、彼らを苦しめている。 北海道東部の標茶町などで牛66頭を襲ったヒグマ「OSO18」を追い続けてきた北海道猟友会標茶支部の後藤勲支部長は憤る。 「『クマを殺すな』と主張する人は、クマによる被害に苦しむ自治体に暮らして自分の目で実態を見てほしい」 2021年度に駆除や狩猟などで捕獲されたヒグマの個体数は1056頭。記録が残っている19
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